大朝日岳-以東岳(日暮沢口から)
- GPS
- 10:34
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 3,360m
- 下り
- 3,346m
コースタイム
02:00 日暮沢口
05:00 大朝日岳
07:30 狐穴小屋(水)
08:30 以東岳
09:40 狐穴小屋(水)
11:00 竜門山
12:30 日暮沢口
ポカリ4L, ガッツギア2, パン2
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
以東岳、大鳥側は大鳥池を渡す吊り橋が破損しているので入山が推奨されていない。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はクルマを1時間走らせてテルメ柏陵へ。350円とめちゃ安い。塩泉。サウナがあるのに水風呂が無いのが致命的だった。休憩所も謎の有料だった。再訪は無い。 |
写真
感想
2019年5月1日、令和元年初日。GWの遠征中、先生と2人で大朝日岳に登った。大朝日岳の山頂からどこまでも伸びてゆく尾根、その奥の奥に見える以東岳が気になっていつか登ろうと思っていた。大朝日岳も無雪期の姿を知らないのでまた登ろう。大朝日岳と以東岳、両方登ってうまく周回するルートが・・・組めない。竜門山から以東岳までピストンだな。昨日は飯豊山を下りたら3時間ほどの運転で日暮沢口へ。林道が狭いので対向車が来ないことを祈って運転したが時間が悪く、下山した人が数台下りてきたので大変だった。ふもとで寝てから夜中に出てくるんだった。
1時半起床の2時出発。7時間ぐっすり眠って元気いっぱい。連日やたら早起きなので寝不足のように思えるかもしれないが18時には寝るので平日よりも週末の方がたくさん寝ている。今日は破線ルートなしのメジャーな登山道なのでヤブいってことは無いだろう。まずは大朝日岳まで標高差1,200m. 道は広く登りやすいが中々のアップダウンがある。山頂までたっぷり3時間かかった。小屋では大勢の人が日の出待ちをしていた。日の出まで30分もあるので待たずに先へ進む。山頂から見た以東岳は気が遠くなるほど遠い。実はあれは以東岳じゃなくて、もうちょい手前の山が以東岳なんじゃないか?と思って地図を見てもやっぱり一番奥が以東岳です。ありがとうございました。
西朝日岳のあたりで御来光。素晴らしい雲海だ。海が見える。月山が見える。遠くに鳥海山も見える。山形は山がいっぱいあってずるいな。目の前には竜門山、寒江山、いくつものアップダウンの先に目指す以東岳が見える。大朝日岳はあんなにたくさん人がいたのに以東岳を目指す人は全然いない。以東岳方面から下りてくる人は10人くらい。大朝日岳-伊東岳の間は連休ド真ん中にも関わらず静かでとても良かった。昨日「雪が降る前にまた飯豊山に来てもいいかも」と書いたが以東岳もまた来たいと思った。紅葉しそうな植物が多い。もう少し秋が深まったらもっと素晴らしいんじゃないか。初夏の高山植物も凄いことになりそうだ。
狐穴小屋でガブガブ水を飲んだら以東岳へ。山頂は貸切だった。雲の面積が増えてきた。午後から雨が降るかもしれないから早く帰ろう。引き返して再び狐穴小屋で水を汲んだら竜門山までいくつも登り返す。雲が出ているのに暑い。やっと竜門山まで来たら今日はもう登らなくていいかと思いきや帰りの尾根も結構登る。最後はブナの森に癒されて川の音が聞こえたらゴール。たっぷり10時間半のタフな山行だった。常識的に考えて1泊で行ったほうがいい。僕もこのルート日帰りはもう勘弁です。でもとても良かった。また来年、性懲りも無くやりそうな気がする。
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