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Yamareco

記録ID: 4834962
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

登り納めの茶臼岳 + 信濃俣河内

2022年10月21日(金) ~ 2022年10月23日(日)
 - 拍手
paku_ その他3人
GPS
55:50
距離
40.6km
登り
3,604m
下り
3,612m

コースタイム

1日目
山行
6:55
休憩
1:53
合計
8:48
6:34
19
6:53
44
7:37
7:38
59
8:37
8:43
112
10:35
11:32
49
12:21
13:10
89
14:39
43
15:22
2日目
山行
9:42
休憩
2:47
合計
12:29
5:51
26
6:17
119
8:16
10:56
15
11:11
5
11:16
106
13:02
165
15:47
78
17:05
8
17:13
17:18
3
17:21
17:23
57
18:20
3日目
山行
11:36
休憩
0:06
合計
11:42
4:24
81
5:45
50
7:46
113
林道東俣線
9:39
9:42
177
12:39
12:40
15
イザル尾根取付
12:55
12:56
11
1239標高点
13:07
13:08
171
イザル尾根取付
15:59
7
16:06
ゴール地点
天候 晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼平ゲート駐車場(畑薙大吊橋まで徒歩40分)
畑薙第一ダム駐車場(信濃俣大吊橋まで徒歩30分)
コース状況/
危険箇所等
<茶臼登山道>
・水場
茶臼小屋はバシャバシャでてます。
道中の湧水点は枯れてます。
・ヤレヤレ峠の迂回路
水衝部が一部流失していて、あと何回か豪雨があると死んでしまいそうですが、今は使えます。
渡渉要素はありますが、アップダウンないので楽だと思います。

<信濃俣河内>
・渡渉
渇水期なので、歩いた区間は基本膝下でした。
アシ沢手前から狭くなり腿位が2-3箇所。瀬戸は迂回したのでわかりません。
・入渓
畑薙ダム湖にどれだけ水が貯水されているかで難易度が激変します。
信濃俣吊橋のある岬が入渓点なのですが、ダム湖の水位が上がると岬が沈んでしまいます。
こうなると難易度が一気に上がり、一度吊橋を渡って対岸から入渓点を探す必要に迫られます。それも獣道以下の踏み跡の斜面をトラバースしながら。滑落したら湖ポチャ。めちゃめちゃ怖いです。
その他周辺情報 白樺荘♨(〜18時、510円)
畑薙大吊橋。よろしくお願いします。
2022年10月21日 06:32撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 6:32
畑薙大吊橋。よろしくお願いします。
紅葉🍁
2022年10月21日 09:03撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/21 9:03
紅葉🍁
お地蔵様も紅葉を見られておりました🍁
2022年10月21日 09:05撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 9:05
お地蔵様も紅葉を見られておりました🍁
静岡県自然保護課の方々に会いました。雪が降る前に小屋付近の鹿柵を片付けてきたのだそう。
2022年10月21日 10:04撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 10:04
静岡県自然保護課の方々に会いました。雪が降る前に小屋付近の鹿柵を片付けてきたのだそう。
今回もお世話になります!
2022年10月21日 10:27撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/21 10:27
今回もお世話になります!
まだ呑みませんよ?🙄
2022年10月21日 10:42撮影 by  iPhone 7, Apple
3
10/21 10:42
まだ呑みませんよ?🙄
ライチョウ目指して茶臼へ
2022年10月21日 11:53撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 11:53
ライチョウ目指して茶臼へ
茶臼南面。仁田・イザルガ・光は重なってますが、仁田尾根、無間山〜信濃俣の稜線、池口、加加森は良く見えます。中央最奥の丸ポコは不動岳らしい。
2022年10月21日 12:32撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 12:32
茶臼南面。仁田・イザルガ・光は重なってますが、仁田尾根、無間山〜信濃俣の稜線、池口、加加森は良く見えます。中央最奥の丸ポコは不動岳らしい。
空自ヘリ。稜線を舐めるように飛んでいきました。
2022年10月21日 12:44撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 12:44
空自ヘリ。稜線を舐めるように飛んでいきました。
何度来ても良い場所です。
2022年10月21日 13:05撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/21 13:05
何度来ても良い場所です。
伊谷山は来年ですかねー
2022年10月21日 13:16撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 13:16
伊谷山は来年ですかねー
西面。この辺から茶臼にアプローチしてくる人もいるんだろうか。
2022年10月21日 13:40撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 13:40
西面。この辺から茶臼にアプローチしてくる人もいるんだろうか。
茶臼にライチョウ(母1雛2)いたそうですが自分は確認できず。
くそぅ…呑むしかない🍺
2022年10月21日 15:37撮影 by  iPhone 7, Apple
3
10/21 15:37
茶臼にライチョウ(母1雛2)いたそうですが自分は確認できず。
くそぅ…呑むしかない🍺
乾杯〜🍻
2022年10月21日 15:38撮影 by  iPhone 7, Apple
2
10/21 15:38
乾杯〜🍻
2022年10月21日 17:37撮影 by  iPhone 7, Apple
10/21 17:37
おはようございます。水場凍ってます。
2022年10月22日 05:51撮影 by  iPhone 7, Apple
10/22 5:51
おはようございます。水場凍ってます。
上河内肩にてライチョウ発見!(双眼鏡で撮影)
3
上河内肩にてライチョウ発見!(双眼鏡で撮影)
大家族(母1雛8)。道脇でピヨピヨ鳴いてました。
2022年10月22日 09:54撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/22 9:54
大家族(母1雛8)。道脇でピヨピヨ鳴いてました。
カラス2羽とチョウゲンボウの空中戦。
2022年10月22日 10:44撮影 by  iPhone 7, Apple
10/22 10:44
カラス2羽とチョウゲンボウの空中戦。
上河内岳
2022年10月22日 11:08撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/22 11:08
上河内岳
伊谷山から上がってくる尾根。おそらく右隅中央のポコが横窪峠。
2022年10月22日 11:09撮影 by  iPhone 7, Apple
10/22 11:09
伊谷山から上がってくる尾根。おそらく右隅中央のポコが横窪峠。
上河内から茶臼方面へ降りていく風景も素敵。
2022年10月22日 11:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/22 11:34
上河内から茶臼方面へ降りていく風景も素敵。
秋空と上河内
2022年10月22日 12:27撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/22 12:27
秋空と上河内
茶臼小屋で一旦休憩
2022年10月22日 14:26撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/22 14:26
茶臼小屋で一旦休憩
竹内門と上河内岳
2022年10月22日 16:37撮影 by  iPhone 7, Apple
10/22 16:37
竹内門と上河内岳
日の入りが始まる。
2022年10月22日 17:01撮影 by  iPhone 7, Apple
10/22 17:01
日の入りが始まる。
薄明期の聖岳
2022年10月22日 17:03撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/22 17:03
薄明期の聖岳
とても綺麗
2022年10月22日 17:31撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/22 17:31
とても綺麗
最終日。鳥見のグループにお別れを告げ、ここからは単独行。
2022年10月23日 04:24撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 4:24
最終日。鳥見のグループにお別れを告げ、ここからは単独行。
ヤレヤレ迂回路。水衝部はどうしたって削れてしまう。
2022年10月23日 07:06撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/23 7:06
ヤレヤレ迂回路。水衝部はどうしたって削れてしまう。
これは行けるでしょう!
2022年10月23日 07:06撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:06
これは行けるでしょう!
結局この上河内沢をどう越えるかに尽きる。写真中央手前くらいで飛び石伝いで渡れた?
2022年10月23日 07:09撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:09
結局この上河内沢をどう越えるかに尽きる。写真中央手前くらいで飛び石伝いで渡れた?
今回はこう攻めて、
2022年10月23日 07:13撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:13
今回はこう攻めて、
どうしても濡れずにココが渡れなかった。たかが6m位なんですが。
2022年10月23日 07:14撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:14
どうしても濡れずにココが渡れなかった。たかが6m位なんですが。
ぎゃー
2022年10月23日 07:24撮影 by  iPhone 7, Apple
3
10/23 7:24
ぎゃー
あとは正面の斜路を昇れば林道。
2022年10月23日 07:32撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:32
あとは正面の斜路を昇れば林道。
本流は渡渉なし。斜路をあがれば林道復帰。
2022年10月23日 07:40撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:40
本流は渡渉なし。斜路をあがれば林道復帰。
畑薙大吊橋。どうもありがとうございました。
2022年10月23日 07:55撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 7:55
畑薙大吊橋。どうもありがとうございました。
信濃俣大吊橋。よろしくお願いします。
2022年10月23日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
2
10/23 9:41
信濃俣大吊橋。よろしくお願いします。
味わいのある踏板。
2022年10月23日 09:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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10/23 9:42
味わいのある踏板。
3週間前はあの岬から入渓できたのに(´-`)
2022年10月23日 09:45撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 9:45
3週間前はあの岬から入渓できたのに(´-`)
本日の核心部。
2022年10月23日 09:53撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/23 9:53
本日の核心部。
死ぬかと思いました。
2022年10月23日 09:56撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 9:56
死ぬかと思いました。
車で沢装備に換装したので、じゃんじゃん渡渉しちゃいます。
2022年10月23日 10:27撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 10:27
車で沢装備に換装したので、じゃんじゃん渡渉しちゃいます。
落ち葉、黄葉が流れくだる沢身を遡行。
2022年10月23日 10:59撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 10:59
落ち葉、黄葉が流れくだる沢身を遡行。
渇水期だが、峡谷となると腿丈の渡渉点が出現。
2022年10月23日 11:25撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 11:25
渇水期だが、峡谷となると腿丈の渡渉点が出現。
西河内出合い
2022年10月23日 11:32撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 11:32
西河内出合い
瀬戸。腿丈以深の予感。
2022年10月23日 11:36撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 11:36
瀬戸。腿丈以深の予感。
瀬戸はひたすら巻く。矢印の先が少し嫌な高巻き。
2022年10月23日 11:38撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/23 11:38
瀬戸はひたすら巻く。矢印の先が少し嫌な高巻き。
3週間ぶりのイザル尾根取付き。置き忘れたウインドブレーカーが自分を待って、、
2022年10月23日 12:39撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 12:39
3週間ぶりのイザル尾根取付き。置き忘れたウインドブレーカーが自分を待って、、
いないー!!!影も形もない!絶対ここだと思ったのにー!
2022年10月23日 12:50撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 12:50
いないー!!!影も形もない!絶対ここだと思ったのにー!
帰路の安全祈願。今日一体何しに来たんだろう………。
2022年10月23日 12:55撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 12:55
帰路の安全祈願。今日一体何しに来たんだろう………。
凶悪なバックウォーターまで帰ってきました。
2022年10月23日 15:34撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 15:34
凶悪なバックウォーターまで帰ってきました。
核心部再び。真ん中の木は地面に刺さってなく浮いている。奥の岩壁は軽くハング。
2022年10月23日 15:45撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 15:45
核心部再び。真ん中の木は地面に刺さってなく浮いている。奥の岩壁は軽くハング。
必死。この傾斜で直下が湖。もうロープ切れたら知らんと思ってヨジ登りました。
ロープ掛けてくれた方に大感謝です。
2022年10月23日 15:50撮影 by  iPhone 7, Apple
1
10/23 15:50
必死。この傾斜で直下が湖。もうロープ切れたら知らんと思ってヨジ登りました。
ロープ掛けてくれた方に大感謝です。
終始これ。数歩ごとに石が転がって湖にポチャンてなる。怖っ!
2022年10月23日 15:51撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 15:51
終始これ。数歩ごとに石が転がって湖にポチャンてなる。怖っ!
生還しました。
2022年10月23日 15:56撮影 by  iPhone 7, Apple
10/23 15:56
生還しました。
最終日の数少ない収穫は、ネオプレン沢足袋+ネオプレン靴下は相性バッチリということ。足首から先だけ全然冷えませんでした。
2022年10月23日 18:01撮影 by  iPhone 7, Apple
2
10/23 18:01
最終日の数少ない収穫は、ネオプレン沢足袋+ネオプレン靴下は相性バッチリということ。足首から先だけ全然冷えませんでした。
撮影機器:

装備

個人装備
防寒着 雨具 登山靴 帽子 ネックウォーマー 手袋 ストック ザック(36ℓ) 食事(調理器具+3日分+行動食+非常食) 水分(飲料720ml+空容器1ℓ分) コンパス 高度計 地形図 山と高原地図 ヘッドランプ 太陽光ランタン 保険証 携帯(GPSアプリ+予備バッテリー含む) 腕時計 ココヘリタグ 小屋泊セット(寝袋カバー+寝袋+エアマット+銀マット) 双眼鏡
共同装備
お酒
備考 信濃俣河内のみ沢装備(沢シャツ, 沢靴, ネオプレン靴下, ヘルメット)

感想

今期11回目の山行にして、7回目の茶臼。
それだけ静岡県民にとって、茶臼が南アルプスの要衝ということなのでしょう。
という訳で、今年もそろそろ登り納めを考える時期になったので、お世話になった茶臼でのんびり鳥見をしに、先輩方のグループに混ぜ込んでもらいました。

歩いても汗をかかず。虫は少なく。午後になっても雲が上がってくる訳でもなく。朝夕に染まる山並みは美しく。ライチョウは雛連れで。
紅葉の盛りではなかったですけど、それでも秋山の魅力を多く感じた3日間でした。

ただ、最終日は失くしもののウインドブレーカーが発見ならず。
高山帯登山を始めて10年目。最初期を共に過ごした装備たちが相次いで引退・離別していき、それが何とも寂しいと思う今日この頃です。

<<確認した主な野鳥>>
林道:トラツグミ
森林:ウソ、ゴジュウカラ、ルリビタキ、カケス
高山:ホシガラス、イワヒバリ、カヤクグリ、ライチョウ、チョウゲンボウ
渓流:カワガラス、ミソサザイ、セキレイ達

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