ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4720254
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

前穂高・北尾根〜明神岳・主稜

2022年09月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:15
距離
22.8km
登り
1,830m
下り
1,828m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
1:40
合計
10:15
5:40
95
上高地
7:15
7:30
95
横尾
9:05
9:20
60
涸沢
10:20
10:35
20
5/6のコル
10:55
11:00
25
前穂高・北尾根5峰
11:25
11:30
20
前穂高・北尾根4峰
11:50
12:10
50
前穂高・山頂
13:00
13:10
15
明神岳・2峰
13:25
13:30
35
明神岳・4峰
14:05
14:10
70
5峰台地
15:20
15:25
15
南西尾根・取付
15:40
15:40
15
林道・入口
15:55
上高地
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
徳沢への道。
アラスカのようだ。
2022年09月25日 06:31撮影 by  SO-01J, Sony
1
9/25 6:31
徳沢への道。
アラスカのようだ。
涸沢へ。
紅葉はまだだが、
赤い実が綺麗だった。
2022年09月25日 08:56撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 8:56
涸沢へ。
紅葉はまだだが、
赤い実が綺麗だった。
5/6のコルから
穂高連峰を望む。
久々の快晴で気持ちいい。
2022年09月25日 10:22撮影 by  SO-01J, Sony
3
9/25 10:22
5/6のコルから
穂高連峰を望む。
久々の快晴で気持ちいい。
北尾根5峰。
ここから北尾根縦走が始まる
2022年09月25日 10:22撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 10:22
北尾根5峰。
ここから北尾根縦走が始まる
前穂高頂上から
秋空に映える槍穂高連峰。
2022年09月25日 10:57撮影 by  SO-01J, Sony
3
9/25 10:57
前穂高頂上から
秋空に映える槍穂高連峰。
前穂高頂上から
槍ヶ岳と
彼方に立山連峰が見える
2022年09月25日 11:57撮影 by  SO-01J, Sony
3
9/25 11:57
前穂高頂上から
槍ヶ岳と
彼方に立山連峰が見える
前穂高頂上から
明神主稜
これから進む稜線。
2022年09月25日 11:57撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 11:57
前穂高頂上から
明神主稜
これから進む稜線。
前穂高頂上から
西穂高から奥穂高の稜線
2022年09月25日 12:01撮影 by  SO-01J, Sony
4
9/25 12:01
前穂高頂上から
西穂高から奥穂高の稜線
明神岳主稜。
明神岳1峰と2峰がそびえ立つ
2022年09月25日 12:30撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 12:30
明神岳主稜。
明神岳1峰と2峰がそびえ立つ
霞沢岳と焼岳
この時間になっても
快晴で気持ちいい
2022年09月25日 13:05撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 13:05
霞沢岳と焼岳
この時間になっても
快晴で気持ちいい
明神岳4峰。
頂上はたおやかで
休憩すると気持ちいい。
2022年09月25日 13:22撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 13:22
明神岳4峰。
頂上はたおやかで
休憩すると気持ちいい。
明神岳5峰
主稜最後の峰。
2022年09月25日 13:43撮影 by  SO-01J, Sony
3
9/25 13:43
明神岳5峰
主稜最後の峰。
上高地から梓川と明神岳を望む
2022年09月25日 15:48撮影 by  SO-01J, Sony
2
9/25 15:48
上高地から梓川と明神岳を望む

感想

今年は天候不順でなかなか晴れの日がない。
仕事で1日しか休日がとれないこともあるし、
日帰りで行くことが多くなるかも。
なので日帰りで行けるか検証してみた。

【設定】
 仕事終了後、深夜出発して《あかんだな駐車場》にて就寝。
 次の日、前穂高北尾根&明神主稜を日帰り登山して帰宅。

【各地点の設定リミット】
 あかんだな駐車場5:20➡6:00上高地➡7:30横尾➡9:00涸沢
 ➡ 10:00前穂高・北尾根5・6のコル➡12:00前穂高・山頂
 ➡ 15:00明神岳・5峰➡17:00上高地
 ※涸沢で前穂高に進むか撤退か判断
 ※バス最終:17:30
 ※高山タクシー最終(090-3303-4813):18:45(18:00迄に連絡する)

◎せっかくなので他何点かも検証してみた。
 1.冬期単独登攀の下見の為、割合簡単なルートを再確認する。
  (前回は適当に登ってしまい、アイゼンでは困難な箇所を通過)
 2.柔らかいローカットのアプローチシューズで長時間可能か
  (僕は基本的にローカットのアプローチシューズでは登山しない)
   検証シューズ:スカルパ/イグアナ
 3.マウンテンハードウェアのスクランブラーザック25Lで可能か。
  (アセンジョニストザック35Lの方が背中に密着し、使用しやすい)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
9月25日 AM4時 アカンダナ駐車場
車からでるとだいぶ寒かった。
空気も澄んでいて
見上げれば満点の星空だった。
秋が進んでる。

前回はトイレ行っている内にバスが行ってしまった。
今回は気をつけてなんとか始発に乗れた。
おかげで上高地には予定より20分早い5時40分着。
気温はまだまだ低く、薄手手袋をしても手が冷えた。

7時15分 横尾着
林道をうんせうんせ歩いたけど、
思ったより時間が短縮できなかった。
やっぱり林道では走らない限り、時間短縮できないんだね。

9時5分 涸沢着
予定より5分遅れだけど、焦ってバテても仕方ないので
涸沢ヒュッテのテラスでアンパンと水分を補給して休憩。
風もないし、あぁ、平和だな。

10時20分 5/6のコル
快晴、微風。天候良し。
穂高連峰が目の前に見えて気持ちいい。
予定より20分遅れてしまったけど、
18時45分最終タクシーには間に合うだろう、
そう判断してこのまま進むことにした。

5峰4峰3峰と気持ちよく登っていく。
乾いた秋晴れの空に白い雲が糸を引く。
静かな稜線。
振り返れば槍穂高連峰、彼方に立山連峰。
今日は最高の日だ。
冬期登攀の為、アイゼンでも簡単に登れそうなところを探したけど
また、何カ所かおかしなところを通ってしまったな。
下を見ればちゃんと踏み跡が見えた場所もあったな。

11時50分 前穂高頂上。
今日はずっと快晴だな。
槍穂高連峰から西穂高、焼岳、霞沢岳とぐるっと一面見渡せる。
はるか彼方には南アルプスと富士山も。
予定より10分早く着いたし、あんぱん休憩してちょっと昼寝した。
日差しは強いが風は柔らかくて気持ちよかった。

13時00分 明神2峰。
焼岳に雲海がかかり始めたけど、まだまだ快晴。
時間もだいぶ余裕がでてきた。
うまくいけば16時のバスに乗れそうだ。
ここからは縦走っぽくなってくるので、
食パン食べながら、しばし静かな縦走路を堪能した。

初秋の北アルプス。
日帰りだけど、十分楽しめたな。
来て良かった。
それでも前穂高頂上でビバークしたら、
アカンダナ駐車場でみた星空以上の星空が見えたのかな。
10月初旬にアイトレでもしよかとも思ってたけど、
なんだか今はお腹一杯だな。
ちょっと一休憩しよかな。

Ps:夕ご飯はSAにしようかと車を走らせる。
  19時32分、ひるがの高原SAに到着。
  ラストオーダーは19時30分。
  ギリアウト。
  仕方なく、刈谷SAに向かう。
  21時35分、刈谷SAに到着。
  ラストオーダーは21時30分。
  ギリアウト。
  わけわからん。
  結局、最後はコンビニ弁当。
  ぶっきー炸裂。

【装備の検討1:アプローチシューズ(イグアナ/スカルパ)】
 ふにゃふにゃのローカット・軽量アプローチシューズ
 涸沢迄の砂場とか砂利には弱いけど、それ以外は問題ない。
 岩場にはめちゃ強くて、クライミングシューズのようだった。
 ソールが柔らかいので、重装備の時は足の筋肉で支えなくてはいけない。
 なので、使用する場面としては、軽量装備で岩場の多いとこかな。
 低山で砂や土、砂利が多いとこは向かないと思う。
 ここまで柔らかくてローカットのシューズで登山をしたことがないので
 事前に足首と膝にテーピングをした。

【装備の検討2:ザック(スクランブラー25L/マウンテンハードウェア)】
 背負い心地はアセンジョニストザック35L(パタゴニア)の方が良く、
 スクランブラー25Lは少々肩が凝ったが、やがて気にならなくなった。
 然程問題なく使用可能と判断
 
【ソロ対策】
 登山計画書の提出(会社デスクの中、車のダッシュボード、登山口)
 電波の入る箇所では極力、現在地と天候をLineにて友人に連絡。
 また、バスの時間は気になるが、小休憩・行動食・水分はこまめに実施。
 これを怠ると後々、バテてくる。

【行動中の服装】
 上高地〜本村橋(5:30〜8:00):
  サイマルアルパインパンツ、アクティブスキン(上)、手袋(インナー)
  日があまり昇っておらず寒かった。
 本村橋〜前穂高〜上高地(8:00〜16:00):
  サイマルアルパインパンツ、アクティブスキン(上)

【装備】
  懸垂下降用ザイル(20メートル)、ハーネス、ATC、
  緊急用シュリンゲ(60僉2、120僉2、カラビナ×4)、
  登山靴(スカルパ・イグアナ)、ヘルメット、
 フィット靴下 、サイマルアルパインパンツ、アクティブスキン(上)、
 フーディニエアジャケット(今回はXSサイズを使用)、
 ナノエアフーディー、手袋(インナー・オーバーミトン)、
 レインウェア(パタゴニア・ストーム10)、
 シュラフカバー、 ツェルト(1人用)、
 ストック(BD・ディスタンスカーボンFLZ)、 コップ、
 メガネ、食料(2食分+α)、水分(2.0L) ヘッドランプ
 電池、テーピング、地図、コンパス、ライター、 リップ、
 ナイフ、トレペ、ウェットティッシュ、銭湯装、お金、腕時計 Myアイテム
 合計重量:7.8kg(食料/水は含む;銭湯装は含まず)

 ※登攀道具(ザイルやシュリンゲ等)は使用せずに行けるが、
  ルート間違いによる懸垂下降や救助活動等の為に必要かと思う。
 ※食料:90キロカロリーのアンパン×5、120キロカロリーの食パン×2
     食パンはパサパサすぎて苦しい。アンパン最高。
 ※水分1.7L摂取(2.0L携行)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:514人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
重太郎
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら