百高山完登!赤牛岳、祖父岳、南真砂岳、野口五郎岳、三ツ岳。ついでに水晶岳。黒部ダムから読売新道、裏銀座で高瀬ダムへ。
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- GPS
- 53:18
- 距離
- 53.1km
- 登り
- 4,641m
- 下り
- 4,811m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:58
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:35
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・信濃大町〜扇沢 アルピコのバス 片道1390円 ・高瀬ダム〜信濃大町 タクシー 9440円だったけど、観光協会がやってる「とくとくタクシー」のクーポンを使えたので6000円だった。 【とくとくタクシーとは】 3000円で5000円分もらえるクーポン券みたいなもの。 数量限定らしい。 駅にある観光案内所で買え、タクシーの運転手さんも買うのを待っていてくれる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道の状況 ・全般 北アルプスなので、基本的には道は明瞭で整備されていて歩きやすい道が大半。 ・読売新道 水場はないので多めに水を持って行った方がいい。 前半の樹林帯は苔むした岩がゴロゴロ、濡れた根っこもたくさんなので、下りは気を付けた方がいい。 登りでは問題なし。 ・真砂岳〜南真砂岳 コルの前後がハイマツとシャクナゲが登山道に覆いかぶさり藪漕ぎ気味になる。 朝は朝露でびしょぬれになるので、早めに対策しておいた方がいい。 ゲーターでは役不足。ゴアのパンツまで履いておいた方がいい。 ・濁沢の橋(高瀬ダム) 2022年9月10日の朝に流されてしまったとのこと。 通過した1時半ぐらいには仮設の復旧作業中で、上流部で石伝いに渡渉した。 14時ぐらいに通過した人の記録では仮設の丸太が架かったとのことでした。 |
その他周辺情報 | ●風呂 ・信濃大町近くの七倉荘 月曜休み。。 |
写真
感想
百高山完登!
今回は北アルプスの奥地の山々、黒部ダムから水晶小屋経由で高瀬ダムまで歩いて、百高山残り5座めぐってきました。
【1日目】黒部ダムから奥黒部ヒュッテ
黒部の渓谷を楽しみながら歩けます。
地図的にはほぼ水平移動に見えるけど、けっこうアップダウンがあり、長い木の梯子は滑りそうで厄介。
平ノ渡は黒部ダム側から行くと、平乃小屋の少し手前。
そこで時間まで待ってもいいけれど、小屋までは3分で着くので小屋まで行ってジュースを買ったりして1時間ほどのんびり。
12時の渡し船の乗船は登山者13人で、2艘出してくれました。
対岸に渡ってからの道も梯子の連続で、けっこうアップダウンあるけれど1時間ぐらいで小屋に到着。
お風呂は15時からなので、のんびり過ごす。
一部屋最大3人だったので、広々と使えてよかった。
充電もできるし快適な宿でした。
【2日目】奥黒部ヒュッテ→赤牛岳→水晶小屋⇔祖父岳
読売新道は標識4/8ぐらいまでは黙々と樹林帯歩き。
水場はないけど、ちょっと大きめの水たまりはいくつかあったので、飲めないまでも手を冷やすとかのクールダウンはできた。
5/8ぐらいから眺めがよくなりだすので、気持ちのいい稜線歩きができる。
赤牛岳までは絶景を見ながら歩ける。
その後も水晶小屋まで景色は最高。
12時ぐらいに小屋について、荷物を置いて、名物の力汁を食べてから祖父岳へ。
雲も徐々に出てきて、祖父岳に着くころには黒部五郎や鷲羽はよく見えていたけど水晶岳は雲の中。
小屋への帰りに黒部の源流で水の補充をしつつ、水浴びでさっぱり。
夕方から小屋はずっとガスの中だったので夕日も見えず。
【3日目】水晶小屋→南真砂岳→真砂岳→野口五郎岳→三ツ岳→高瀬ダム
朝4時ぐらいに雨が降ったみたいだけど、5時以降は天気が良くて、気持ちのいい稜線ができた。
真砂岳から南真砂岳間はハイマツが鬱陶しく、雨か朝露かでびしょ濡れになる。
一応ハイマツ情報はあったので、ゲーターだけつけていたけど、背丈ぐらいのハイマツが結構あった。
途中でパンツを呼びに履き替えて、ゴアのパンツも履く。
朝は南真砂の分岐からしばらく稜線を歩いて、コルへの下降点辺りでゴアを履いておいた方がいいです。
真砂岳までいったん戻って、稜線歩き再開。
稜線はさすが北アルプスという感じで歩きやすいところが多かった。
眺めも前日あるいた赤牛から水晶への稜線がよく見えて楽しかった。
野口五郎小屋にも寄って少し休憩。
雰囲気のよさそうな宿でした。
そのあと百高山の締めくくりで三ツ岳へ。
登山道から少し離れたところが山頂。
残念ながらガスってしまい、眺めはなし。
静かな山頂で一人で百高山完登の余韻に浸って下山。
途中よった烏帽子小屋とそのテント場はなかなかよさそうな感じだった。
烏帽子岳はガスってて何も見えないのと、そのうち針ノ木方面からの縦走の時にでも行こうということでパス。
高瀬ダムまではブナ立尾根を一気に下る。
濁沢の橋が10日の朝に流された情報があったので分かってはいたけど橋はなし。
前日夜の雨のせいか、結構な水量。
対岸で作業をしているのは見えたけど、まだ橋はできなそうなので上流まで行って、どうにか石伝いに渡る。
自分の1時間後ぐらいには仮設で丸太が架かり、ひとまず渡れるようになったみたい。
そんな感じで最後が一番の難関だったかも。
そのあとは高瀬ダムから信濃大町までタクシーで行き、あずさで帰路につきました。
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