餓鬼岳〜燕岳〜中房温泉。また熊に遭遇
- GPS
- 14:16
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,611m
- 下り
- 2,221m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:54
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:21
天候 | 曇り。一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・有明荘から穂高駅までバス 1800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・白沢登山口〜最終水場 沢沿いのトラバースや渡渉 ・餓鬼岳小屋〜剣ズリ〜東沢岳 岩稜歩き ・東沢乗越への下りと登りのしばらく 笹藪がすごい |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ヘルメット
|
---|
感想
9/10 曇り
■白沢登山口〜最終水場
白沢沿いに登っていきます。斜度は緩いので、きつさはあまりありません。ただ沢沿いのトラバースで、路面がウェットで滑りやすいです。
数カ所沢を渡渉する箇所がありますが、適度に石があり渡るのは難しくありません。沢のすぐそばの細い道をトラバースする時は緊張感がありますが、鎖やロープがあるので慎重に通れば大丈夫です。
唯一、魚止めの滝の手前の沢沿いの箇所は、スラブのトラバースで足場が細かく、ロープもないので、かなり神経を使いました。
最終水場はどこか分からず通過してしまいました。たぶん老朽化した橋が使えず、道が付け変わったところです。山と高原の地図だと、「ベンチあり」との記載がありますが、ベンチは無かったです。
■最終水場〜大凪山
最終水場から大凪山までは急登で、餓鬼岳までの登りの中で一番きつかった。
大凪山の頂上は台形状で、標識は頂上の平らな部分に差し掛かったところにあります。山と高原の地図だと、餓鬼岳側に少し下る位置に印がついていますが、そこに標識はありません。
■大凪山〜餓鬼岳
大凪山から百曲りの入口までは、傾斜が緩く、体力を回復できます。
百曲りはつづら折れの道で、道も良く斜度も緩いので歩きやすいです。百曲りをしばらく行くと、頂上付近の稜線が見えてきて、やる気がアップ。
百曲りを登り切ると、餓鬼岳小屋。頂上はここから5分。近いのでアタックザックなしで手ぶらで大丈夫です。
白沢登山口〜餓鬼岳小屋まで、全体的に休憩に向いた広い場所はありません。少し広いところを見つけて休みましょう。
■餓鬼岳小屋
小屋は狭く、この日は6人でいっぱいでした。大部屋1つだけで、食事も寝るのもこの大部屋。大部屋の角をカーテンで仕切って、更衣スペースにしています。
小屋のスタッフの方がテーブルを用意したり、ふとんの上げ下ろしをしてくれるので楽です。ふとんはマットレスもあり快適です。スタッフの人は親切。
食事は夜はチラシずし。朝は鮭と肉じゃが。どちらもおいしかったです。
水道はないので、歯磨きや洗顔は苦労します。水は1L200円。ビールは350ml 600円。昼食はカレー1000円、おでん800円。
トイレはきれいに保たれていますが、トイレットペーパーはありません。使用済みのものは捨てる箱があります。
また、小屋脇の稜線に出れば、携帯電話の電波がよく入りますし、大町の街並みも見えます。
テント場は2分ほど離れたところにあり、トイレは小屋脇のを利用する必要があります。
9/11 晴れのち曇り
■餓鬼岳小屋〜東沢乗越
餓鬼岳小屋からすぐに岩の間を通る道。巨岩の近くは岩の周りを巻きながら進んでいきます。
剣ズリが近づくと標高を200mほど下げながら、大きく迂回。「巻くの面倒くさいなぁ」と思いますが、巻き道の終わりから剣ズリを振り返ると、稜線の険しさから納得。
東沢岳も見た目はごついですが、岩場を巻くので、それ程難しくありません。
東沢乗越までの下りは笹藪がすごく、また下が見えにくいのに、たまに粘土質で滑りやすい箇所があり、厄介です。
全体的に朝露でズボンが濡れるので、状況によってはレインパンツを着用した方が良いです。
■東沢乗越〜燕岳〜燕山荘
東沢乗越からしばらくは笹藪がひどく、道が見えません。段々道が明瞭になります。標高差500mを上げるのはきついです。
登り切ると稜線に出て快適に歩けます。ただ、北燕岳の岩稜帯を巻くところは、アップダウンが地味にきついです。
北燕岳は、巻き道の終わりから登れます。ちょっと岩登りの道。
燕岳までの道は緩い稜線で快適。頂上は混んでました。さすが人気がある!燕岳から燕山荘への道も緩い稜線で快適。この間にメガネ岩、イルカ岩があります。
燕山荘は混んでました。人気あります。小屋の記念品売り場も混んでいるので、焦って変な選択をしてしまう可能性があります。事前にホームページで何を買うか考えておくか、有明荘で買うと良いかも。
■燕山荘〜中房温泉
合戦尾根の道は良く、餓鬼〜燕岳の道を考えると天国です。さくさく歩けます。
人気の山なので、下山中登ってくる人と多く出会いました。
それと中房温泉の手前で、餓鬼岳小屋で一緒だった女の子3人組に追いつかれました。後ろを歩いてると思ったのに、嬉しいサプライズ。
ところで、燕山荘から少し下った登山道で、熊に遭遇。小さかったし、熊の方から逃げていったので、怖さは感じませんでした。一応、ご注意を。
■有明荘
山小屋というより、普通の宿泊施設。温泉、浴衣、バスタオル、歯ブラシがあり、部屋も個室。個室には、エアコン、BSしか写りませんがテレビもあります。当然スマホの充電も可。快適!
食事も豪華。夜はビーフシチュー、魚のムニエル、シーフードピラフ、トマトとチーズのカプレーゼ、コンソメスープ、ワインなど。朝はさわらの西京焼き、温泉たまご、きんぴらごぼうにヨーグルト。
売店があって、お土産も買えます。燕山荘の各種Tシャツも売ってます。(燕山荘に行かなくても買えるのか…)
難点としてはチェックインが15:00から。宿泊者が温泉に入れるのは16:00から。早く着くと困る。ただ家族風呂なら14:00から入れるということで入浴、着替えができました。
山荘の方の親切なのか、臭いと思われたのか(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する