今倉山 - まさか丹沢で藪漕ぎすることになろうとは・・・
- GPS
- 11:12
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,639m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 11:13
07:18 尾根取り付き
08:25 P911からの尾根合流
08:40 林道出合い
09:46 ブドウ岩ノ頭
10:09 P1108
10:47 菜畑山(ランチ) 11:52
12:21 水喰ノ頭
12:48 P1360
13:15 今倉山(東峰)
13:36 御座入山(今倉山西峰)
13:58 西ヶ原ノ台
14:39 パラジマノ頭
15:17 エビラ沢ノ頭
16:15 猿焼山(東峰)
16:43 棚沢ノ頭
18:06 下山完了
18:11 駐車場所
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<スタート 〜 ブドウ岩ノ頭> 登山道ではありません。 極めて薄い踏み跡が部分的にありますが、地図読み必須です。 一部、ヤブ漕ぎがあります。 途中、林道を越えますが、越えてからの再取り付きは、崩落防止用金網を登ることになるので、注意を要します。 <ブドウ岩ノ頭 〜 今倉山(西峰)> 一般登山道のため省略。 <今倉山(西峰) 〜 下山場所> こちらも登山道ではありません。 踏み跡が部分的にありますが、地図読み必須です。 まず、下降地点が分かり辛いです。山頂標示板から西へ10mくらい移動した北側をよーく見れば獣道のような下降点が見つかります。目印があったかどうかは未確認。 下降直後も、時期的なこともあって超薄い踏み跡は厚い草に覆われ見失いがちです。所々に黄テープが木に巻いてあります。 小屋がある西ヶ原ノ台から猿焼山(東峰)までは、割と明瞭な踏み跡がありました。 猿焼山(東峰)から棚沢ノ頭までは、薄い踏み跡がありますが、そこから下山場所までは、なぜかノートレースでヤブ漕ぎ覚悟です。 尾根末端は多くの場所が、崩落防止の鉄柵がありますが、左(西)に伝っていけば降りられる場所があります。 いずれにしろ、棚沢ノ頭以降のルートはお勧めできません。 |
写真
感想
梅雨の貴重な晴れ間の今日は、ちょっとマイナーなイメージがある(と私が勝手に思っている)道志北側の唐沢尾根を、これもマイナーな北側から周回するというルートを画策しました。
今回のレコのエリアは丹沢としましたが、他の人の記録を見ると、富士御坂としている人もいて、判断に迷いました。異論がある人もいるでしょうが、ご了承ください。
上り下りに利用した尾根は、一応実績があるので、少し安心して歩きましたが、危険な場所こそないものの、草木のいわゆるヤブが意外に多く、距離や標高差以上に疲れました。特に下山の尾根では、下りと思えないほどの急登があり、下山中だと思い込んでいる頭と体には本当に辛かった。
2週間ぶりの山行ということもあってか、翌日の足腰はボロボロです。
下山後半では時間も押していて、木の間を縫いながら、2か月前に奥多摩の茅倉尾根をヘッ電で歩いた時のことを思い出しました。このまま日没を迎えたら、あの時と同じじゃん、と思いながら尾根末端に辿り着くと、あの時と同じ崩落防止の鉄柵があったのですが、日没前だったので妙にホッとしました。
唐沢尾根では、菜畑山から今倉山の間で一組(二人)のハイカーとすれ違いました。それと今倉山から下山しようとしている時に、二十六夜山方面から来る人(たぶん単独)が、30mくらい先で立ち止まって地図を広げていたのを見かけました。今日見かけたのはこの三人だけです。2週間ぶりに晴れた週末にしては少ないなぁと思いました。やっぱりこの辺はマイナーなんでしょう。
それにしても今日は、非常用としてのロープや雨具は別にして、無駄なものをいっぱい持って行ってしまった。
まず、ガスバーナー。無駄にするつもりは無かったんだけど、新品のガスカートリッジがセットしてもガスが出ず、食後のコーヒーを飲むことができなかった。残念。ただ、幸運にもランチをカップ麺ではなく蕎麦にしていたので、昼飯抜きにならずに済みました。
次に、少々厚手のレジャーシート。昼寝用なのですが、コースタイムを見てわかるように、昼寝などできる余裕がこのルートのどこにあるのか。相変わらずの計画の甘さ。しかもザックの後ろに括りつけているので、まぁよく木に引っ掛かること。
そして、簡易チェア。これは使わないことも多いんだけど、レジャーシートと両方はいらないんじゃないかと。それと、これもザックのサイドポケットに差しているので、やはり木の枝などに引っ掛かるし。
夏はどうしても水の量が増えます(2.5リットル)。着替えも冬より持ちたいので、ガスバーナーも詰めるとザックは結構厳しい。今は32リットルのザックだけど、40リットルくらいが必要なのかも、と思い始めています。
何はともあれ、今回も何とか、本当に何とか事故なく下山できましたが、この調子では茅倉尾根の再現は時間の問題かもしれません。(ただ正直なところ、事故になる寸前のギリギリ感を求めている自分もいたりしますが。)
せめて、所要時間をもう少し慎重に見積もり、リスキーであっても15時頃には下山するような計画にすべきだろうと、少し真面目に考えてはいます。
コメント
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あの黄色い木の実は、キイチゴ(黄苺)です。
モミジイチゴ(紅葉苺)ともいいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4
私は、6月13日の山行で、赤い木苺と黄色い黄苺とが混在する道を通りました。
野生の果実の中では、美味しい方だと思います。
勿論、商業用に栽培されているフルーツとは比較になりませんが。
suge_gasaさん、こんばんは。
「・・・イチゴ」だとは思いました。
子供の頃に食べたような気がしたので、普段は口にすることなど無いのですが、何故か躊躇なく食べてしまいました。根拠のない記憶では、もっと甘さがあった気がしたのですが。。。
それにしても、あんな完熟の状態で食べられずに残っているなんて、珍しくないんでしょうかね?
食べられると知っている木の実が増えると、もっと山も楽しくなるかもですね。
コメント、ありがとうございました。
kinoesさん こんばんは
御座入山直下の藪の中の踏み跡は、自分のようです
御座入山の到着時間は自分の方が2分早く着き、二十六夜山に向かったのですが、せっかくだから東峰も踏んでおくかとまた戻ってきたのです。地図も広げていたような・・・・
(コースタイムを見ていたのです。往復1時間かかるのでやめましたが)
当日は青のシャツに青のザックでした。
当日kinoeさんからいただいたGPSをつけていたこともあり、御座入山直下の藪の中で
「kinoeさんに会うとしたらこういう場所なんだろうなぁ〜」と思っていました。もし自分が途中で5分程休憩をしていたら、まさにあの場所でお会いしていましたね。そしたら熊に遭遇した以上に驚いていたでしょう
山って理屈では説明できない不思議なことが、色々起こりますね
warutepoさん、
何ということでしょう。
私は、御座入山の下降地点を発見した後、いつもなら下山に向けてハイカットの靴紐を最上段まで結び直すのですが、ほぼ同時に人影を見たので、急いでヤブに突入してしまいました。
と言うのも、「これからどこへ」とか話し出すと、善良なハイカーに嫌な思いをさせることになるかもしれないと危惧したからです。
まさかwarutepoさんだったとは、微塵も思わないので。(そりゃそうだ。)
あの真新しい踏み跡は、まさに湯気が出るほど出来立てだったわけですね。
あーーあ、何ということでしょう。本当に残念でした。
次こそヤブ漕ぎ中に、バッタリ会いましょう。
今回もkinoeさんらしいスタイルの山行を存分に拝見したような気がします!
なかなかロングな1日だったようですね
最後の猿焼山(東峰)での写真・・・相当疲れてる顔になってますね(僕もいつも人のこと言えませんけど(笑))
そんな中でも出会いがあるのもおもしろいというか不思議なものですね!
次回もワタクシの知らないバリワールド、楽しみにしてますね
drunkyさん、こんばんは。
かかっても8時間くらいかなぁ、と思ってました。
猿焼山(東峰)の写真、UPしようかどうか迷ったのですが、やはりここは真実を伝えなければ・・・なーんて、本人は努めて笑顔のつもりだったんですけど、隠せなかったようです。
warutepoさんとのニアミスは、チョット裏事情がある関係なもので、例えるなら、私が遭難する以上に奇跡的な出来事でした。 (よくわからん! )
drunkyさんも、百名山の三山日帰り、お疲れ様でした。
kinoeさん、こんにちは 。
18:06 下山完了とのこと 。夏至が近いとはいえ、小生ならば十分ギリギリ感を味わえる時刻です(マイナールートだし)。まあこれからも安全第一で適度なドキドキ感のあるレコを届けてください 。
写真87 。「イノシシ(かウマ)の亜種の首」。我ながら発想が貧困です…。
kilkennyさん、こんばんは。
ヤブに関しては、奥久慈の笹の方が優しいかもです。コッチのは馬酔木とかの低木もあり、進むに進めない状況もあるので。
言われるように、時間には気を付けないとですよね。わかってはいるんですが、なにせ情報が無い場所は時間が読めないのです。(もっと多めに見積もれば良いのですけど)それと、どういうわけか、難儀するのが後半ってのがいただけないですね。
まぁ、これからも程々に、「右ならえ」に背く山行を楽しみたいと思います。
写真87、素直に顔のない女性の上半身って、言ってくださいよぉ!
おいでいただき、ありがとうございました。
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