裏越後三山 荒沢岳登山口から反時計回り
- GPS
- 20:43
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 3,046m
- 下り
- 3,044m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:02
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:46
天候 | 1日目(10/15):晴れのち曇り 2日目(10/16):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
荒沢岳登山口 水洗トイレあり(トイレットペーパーあり)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト 銀山北ノ又川監視小屋横(石抱橋) 紙・ペンあり ✳︎荒沢岳登山口にもあるけど、反時計回りなのでこちらで出しました。 ▼荒沢岳 鎖は10/22で撤去されます。 事前情報通り10/16時点で一部の鎖は既に外されていました。 |
その他周辺情報 | ▼中ノ岳避難小屋 小屋備品として銀マット(薄手)、断熱マット数枚、除菌スプレーあり。 トイレは小屋内にあり(ペーパーは持参)。 泊まった日は最終タイミングだったためか、ほぼ満員。 小屋前にテント1、ツェルト1張られました。 10/15時点で小屋外の天水タンクは満タンでしたが 今年は10/16で小屋閉め(天水の始末と小屋囲いの設置)だそう。 小屋閉め後もルールを守って使用可能です。 快適な小屋運営、ありがとうございました。 ▼登山後の温泉 銀山平温泉 白銀の湯 TEL:025-795-2611 入浴料:650円 ▼登山後の酒屋 てーぶるくろす小出郷店 TEL:025-792-9420 営業時間:9:00〜20:00 ✳︎青木酒造 鶴齢 純米吟醸を買って帰りました。 |
写真
装備
備考 | *ザックの重さは12kg *シュラフはモンベル#3、小屋内では少し暑い。 *朝露・泥んこ対策でゲイター(スパッツ)はあった方が良い。 *防寒着としてレインJK、フリースJK、フリース帽、ウィンブレ、ダウンJK、ダウンPTを持参。シーンに合わせて今回は全て使用。 *手袋はレイン用(防寒用)、薄手のトレッキング用、薄手の指先なしタイプの3点をシーンに合わせて全て使用。 *水2L・スポーツドリンク1Lでスタート→駒の小屋で500ml補給→2日間で使い切る。 *1年半前に靴擦れを起こした登山靴で出掛けたら、1日目、百草の池辺りで既に靴擦れ。両踵に絆創膏を貼って対処。2日目も登りで擦れて悪化するので応急処置として靴内部にワセリンを塗りました。 |
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感想
念願の裏越後三山縦走コースです。
「今年、あと登っておきたい山は?」と尋ねられ、まず中ノ岳が思い浮かびました。10/15・16の土日がもし晴れれば決行、1日でも雨なら来年と思っていたので、直前まで天気予報が定まらずヤキモキしました。いよいよ晴れるぞ!行こう!と決めたのが水曜。金曜の21時前に出発。檜枝岐村経由のオール下道で、土曜の1時半頃に荒沢岳登山口駐車場到着。この時点でメイン駐車場はあと4台ぐらいは止められたかな?それからも車が到着するので結構ギリギリでした。
宿泊予定の中ノ岳避難小屋に早いタイミングで入りたいので、反時計回りでスタート。石抱橋の登山ポストで登山届を出しました。銀の道〜道行山経由で越後駒ヶ岳の大通りへ合流。百名山の登山道は素晴らしく歩きやすい。しっかりした作りの立派な木道が整備されています。
怪しい鰯雲が出ているな〜と思ったら、朝見えていた越駒の山頂がすっぽりと雲の中に隠れてしまいました。それでもこの週末が紅葉ピークと言わんばかりの景色が広がり、本当に見られてよかった、来てよかった。
越駒から中ノ岳までは急に登山道も細くなり、歩きにくくてペースダウン。曇ってしまって先々の景色がよくわかりませんが、時々ガスが晴れ、色づいた紅葉が姿を表します。何度も写真を撮りながら進みました。天狗平から中ノ岳避難小屋までは細い登山道が左下がりの片斜面がち。アップダウンもあり、木の根やぬかるみにも苦労しました。おかしいなぁー、快適な稜線歩きを想像していたのに、なかなかに疲れました。
中ノ岳避難小屋は多分、十字峡スタートの人たちかな?そこそこの人が到着していました。私たちも寝床スペースを確保してから、明日は日の出前に通過する中ノ岳を、山頂まで往復しました。
日没の頃、急に小屋の中にまで陽の光が差し込んできて、晴れていることに気づきました。表に出て日没の風景を楽しむ。感動です!ガスだった越駒や見えなかった八海山がしっかり見えていました。
2日目。日の出前に小屋出発。稜線を歩きながらご来光。明るくなると荒沢岳が見え、かなり遠くなことに少しショック。でも今日はいい天気になりそう。小兎岳の足元の悪いアップダウンに苦労しながら兎岳。しかしここからさらに巻倉山、源蔵山、灰ノ又山、灰吹山を越えなければ荒沢岳には辿り着けないのだ。いずれの山もそこそこ緩い登りで油断させておいて最後にドカンと急傾斜になる、そんな疲れる山だった(笑)。どの山頂も展望が良くて紅葉のピークを存分に楽しむことができた。
荒沢岳からは、前瑤茲蟆爾郎疹譴力続なので慎重に。10/22には鎖が撤去される予定だが、もうすでに何ヶ所かは外されていて難易度が上がっていた。午後でコンデションは良くなってるとはいえ、濡れているところは滑ります。梯子も、手を掛けると手前にグラつくものが一ヶ所あったのでビビりました。
ゴールはやはりヘトヘト。2日間歩き倒して、疲れたけれど楽しかった。中ノ岳避難小屋では今年、裏岩手縦走路へ行った時に2日目一緒に歩いた方と偶然再会できて驚き。まさか同じ道を歩きに来ているとは!
とにかく紅葉にも天気にも恵まれて素晴らしい2日間でした。白銀の湯でさっぱりした後は、麓の酒屋で青木酒造の鶴齢を購入し、小出ICから関越周りで帰りました。
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