飯豊連峰 飯豊山周回「サンセットと中秋の名月」ダイグラ〜丸森

2022年09月10日(土) ~ 2022年09月11日(日)

• GPS: 33:17
• 距離: 31.9km
• 登り: 2,833m
• 下り: 2,865m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:47
• 休憩: 0:35
• 合計: 10:22

距離 15.4km 登り 2,137m 下り 584m

4:31 飯豊山荘上駐車場
4:47 4:51 温身平
5:16 5:20 桧山沢吊橋
7:40 7:55 休場ノ峰
8:50 8:53 千本峰
11:16 11:18 宝珠山
13:37 13:44 飯豊山
13:59 駒形山
14:10 玄山道分岐
14:23 草月平
14:47 御西岳
14:53 御西岳避難小屋

2日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:02

距離 16.5km 登り 726m 下り 2,280m

4:42 御西岳避難小屋
5:45 御手洗ノ池
6:43 烏帽子岳
7:01 7:02 梅花皮岳
7:21 7:35 梅花皮小屋
8:00 8:01 北股岳
8:41 8:43 門内岳
8:45 門内小屋
9:06 扇ノ地神
9:32 10:08 地神山
10:20 10:21 地神北峰
10:48 10:50 丸森峰
13:36 13:39 天狗平ロッジ
13:41 飯豊山荘上駐車場
13:44 ゴール地点

天候

9/10(土)　晴れ(朝まで稜線はガス) 稜線は涼風
9/11(日)　快晴　ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘上駐車場利用

コース状況／危険箇所等

◆ダイグラ尾根〜飯豊本山
飯豊の登山道でも長丁場で上級コース
温見平から玉川沿いを歩き吊橋を渡る。通過後から急登が始まる。
休場ノ峰まで眺望なし。途中の長坂清水の水場は確認しなかったが、期待はしないほうが良いと思う。
休場ノ峰からアップダウンが続く、千本峰の下りが岩場の急坂なので注意。
3mほどの岩場のクライムダウンがある。
所々草で登山道が見づらくなっている。登山道もフラットではなく谷側に少し傾斜があるのでとても歩き辛い。
宝珠山のピークは通らず巻く感じ、1830峰を通過して少し下れば後は登るのみ。
尚、1874m付近、視界が悪い時に迷いやすいみたいなので注意したい。

◆飯豊本山〜飯豊主稜線〜地神北峰
最高の稜線歩き、アップダウンもさほどない
特に危険箇所なし。

◆丸森尾根〜飯豊山荘(天狗平)
下り始めはガレ場気味の登山道、スリップに注意。
丸森峰を通過すると急坂、段差の大きい箇所が何か所かある、木の枝を使い通過。
756ピークから先に岩稜がある、三点支持確保してじっくり下降。
最後も急坂なので集中して下った。

■御西小屋
テント料金:1000円

◎水場状況◎
・長坂清水(ダイグラ尾根)：水場確認せず(水は期待薄)
・御西小屋：小屋より10分ほど下る、水量潤沢、冷たくて美味しい
・治二清水(梅花皮小屋)：小屋より30m、水量潤沢
・門内小屋：チョロチョロ
・夫婦清水(丸森尾根)：道標より10m

その他周辺情報

梅花皮荘
日帰り入浴：500円

写真

9/10 5:13

6年ぶりにダイグラ尾根に挑戦

9/10 7:43

休場ノ峰で小休止
ペースはまずます

9/10 8:52

ガスに包まれ幻想的

9/10 11:04

宝珠山の肩
脚がもう上がらねぇよぉ…
ペースダウンが続く
もう10人くらいに抜かれてたぶんダイグラ登ってるのは俺が最後

9/10 11:28

御西〜烏帽子岳の主稜線が良く見える

9/10 11:53

飯豊本山手前の急登が最後の難関

9/10 12:08

谷筋から心地よい涼風が吹き上げてくる

9/10 12:15

いざ、ゆかん

9/10 12:57

ハイマツ帯
視界不良時、迷いやすいポイント

9/10 12:57

山頂まであと少しなのだが、またも休憩
いや、ホント足が鈍ってしまってるな。

9/10 13:26

山頂見えた、あと少し

9/10 13:38

飯豊本山(2105m)

9/10 13:39

ダイグラ尾根はやはりきつかった。
6年前より1時間半も時間がかかってしまったな。

9/10 13:40

初秋の飯豊主稜
ほんのり色付いてきてる

9/10 13:41

飯豊本山小屋までは行く気力がない

9/10 13:41

杁差までくっきりだ

9/10 13:41

体力があれば宝珠山のピークに立ちたかった

9/10 13:47

天国の稜線歩きのスタートだ
(ヘロヘロなのが玉に瑕)

9/10 13:59

飯豊本山を振り返る

9/10 14:11

雪渓がまだ残る
さすがにこの時期に滑るに来る化物はいないよな？

9/10 14:19

風も心地よく最高に景色も良い、言うことなし

9/10 14:37

草紅葉の先には本山

9/10 14:48

本日の宿、御西小屋がようやく見えた

9/10 14:53

御西避難小屋
いや〜疲れた〜

9/10 15:27

早速テントを設営
斜めの場所しかなかったがしかたあるまい

9/10 15:30

御西小屋の水場までは10分弱

9/10 15:34

キンキンに冷えてました
生き返った。

9/10 16:10

さて、酒のつまみを作っていきます

9/10 16:15

キュウリと塩こんぶと鷹の爪を入れてもみもみしてしばらく置いときます

9/10 16:33

ベーコンチーズで小腹を満たす

9/10 16:37

ピリ辛で最高。これはしばらくハマりそうな予感
翌日は行動食にもなった。

9/10 17:00

晩飯はつけ麺

9/10 17:16

光っている川は何川だろうか？

9/10 17:17

福島側を見ると磐梯山と安達太良

9/10 17:53

サンセットタイム

9/10 17:53

みんな外に出てきた

9/10 17:54

烏帽子と北股岳

9/10 17:54

大日岳

9/10 17:59

山で見る夕日は何度見ても至福の時間

9/10 18:02

また明日

9/10 18:03

燃える雲

9/10 18:15

太陽と入れ替わりで中秋の名月が登って来た

9/10 18:21

月でかっ！
写真だと迫力が伝わらないのがもどかしい

9/10 18:28

つまみその2
シュウマイ

9/10 18:35

ブルーモメント
この空が一番きれい

9/10 22:34

満月でヘッデンも要らないほどの明るさでした

9/11 4:41

翌朝
今日も快晴間違いなし！
暑くなる前に出発

9/11 4:56

色付き始める空

9/11 4:57

朝日連峰も目覚め

9/11 5:10

まずは最初のピーク、烏帽子岳を目出す

9/11 5:17

天狗の庭

9/11 5:30

烏帽子岳のモルゲン

9/11 5:44

御手洗の池

9/11 5:53

ダイグラ尾根から日が登る

9/11 6:43

烏帽子岳(2018m）
本日一つ目のピーク

9/11 6:43

本山から御西小屋、そして今日歩いて来た稜線が一望

9/11 7:02

梅花皮岳

9/11 7:02

梅花皮岳と言えば思い出すのがスキー
ここがほん石転び沢へのドロップポイント
確かに最初が一番の難関のようだ。

9/11 7:16

北股岳と鞍部には梅花皮小屋

9/11 7:20

梅花皮小屋で小休止
水場でキンキンに冷えた水を補給
生き返った〜

9/11 7:43

石転び沢
今年は石転びの状態が悪く近年まれにみるハズレ年になったこともあって訪れる機会はなかった。
来年こそはきれいな状態で訪れたいものだ。

9/11 8:00

北股岳(2025m)
本日3つ目のピーク通過

9/11 8:01

例年より雪渓多めに見えるがどうだろう？

9/11 8:01

主稜線はまだまだ続く

9/11 8:33

門内小屋が近づいてきた

9/11 8:42

門内岳(1887m)
4つ目通過！

9/11 8:42

秋空と飯豊
ただし日差しはまだ強い

9/11 8:43

二つ峰と二王子岳
縦走する日はいつになるのだろうか

9/11 8:46

門内小屋はさくっと通過

9/11 8:57

門内岳〜北股岳の稜線は意外と近い

9/11 9:06

扇ノ地紙
体力が限界なら梶川尾根を下るつもりだったがまだ余裕がありそうなので先へ進む

9/11 9:29

あのピークが地神北峰かな

9/11 9:31

地神山(1850m)
今日最後のピーク

9/11 10:05

芝生で居心地が良かったので靴も脱いで寝ころび大休憩

9/11 10:06

二王子岳と奥には弥彦山と角田山

9/11 10:06

二つ峰の遥か先には守門岳、越後三山とかが見えているのだろうか？

9/11 10:08

北飯豊主稜線

9/11 10:09

手前の頼母木小屋、そして5月に訪れた杁差岳

9/11 10:09

名残惜しいが下山開始

9/11 10:19

地神北峰分岐
丸森尾根を下ります

9/11 12:18

丸森尾根、初めはガレ場とザレ場と足場が悪い。
丸森峰を過ぎると段差の大きい登山道とことごとく体力を奪っていく。

9/11 13:40

丸森尾根を無事下山。
ヘロヘロで駐車場まで行くのにもやっとの思いでした。

9/11 13:56

〆は梅花皮荘で汗を流して帰路に着いた。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

manimani

　先週の月山で自分の鈍りっぷりにショックで凹んでいた所。久しぶりに週末の好天の連休予報ではないか。これはチャンス！と選んだ先はダイグラ尾根〜丸森尾根の周回ルート。もっと足を慣らしてから行くべきルートなのは十分承知だったが、だって行きたかったからしょうがないじゃん？
　今年初めてのテント泊装備でダイグラ尾根をひたすら登る、休場ノ峰までは順調に登れていたのだが、その後の急速にペースダウン、後続者たちが次々と追い抜いて行く、流石ダイグラを登る強者ども健脚である。一方の自分は休みの回数は数しれず、ヘロヘロになりながら飯豊本山へとたどり着いた。前に登った時よりも1時間半も多くかかってしまったか。考えてみれば5月の杁差以来長距離歩いてなかったし、こうなるのもしかたないですな。
　稜線まで登ってしまえば天国の縦走路、草紅葉も始まった主稜線を御西小屋までルンルン気分で歩く。テントを張りゆったりと過ごす、日本海に夕日が沈むと入れ替わりで月が登って来た。そういえば今日は中秋の名月、山の上で眺める中秋の名月はより一層、大きく見えた。
　翌朝も快晴の天気、大日岳は体力的にキツかったのでスルーして主稜線を歩く、何度も歩いてる稜線だが、その素晴らしい景色は毎度飽きがない。
体力がきつかったら梶川尾根を下ることも考えたが、予定通り丸森尾根で下山。最後の激下りはやはり脚に来ますね。駐車場まで行くのにもフラフラでした。
夕日に中秋の名月、秋空に飯豊主稜線、端から端まで見渡せて最高の二日間となった。

コメント

shinonshinon

お疲れ様でした。飯豊で見る中秋の名月は最高だったね。それにしても、ベーコンチーズの写真、最近よく見るようになったな〜

manimani

山の上で見る月ってなんであんなに大きく見えるんだろう。下から見ても実際の大きさは変わらないっていうけど明らかにでかいだろ！ってね。
ベーコンチーズはお手軽でついね。そろそろ新しいメニューも加えたいところ。何かいいアイデアない？

mooree

飯豊、綺麗に見えてたよ〜
そっち側歩いてたのね👏
ダイグラで何人にも抜かれたって言ってるけど、それでも挑戦して頑張って登るのはさすがだね。偉いです👏
オレには無理だわ〜😱

manimani

こっちも二王子の方も良く見えてたぞ〜裏側の沢のようだったのでちょっとみえなかったけど！
ダイグラはやっぱりきっついねぇ、前より大変で何人にも抜かれたけど、無事に歩ければ問題なし！

akujikiturishi

昨日私も飯豊連峰周囲ルートを歩いてきました。登りにダイクラはわたしにはきつそうだったので帰りですけど。manimaniさんのレコは私の行きたくなるコースが多いのでいつも参考にさせてもらっており、今回の周回も勿論参考にさせて頂きました。

manimani

akujikiturishiさん、こんばんは。
まさか飯豊までチャリンコで！？
レコ拝見しましたが、移動は車を使われたようで少し安心しました(笑)
昔は結構歩いていたのですが、最近は体力も落ちてしまい。ゆったり歩くことになってしまいました。拙いレコですが参考になればこちらも嬉しいです