丸森尾根からエブリ小屋泊 北股岳 梶川尾根下山
- GPS
- 07:32
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 2,281m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:30
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:35
天候 | 10月なのに夏のような暑さ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この週末前後1週間は天候ばっちり安定で,予報をみるまでもない好天の土日。小屋仕舞いする前に飯豊狙い。仕事がタイトで前夜入りは断念して,8時の天狗平駐車場は3列目に数台ちらほら置けるそこそこの盛況。これだけの車以上の人が丸森尾根,梶川尾根,ダイグラ尾根から入山しているとなれば心配事は小屋の混み具合の一点。
これまで下りにしか歩いたことがない丸森尾根に取り付く。嫌になる位の急降下を登ることになるので諦念の境地でじりじりと,来週には小屋仕舞いになるとは到底思えない夏のような日差しを浴びて登る。水場でサポートタイツを脱ぎ短パン素足になると大分すっきり。水場でスライドした方は昨晩エブリ小屋で平日だが10人も泊まったそう。途中先行したカップルは頼母木泊といっていた。さらに先で先行した外人男性お二人も頼母木にテントとのこと。この日本語ペラペラのお二人とは結果して翌日の北股岳まで相前後する。丸森峰で樹林を抜けだすと陽光の草紅葉の稜線天国が始まり始まり。地神北峰からは飯豊メルヘン街道と勝手に呼ぶ頼母木からエブリへの柔らかな癒しの曲線。
時間的に早いので頼母木小屋に寝場所を確保して,夕方までエブリ往復する余裕もあり,翌日行程も楽になるが,お昼前の頼母木小屋は小屋内もテント数名程度なもののおばさん団体がなんともせわしなく賑やかなのに即座に嫌気が差し,水だけ補給してスルー。結果してこの判断は大正解。大分早い時間に一人小屋に入っても,暇なだけでその分歩くしかない性分を抑え込んでエブリ小屋に。エブリ山頂前に追い越した団体は実はバラバラで3人だけがエブリでテント泊で,結果して無人のエブリ小屋のチェックイン,管理人さんもおらず,その後,二階にペア二人,一階に自分も含め3人の5人だけで悠々。一階の二人は大石ダムから延々歩いてきた強者。陽光が小屋内にも差し込み,温かい。暇なので山頂から先の長者平の湿原を散歩し,水場に降りてみる。テント3人組が大分前に降りて行ったが,途中やっと上がってくる。5分の下りで到着するが,水場があまりに細く岩肌を這うような流れを少しずつはぐようで時間がかかるよいこと。水をくみながらビール350×2本を冷やし,ここで一本乾杯。もう1本はぬれた手ぬぐいにくるんで小屋へ。ZIPLOCに入れ替えたカップメシを肴にしこそこ冷えたビールが旨い。ワイン,焼酎と穏やか夜を楽しむ。そのせいか翌朝は朝日がすっかり昇ってからのスタート。鉾立からスライドした団体は頼母木小屋が激混みといっていたがツアーらしき。後で門内小屋が激混みで断わられて頼母木で押し込んだとも聞く。いずれ,頼母木でなく悠々のエブリでよかったとシミジミ思う。ちなみに梅花皮小屋は1人だった模様。その激混みの頼母木小屋も通過する際にはほとんど出払っていて管理人さんと今年のエブリのイチゲは融雪が早く花期も早かったなど情報収集。夏のような陽光の中,至福の主稜線を漫歩し,北股岳に至る。この時間帯はどうも人通りが少ないようで,気楽に歩ける。帰りの激下りに備え門内小屋水場で補給して扇の地紙から梶川尾根に入る。ここは過去には取付きから手も使う壁のような急登だが,下るのは初めて。果たして急。分かっているけど急。
なんとか汗だくで下りきって沢で足を流れつけて,手ぬぐいで顔や体をぬぐいサッパリ。本当に来週小屋仕舞い?というような夏山のような登山でビールが旨くない訳はなし。
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