唐松岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 922m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方アルペンライン(ゴンドラ+アルペンクワッド+グラートクワッド=往復2900円※JAF割引あり)で八方池山荘より登山開始 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池から本格登山 雪渓あり。最初の雪渓はアイゼンあると安心。ピッケルあるとなお安心。以降の雪渓はアイゼン等不要。 |
写真
感想
絶景と高山植物を求めに唐松岳へ。しかしながら生憎の天気で絶景は早々諦め、せめて雨が降らずに登れますようにと願いながら向かいました。ゴンドラ下に駐車して3つの乗り継げばもうそこは1800mの世界。労せずして来られ散策や(通常は)絶景を拝めることから、登山者より一般の観光客が多かったです。
人が多いのは八方池までで、そこから先は本格的な登山となり、人の数もぐっと減りました。急勾配はあまりないですが、ナイフリッジ的な個所などもあり油断はできません。岩やダケカンバの感じ、北アルプスぽいなぁと。で、大したことなく行けるかと思ったら、早々と雪渓出現しました。しかも150mほど続くとのこと。斜度がまぁまぁありロープが付けられています。実はピッケル持っては出たのですが、必要ないだろうと判断し車に置いてきてしまっていて、あるのは4本の軽アイゼンのみ。たまたま長野捜隊の方がいて、下りはアイゼンでしっかり下りないと危ないというようなお話。ちょっと不安でしたが登りは軽アイゼンで突破しました。慣れてる人なら問題ないかと。ちなみに下山時は、ピッケルなしだとロープに手をかけて転んだときすぐ止められるようにして下りないと危ない感じでした。実際に転んで何メートルか滑り落ちてた人もいました。(大事には至らず)
第一雪渓後も何か所か雪はありましたが、短く緩やかで特に問題ありませんでした。暫くすると雨が降り始め、なんだか体も重くて元気がない感じに。丸山ケルンまでたどり着いたところで、ここから行けるか?!戻るか?!となりました。何気に戻りたい気持ちもあったのですが、あと1時間っていうし、ここまで来て山頂に立てないのはやっぱり嫌だ!と、頑張ることにしました。おそらくシャリバテだったみたいで、小屋着く前にだめだーと一旦休憩してオニギリやらを食べました。腹が減っては戦は出来ぬとはこのことでしょうか、見れば同じくらいに登っていたパーティーの人たちもほぼ同じ場所で食べ始めておりました。元気が戻ってきたところで、えいやと、小屋到着!小屋の周りはお花がきれいで癒されました。
小屋から山頂まで、ザックデポせず。雨降ってたからなんとなく。でもやっぱ置いてった方が楽だったな(笑。と、ここでご褒美が!目の前にライチョウくん登場です!!少し会えるかなーなんて思ってましたが、まさかほんとに会えるとは。景色が見られないのをかわいそうに思ったのかな!ガスの中にぼやーっとしてましたが、嬉しかったです♪山頂は誰もおらず。そして見事に白しか見えず。。。北に白馬三山、東に八方尾根、南に五竜、西に剱・立山、また山頂北に白馬へ向かう不帰嶮への道が延びている、、らしい。うーん哀しい!でも、まぁまぁ。てことで。無事登頂できたことで達成感はあり、頑張った、満足!です。下山するにつれて雨がひどくなり、八方池辺りからはほんとの雨で道が川みたいでした。石や木の上は濡れていると滑るので要注意です。でもって雨の中のリフト、修行でした。
目的のもう一つの高山植物はもうシーズンが始まっており、沢山咲いておりました☆見たことあるけど名前が出てこない〜って感じだったので、これから始まる夏山シーズンでまた色々覚えようと思います。今回は、ミネウスユキソウ、ユキワリソウ、ミヤマアズマギク、イワカガミがいっぱいありました。山頂小屋近くにはまだもう少し先のコマクサの群生地があり、これから楽しみですね。
お天気には恵まれませんでしたが、北アルプス・唐松岳、充実の登山となりました〜!
翌日はやはり筋肉痛になってしまいました。
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