奥志賀高原を岩菅から切明に抜けて
- GPS
- 50:15
- 距離
- 63.8km
- 登り
- 3,177m
- 下り
- 2,745m
コースタイム
4/27 望山荘06:15→峠の三十三観音コース→サンバレーバス停09:20
熊の湯バス停10:45→前山リフト山頂11:30→四十八池分岐12:15→赤石岳14:15
→金山沢頭16:00→のっきり分岐17:15→岩菅山山頂18:00
4/28 岩菅山山頂04:15→裏岩菅05:00→烏帽子岳→切明(雄川荘)11:00
4/29 切明(雄川荘)03:00→ムジナ沢登山口分岐03:50→屋敷05:30→小赤沢06:20
4/29 蓮駅10:00→古牧橋10:15→信濃竹原駅11:40→湯田中駅12:25
天候 | 6/27〜6/29 曇り時々雨、たまに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三十三観音コース(渋温泉〜サンバレ−)は歩く人も少なく草に埋もれかけています。 岩菅から切明は道は鮮明です。但し、烏帽子あたりまでは比較的踏まれているようですが、そこから先は道を歩く人はいないようで、粘土質のすべりやすい道が続き、ところどころ草が生えてきています。 |
写真
感想
目が覚めたら、既に6時過ぎ!
昨晩、湯田中に泊まって志賀高原を経て岩菅まで赤線をつなげる為に4時前に歩き出すつもりだったのに…
とりあえず、慌て宿を出て国道292号に沿って歩く。途中で側道に入る。道の舗装はすぐに終わり、山道となったがループ橋のところに出る。少しでも距離を短縮したく、今度は第一発電量より側道に再び入る。どうやら、地図に載っていないハイキングコースがあるみたいで山道がずっと続く。名水公園の手前のカーブに出た。まだ道は続くようだが、ここからは国道の方が早そうと思って、国道沿いに歩いた。
しばらくしてサンバレーに到着。
ここから、石の湯温泉への山道を歩くつもりだったが、地図を見て愕然。現在閉鎖中の文字が!
それでもなんとかなると勝手に思い、歩き出したがやがて取水場で行き止まりになってしまう。ガーミンを取り出して位置を確認しながら戻ると、取水場の少し手前に草に埋もれた道があった…
これは駄目だ。岩菅迄辿り着かない。諦めて、サンバレーに戻り、バスで熊の湯までワープ。熊の湯から前山スキー場に登り岩菅に向けて歩き出した。
前山スキー場に着いた時が12時少し前。少々焦っていた。今日は岩菅避難小屋泊まりなので、出来るだけ早く着きたい。しかし、足が重たい。渋池を経て四十八池迄歩くが全然ペースが上がらない。四十八池分岐より尾根に上がる。雨こそ降っていないがガスに覆われ展望はない。唯、モクモクと歩く。赤石岳も完全にガスの中。金山沢の頭を経てノッキリに着いた時はもうバテバテだった。
最後の力を振り絞って、岩菅山を登る。山頂も全く展望なく、早々に避難小屋に到着。避難小屋に着いて少し後ついに雨が降り出した。
避難小屋には少しがっかり。思ったより綺麗でなく、しかも誰もいない。此処で一夜を過ごすのが少し憂鬱だった。
あまり眠れない夜が明けた。切明温泉迄の道は不安がいっぱい。破線の道は不安だ。しかも、外に出ると、ガスと強風だ。
熊が怖いので、ラジオをガンガンに慣らしながら歩く。裏岩菅迄は歩く人もいるらしい。裏岩菅を経ていよいよ破線の道と思ったが、思ったよりはっきりしている。唯、歩く人は殆どいないようで道はふわふわ。
途中、岩を登らされる(カニの横ばい?)ところがあるがさほど危険なところはない。
標識はかなりあるが、岩菅−切明というもので、展望もなく自分がどこを歩いているか分からない。烏帽子岳も標識がなく、ガスの中通り過ぎた。下り出してから、気が着いた。
烏帽子岳からの下りはきつかった。坂も急だが、道がしまってなく、雨で更に滑り易く、どこに足を置いても滑りそうと思って、案の定、何度も滑った。
やっとの思いで急坂を下りきって、笠法師の巻き道を歩く。根曲がり竹がひどいと地図に書いてあったが、地元の方々のおかげで通行に支障はない。笠法師を巻き終わってホッとした。後は切明温泉に向かって下るだけ。唯、道は相変わらずのぐちゅぐちゅでここでも何回も滑ってしまった。
切明温泉にはお昼に到着。当然、余裕を持って帰れる時間だが、せっかく、此処まで来たので、明日、鳥甲山に登りたい。
そう思って、雄川閣を予約していた。お昼に宿に入り、温泉にざぶん!
川面を眺めながら、こんな贅沢していいのかなと思いながら、至福の時を過ごした。
前日は温泉に入って、昼間からビールを飲み、挙げ句に昼寝!
そのバチが当たった。未明に出発しようとした少し前に急に雨が降りだした。昨日は晴れ後雲という予報だったのに…
取りあえず、ムジナ沢登山口迄歩く。上手く雨が上がってくれたらと思いながら…
雨は止まず、鳥甲を断念。
雨がひどくなるのが怖かった。屋敷迄歩く。まだ、バスの時間に余裕があったので、小赤沢迄、更に歩く。
バスを待つ間、なんと晴れて来た。バチが当たったのだった。
この日はバスで津南迄出てから、余った時間をどうしようと考えた挙げ句、線が切れた熊の湯とサンバレーを歩く事にする。そのついでに、蓮と湯田中も結ぶ事にする。本来は高社山経由の積もりだったが、車道で結ぶ。湯田中に着いた頃はまた天気が急変して激しい雨。
熊の湯迄、完全武装でバスで行く。ところが降りたら、なんと晴れている!
車道も味気ないので木戸池から田ノ原湿原を経てお池巡りをする。池は綺麗だったがすぐそばを車が走り、やはり俗っぽかった。
サンバレーに着く頃は足が悲鳴をあげていた。ひょっとして、今日も歩き過ぎ?
兎に角、これで北信五山と志賀高原、白根山がつながった!
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