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Yamareco

記録ID: 4716166
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(登り西黒尾根、下り田尻尾根)

2022年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:23
距離
12.1km
登り
1,486m
下り
1,495m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:41
休憩
0:37
合計
5:18
距離 12.1km 登り 1,498m 下り 1,495m
3:45
8
3:53
4:00
0
4:00
4:04
80
5:30
5:31
40
6:11
6:14
10
6:30
9
6:39
6:47
9
6:56
6:57
4
7:08
7:12
13
7:42
7:45
15
9:02
ゴール地点
3:43駐車場-5:24ラクダの背-6:28トマの耳-6:39オキの耳-7:43避難小屋-8:58駐車場
天候 晴れ
無風・微風
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口近くに駐車。到着時(3:36)はガラガラだったが、帰りの時点(9:19)ではほぼいっぱい。
コース状況/
危険箇所等
西黒尾根の上部は鎖場や岩場が連続する。昨日までの雨で濡れていたら厄介だったがほぼ乾いていた。その代わり稜線に出ると日陰のところはまだ乾いてなくて、岩場は滑り易かった。また田尻尾根は全般に粘土質で滑り易い。
夜明けの時間
2022年09月25日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/25 5:09
夜明けの時間
明るくなる
2022年09月25日 05:40撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 5:40
明るくなる
日の出
2022年09月25日 05:41撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 5:41
日の出
岩場が赤く染まった
2022年09月25日 05:42撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
1
9/25 5:42
岩場が赤く染まった
赤くなる
2022年09月25日 05:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
9/25 5:50
赤くなる
岩壁が赤く染まった
2022年09月25日 05:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/25 5:53
岩壁が赤く染まった
鎖場が連続
2022年09月25日 06:07撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 6:07
鎖場が連続
稜線が見えた
2022年09月25日 06:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/25 6:20
稜線が見えた
谷川連峰の主脈が見えた
2022年09月25日 06:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
9/25 6:20
谷川連峰の主脈が見えた
双耳峰
2022年09月25日 06:23撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 6:23
双耳峰
トマの耳を目指す
2022年09月25日 06:27撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 6:27
トマの耳を目指す
トマの耳到着
2022年09月25日 06:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
9/25 6:28
トマの耳到着
トマの耳から見たオキの耳とその先
2022年09月25日 06:31撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
3
9/25 6:31
トマの耳から見たオキの耳とその先
トマの耳に到着
2022年09月25日 06:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
9/25 6:39
トマの耳に到着
トマの耳から見たオキの耳
2022年09月25日 06:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/25 6:45
トマの耳から見たオキの耳
肩の小屋
2022年09月25日 06:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
9/25 6:57
肩の小屋
肩の小屋から見た主脈
2022年09月25日 07:02撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
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9/25 7:02
肩の小屋から見た主脈
黄色のじゅうたんみたい
2022年09月25日 07:06撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
9/25 7:06
黄色のじゅうたんみたい
笹の緑のと対比
2022年09月25日 07:11撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
1
9/25 7:11
笹の緑のと対比
ここを下る
2022年09月25日 08:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/25 8:06
ここを下る
田尻尾根はぶなが多かった
2022年09月25日 08:29撮影 by  RICOH WG-6, RICOH
1
9/25 8:29
田尻尾根はぶなが多かった
涼しげな沢
2022年09月25日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
9/25 8:49
涼しげな沢

感想

白毛門登山口近くの駐車場には3:36に到着。まだ真っ暗。駐車場の混雑を予想したがガラガラだった。シューズを履き3:43にライトを点けて出発。今日は白毛門ではなく西黒尾根を登って谷川岳を目指す。車道を20分ほど歩いて登山口に到着。アスファルト道路の傾斜が案外きついので良いウォームアップになった。ここからようやく登山道だがいきなりの急登。駐車場での気温は12℃と涼しかったが、急斜面を登り始めると息が切れるし暑くなる。それでも時折風が抜けるのでオーバーヒートは避けられた。薄手の長袖シャツ一枚でちょうどいい。西黒尾根を登り始めてもまだ暗いのは変わらず、ヘッドライトの灯りが頼り。ライトで照らしつつ慎重に足の置き場を探す。樹林帯歩きが続くため外の状態が分からないが、徐々に白んでいるのだけは分かった。ラクダの背で休憩したが、この時点でようやくヘッドライト歩行から解放された。そしてお待ちかねのご来光の時間。今日のメインイベント。東の方角を背にして登るので、時折振り返って太陽のある方角を見る。明るく赤くなり始め、5:40頃に日の出を迎えた。ちょうど急な岩場に取り掛かっていたところで、大岩壁に朝日が当たるところは見られなかったが、周囲が赤く染まるのは見られた。今日の日の出は赤かった。前後左右周囲に誰もおらず貸し切り。満足。日の出の時間帯までは手にストックを持って登っていたが、この先も岩場が連続するようなので適当なところで折り畳んでしまった。両手両足で登っていく。まだ朝早いので登りも下りも登山者はいなくて、自分のペースで登れるのは幸いだった。6:20頃稜線の標柱が下からも見えるようになる。きつい登りももうすぐで終わる。ストックを再度使用する。稜線に出れば人が多いかと思ったが、相変わらずの無人。青空のもとトマの耳を目指し、6:28に到着、無人。山頂なので風は抜けるもののそれほど寒くない。写真を撮りつつもう1つのピークを見る。向こうにも人はいそうにない。写真数枚で移動再開。日陰の岩が湿っていてグリップがなく難儀する。スリップや尻餅に注意しつつ進み6:39にオキの耳に到着。こちらも無人だった。結局駐車場を出てから2人しか登山者は見掛けなかった。この後ロープウェイが運行を始めれば激増するだろうが、それまでは案外静かなようだった。山頂付近の湿っていない岩に腰掛けて大休止とする。持参した麦茶を飲みメロンパンでカロリーを補給する。下界に定時連絡を入れる。さすがに登山者が多い谷川岳なので、携帯は途中途中もばっちり入っていた。これは助かった。

オキの耳も風が抜けて少し寒かったが、ジャケットを羽織ったり着足したりするほどではなかったのでそのままでいた。しばらく休んでいたが次の登山者が上がってきたので自分は下山を始める。今日の天気なら馬蹄形の縦走にでも行きたい気分だが、今日の装備では無理。水も食料も足りない。諦めて下山にかかる。駐車場からオキの耳まで3時間かからなかったので、下りも楽勝かとおもったが、そうではなかった。昨日までの雨で湿った登山道が多く、下りはスリップ要注意の箇所が続いた。人がほぼいないのが良かったが、多い時間帯だったら通過に時間を要したと思う。主脈を右手に眺めつつ下り肩の小屋を過ぎる。昨日は泊まり客がいたようだった。時折山頂方面を振り返りつつ下る。足下の登山道が相変わらず湿っているのでペースは上がらない。滑って転んだり、先日のように一回転したくないので、今日は特に慎重に進んだ。既に7時を過ぎてロープウェイの運行も始まったはずだが、登りの登山者とのすれ違いは景色のいいところでは発生しなかった。登って来るのに相応時間がかかるのだろう。それまではひとけのない登山道を進む。標高が下がり暑さを感じるようになると樹林帯に入る。オキの耳を出て1時間ほどで熊穴沢避難小屋に到着。重い戸を開けて中に入り休憩する。ここでもまだロープウェイ組はいなくてのんびり休むことができたが、この先がカオスだった。避難小屋から先に進むと登りの登山者とのすれ違いが頻繁に発生するようになった。人の列が途切れない。登山道が比較的広いので待ったまま何分も立ち通しになることはなかったが、すごい数の人が登ってきた。連休最終日で、昨日一昨日が登山には不適な天気だったため、皆今日を待っていたのかもしれない。自分のその一人だが、ロープウェイが動き出すのを待てず下から登ってきてしまった。この登山者とのすれ違いは田尻尾根の下山口まで続いた。尾根を下り始めると登山者の姿は全く見なくなり、結局登山道で見掛けることはなかった。全く極端だなと思った。

田尻尾根は今回初めて利用したが、西黒尾根と比べれば優しく感じた。急坂だし粘土質で滑り易いルートではあるが、岩場や鎖場はないし、何よりぶなが多いのが良かった。下りになっても天気は良く暑さを感じながらの下山だったが、ぶなの葉が日差しを遮ってくれるため、暑さも遮ってくれるようだった。こんなところにぶながたくさんあるなんて知らなかった。誰もいない登山道をゆるゆる下りつつ、ぶなを眺める。樹林帯なので遠望はないが、ぶなの森は雰囲気が良い。快適に進むと登山道から砂利の林道に出る。何かの工事をしているのだろうか。仮設の橋をいくつか過ぎ、涼しげな沢も通過する。しばらく進むと道路に出た。これで今日の行動はほぼ終わり。車道を軽くジョグして8:58に駐車場へ戻る。早朝出発時はガラガラだったが、この時間はやはりいっぱいになっていた。これからどこかへ向かう登山者も見られた。

自分は渋滞を避けたいのでとにかく早出した。下山後も後片付けをさっさと終えたらさっさと帰宅した。そのお陰か、帰りの道路も渋滞にはまらず帰宅できた。

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