赤岳・阿弥陀岳
- GPS
- 08:10
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,518m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:09
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時期の車中泊はとても寒いです。ダウン着ても寒くて寝られない程です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:赤岳山荘 登山道の状況: ・南沢コース、北沢コースとも明瞭 ・地蔵尾根 核心部とされる上部も高度感はなく一般的な慎重さをもって歩けば大丈夫でしょう ・文三郎道分岐から中岳 ジグザグの下りがとにかく滑るので注意 ・中岳のコルから阿弥陀岳 落石を発生させないように細心の注意が必要です。前回小さいながらも石を落とされました。 ・中岳のコルから行者小屋 取り付き部分が崩落気味でロープの助けを借りて下りますが、あとは危険箇所無し |
その他周辺情報 | 美濃戸口からほど近い「もみの湯」によることが多いです。ヌルスベないいお湯です。私の場合、帰り道ということですぐに温泉に浸かりたいのを我慢して「みたまの湯」へもよく行きます。空いているのはもみの湯の方かな。 |
写真
装備
備考 | 9月後半ともなると、車中泊をするには寝袋等防寒対策をしっかりしないと寒くて寝られない。 この山域はストック不要。 |
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感想
3連休、友人との山行が叶わずソロとなり、台風接近の折り日帰り登山で計画しました。金峰山、瑞牆山、八ヶ岳辺りで考えていて直前のヤマテン予報も参考に赤岳〜阿弥陀岳を一人で登ってきました。
金曜の午後休みをとりのんびり支度をし、夕方早めの出発。赤岳山荘へは21:30ころ到着、この時間はまだまだ空きがありました。お疲れさんビールを2本飲んで仮眠。
が、あまりに寒くて夜中に目が何度も覚めてしまった。ダウンを着るくらいではダメでした、寝袋に包まる等しないともう眠れない程夜は冷えます。
3時半に目覚ましをかけていたけれど、何しろ寒くて寝たんだか寝られなかったんだかという状況で、目覚ましを鳴らすこともなく3時半ころからもぞもぞし始め、おにぎりを2つ食べ4時過ぎにヘッデン点けて出発。
ナイトハイクは普段しないのでかなり緊張しました。南沢は北沢とは対照的に、陰気なコースなのに日の出前にヘッデン点けて歩くなんて正直かなりビビってました。
前を歩く人は無く、かなり後ろにかすかに2つばかりヘッデンの灯が。
早く日の出となれと念じながら歩きました。
行者小屋へ着くと目指す赤岳方面は晴れ。気が急くところだけれど、残りのおにぎりを2つ食べエネルギーチャージ、ヘルメットをかぶっていざ地蔵尾根へ。
地蔵尾根も2度目なので勝手が分かっています、前回の記憶を呼び起こしながら歩いて地蔵の頭へ。
地蔵の頭まで来ると富士山が見える、この演出は悪くない。今回は初めて完璧と言っていい富士山でした。時間もまだ早いので赤岳へすぐに向かうことはせず二十三夜峰の方へ歩いて、いい感じで赤岳と富士山を撮れるポイントを探してシャッターを切りまくっていました。
赤岳山頂からの天望もそれはそれは素晴らしかった。以前友人と赤岳から硫黄岳まで歩いたときに偶然出会った同じ地元の方が、その翌早朝赤岳へ登られて、下山してきたところにちょうど出くわしたので話しを聞いたところ「全部見えたよ!!!」と。
われわれは概ねガスの中の登山だったのでくやしい思いをしました。
その「全部見えたよ!!!」がまさに今回の私の登山でした。
周りの登山者も一様に感激していましたね。
赤岳ですっかり満足したものの、持ち前の貧乏性から阿弥陀岳へも結局登ることに。
阿弥陀岳は本当に神経をつかう山ですね。いきなりハシゴが現れたりするものの核心部はそこではなく、ハシゴも鎖も設置されていないようなところがいちいち落石させてしまいそうなところばかりで気を遣います。体力的にというより精神的に疲れる山ですね。
阿弥陀岳からの天望も素晴らしく、先週歩いたばかりの編笠山から権現岳へのコース、さらにそこからこちらへ延びる縦走路。奥には北岳、甲斐駒、仙丈、鳳凰など名峰がずらり。
ゆっくりしたいところだけれど、台風接近の折り早めの下山が吉、ということで慎重に慎重に阿弥陀を下り、中岳のコルから行者小屋、中山乗越を越えて赤岳鉱泉、そこから北沢コースを歩いて赤岳山荘の駐車場へと戻りました。
美濃戸林道は年々道が悪くなっている気がします。私はジムニーなのでむしろ楽しくはあるのだけれど、明らかにむちゃだろっていう車も停まっていていつも驚かされます。
もみの湯が空いていたのも嬉しい誤算。ゆっくり浸かって諏訪南IC入口のハルピンラーメンで遅い下山メシ食べて帰りました。
これにて2022年の夏山終了、かな。
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