鳳凰三山 オベリスク登りとドンドコ沢の4つの滝巡り
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- GPS
- 09:45
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,106m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
南精進ヶ滝7:30-7:55鳳凰の滝
鳳凰の滝8:05-8:40白糸の滝
白糸の滝8:50-9:00五色の滝
五色の滝9:15-9:50鳳凰小屋
鳳凰小屋10:00-10:35地蔵ヶ岳
地蔵ヶ岳11:30-12:30観音ヶ岳
観音ヶ岳13:20-13:35薬師ヶ岳
薬師ヶ岳13:45-13:50薬師小屋
薬師小屋14:00-14:10薬師ヶ岳
薬師ヶ岳14:15-16:10?青木鉱泉
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
青木鉱泉の駐車場利用。750円/1日 登山道は分かりやすく、問題なし。 あえて言えば、前日の雨で中道はややスリッピーで何回も転びそうになりました。あと中道から林道に出る場所の看板が分かりにくいかも・・。 4つの滝は登山道に看板があります。 ・南精進ヶ滝 経由する登山道が作ってあり、ほぼロスもなく見ることができます。オーソドックスな2段滝です。 ・鳳凰の滝 登山道からのピストンになります。ちょっと沢登り風な場所にでますが、ちょっと頑張って岩伝いに進むと二つの滝が見え、すばらしい景色になります。ピストンするのは面倒かもしれませんが、見る価値ありです。 ・白糸の滝 登山道の脇にあり、誰でも見ることができます。 ・五色の滝 登山道から案内板があり。途中やや分かりにくいですが、滝壺まで行く登山道があります。そこら中の岩から水が染み出しており、面白い滝です。水のたまった滝壺はありません。滝壺から少し戻り、登り向かう道を辿ると登山道に戻れます。最初の看板を無視して、五色の滝の看板からのピストンも可能です。 小屋は鳳凰小屋・薬師小屋ともに営業中。 水場は鳳凰小屋にあり。あとは未確認。 温泉は青木鉱泉に入りました。 http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/ 日帰り1000円とやや高いです。寂しい施設と温泉ですが、場所的にも仕方ないのかなぁ。付近の温泉をあまり知らないし、まぁ満足です。 |
写真
感想
親の車が借りれたので、凸凹林道もOKってことで、鳳凰三山に日帰りで行ってきました。前回同様、青木鉱泉のホームページ
http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/
で紹介されている道を使いました。前回は自分の車で行きましたが、短い区間だけある砂利道で相当神経遣ったのですが、今回は楽勝です。というか、前回はそれ以前に脱臼で死にそうになってましたが・・(汗)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31738.html
まぁ今となってはこれも良い経験です。
ザックを背負って鉱泉駐車へ受付へ行き(わざわざ戻らなくても車の名前等で受付してもらえます)、そのまま登山道へ。前回から一年経ってますが、結構登山道って覚えているものですねぇ。前回は雪(と脱臼)で近づけない滝があったので、今回は滝もしっかりと堪能します。登山道から離れますが、鳳凰の滝・五色の滝は近づくととても綺麗で感動します。特に鳳凰の滝は時間があれば、もっと近づいてみたかったですが、沢に落ちたら洒落にならないので断念しました。これら4つの滝巡りをして登山道に戻る度に、同じ方々を追い抜くことに。滝は見ない方が多いのかもしれませんね。登山の目的は様々ですが、勿体ないなぁ・・と思いました。上から降りて来る団体さん(20名位)に会いましたが、ドンドコ沢からこの日登っている方は10名居なかったように思います。(稜線では多くの方に会いましたが)静かな登山でした。鳳凰小屋でおにぎりを食べて、地蔵ヶ岳へ。意外と最後の登りがキツイですが、無事に地蔵ヶ岳に到着。
早速オベリスクへ。近づくほどでかいです。ホントに登れるのかコレ?と思いつつザックを下ろし、取りつく岩を確認。向かって左側に凸凹した岩を登り、ロープのかかった岩にたどり着けました。後は楽勝。回りよりも高い分、五丈岩よりも達成感がありますね。素晴らしい展望でテンション上がります。下に居る方々に思わず手を振ったら、拍手してくれました。うれしいです。見回すと南アルプス北部の山が一望できます。雲で富士山が見えないのは残念ですが、北アルプス方面の山も見えました。一番上の岩場に立ったり、写真を撮ったりしましたが、時折吹く突風が怖いです。岩場に寝転がり、一時間程ここに居たい気持ちになりましたが、だんだん寒くなってきたので降ります。するとドンドコ沢で数回会った方が上がって来て、登るルートを教えてあげたところ、その方も登頂。さらに後から来たご夫婦も挑戦。しかし旦那さんしか登れませんでした。その様子を見ながら、私は出発。
高嶺に寄ろうかと思いましたが、時間的にピストンは厳しいので観音ヶ岳へ。稜線に出てよく分かったのですが、雲を鳳凰三山と甲斐駒が受け止めているような感じで、南アルプスは綺麗に見えますが、反対側はガスガス。強風で寒いですが、縦走も南アルプスの山々や登山道の脇に不思議な岩塊があったりして、楽しいです。観音岳で北岳を見ながら恒例のカップラーメンタイム。最高です。まったりと過ごします。
2時半には下山開始したいので、名残惜しくも薬師ヶ岳へ。縦走も楽しかったですが、山頂は意外とあっさり。一応、手頃な岩場に登り、ボーっとします。しかしどうやら北側の岩場が最高点だったようです。眼下に薬師小屋が見え、トイレに行きたくなったので薬師小屋へ。再び山頂に戻り、下山道へ。中道はガスっているので特に見所もなく・・。淡々と休憩なし。河原に出たところで看板の矢印の角度が微妙で迷っていると、オベリスクで会った方も迷っておられ、その方と話しながら鉱泉へ。せっかくなので青木鉱泉で汗を流し帰宅。帰りの高速は死にそうに眠かったです。
ドンドコ沢からの鳳凰三山、良いですね。また来たいです。日帰りは運転もしんどいので、今度は泊まりですね・・。ご来光や夕暮れも見てみたいですし。甲斐駒まで縦走できると面白そう。今度は去年みたく、ちょっぴり雪が降ったころに行けたら良いですが・・(そしたら泊まるのは厳しいですね)。
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