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Yamareco

記録ID: 4865765
全員に公開
ハイキング
比良山系

積雪期の下見に細川尾根で武奈ヶ岳

2022年11月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
10.3km
登り
1,090m
下り
1,100m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
0:16
合計
7:02
距離 10.3km 登り 1,101m 下り 1,106m
7:27
9
7:36
7:38
42
8:20
8:21
16
8:37
92
10:09
10:11
58
11:09
11:11
1
11:12
11:13
24
11:37
26
12:03
12:04
34
12:38
12:42
24
13:06
14
13:20
41
14:06
14:07
21
14:28
1
14:29
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は分かりやすい細川休憩所に駐めさせてもらったが、ここは駐車場というほどの広さや整備はされておらず、上手く駐めて4〜5台。
横の生活道を塞いではいけないので、いっぱいの場合は国道周辺に何箇所か路側が広くなったところがあるのでそちらを利用することも考えてグーグルマップなど使って下見しておくのがお勧め。
コース状況/
危険箇所等
細川尾根に関して。
細川休憩所からのスタートに登山ポストは無いので、特に積雪期に登るなら滋賀県はインターネットでの登山届けを受け付けているので
https://www.pref.shiga.lg.jp/police/seikatu/chiiki/104765.html
での提出を考えるべき。
コースそのものは無雪期に関しては少々分かりにくいところはあっても危険と言うほどの所は無い。
坊村から登る時は目の前の役場駐車場を登山客に開放してくれているが、このあたりではどこに駐めるのかググったところ幾つか出てきたのが細川休憩所というレポ。
この日はこの写真の右にすでに1台駐められていて自分は2台目。
ここは奥に道が続いているのでそれを塞いではいけないし、写っているとおり地域のゴミ集積所になっているようなのでその前も空けておかなければならないし、もっと言えばここの便利なところであるトイレがあることでもしかすると水洗ではなくポットンだとしたらバキュームカーが来ることもあるかもしれないので一番奥のトイレ付近も空けておかなければならないしと、実際駐められるのはちゃんと詰めて3〜4台か。
2022年11月02日 07:25撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 7:25
坊村から登る時は目の前の役場駐車場を登山客に開放してくれているが、このあたりではどこに駐めるのかググったところ幾つか出てきたのが細川休憩所というレポ。
この日はこの写真の右にすでに1台駐められていて自分は2台目。
ここは奥に道が続いているのでそれを塞いではいけないし、写っているとおり地域のゴミ集積所になっているようなのでその前も空けておかなければならないし、もっと言えばここの便利なところであるトイレがあることでもしかすると水洗ではなくポットンだとしたらバキュームカーが来ることもあるかもしれないので一番奥のトイレ付近も空けておかなければならないしと、実際駐められるのはちゃんと詰めて3〜4台か。
村道のようなところから林道に入る分岐点。
2022年11月02日 07:37撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 7:37
村道のようなところから林道に入る分岐点。
前半三分の一くらいは杉の植林帯で、しっかりジグザグに歩きやすい道が続く。
ただ下は腐葉土の上に秋で枯れ葉が敷き詰められ、それが前日の雨で泥濘んでいていかにもヒルがいそうな感じ。
もう11月だから大丈夫とは思うが、今年はこれまで暖かかったし、万一に備えていつも通りスパッツを着けている。
2022年11月02日 07:41撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 7:41
前半三分の一くらいは杉の植林帯で、しっかりジグザグに歩きやすい道が続く。
ただ下は腐葉土の上に秋で枯れ葉が敷き詰められ、それが前日の雨で泥濘んでいていかにもヒルがいそうな感じ。
もう11月だから大丈夫とは思うが、今年はこれまで暖かかったし、万一に備えていつも通りスパッツを着けている。
ずっとジグザグに付いている明確な作業道を上がってきたらなんかテープが幾つも付いていて細い踏み跡に導かれる。
上を見ると倒木帯になっているようで、この後踏み跡はそれを巻くように横にトラバース気味に上って行く。
2022年11月02日 07:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/2 7:59
ずっとジグザグに付いている明確な作業道を上がってきたらなんかテープが幾つも付いていて細い踏み跡に導かれる。
上を見ると倒木帯になっているようで、この後踏み跡はそれを巻くように横にトラバース気味に上って行く。
踏み跡から本来の作業道に復帰したところから下を見ると目の前にも何本もの倒木が。
2022年11月02日 08:11撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 8:11
踏み跡から本来の作業道に復帰したところから下を見ると目の前にも何本もの倒木が。
植林帯ではジグザグに付いていた道も尾根が狭くなって広葉樹林帯になるとほとんど尾根芯伝いの直登に。
これが結構な傾斜ある上に下は落ち葉と前日の雨で泥濘状態。
なんとか落ち葉の陰に見えている露岩を伝い登るが、それ以外は滑る滑る。
この直登の中でも何箇所か倒木を巻いたりして分かりにくいところがあるが、基本尾根芯外さなければまたテープが出てくる。
2022年11月02日 08:46撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 8:46
植林帯ではジグザグに付いていた道も尾根が狭くなって広葉樹林帯になるとほとんど尾根芯伝いの直登に。
これが結構な傾斜ある上に下は落ち葉と前日の雨で泥濘状態。
なんとか落ち葉の陰に見えている露岩を伝い登るが、それ以外は滑る滑る。
この直登の中でも何箇所か倒木を巻いたりして分かりにくいところがあるが、基本尾根芯外さなければまたテープが出てくる。
広葉樹林になっても紅葉はさほど見られない。
やはり今年は今までずっと暖かかったのが影響してるのでは。
この冬は寒いという長期予報があって積雪に期待してるがどうなるだろうか。
2022年11月02日 09:12撮影 by  iPhone 12, Apple
1
11/2 9:12
広葉樹林になっても紅葉はさほど見られない。
やはり今年は今までずっと暖かかったのが影響してるのでは。
この冬は寒いという長期予報があって積雪に期待してるがどうなるだろうか。
上ってくるにつれてなんかガスの中に。
広葉樹の低木が増えてくる中、印象的に突出した杉の木か。
2022年11月02日 10:00撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 10:00
上ってくるにつれてなんかガスの中に。
広葉樹の低木が増えてくる中、印象的に突出した杉の木か。
上り着いた頂上直下の北陵。
地面にロープが渡してあるからこの尾根からの下山は推奨されてないって事だろうか。
2022年11月02日 10:09撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 10:09
上り着いた頂上直下の北陵。
地面にロープが渡してあるからこの尾根からの下山は推奨されてないって事だろうか。
白日夢のような山頂。
人が座ってるのが見える。
2022年11月02日 10:12撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 10:12
白日夢のような山頂。
人が座ってるのが見える。
とりあえず来ましたよの1枚。
でも北陵側何も見えず。
2022年11月02日 10:15撮影 by  iPhone 12, Apple
1
11/2 10:15
とりあえず来ましたよの1枚。
でも北陵側何も見えず。
この日は平地予報ではお昼くらいから晴れてくるとのことだったので、ここで一食食べてから持ってきたクレイジークリークに座り込んでちょっと居眠りしながら小一時間待ってみたが晴れず。
でも口ノ深谷方向から次々ガスが湧き出して目の前のコヤマノ岳を遮りながら流れていく様は見飽きなかった。
2022年11月02日 10:19撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 10:19
この日は平地予報ではお昼くらいから晴れてくるとのことだったので、ここで一食食べてから持ってきたクレイジークリークに座り込んでちょっと居眠りしながら小一時間待ってみたが晴れず。
でも口ノ深谷方向から次々ガスが湧き出して目の前のコヤマノ岳を遮りながら流れていく様は見飽きなかった。
さすがにもうしばらくは晴れないなと腰を上げて今日下りる北陵側を撮ったが来た時と変わらず。
2022年11月02日 11:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/2 11:10
さすがにもうしばらくは晴れないなと腰を上げて今日下りる北陵側を撮ったが来た時と変わらず。
おそらく陽が当たればそれでも綺麗に見えるだろう少々盛りを過ぎてそれでも少し残っている紅葉の中、普段から泥濘んだところが多いのに前日の雨でそこら中滑る北陵上部を下っていく。
2022年11月02日 11:21撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 11:21
おそらく陽が当たればそれでも綺麗に見えるだろう少々盛りを過ぎてそれでも少し残っている紅葉の中、普段から泥濘んだところが多いのに前日の雨でそこら中滑る北陵上部を下っていく。
細川越というからには昔は西側にも道があったんだろうか。
しかしここから西というとどうやっても八幡谷に下りてしまうわけで、今では沢登りやる人くらいしか通らないところと思うが巻き道でもあったのか。
2022年11月02日 11:37撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 11:37
細川越というからには昔は西側にも道があったんだろうか。
しかしここから西というとどうやっても八幡谷に下りてしまうわけで、今では沢登りやる人くらいしか通らないところと思うが巻き道でもあったのか。
ここまで来ると頂上を覆っていたガスというか雲というかも無くなり、紅葉の残る釣瓶岳も陽に照らされてまだまだ綺麗。
2022年11月02日 11:51撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 11:51
ここまで来ると頂上を覆っていたガスというか雲というかも無くなり、紅葉の残る釣瓶岳も陽に照らされてまだまだ綺麗。
しばらく前にここから南のナガオを下った釣瓶岳山頂。
今回はまだ北に北陵を下るが、そこは昔通ったことがあるはずという以外記憶無し。
2022年11月02日 12:04撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 12:04
しばらく前にここから南のナガオを下った釣瓶岳山頂。
今回はまだ北に北陵を下るが、そこは昔通ったことがあるはずという以外記憶無し。
その昔登ってこちら側に歩いてきたはずの蛇谷ヶ峰。
2022年11月02日 12:06撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 12:06
その昔登ってこちら側に歩いてきたはずの蛇谷ヶ峰。
これから下りる朽木栃生への尾根。
上半分は広葉樹林のようで光さえ差していればまだ綺麗かと期待を抱かせる。
2022年11月02日 12:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/2 12:18
これから下りる朽木栃生への尾根。
上半分は広葉樹林のようで光さえ差していればまだ綺麗かと期待を抱かせる。
向こうの斜面下に八つ淵の滝コースの起点となるガリバー村が見える。
以前通った時はなんか閑散としてたが、車が駐まってるところを見ると今でも営業されてるのか。
2022年11月02日 12:36撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 12:36
向こうの斜面下に八つ淵の滝コースの起点となるガリバー村が見える。
以前通った時はなんか閑散としてたが、車が駐まってるところを見ると今でも営業されてるのか。
武奈ヶ岳山頂とはうって変わったポカポカ陽気の中、下りるイクワタ峠着。
2022年11月02日 12:39撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 12:39
武奈ヶ岳山頂とはうって変わったポカポカ陽気の中、下りるイクワタ峠着。
広くのんびりした尾根。
期待通り、陽が差した時はやはりまだまだ綺麗。
2022年11月02日 12:57撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 12:57
広くのんびりした尾根。
期待通り、陽が差した時はやはりまだまだ綺麗。
右の坂を下りてきて笹峠道出合い。
通行止め看板あり。
2022年11月02日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:04
右の坂を下りてきて笹峠道出合い。
通行止め看板あり。
笹峠道出合い以降、なだらかな水平道になってなんか散歩道のよう。
2022年11月02日 13:08撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:08
笹峠道出合い以降、なだらかな水平道になってなんか散歩道のよう。
コメカイ道出合い。
ここも通行止め看板。
2022年11月02日 13:24撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:24
コメカイ道出合い。
ここも通行止め看板。
えぐれた登山道の縁の歩きやすい踏み跡を辿って下に降りようとしたところにあった丸太。
一気に飛び降りるより丸太を踏んでおりようとちょっとだけのつもりで足乗せたらなんの抵抗も無く一気に滑ってひっくり返ってびっくり。
その時ポールを下敷きにしてしまい、なんと途中で曲がってしまった。
すぐに戻そうと近くの木を利用してテコの原理で反対に曲げてみたが、これはアルミより固い合金製とのことで自分の力では完全には戻せず。
当然伸縮が出来なくなってしまった。
このポールは軽い上に伸縮式としては3段でとても短く収納出来、ロックの方法も独特で夏だけでなく積雪期スノーシューにも使いやすく、先端のチップをレキ純正に替えたりハンドルベルトに短く幅広めのスリング付けて長さの持ち替えをしやすくしたりと自分でもより使いやすくカスタマイズしてきたすごく気に入ってた道具。
早速買い直そうと帰ってすぐ取り扱いのモンベルサイトを見てみるとなんと完売。
ググってもどこも在庫無し。
諦めきれなくてモンベルに電話して聞いてみると昨今のアルミ材料不足で生産そのものが少なくなっており、今後扱うかどうかも不明などという大ショックな返答。
曲げた時はまだ買い直せると思ってたからそこまでショックでもなかったのに、もう無いと分かってからガックリきてしまった。
思えば前回はサーマレストの折りたたみ座布団を落としたし、なんか最近山ではついてないかも。
2022年11月02日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:35
えぐれた登山道の縁の歩きやすい踏み跡を辿って下に降りようとしたところにあった丸太。
一気に飛び降りるより丸太を踏んでおりようとちょっとだけのつもりで足乗せたらなんの抵抗も無く一気に滑ってひっくり返ってびっくり。
その時ポールを下敷きにしてしまい、なんと途中で曲がってしまった。
すぐに戻そうと近くの木を利用してテコの原理で反対に曲げてみたが、これはアルミより固い合金製とのことで自分の力では完全には戻せず。
当然伸縮が出来なくなってしまった。
このポールは軽い上に伸縮式としては3段でとても短く収納出来、ロックの方法も独特で夏だけでなく積雪期スノーシューにも使いやすく、先端のチップをレキ純正に替えたりハンドルベルトに短く幅広めのスリング付けて長さの持ち替えをしやすくしたりと自分でもより使いやすくカスタマイズしてきたすごく気に入ってた道具。
早速買い直そうと帰ってすぐ取り扱いのモンベルサイトを見てみるとなんと完売。
ググってもどこも在庫無し。
諦めきれなくてモンベルに電話して聞いてみると昨今のアルミ材料不足で生産そのものが少なくなっており、今後扱うかどうかも不明などという大ショックな返答。
曲げた時はまだ買い直せると思ってたからそこまでショックでもなかったのに、もう無いと分かってからガックリきてしまった。
思えば前回はサーマレストの折りたたみ座布団を落としたし、なんか最近山ではついてないかも。
尾根から外れて最後の斜面への曲がり角。
ここからは大きく緩やかなジグザグの道になり、緩やかすぎてなかなか標高が下がらない。
2022年11月02日 13:42撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:42
尾根から外れて最後の斜面への曲がり角。
ここからは大きく緩やかなジグザグの道になり、緩やかすぎてなかなか標高が下がらない。
下りてきたところは堰堤の工事現場。
この道路を渡った先にまだもう少し山道は続いていくが、その入り口にも何台も車が駐めてあってザックぶつけないよう小さくなって通った。
2022年11月02日 13:55撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 13:55
下りてきたところは堰堤の工事現場。
この道路を渡った先にまだもう少し山道は続いていくが、その入り口にも何台も車が駐めてあってザックぶつけないよう小さくなって通った。
今度こそほんとに林道に降り立つ。
もうここから国道までは数分。
2022年11月02日 14:02撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 14:02
今度こそほんとに林道に降り立つ。
もうここから国道までは数分。
国道に出るところにあった登山ポスト。
2022年11月02日 14:06撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 14:06
国道に出るところにあった登山ポスト。
朽木栃生の登山口からバスで二駅、おそらく2〜30分歩いて戻ってきた細川休憩所。
こちらから見ると車をギリギリ寄せて駐めてるのがよく分かるが、道を塞がないためにはこうする必要があった。
それにしても良い天気。
最近では珍しく早い時間に下りてきたし、暖かい中でのんびり片付けしながら残った食料食べてから帰った。
2022年11月02日 14:29撮影 by  iPhone 12, Apple
11/2 14:29
朽木栃生の登山口からバスで二駅、おそらく2〜30分歩いて戻ってきた細川休憩所。
こちらから見ると車をギリギリ寄せて駐めてるのがよく分かるが、道を塞がないためにはこうする必要があった。
それにしても良い天気。
最近では珍しく早い時間に下りてきたし、暖かい中でのんびり片付けしながら残った食料食べてから帰った。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

関西は前日結構降ったので、遠出したり谷筋はやめて近場の尾根で登りたい所はと考えて思い出したのが前から気になっていた武奈ヶ岳にダイレクトに登れて特に積雪期に人気があるという細川尾根。
積雪期の武奈ヶ岳はいつもイン谷口からの青ガレルートか坊村から。
今年は別のルートから登りたいと思っているのでその下見も兼ねて時期的にはそろそろ行っておかないとと決定。
行ってみれば前半三分の一くらいの植林帯は作業道か立派な道がジグザグに付いていたものの後半広葉樹林帯になると尾根も狭くなって結構な傾斜をずっと直登。
季節的に落ち葉が敷き詰められた上に前日の雨で滑る滑る。
武奈ヶ岳から北陵の下りも常に泥濘んで滑る所だし、最後朽木栃生への下りで不用意に丸太に乗ってひっくり返ったのは余計だったとして、細川尾根と北陵下りで勿論出来るだけ落ち葉の絨毯から顔をのぞかせている岩を踏むよう気を付けても限度があって、ダブルストックなのでなんとか転倒は免れたが結局10回以上滑った。
ある意味積雪期のシミュレーションになったと思うべきか。
それに今回は落ち葉の季節と前日の雨でなおさらそう見えたのかもしれないが、細川尾根は夏はヒルが多いんではと思ってしまったがどうなんだろうか。
後半釣瓶岳あたりからは雲もとれて暖かくなり、ハイキングコースなので道も穏やかで蛇谷ヶ峰を望みながらのんびり。
雪の時に来ればなおさら気持ち良いスノーハイクが楽しめそう。
時間的にも珍しく早い時間に降りれそうでもう散漫になっていたのか、最後の最後、コメカイ道出合いも越えてからえぐれてきた登山道の縁の上を歩いていて木が邪魔で下に降りようとした所に丸太があり、一気に飛び降りるより丸太に乗って下りようとなんの考えもなく乗ってしまったらやはり前日の雨をたっぷり含んでいたのか一瞬で完全に滑ってひっくり返り、ストックが下敷きになってクッションになってくれたおかげで擦り傷一つ無かったものの、頑丈なはずのストックが折れ曲がってしまった。
その場で木の股にテコのように挟んで戻そうとしてみたが人力では歯が立たず、伸縮させるものなのでこれは自分ではもう直せないなと、しかし軽くて収納時には伸縮式では他に類を見ないほど短く出来て使い勝手最高で、夏も積雪期も最も気に入った道具の一つとして常に使ってきたものなので、帰ったらすぐ買い直そうと、その時点ではまだショックは押さえられていた。
ところが帰ってその製品販売のホームページ見ると完売。
慌てて電話するとここ数年アルミ材料が逼迫していて全てが遅れており、このポールも再入荷どころか継続販売するかどうかも分からない、とのこと。
ググってみてもすでにあらゆるお店で在庫無し。
次は作っているメーカーサイト見るとなんともう製品そのものが掲載されていない。
現在取扱会社カスタマーサービスに修理可能か問い合わせ中。
改めて自分の不注意、軽率な動作を後悔し、悔いの残る山行になってしまいました。

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