神威岳〜沢、笹、急登と日高の洗礼の嵐〜

2022年09月11日(日) [日帰り]

• GPS: 09:16
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,312m
• 下り: 1,304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:08
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:14

距離 12.1km 登り 1,312m 下り 1,320m

7:38 神威山荘
8:13 8:22 440ｍ二股
10:00 10:19 神威岳尾根取付き
12:51 13:10 神威岳
14:30 14:49 神威岳尾根取付き
16:23 16:24 440ｍ二股
16:53 神威山荘

天候

晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

元浦川林道

コース状況／危険箇所等

沢あり、笹かぶりあり、急登あり。
[登山口〜尾根取付]
沢道は基本ピンクテープに従えば間違いなしですが、自分でもコンパス(GPS)で確認することが確実だと思います。

[尾根取付〜山頂]
日高の山は道が不明瞭な山が少なくないですが、神威岳は比較的道は明瞭だと予想してました。が、パッと見てわかるような明瞭さではなかったと思います。笹をかき分ければわかりますが、意外と苦労しました。

ストック持参したが、両サイドの頑丈な笹をかき分け、ひっぱり気味に掴みながら進んだので、なくても良いかも。むしろ有ると邪魔？

ダニ対策が必須なのは言うまでもないです。今回は無事でした。

その他周辺情報

帰りはみついし温泉

写真

9/11 5:50

ここから長い林道です。
舗装道路2km、未舗装道路20kmの計22km

9/11 5:53

舗装道路終わり、20kmの長い未舗装道路。
スピードは出せてもせいぜい20,30km/h

9/11 6:01

天気期待できそう

9/11 6:31

荒れた林道。
このような危険箇所が3,4箇所程度あり。
早く林道抜けたい気持ちを抑え、落ち着いてゆっくり走るに限る。

9/11 7:08

やっと神威山荘。
林道抜けるのに1時間以上のドライブだった。

9/11 7:34

登山口
天気良く心躍る。
これから予想以上の苦行のような登山になるとも知らずに笑

9/11 7:49

一発目の渡渉。

9/11 7:55

お盆時期の大雨の影響か、土砂崩れ。
巻いて渡ります。

9/11 8:13

天気良く沢歩き気持ち良い。
…と思っていたのはここまで笑
沢歩きの経験が乏しいからか以降なかなか進まない笑

9/11 8:26

奥にピンクテープ。
基本ピンクテープ従いながら、進む感じですが、コンパス(GPS)は当然必要。

9/11 8:37

巻道示すピンクテープ

9/11 8:46

ちょっとした滝。
変化に富んだ沢道。

9/11 8:46

沢を直接歩くも良しだが、巻道使う方が足への負担では楽。

9/11 8:50

9/11 10:00

てくてく沢歩きし…
尾根取り付き地点が見えてきました。
奥のデカい岩が矢印のペンキが書かれたもの。

9/11 10:01

尾根取付の矢印が書かれた岩

9/11 10:16

沢靴から登山靴に履き替え、笹でうっそうとした尾根道に取り付きます。
ここでは急登に備えてエネルギー補給した方が良いです。尾根取付以降頂上までゆったり休憩できそうな地点はありません。

9/11 10:28

尾根はこのようにほとんどが笹のトンネル笑
笹から解放される箇所は少ないです笑

9/11 11:07

9/11 11:21

9/11 11:26

9/11 11:42

急登だけならまだしも笹地獄はさらに精力削ぎ落とされます笑

9/11 11:42

1839m峰
目立つその姿。

9/11 11:53

ペテガリ岳見えるくらい標高上がりました。
辛い登りの中、励みになる展望

9/11 12:05

ハイマツが出てきた。
頂上近づいている表れ。

9/11 12:20

頂上見えてきた

9/11 12:25

笹から解放されたと思いきや…
今度はハイマツの嵐笑

9/11 12:35

ハイマツの洗礼すさまじいが、後少し！
赤く色づいてるところもありました。

9/11 12:36

12:36神威岳山頂着！
やったー！！

9/11 12:44

たどり着いた者へのご褒美

9/11 12:44

ペテガリ岳と1839m峰がくっきり。
その間の奥にカムエク。

9/11 12:44

こちらは南日高のソエマツ岳

9/11 12:44

ピリカヌプリ

9/11 12:45

飽きない絶景
ペテガリ岳や1839m峰への憧れが強くなります

9/11 12:53

記念撮影1

9/11 12:54

記念撮影2

9/11 12:59

ペテガリ岳ズーム！

9/11 12:59

1839m峰ズーム！
右側奥にカムエク

9/11 13:02

南日高の山々
右側奥に楽古岳も

9/11 13:09

慰霊碑

9/11 13:11

下山開始
登りよりハイマツ、笹の抵抗は軽いです。

9/11 13:16

ペテガリ岳や1839m峰を遠くに望みながら下山します。

9/11 13:18

ペテガリ岳や1839m峰を遠くに望みながら下山します。
再び猛烈な笹の中へ笑

9/11 13:29

謎の看板。
ぜいぜい登っていた行きでは気づかなかった。

9/11 14:30

尾根取付地点に戻ってきました。
登りに比べて、下りはあっという間です。

9/11 14:46

沢靴に再度履き替え、再スタート！

9/11 16:07

9/11 16:43

行き(朝)にはなかった熊のフン

9/11 16:52

下山！
本当に苦行のような登山だった笑

9/11 16:53

登山ポストに下山したことを記帳
この日は自分含めて登山客4人でした。

9/11 17:04

帰り道。
振り返ると、左がペテガリ行。右が神威山荘へ続く道。
今度この長い林道を通る時はペテガリチャレンジです！

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

NIKON D780 NIKON CORPORATION

感想

yarful

日本三百名山の日高・神威岳。
8月の大雨で今月6日まで林道通行止めでしたが、復旧したので、前々から登りたかった神威岳にチャレンジしました。林野庁の方々復旧いただき、ありがとうございました。

それにしても苦行のような登山だった笑
長い沢歩き、笹かぶりの激しい尾根の急登。気温。体力だけでなく、精　気力も削られます笑
結局登山ガイドの標準タイムをオーバーしてしまった。

苦行のような登山でしたが、山頂着いた時は報われました。南日高の山々、ペテガリ岳や1839m峰といった中日高の山々が見える展望は壮観！
本当にこのような景色は辛い登りに耐えた者だけが味わうことができるんだなぁとしみじみ思います。必死に写真撮りまくるが、自分の目に映る景色には敵わない…

頂上で、神威岳制覇をもって300名山ほぼ制覇という本州から来られた方と話す機会があり、その方曰く、先日登ったペテガリ岳より神威岳の方がエゲツなかったとのこと。300名山登り尽くす方がそのように評する山を自力で登れ、無事下山できたことに感謝😊