初秋のお花畑〜入笠山

2022年09月06日(火) [日帰り]

• GPS: 03:29
• 距離: 5.6km
• 登り: 299m
• 下り: 307m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:58
• 合計: 3:13

距離 5.6km 登り 304m 下り 307m

11:01 入笠湿原
11:09 山彦荘
11:19 11:23 マナスル山荘本館
11:24 マナスル山荘天文館
11:38 11:40 岩場コース 迂回コース分岐
11:55 12:21 入笠山
12:29 岩場コース 迂回コース分岐
12:54 13:08 御所平峠登山口
13:08 13:11 マナスル山荘天文館
13:13 13:14 マナスル山荘本館
13:25 13:32 山彦荘
13:34 13:35 入笠湿原
14:14 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

富士見駅から富士見パノラマリゾートへは無料のシャトルバスあり。富士見駅10時発、富士見パノラマリゾート発15時、所要時間10分。
ゴンドラすずらん往復1800円、モンベルクラブの会員は200円引き。ゴンドラ乗車時間は15分程。
次回のゴンドラ乗車300円割引券と富士見町の飲食店や施設で使える300円券をくれました。

コース状況／危険箇所等

特になし

その他周辺情報

マナスル山荘本館のあずさ弁当は前日までに予約必要。
ソフトクリームフル400円、ハーフ300円。濃厚でおいしい。

写真

9/6 10:41

蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)ナデシコ科ナデシコ属の多年草。

9/6 10:41

野紺菊(ノコンギク)キク科キク亜科シオン属。蕾は紫が濃い。

9/6 10:46

細葉鳥兜(ホソバトリカブト)キンポウゲ科トリカブト属の疑似一年草。

9/6 10:48

花碇(ハナイカリ)リンドウ科ハナイカリ属の一年草または越年草。

9/6 10:53

梅鉢草(ウメバチソウ)ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草。

9/6 10:54

裏銀豹紋(ウラギンヒョウモン)タテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族。幼虫の食草は野生スミレ類。

9/6 10:56

吾亦紅、吾木香、吾妹紅(ワレモコウ)バラ科ワレモコウ属。

9/6 10:57

霧の入笠湿原。

9/6 11:00

蝦夷竜胆(エゾリンドウ)リンドウ科リンドウ属の多年草。日がさすと花が開く。

9/6 11:00

胡麻菜(ゴマナ)キク科シオン属の多年草。葉がゴマの葉に似ている。こんもりとした群生。

9/6 11:01

エゾリンドウとワレモコウ

9/6 11:02

秋の鰻掴み(アキノウナギツカミ)タデ科イヌタデ属の多年草。名の由来は葉や茎に細かく鋭いトゲがいっぱい生えていて、ぬるぬるしたウナギもつかむことができるということから。花はママコノシリヌグイやミゾソバに似ているが、これが一番小さい。葉の形が細長くて茎を抱くところで区別できる。

9/6 11:03

ウナギツカミ、たくさん咲いている。

9/6 11:57

頂上。ガスで展望なし。

9/6 12:00

入笠山山頂の石、少し緑色。秩父古生層、変成岩の緑泥石でできているらしい。

9/6 12:02

マナスル山荘で買った「帰ってきたカツサンド」。レアものらしいので買ったけどボリューミーで二切れしか食べられなかった。冷えていると豚の油が固まってイマイチでしたが残り半分を家で焼いて食べたら美味しかった。

9/6 12:21

男郎花(オトコエシ)オミナエシ科オミナエシ属の多年草。

9/6 12:26

サルオガセの林。
猿尾枷、猿麻桛（サルオガセ）は、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」（広辞苑）。 霧藻、蘿衣ともいう。 植物学上では、サルオガセ科サルオガセ属の地衣類の総称。

9/6 12:43

松虫草(マツムシソウ)マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草・多年草。日本固有種。

9/6 12:46

キキョウの蕾。気球のようで可愛い。

9/6 12:47

桔梗(キキョウ)キキョウ科キキョウ属の多年草。

9/6 12:47

節黒仙翁(フシグロセンノウ)ナデシコ科センノウ属の多年草。

9/6 12:49

小鬼百合(コオニユリ)ユリ科ユリ属。山地の草原や低地の湿原に生育する。オニユリによく似ているが、植物体が一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。

9/6 12:51

ノコンギク。このあたりにはたくさん咲いていました。

9/6 12:54

晒菜升麻、更科升麻(サラシナショウマ)。キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。霧をバックに。

9/6 12:54

黄釣船(キツリフネ)ツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草。

9/6 13:08

マナスル山荘のワンちゃん、あじ。他の犬が気になって二本足立ち。

9/6 13:14

サラシナショウマと蛾（名前がわからない。）

9/6 13:15

オオウバユリの実。

9/6 13:17

ゴマナの中にクサフジ。
草藤(クサフジ)マメ科ソラマメ属の多年草。

9/6 13:18

白山風露(ハクサンフウロ)フウロソウ科フウロソウ属の多年草。

9/6 13:29

犬胡麻(イヌゴマ)シソ科イヌゴマ属の多年草。別名チョロギダマシ。

9/6 13:31

アケボノソウ、若い果実のでき始め。
曙草(アケボノソウ)リンドウ科センブリ属の二年草。

9/6 13:31

アケボノソウ。

9/6 13:32

アケボノソウ、7枚花弁、珍しい。

花弁数3〜6、5が標準。次は8を探そう。
(撮影場所は箱根湿性花園と御岳渓谷)

9/6 13:32

アケボノソウ、黄緑の蜜腺にお客さんが来店中。

9/6 13:35

沢桔梗(サワギキョウ)キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。全体にアルカロイド系の毒を持つ。

9/6 13:39

やっと青空が出てきました。秋のお花畑。

9/6 13:40

シシウドの実。

9/6 13:41

山黄蝶(ヤマキチョウ)アゲハチョウ上科アゲハチョウ科ヤマキチョウ属。黄緑色が美しい蝶。幼虫の食草はクロツバラのみ。絶滅危惧ⅠB類。
訂正;これはスジボソヤマキチョウでした。蝶の研究者の方に確認していただきました。
ヤマキチョウとの違い 翅形、翅の厚みなどです。前翅の先端の翅形がスジボソヤマキチョウは尖ってます。写真からは翅は薄く、先端が尖ってます。飛び方もスジボソヤマキチョウは弱々しく、ヤマキチョウは翅が厚いので力強いです。

9/6 13:57

燕尾仙翁(エンビセンノウ)ナデシコ科センノウ属。北海道と本州中部地方に分布。　山地の湿地などに非常に稀に生える多年草。　和名は花の形状を燕の尾に見立てたもの。　絶滅危惧��B類。
赤い花弁が美しい花。盛りを過ぎているので来年はもう少し早い時期に見にこよう。

9/6 13:59

フシグロセンノウとヨツバヒヨドリ。

9/6 14:06

釣鐘人参(ツリガネニンジン)キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。有毒植物。
黄色はアキノキリンソウ。

9/6 14:10

浅間風露(アサマフウロ)フウロソウ科フウロソウ属の多年草。

9/6 14:10

アサマフウロとサワギキョウ。

9/6 14:13

濃いピンクのシモツケ、ハート型❤
下野(シモツケ)バラ科シモツケ属の落葉低木。

9/6 14:14

紫濃いめのクサボタン。
草牡丹(クサボタン)キンポウゲ科センニンソウ属の半低木。

9/6 14:15

丸葉岳蕗(マルバダケブキ)キク科メタカラコウ属の多年草。

撮影機器：

DC-TZ90 Panasonic

感想

simunee

コロナ感染者が激増したこと、母の旅立ちで1ヶ月以上出かけられませんでした。右足に少し痺れがぶり返しているので標高差が少なく花のきれいなここに来ました。富士見駅につくと空は低い雲で覆われ雨もパラついたりしており天気が心配でしたが、何とか天気ももち、秋のお花畑を堪能することができました。
8月の終わりに母が亡くなり、山野草が好きだったので初秋のお花畑をイメージして白と紫の濃淡のたくさんのお花で母を見送りました。入笠湿原やお花畑にはリンドウやキキョウ、マツムシソウなど紫のお花達が白いゴマナと共に咲いていてイメージ通り、これからはこんなお花畑をみるときっと母を想うでしょう。