至仏山・尾瀬(鳩待峠〜至仏山〜鳩待峠〜山ノ鼻〜見晴〜沼尻〜大清水)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,530m
コースタイム
2日目:鳩待峠(4:35)〜山ノ鼻(見本園一周含む、5:10-6:00)〜龍宮(7:00)〜見晴(7:25-7:30)〜沼尻(8:35-9:05)〜ビジターセンター(9:50-10:00)〜三平下(10:10)〜三平峠(10:25)〜一ノ瀬(11:00-11:10)〜大清水(11:45)
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
尾瀬戸倉→鳩待峠 バス 大清水→沼田 バス |
写真
感想
百名山32座目。パートナーのたっての希望で尾瀬行き。スケジュールは、初日高速バスで移動し尾瀬内の小屋を避けて鳩待泊。翌日朝から尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜大清水と突き抜ける予定としました。初日の余った時間で至仏ピストンです。
金曜の朝5:00に起きたらなんと豪雨。バタバタと支度をしているうちに小雨となってくれて出発。今日は厚木駅近く(徒歩10分弱)のコインパーキング(1日400円)に車を置きました。厚木から各停で海老名へ行き、そこで新宿行き急行に乗換え。何とか座ることが出来てぐっすり寝ながら向かいました。新宿で朝食を済ませて、新南口のバスターミナルへ。8:00発の大清水行きバスはガラガラでした。平日だし、天気予報がいまいちだったのもあるでしょう。途中2回の休憩を挟んでバスは順調に進み、予定よりも早い11:15に尾瀬戸倉へ到着。戸倉で降りたのは4名。路線バス(11:50発)まで時間があるな、と思っていたところなぜかタクシーが来て鳩待まで運んでくれました。もちろん同じ値段(1人900円)です。バスと銘打ってますが実はタクシーが基本なのかもしれません。
ともかく、幸いなことに11:50に鳩待峠に着いてしまいました。昼食休憩していざ至仏山へ。本当は小屋にいらないもの預けようと思ったのですが、受付15:00からだったのであきらめました。さすがに人気の山だけあって、非常に登りやすい道が続いています。決してきつくはなくただただじりじりと登っていくだけです。途中右側が大きくひらけるところがあって、尾瀬ヶ原が望めます。その近くでシラネアオイ発見。色がなんとも言えずすばらしいですね。
その後もじりじりと登り、オヤマ沢を過ぎてしばらく登ると小さな湿原があり、間もなく笠ヶ岳方面への分岐。しばらくすると景色も開けて花も目立ち始め、快適な山行となります。小至仏山手前では2ヶ所雪を横断するところがありました。小至仏を越えても展望豊かな快適な道をしばらく歩き、至仏山登頂です。異常に大きい山名表示がありますが、展望表示を兼ねてます。
展望も燧ヶ岳、尾瀬ヶ原、越後三山とそこそこでした。
山頂を堪能して下山します。とにかく登山道は花で埋め尽くされています。ハクサンイチゲ、チングルマ、ハクサンコザクラ、・・・とにかく数えきれない。高山植物を堪能して鳩待峠へ下山しました。小屋は1室(10畳くらい?)に4名。布団かぶってると暑くて寝られないくらいでした。
翌朝。小屋の朝食は6時からなので、朝食を弁当にしていただきました。4時に起床、眠い目をこすりながら支度し、出発です。山ノ鼻へは急な下りが続きます。朝焼けの至仏山が美しく望まれます。やがて小屋が見えて山ノ鼻へ到着。いつの間にか朝霧の中になっていました。ここで朝食。朝食後見本園へ行ってみました。ミズバショウはすっかり終わりで、目立つのはワタスゲとレンゲツツジ。ちょっとがっかりという気は無きにしもあらずですが、とはいえこの広々とした風景はやはり心動かされるものがあります。いよいよ尾瀬ヶ原へ。朝霧のなかにぽつぽつとワタスゲの白。情感的な風景です。
次第に霧も晴れてきました。後方には至仏山が堂々と横たわっています。
意外に早く見晴に着き、尾瀬沼に向かって林の中を登ります。登りはじりじりとしたもので、1時間ほどで白砂峠へ到達。少し下って湿原を通り、沼尻に到着。休憩所で昼食。その後はフラットな道をあるいてビジターセンターへ。三平下までの道の途中で、沼と燧ヶ岳が美しく望まれます。
三平下から三平峠へわずかに登り、その後は大清水へ大きく下って行きます。無事に大清水へ到着しました。
天候に恵まれまして最高でした。ミズバショウ、ニッコウキスゲが見られなかったのは残念。また来たくなるところですね。
いいねした人