120 十勝岳
- GPS
- 06:26
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 966m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
飛行機
復路:「吹上保養センター白銀荘」から上富良野町営バスでJR上富良野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
百名山:050/100 上ホロ分岐より上部、上富良野岳山町直下、上ホロ避難小屋付近に雪渓あり。 十勝岳山頂〜昭和火口間火山ガス注意。 富良野川渡渉点増水、上流側に迂回した。 |
その他周辺情報 | 前泊:十勝岳温泉/凌雲閣 温泉:吹上温泉/白銀荘 |
写真
感想
昨年の利尻山に続いて、北海道2座目。北海道山は公共交通機関で行くと大変ですが、十勝岳は登山口の温泉まで町営バスが通っているので、かなりマシな方。私は旭川空港からバスで上富良野に出て、そこから上富良野町営バスで十勝岳温泉凌雲閣まで行き、前泊しました。
バス待ちの時間にスーパーで買い出しをしたり、日の出公園でラベンダーを見たりして時間潰しです。
到着した日は風が唸っていて、稜線も雲の中でしたが、登山当日はよく晴れました。風もいくらか落ち着いたようでした(この時は)。
上富良野岳へのルートは、上ホロ分岐以降雪渓が目立ちます。傾斜が緩いのでアイゼンやチェーンスパイクは必要ありませんでしたが、下が融けて川になっているので、踏み抜き注意です。
稜線に上がるとやはり強風で、安全のため上ホロカメットク山を巻道で迂回します。巻道の残雪はあまり歩かれていないようで、所々トレースが消えていました。
上ホロ避難小屋を過ぎて稜線に復帰すると、時折立っているのがやっとな暴風が吹き荒れます。風が弱まった隙を見て、だるまさんが転んだのように少しずつ前進します。十勝岳山頂直下では風が弱まる時間がなくなり、常時暴風になります。顎紐付きの帽子をここで吹き飛ばされました。最後は這うようにして山頂にたどり着き、長居はできないのですぐ望岳台方面へ下山です。
望岳台からは多くの登山客が登ってきていましたが、暴風に耐えられず何人かは途中で引き返していました。昭和火口の脇を通る時は突風で火口方向に煽られました(しゃがみこんで無事でした)。
十勝岳は樹林帯が無いので、風が強いと影響を受けやすい山です。加えて火山ガスも漂っているので、喉がおかしくなります。
下山先は吹上温泉白銀荘で、入山した凌雲閣より下にある温泉です。こちらの温泉も良い湯で、全身に浴びまくった砂を綺麗に落とし帰路につきました。
美瑛から旭川空港までタクシーを使いましたが、公共交通機関利用で東京から1泊2日で北海道の百名山が登れるんですね。計画して初めて分かりました。
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