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Yamareco

記録ID: 4653312
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【200】有明山(北峰)

2022年09月05日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:09
距離
7.3km
登り
1,026m
下り
1,047m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
1:07
合計
8:10
7:45
8:02
19
11:06
11:07
30
11:37
11:39
4
11:43
11:44
4
11:48
12:28
21
12:49
12:50
137
15:23
15:23
1
15:24
15:25
6
15:31
15:31
15
◼️所要時間:8時間10分
◼️歩行時間:450分(小休止を含む。昼食休憩を除く。)
◼️距離:7.35km(GPSログの暴れを修正後のヤマレコ距離。)
◼️累積標高差:+-1060m(有明荘と燕岳登山口の往復+-90mを含みます。実際には等高線に表示されない無数のアップダウンがあったため、もっと大きな累積標高差になっているはずです。)
◼️行程量:14.7+21.6+10.6=46.9P(23.45EK)(★★)
◼️ラップタイム:9.59分/P, +235m/h(マイペース登高能力:ランク検
◼️脚力:3.13EK/h, 6.25P/h
◼️エネルギー(ルート、コース)定数:450x0.03+1.06x10+1.06x0.6+7.35x0.3=26.941
◼️山のグレーディング:3C+
◼️消費カロリー:26.941x(78+(9.6+7.3)/2)=2,329kcal
※各指標の詳細は、個人プロフィールで説明。
天候 下界は晴れ、山の上は曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)穂高駅6時40分発の中房温泉行定期バス(南安タクシー、安曇野観光タクシー)。平日で28人乗りのマイクロバスでしたが、途中のバス停(常念坊)で満員になりました。表銀座コースやパノラマ銀座コースの北の入口だけあって、朝のバス利用が多い。
(帰り)中房温泉16時15分発のバスで穂高駅まで、穂高からJR。
コース状況/
危険箇所等
◼️急登区間が長いこと(下りも急で大変)。
◼️等高線上の斜度が緩くなってからも、岩を越えていく急なアップダウンがあること。
◼️木の根を越えていくアップダウンは無数にあること。
◼️濡れた木の根も無数にあり、足の置き場を間違えると滑ること。
◼️転んで落ちたら助からない区間があること。

◆◆◆インシデント事案◆◆◆
◼️概要:下山中に左足首を捻挫。帰宅後に患部がかなり腫れてきた。
◼️登山ジャンル・場所:無雪期ピークハント、標高2020m付近。
◼️時間:午後13時31分
◼️事故(ヒヤリハット)のきっかけ:下り坂にも関わらず注意力散漫で足を置いたこと。
◼️事故分類(結果):左足首捻挫、(追記:腓骨先端部の剥離骨折を併発)
◼️傷病の程度:当初は軽度、帰宅後に腫れが強くなる。(追記1:9月11日現在、腫れが退かずに治癒しておらず、湿布薬を貼っている状態。全治10日以上の見込み。追記2:9月16日現在、腫れが退かなかったため、医療機関を受診。靭帯の付け根にある腓骨の先端部が剥離していること(いわゆる剥離骨折)が判明。全治1ヶ月以上の見込み。追記3:10月8日現在、剥離した腓骨の先端と上の骨の隙間に仮骨ができてきた状態だが、まだくっついていない。血流の悪い部分で、年齢によっても時間がかかるとのこと。足首を再度捻らないようにサポーターをしている状態。追記4:11月5日にレントゲン検査、まだくっついていない状態。年内一杯かかりそう。))
◼️対策:捻挫した当初は症状が軽かったので、三角巾での足首の捻挫帯はせずに、ダブルストックで足に負担をかけないようにして、何とか下山できた。歩きづらくなることを承知の上で、足首への負担軽減のために応急処置をした方が良かったか?(→もう一度捻らないようにすることや、治療を長引かせないためにも、足首を固定する必要があった。また、すぐに医療機関にかかる必要があった。)。もう一度同じ方向にきつく捻るようなことがあったら身動きが取れなくなりアウトだった。(→もう一度捻ったら完全に骨折していたとの医療機関の見立てであった。)下山するまで注意力を欠かさないこと。
今回は、足首の靭帯が引っ張られた際に骨も引っ張られて先端が剥離したケースであり、足首伸ばしの準備運動で靭帯を柔軟にしておく必要があった。

◆◆◆ヒヤリハット事案◆◆◆
◼️概要:下山中に石の上でスリップして、登山道から1m滑落。
◼️登山ジャンル・場所:無雪期ピークハント、標高1950m付近。
◼️時間:午後13時42分
◼️事故(ヒヤリハット)のきっかけ:下り傾斜がついた石の上に右足を置いたこと。
◼️事故分類(結果):スリップ転倒、1m滑落
◼️傷病の程度:腕にかすり傷程度
◼️対策:たまたま、転倒滑落しても大事に至らない斜面だったので、この程度で済んだ。ダブルストックを用いていても、足の置き場には気をつける。
その他周辺情報 ◼️有明荘、荷物の無料預かりサービス(午前6時以降)あり。なお、外来の日帰り入浴は15時(受付14時30分)まで。登り下りともに時間がかかり、入浴時間には間に合わず。前日(ID:4649143)と同じ、中房温泉湯原の湯を利用しました。
中房温泉の燕岳登山口からの出発です。
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中房温泉の燕岳登山口からの出発です。
一旦、有明荘まで坂道を下り、登山に不要な荷物を預けて出発しました。日帰り入浴は15時まで。
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一旦、有明荘まで坂道を下り、登山に不要な荷物を預けて出発しました。日帰り入浴は15時まで。
有明山の登山口。第三駐車場の奥にあります。
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有明山の登山口。第三駐車場の奥にあります。
三段ノ滝方面からの道と合流。ここから急登になります。
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三段ノ滝方面からの道と合流。ここから急登になります。
いきなり、梯子が。
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いきなり、梯子が。
斜度が緩みました。
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斜度が緩みました。
四合目の石標
所々に登山道の表示。その他は赤テープで表示。
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所々に登山道の表示。その他は赤テープで表示。
シラタマノキ
標高1880m付近に水場がありました。帰りに水を補給しました。
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標高1880m付近に水場がありました。帰りに水を補給しました。
丸太の橋
急登の後の緩斜面
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急登の後の緩斜面
一旦下ってまた登りになる道が数知れず。
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一旦下ってまた登りになる道が数知れず。
稜線に上がってきました。
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稜線に上がってきました。
山頂に向けて登ります。
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山頂に向けて登ります。
稜線の原生林
有明山北峰に到着。避雷針を兼ねた金属の鳥居が建っています。
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有明山北峰に到着。避雷針を兼ねた金属の鳥居が建っています。
北峰の祠
有明山の山頂に到着。
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有明山の山頂に到着。
北峰に戻って昼食休憩。
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北峰に戻って昼食休憩。
北峰を後にします。
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北峰を後にします。
道端のキノコ
大岩の下の窟
下って登ります。
2
下って登ります。
岩の出た高度感のある鎖場を通過したところ。
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岩の出た高度感のある鎖場を通過したところ。
急坂を下ります。
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急坂を下ります。
丸太橋まで戻ってきました。
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丸太橋まで戻ってきました。
梯子を下ります。
2
梯子を下ります。
三段の滝分岐まで下りてきました。
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三段の滝分岐まで下りてきました。
三段の滝
滝の上部
三段の滝の入口側の第二駐車場の登山口に下山。この後、有明荘に下りて荷物をピックアップして、燕岳登山口にある中房温泉湯原の湯まで坂道を登りました。
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三段の滝の入口側の第二駐車場の登山口に下山。この後、有明荘に下りて荷物をピックアップして、燕岳登山口にある中房温泉湯原の湯まで坂道を登りました。
穂高駅のバス停
今日は月曜日でAZUMINO BREWERYは定休日。営業日には、クラフトビールや料理(ピザ、ソーセージ、わさびコロッケなど)のテイクアウトもやっています。
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今日は月曜日でAZUMINO BREWERYは定休日。営業日には、クラフトビールや料理(ピザ、ソーセージ、わさびコロッケなど)のテイクアウトもやっています。
穂高駅の銘板
駅舎横のコインロッカー
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駅舎横のコインロッカー
穂高駅のホームから見上げた有明山。安曇野富士とも呼ばれています。
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穂高駅のホームから見上げた有明山。安曇野富士とも呼ばれています。
帰りの電車の中で夕食。青春18きっぷを使ってもその日のうちに自宅に戻れましたが、疲れているので駅ネット予約で乗車券と特急券を購入しました。
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帰りの電車の中で夕食。青春18きっぷを使ってもその日のうちに自宅に戻れましたが、疲れているので駅ネット予約で乗車券と特急券を購入しました。

装備

個人装備
ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池(単3単4) 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 スパッツ タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 洗濯ハサミ4本 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 救急用手袋 ストック2本 カロリーメイト おにぎり2個 カップ麺 バナナ2本 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 モバイルバッテリー マスク 消毒用ジェル 飲料2L 非常用水0.5L お湯0.5L テルモス ヘルメット

感想

前日の燕岳登山に引き続き、2日目は有明山に登りました。登山口の最寄りのバス停は有明荘ですが、行きも帰りも中房温泉のバス停を利用しました。行きは、補助イスも含めてバスが満席で、有明荘のバス停で奥から出るのが憚られたことと、燕岳の登山口から赤線をつなぐ目的もあったため、終点の中房温泉まで乗ったということです。

坂道を下って有明荘で荷物を預かってもらいました。その際に、新型コロナ以降、外来入浴は15時までになっていて、14時半までの受付になっているが、有明山は道が険しいので、下りで無理をしないで下さいとアドバイスをいただきました。

有明山は、向かいの燕岳と違って登る人は少なく、頂上で1人の女性の方にお会いしただけでした。濡れ煎餅とチーズをお裾分けいただきました。もしこの記録を見られていれば有り難うございます。

下山は途中でヒヤリハット(インシデント)があったりして、結局、15時半に下山となりました。有明荘で荷物をピックアップし、今度は坂道を登って燕岳登山口に戻りました。昨日の燕岳登山で利用した中房温泉湯原の湯に入って、頭と身体を洗い、着替えをしました。温泉の湯船に入っている時間はありませんでした。その後は無事に16時15分発のバスに間に合いました。

2日間いずれも燕岳と有明山を日帰り山行しましたが、次回は表銀座やパノラマ銀座の縦走にも行ければと思います。

【追記】下山中に痛めた左足首については、日にち薬のつもりで回復を待っていましたが、腫れが退かないために医療機関を受診し、靭帯の付け根の骨の先端部が剥離していること、いわゆる剥離骨折が判明しました。医療機関からは、もっと早く来るように言われました。10月の上旬まで三連休が続きますが、もうしばらく、おとなしくしておきます。
【追記2】捻挫した際にすぐに捻挫帯で固定せずに下山したこと、帰宅後すぐに医療機関にかからなかったことで、剥離した骨のくっつきが遅く、治療期間が長引いています。11月上旬に再度レントゲン検査をする予定です。

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有明山
利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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