【お花と雲海】ニセイカウシュッペ山

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:46
• 距離: 12.7km
• 登り: 894m
• 下り: 894m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:44

距離 12.7km 登り 894m 下り 894m

6:49 ニセイカウシュッぺ山登山口
7:47 7:47 見晴らし台
8:43 8:46 大槍
9:05 9:57 ニセイカウシュッペ山
10:50 10:50 見晴らし台
11:35 ニセイカウシュッぺ山登山口

6:50 登山口 ⇒ 8:00 展望台 ⇒ 9:10 ニセイカウシュッペ山
（9:55迄休憩） ⇒ 11:35 登山口

【消費水分】水1��+オランジーナ半分
【すれ違った人】11組

天候

晴れたりガスったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【車】自宅 ⇒ 登山口
国道273号線を上川から遠軽方面へ走ると、
右手に林道入口がある。
目立つ看板が立っているので分かり易い。
但し林道は13.4�舛板垢�段差も多いので走り難い。
林道のゲートは通常施錠されており、
以下に電話すれば鍵のナンバーを教えてもらえる。
・上川中部森林管理署 0166-61-0207 or 050-3160-5745
・上川中部森林管理署上川森林事務所 01658-2-2001

コース状況／危険箇所等

コース上の危険箇所は特に無し。
全般的に傾斜が緩く歩き易い。
虫が多いので虫除けスプレー等の対処をお忘れなく。
登山口にWCが無いので注意。
WCは林道に入る前に済ませておくこと。

写真

7/10 20:17

お花の本を買ってしまった。
『新北海道の花』\2940也。
内容が充実し過ぎていて、
逆に調べるのが大変という。

7/12 5:22

このようにゲートは閉じられている。
稀に開いていることがあるそうだが、
それは登山者が開けっ放しにしているだけ。
施錠されているのが基本。

7/12 5:22

電話をすると、
・ゲートは開けたら閉めること
・登山ポストで入山届を記入すること
この2点を話していた。
訊かれることは特に無かった。

7/12 7:01

さぁ出立だ。
登山口からはこのお花がお出迎え。
オオバミゾホウズキ。

7/12 7:36

表大雪の山々が見える。
これは…もしかして雲海が見られそう？

7/12 7:37

アオノツガザクラ。
青くない。

7/12 7:44

この山はチングルマが多かった。

7/12 7:45

これはエゾイチゲ？

7/12 7:51

ハクサンチドリ。
3回目の登場なので流石に覚えた。

7/12 7:54

エゾウサギギクかな。

7/12 8:02

ガスの中から大槍が姿を現す。

7/12 8:03

小槍も見える。

7/12 8:06

マルバシモツケかな？

7/12 8:07

小槍の遥か後方に見える山は…
トムラウシ山？

7/12 8:10

雲海に包まれた表大雪の山々。
気分が高揚し思わず声が上がる。
今までの山行で最高の瞬間だろう。

7/12 8:14

チシマノキンバイソウ。

7/12 8:16

これは何だろう？

7/12 8:19

ミヤマキンポウゲかな。

7/12 8:21

富良野岳で最初に見たお花だ。
ウコンウツギ。

7/12 8:26

エゾノハクサンイチゲ。

7/12 8:26

エゾコザクラ。

7/12 8:32

ハクサンボウフウ？

7/12 8:34

これはミヤマキンバイ？

7/12 8:35

エゾノツガザクラ。

7/12 8:37

これは何だろう？

7/12 8:39

チシマフウロ。
花弁が透き通って美しい。

7/12 8:41

エゾツツジ。

7/12 8:44

エゾイソツツジかな。

7/12 8:47

コガネイチゴかな。

7/12 8:50

今回はアンギラス方面には行かない。
カメラ2台持ちでは厳しい。

7/12 8:51

チングルマとエゾノツガザクラ。

7/12 8:54

チングルマの実。
ふわふわ。

7/12 8:55

ゴゼンタチバナ。
これも富良野岳で見たので覚えている。

7/12 9:00

コケモモ。
可愛らしい。

7/12 9:00

さぁ山頂が近付いてきた。
もう一息だ。

7/12 9:02

イワヒゲ。
他といまいち区別が付かない。

7/12 9:06

タカネシオガマ。
分かっていれば真上から撮ったのに…。

7/12 9:11

登頂。
晴れたりガスったりと忙しいが、
表大雪を背景に撮ることが出来た。

7/12 9:16

意外と重かった…。

7/12 9:20

ガスの合間から表大雪と私。
今回はorzしなくて済んだ。

7/12 9:22

粘ればガスが晴れそうな気はするのだけど、
様相がコロコロと変わるので予想が難しい。

7/12 9:28

ミヤマリンドウ。
花弁が豪華。

7/12 10:01

チシマギキョウ。
もふもふ。

7/12 10:08

エゾヒメクワガタ。

7/12 23:20

チングルマ大群生。

7/12 10:11

チングルマはあちこちに咲いていた。
最も多かったと思う。

7/12 10:13

これは…？
チングルマとは違う気がするのだけど。

7/12 23:20

素晴らしい山に感謝。
また来よう。

7/12 10:53

ミツバオウレン。
真上から見た形が綺麗。

7/12 23:20

某N氏は、
こういう苔生した感じが好きだったっけ。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

Canon EOS Kiss X6i Canon

感想

ﾉｼ。

「ルートを考えるところから山は始まっている。
何がしたいのか、
そこに何があるのか…。
目的に向かって慎重かつ大胆に」

先週何処に行くか悩んでいた時に、
師匠から掛けられた言葉。

目的意識を持て、
ということだ。

ところで先週の富良野岳にて、
私はすっかりお花に魅了されてしまっていた。

だから今週もお花を探しに行こう。

手頃にお花を見られそうな山、
ニセイカウシュッペ山に登ってきた。

その前に、
もう一つ悩んでいたことがあった。

お花をどう撮るかだ。

出来ればお花はマクロレンズで撮りたい。

しかしマクロレンズを使うとなると、
マウントの都合でAPS-C機を持ち出す必要がある。

そうすると広角撮影が出来なくなる。

広角撮影にはフルサイズ機と広角レンズが必要だ。

両雄並び立たず。

悩みに悩んだ結果、
カメラを2台持ち込むという暴挙に出た。

カメラ2台持ちを決めた時点で、
アンギラスへ向かうことは諦めた。

天気予報は曇り。

お花が目当てと割り切れば、
展望が見られなかったとしても納得は出来る。

そう思いながらガスの中を登り始めた。

しかし眼前に拡がっていたのは、
雲海を従えた表大雪の姿だった。

思わず声が出た。

まだ登山歴9ヶ月ではあるが、
今までで最高の瞬間を目の当たりにした。

カメラ2台を首から提げて歩くのは大変だったが、
登り易い登山道のお陰で無事に帰って来られた。

でもやっぱり下りでは転んだ。

これで3回連続である。

そろそろ何かしらの対処法を考えねば。

全般的に傾斜は緩く急登も無く、
お花も沢山見られて表大雪の展望も見られる。

そんな素晴らしい山なのに登山者が少ないのは、
長い林道走りとゲートの鍵の件があるからなのだろうか。