鳳凰三山〜 アルプス初テン泊、アラ還オヤジの挑戦
- GPS
- 28:35
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,626m
- 下り
- 2,603m
コースタイム
9:30 夜叉神峠登山口
10:30 夜叉神峠
10:34 夜叉神峠小屋
12:03 杖立峠
12:49 火事場跡
13:47 苺平
14:19-14:40 南御室小屋(テント設営)
15:23 薬師岳小屋
15:28 砂払岳
16:07 南御室小屋
6月21日(土)
5:30 南御室小屋
6:31 薬師岳
6:51 観音岳
7:43 アカヌケ沢の頭
7:53 地蔵ヶ岳
8:03 アカヌケ沢の頭
8:48-9:05 観音岳
9:30 薬師岳
10:10-10:45 南御室小屋(テント撤収)
11:39 火事場跡
12:15 杖立峠
13:15 夜叉神峠小屋
14:05 夜叉神峠登山口
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜夜叉神峠 登山口にきれいなトイレ、登山ポスト、売店あり。峠までは比較的緩やかな整備された道。 ・夜叉神峠〜火事場跡 少し下ってから、この日一番の急坂。それを過ぎると、淡々とした樹林の登り。ずっと尾根の左側をまく。杖立峠からは少し下って。また同じような道。明るくなると、火事場跡。 ・火事場跡〜南御室小屋 緩やかな道だが、石ころなどが多くなり、少し歩きにくくなる。苺平からは緩やかな下り。ここまで、迷いやすいところなどほとんどなし。 ・南御室小屋〜薬師岳小屋 最初は樹林の中の急な登りだが、すぐ緩やかになる。森林限界を超えると大展望が広がる。このあたりから花崗岩とのざらざらした砂の道になる。ふみ跡がいくつもあるところがあるがペンキを頼りに進む。少し下って薬師岳小屋。 ・薬師岳小屋〜観音岳 同じく比較的緩やかな花崗岩の道。ずっと展望のきく道。左は白峰三山。右は甲府盆地。 ・観音岳〜地蔵ヶ岳 観音岳からはかなり下って登り返す。赤ペンキをたどっていく。登り返してアカヌケ沢の頭。 雪渓が残っているところを下ると地蔵ヶ岳。全体的にコースタイムが甘いように感じる。空身のときは半分の時間で歩けたところもある。テント装備を背負ってもコースタイムよりもかなり早く歩けた。 |
写真
感想
何を思ったか、このトシにしてアルプス、初ソロテン泊! 昨年は奥秩父でテン泊はしましたが、テン場まで2時間弱のところだったので、こんなロングコースはほんとうに久しぶりなのです。かつて、20年以上前、トムラウシに行って以来です。テントもその頃買ったイシイのゴアライト。天気も下り坂だというし、いろいろな意味でちょっと不安です。
はじめは、土日でと考えたのですが、天気のこともあり、何とか都合をつけて金曜日に出発。
家事を済ませて、中央道を快走?登山口に着いたのが9時過ぎ。いよいよスタートです。
最初の10分でますます不安に。行けるのかな。いつもよりも重いなあ。そして峠からは誰にも会いません。暗い樹林の中の登りです。それでも予定よりもずいぶん早く杖立峠、火事場跡と来ました。火事場跡は眺めがいいし、花もたくさん咲いていてとても気に入りました。ここでコーヒーブレイク。でも峠からここまでだれもいません。
火事場跡を過ぎればもう一息。不安だったけれど、よし、これでやれるぞ!ここで何人か下ってきます。そして、苺平から下りになり、思ったよりも早く南御室に到着。テントを張って再びスタート。明日の天気は約束できないので、今日のうち眺めのいいところに行ってみよう。となりのテントの人もそう思ったのでしょう。不在でした。
樹林帯を登っていくと上のほうが明るくなっています。これぞ山登りの最高の瞬間。白峰三山、そして鳳凰の観音岳、地蔵岳。よかった。きてよかった。これで、さっきまでの苦労がすべて報われます。
テント場に戻ると4時過ぎ。夕食の準備。ワイン、パン、ハム、チーズ、野菜、スープ。ワインに合わせたメニュー。でも、話し相手がいないので、ちょっと寂しい! となりのテントの人たちはなかなか戻ってきません。小屋の団体さんには話しかけにくいし。そのうち雨が!この続きはテントの中で。雨はすぐやみましたが、もう眠くなってきました。おやすみなさい。
2日目。けっこう明るい。よし、行くぞ。朝食は野菜入りの棒ラーメンとコーヒー。5時半に出発します。昨日の道を行くと、再び会えました白峰三山、鳳凰三山。地蔵岳から観音岳あたりは花崗岩と白砂の散歩道です。そして最高峰観音岳到着。ちょうど鳳凰小屋から登って来れれた関西弁?の女性と言葉を交わしさらに進んでいきます。
本当は観音岳で戻る予定だったのですが、ここまで、思ったよりも時間がかかっていないので、地蔵まで行くことにしたのです。観音岳からはけっこうな登り下りがありました。アカヌケの頭から雪渓の残る道を下ると、オベリスクの麓に出ます。いちおうここを地蔵岳としているようです。鳳凰小屋でテントを張っているという若者と言葉を交わし、帰ることにします。こんなところまで来ちゃって、帰りが大変だぞ! 天気も下り坂だというし、大丈夫なのか?
観音岳への登り返しがきつそう。でも、まだまだ大丈夫、40分のコースタイムのところを20分で上がれました。この一帯、少しコースタイムが甘いようです。観音岳でさっきの若者が登ってきました。まだまだ経験は浅いようですが、体力はありそう。寂しいオヤジの話し相手になってくれてありがとうございます。いいなあ、若い人は未来があって…なんて考えてもしょうがない! 行くぞ、帰るぞ!ありがとう白峰三山、鳳凰三山。
テント場にもどり撤収。ちょうど少し前着いた2人連れが出発。天気が持つといいですね。さすが、土曜日、続々と上がってきます。それにしても団体が多い。天気のせいで、個人山行の人はやめにしたのかな。そして、下山と同時に激しい雨が! 良かったね。
かくして、無事ソロ、テン泊完了。次は何に挑戦?まだまだ懲りていません。
ご丁寧にコメントいただき有難うございました。
テント2張りだけでしたが、不思議と顔を合わせませんでしたね。
私たちは、金曜日のうちに鳳凰三山を登ってしまい、土曜日は帰るだけと計画していたので活動時間が合わなかったんですね。
また、どこかの山のテント場でお会いできるといいですね。
まだまだヒヨッコ、未来ある(??)若者です(^^)
僕のことも書いて頂きありがとうございます!
僕もアルプス、初ソロテン泊でした!ただ自分の場合は、人生初でもあります。やっぱ楽しいですね!貴方様に会えたのもそうですが、1人だと周りの知らない人と話す機会も出来ますし。2日間で貴重な出会いを幾つかすることが出来ました!
天気はこっちも下山まで降らずにもってくれて、無事終えることが出来ました(^^)ご心配頂きありがとうございます。
また、いつかお互いソロでテント場で出会えるとイイですね!語り合いたいです(^^)
おつかれさまでした。
やっぱり、あそこから夜又神までは長いですね。変化がない道なので飽きてきました(笑)。いよいよこれから夏本番ですね。私は北アルプスのどこかと東北の飯豊か朝日に行こうかと思っています。
わざわざユーザー登録されたのですか?
でも、これを機会にレコされるのも良いと思います。ぜひ拝見させていただきます。
これからもよろしく。
梅雨にこれだけの展望なら、上出来ですね。
次はやはり花崗岩とハイマツの山、燕でも狙いましょうか??
メジャーな山ではどこも団体さんが多いですね。
個人で登るには不安を持つシニアや女性が増える一方、旅行代理店にとっては登山ツアーは利益率が高く経営的に非常においしい商品。
両者のニーズが合致してますから、これからますます団体さんは増えると思いますよ。
静かな山行を楽しみたい口にすれば、時と場合によっては迷惑な話でもあります。
コメントありがとうございます。
本当に岩の感じが燕あたりによく似ていますね。ここは、若い頃来ているのですが、ガスガスで、足元しか見えなかったので、初めて登った感覚です。
matchさんは、渋いところを狙いましたね。確かにこの時期、眺めが悪くてもあまり影響がないかも。(こっちはムシはあまりいませんでした。)長沢背稜は一度行ってみたいと思っています。
初めまして。すごですね、おいらは地蔵までいけませんでした、無理すればいけたのですが、漢音で1時間も眺めてしまい・・・、夜叉神から苺まで長く、いつも思いますが南のテント場が好きなので頑張って歩いています。来週北岳に行くつもり、kitasannから
おいらも半分主夫業、週の半分ね。あと3日はバイトしています。主夫業尾おもしろいですね、百名山、鉄道旅行、釣り、ゴルフ、アマチュア無線とやることがいっぱいあって大変です。kitasannから
kitasannさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ウーンすごいですね。テント背負って北岳ですか。
私も今のkitasannと同じ年までがんばれるかどうか…。そろそろ、体のあちこちにガタがきているもんで…。
私はもう主夫飽きました。結婚してからずっと兼業主夫でしたから…(笑)。
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