草紅葉が始まっている燧ヶ岳を尾瀬御池から往復

2022年09月16日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,016m
• 下り: 1,009m

コースタイム

御池登山口5:50→広沢田代6:45→5合目7:25→熊沢田代7:50→9:15俎��9:30→9:55燧ヶ岳山頂（柴安�堯�10:15→俎��10:40→熊沢田代11:45→広沢田代12:30→御池登山口13:25　【歩行時間：7時間】

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東京都日野市→国立府中IC→中央道→首都高→西新宿JCT→川口JCT→東北道→西那須野塩原IC→国道400号線→国道352号線→尾瀬御池駐車場

●尾瀬御池駐車場
　福島県檜枝岐村（ひのえまたむら）にあり、西那須野塩原ICから100km以上先にあります。駐車場には尾瀬ロッジ（現在は、B＆B（ベッド＆ブレックファースト）として、1泊軽朝食付の宿となっています）や山の駅御池（土産物販売、トイレ）があり、400台程度が駐車可能です。普通車は1000円でした。オンシーズンでここが満車になると、手前の七入駐車場を利用することになります。
　https://tozanguchi-p.com/post-5465/

　コンビニは、国道400号線関谷北交差点に、24時間営業のセブンイレブン那須関谷店（栃木県那須塩原市関谷2000番地1）がありました。最後に見かけたのは、御池の手前約22kmの山正コンビニエンス（福島県南会津郡南会津町塩ノ原394）ですが、朝7時からの営業のようです。
　
　公共交通機関は、会津鉄道会津線と野岩鉄道会津鬼怒川線の分界駅である「会津高原尾瀬口駅」から尾瀬御池（終点は尾瀬沼山峠）までを結ぶ会津バスの路線があります。
　https://aizubus.info/fromto/result/?from_type=B&from_no=430&to_type=B&to_no=429&f_to_type=&f_to_genre=

コース状況／危険箇所等

燧ヶ岳は福島県檜枝岐村にある東北地方で最高峰の山。尾瀬ヶ原を挟んで至仏山と向かい合う尾瀬を代表する山でもあります。今回は尾瀬御池から広沢田代、熊沢田代を経て燧ヶ岳の2つのピーク、俎�堯覆泙覆い燭阿蕁砲伴動濁瑤泙任魃�復しました。

●尾瀬御池〜熊沢田代
　駐車場（標高1500m）の奥に登山口があります。燧裏林道に入ると間もなくで分岐（標識あり）がありますので左に折れます。小さな沢を越えて樹林帯を進むと大きな石がゴロゴロとした急坂が現れます。足元が悪く、滑りやすいので注意。暫く急登が続きますが、やがて木道が現れると急に視界が開け、広沢田代の湿原の中に続く木道が見えてきます。池塘が点在し、この時季は草紅葉が始まっていました。
　正面にはもう一段上の台地が見えており、右手に進みながら再び樹林帯に入り、急斜面を登ります。木道もありますが傾いている箇所があり、岩や木の根の滑る感覚があります。この辺りに「5合目」の標識がありました。
　灌木帯の木道を緩やかに下り始めると今度は熊沢田代が現れます。鞍部の池塘脇にベンチが見え、その先には燧ヶ岳が見えるようになります。
　
●熊沢田代〜俎�堯措動濁堯併劃此�
　次第に下草が笹に変わり、正面に向かって右から左へとトラバース気味に登るようになります。いくつかの涸れ沢を横断すると、長いガレ場に差し掛かります。この時季は周囲にナナカマドやアザミの花が沢山咲いています。ガレ場から先は道が細くなり、周辺の山々を見渡せるようになります。崩壊地を横断すると9合目を過ぎて俎�瑤悗虜埜紊療个襪箸覆蝓�右手には柴安�瑤劣ァ垢靴せ僂鮓�ることができます。
　俎�堯壁弦�2346m）からは360度の眺望があり、眼下に尾瀬沼を見下ろします。向かいの柴安�堯壁弦�2356m）までは一旦鞍部に下り登り返して20分ほど。こちらの山頂からは広大な尾瀬ヶ原とその先の至仏山がよく見えます。

●全体的に
　大石がゴロゴロした急坂があり、木道は傷んでいて、場所によって足元が滑りますので、通過にそこそこ時間がかかります。それにしても湿原が美しく、山頂部は険しく、変化があって楽しいルートです。
　銀山平に荒沢岳という山があり、山頂手前に前�堯覆泙┐阿蕁砲箸いΩ韻靴ご篶蚤咾�あるのですが、「�堯廚箸蓮峺韻靴ぁ廚箸いΠ嫐�だそう。爼�瑤謀�着しただけでも十分にこの山の魅力を感じることができると思います。
　トイレ、水場は御池以外にはありません。私のau携帯は、谷筋を除き弱いものの電波は入っていたようです。

その他周辺情報

●尾瀬檜枝岐温泉
　日帰り入浴施設が3箇所あります。駒の湯は、午後2時から清掃・除菌作業を行うので、受付時間は午後1時30分までで一旦お休みとなってしまいます。
　http://www.oze-info.jp/spa/

●まる家
　地場産の蕎麦粉を使い、繋ぎを入れずに 熱湯と水だけで捏ね、手を定規にして包丁で引き切る様子が、布を裁ち切る様に似ていることから「裁ちそば」と呼ばれているのだとか。蕎麦餅「はっとう」は、蕎麦粉と餅米を合わせ、エゴマと砂糖をまぶした蕎麦料理で、柔らかくて甘くて美味しいです。
　http://www.naf.co.jp/maruyashinkan/

●山の駅御池
　尾瀬御池駐車場脇にあり、売店では山バッジ、土産、飲み物や菓子パン等を販売してます。
　http://www.ozejin-yamagoya.jp/rest/rest1/

写真

9/16 5:47

朝5時45分の尾瀬御池駐車場です。朝は寒いですねぇ。
( 'Θ')ノ( 'Θ')ノ おいっす

9/16 5:47

こちらは山の駅御池。トイレを利用します。

9/16 5:47

駐車場。個人的には10年振りの御池です。（satotake）

9/16 5:50

駐車場奥の登山口です。

9/16 5:51

では、出発しましょう！
(*`・ω・)ゞ

9/16 5:51

燧裏林道に入りました。

9/16 5:53

500mほど歩くと分岐が現れます。燧ヶ岳へはここを左折します。

9/16 5:53

木道をトコトコ。
((((。’ㅂ’)

9/16 5:54

樹林帯を緩やかに登りながら進みます。

9/16 6:00

泥濘あり。

9/16 6:06

傾いた木道。

9/16 6:10

大石がゴロゴロとした急坂に差し掛かります。悪路なり。

9/16 6:18

長く感じる急登。
(・ω・; A)フキフキ

9/16 6:29

後背に山が見えてきました。

9/16 6:32

20分ほど登ったでしょうか。木道が現れました。

9/16 6:36

階段。

9/16 6:38

綺麗な青空ですね。今日は安定した晴れ予報です。
(σ゜∀゜)σイイネ!!

9/16 6:42

湿原に入ります。

9/16 6:43

朝の日差しが気持ちいいです。

9/16 6:43

正面には一段上の台地が見えています。

9/16 6:43

燧ヶ岳の本山はまだ見えないなぁ。

9/16 6:44

湿原が現れました。

9/16 6:45

綺麗な池塘。

9/16 6:45

草が色づいてきています。
\('ω')/\('∀')/バンザーイ

9/16 6:46

振り返って。雲がかかっているのは平ヶ岳かな？

9/16 6:46

朝日と湿原。

9/16 6:47

木道が続いています。

9/16 6:47

ここは広沢田代です。

9/16 6:48

池塘が沢山。

9/16 6:49

足元には、キンコウカ。

9/16 6:50

ずっと歩いていたい感じ。
(・ω・)b

9/16 6:51

湿原に木が生えてきています。

9/16 6:55

青空と緑。

9/16 7:04

マリオに出てきそうなキノコが生えています。

9/16 7:07

登りにかかります。

9/16 7:16

石がゴロゴロ。

9/16 7:21

平ヶ岳。

9/16 7:25

え？ まだ5合目なのって感じです。
(； ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!

9/16 7:34

そして平ヶ岳＆広沢田代。

9/16 7:40

小ピークまで登りました。ついに燧ヶ岳の姿が見えました。

9/16 7:40

再びの湿原歩き。

9/16 7:41

ここを抜けていきます。

9/16 7:42

遠くのあの山は何て名前だろう？
(´・ω・｀)？

9/16 7:43

熊沢田代を一望します。

9/16 7:43

その先の燧ヶ岳。至近に見えてきました。

9/16 7:44

長大な木道。

9/16 7:45

この時季も良いものですね。いや〜、来て良かったです。
(๑•̀ •́)و✧.゜

9/16 7:46

鞍部にベンチが見えています。

9/16 7:47

池塘。

9/16 7:48

池塘。

9/16 7:48

ちょっと休憩しましょう。

9/16 7:48

熊沢田代のど真ん中におります。

9/16 7:50

リンゴを食べます。「歯茎をかじると、リンゴから血が出ませんか？」

9/16 7:50

後続がやって来ます。

9/16 7:58

さて、出発。
...((((*ФωФ)ノ ゴーゴー♪

9/16 8:01

登ります。

9/16 8:05

長い階段。

9/16 8:15

木の間を抜けて。

9/16 8:21

7合目です。

9/16 8:23

道はこんな感じ。

9/16 8:25

下草は笹になりました。

9/16 8:27

オヤマリンドウですね。

9/16 8:27

こちらはアザミ。花が増えてきました。
((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*。ワァ〜♥︎

9/16 8:33

ガレ場の入口です。

9/16 8:35

長いガレ場。

9/16 8:37

道の脇には、シラネセンキュウとオニアザミの花畑。

9/16 8:41

上部まで来ました。

9/16 8:48

景色が良くなってきました。

9/16 8:48

おー、素晴らしい。それにしても、雲が増えてきていますね。
(・∀・)

9/16 8:49

8合目。

9/16 8:49

いま、ここ。
φ(•ᴗ•๑)

9/16 8:49

なるほどね〜。では、先へ。

9/16 8:51

あそこを通過しますよ。

9/16 8:55

ハイマツ帯に入ります。俎�瑤篭瓩ぁ�

9/16 8:58

何度も見てしまう景色。

9/16 9:00

ついに9合目。

9/16 9:01

左手の展望。

9/16 9:03

テープあり。

9/16 9:08

ハイマツのトンネルを抜けていきます。

9/16 9:11

おお、右手には柴安�瑤陵α圓併僂�見えます。
(๑•ㅂ•) ok❢

9/16 9:12

とうちゃこ。

9/16 9:12

尾瀬沼が見えてきました。

9/16 9:13

指導標識。

これから向かう柴安�瑤鯒愀覆傍�念撮影。

9/16 9:14

尾瀬沼。

9/16 9:24

柴安�瑤慮�こうに尾瀬ヶ原と至仏山が見えます。
( ・ิω・ิ) ええのぉ

9/16 9:28

satonyaoが写真に入れというので1枚。

9/16 9:28

こんなポーズもとっちゃったりなんかしてね。
(*’ω｀*)ゞ

9/16 9:30

さて、お向かいまで縦走しましょう。こちらは尾瀬沼への道。

9/16 9:31

こっちが柴安�瑤悄�

9/16 9:32

道の様子です。

9/16 9:37

降下していきます。

9/16 9:39

鞍部の木道。

9/16 9:39

山頂を見上げます。

9/16 9:44

登り返し中に振り返って。

9/16 9:44

すぐ脇に大岩が聳えています。

9/16 9:53

登り切りました。

9/16 9:55

山頂標識があります。

燧ヶ岳ピークです。
( ´͈ ᗨ `͈ )ﻌ( ´͈ ᗨ `͈ )୨

9/16 9:55

奥に展望地があります。行きましょう。

9/16 9:56

尾瀬ヶ原を見渡せます。
イイネ(゜∀゜≡イイネ(゜∀゜≡゜∀゜)イイネ≡゜∀゜)超イイネー!!

9/16 9:56

見晴まで続く見晴新道にハイカーが見えています。

9/16 10:07

日光連山方面には雲海が広がっています。

9/16 10:12

俎�堯�では、ピストンで下山しましょう。

9/16 10:38

俎�瑤泙婆瓩蠅泙靴拭�

9/16 10:39

はい、御池へ戻りましょう。
(´-ω-)ウム

9/16 10:41

右手の様子です。

9/16 11:01

ガレ場まで戻りました。

9/16 11:29

こちらは熊沢田代の上部。

9/16 11:33

湿原の木道です。

9/16 11:33

また、あのベンチで休憩します。

9/16 11:33

湿原と私。
σ(゜∀゜)オレオレ

9/16 11:43

もうすぐ正午。燧ヶ岳山頂には雲がかかりました。

9/16 12:21

紅葉はこれからというところですね。

9/16 12:28

朽ちた木道

9/16 12:29

広沢田代まで戻りました。

9/16 12:49

歩きにくい石ゴロの坂。

9/16 13:22

沢を越えます。

9/16 13:23

青が綺麗ですねぇ。

9/16 13:23

もうすぐ駐車場です。

9/16 13:25

戻りました。
(³ω(³ω( ³ω³ )ω³ )ω³ ) オツカレンジャー参上

9/16 13:40

さて、今夜は檜枝岐村の旅館に宿泊します。

9/16 15:10

「旅館ひのえまた」さん。人気の宿です。
http://www.oze-rhinoemata.com/

日本秘湯を守る会の会員。

9/16 18:03

夕食は「山人（やもうど）料理」。

9/16 18:03

山人鍋（鴨鍋）、こごみ、ゼンマイ煮、はっとう。まだまだ料理が出てきます。美味しくてボリュームがあります。

9/16 18:06

純米酒「桧枝岐百年」。檜枝岐村は稲作不適につき、南会津で造っているそう。甘い酒で疲れを癒やします。

9/16 18:33

岩魚の塩焼き。
Ψ(*¯ч¯*)''モグモグ

9/16 18:56

こちらが十割蕎麦の「裁ちそば」。

9/16 19:17

田楽。右はなんとサンショウウオです。まだ、ご飯が出てきますがお腹一杯なので、後で部屋に届けてもらうことにしました。

9/17 5:32

朝風呂をいただきます。

9/17 5:32

今日も晴れ予報。これからsatonyaoを引き連れて会津駒ヶ岳へ向かいます。

9/17 6:01

朝6時。朝食をいただきます。では、駒ヶ岳へ出発！

撮影機器：

Galaxy S8 SCV36 au サムスン

Galaxy A32 5G SCG08 au サムスン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル

感想

satonyao

行かなければ出会えない夢のような景色が山の上にありました。
天気もよく、気温も心地よく降りるのがもったいな〜い。
岩ごろごろの箇所が長く、ちょっと慎重に行かないといけませんが、がんばった甲斐がありました。
そんなに人がたくさんいないのは、ごろごろ道がすこし長いからかな。
景色を一人占めできて良いですが。
特に下りは気を使うので時間がかかりました。
ビューポイントにベンチもあって気がきいてます。

早めの秋を感じる、さわやか登山に心洗われリフレッシュしました。

コメント

もりりん

お疲れ様でした。尾瀬に行ってみたいです！

さとたけ

MoriMoriMoriさん、(*´∀`)ﾉ *♪
いつもありがとうございます。

台風14号が近づいてきて、東京郊外の我が家は徐々に風が強くなってきました。山道が荒れないといいですね。

檜枝岐は、福島側からも新潟側からも遠くて…。でも、好きな場所なんです。

obanyan

娘さんとのご一緒でsatotakeパパのデレデレ感伝わってきますよ。ふふ(o^∀^o)

ところでサンショウウオてっ天然記念物のアレ？オオがつかなきゃ食べても良いのかしらん？
お味はどうでした？

さとたけ

obanyanさん、(* .ˬ.)) おはようございます。

サンショウウオが出てきた時は驚きました。
( ;`ω´) (`ω´; )ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ!
目がハッキリ分かりまして、見た目はエイリアンを油で揚げた感じでしょうか。
食べてみたら魚の味がして、🍶酒に合うと思いましたよ。(ΦωΦ)ｲｲﾈ!!

こんな情報見つけました。↓
https://dailyportalz.jp/kiji/160615196771