乾徳山から黒金山、大ダオ周回、およびゴトメキ往復
- GPS
- 11:04
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,877m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:56
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徳和から乾徳山までは登山者も多く、問題になるような所はありません。 2箇所ある乾徳山の鎖場のうち、頂上直下の鎖場は迂回路があるようです。 どちらも岩の角が磨かれて滑り易くなっているので濡れている時には要注意です。 乾徳山から黒金山、大ダオへは、水ノタルを過ぎると登山道の様子が変わります。 明らかに通る人が少なく、踏み跡が不明瞭な所もあります。 それでも大ダオまでは、迷いそうな所はそれほどないと思います。 大ダオからゴトメキまでは更に踏み跡が不明瞭です。 大ダオから脛丈ほどの笹原に付けられた、獣道だか登山道だか判らないような踏み跡を辿ってトサカに登り、なだらかな尾根をしばらく歩くと倒木帯があります。 倒木を迂回するときに、ただでさえ薄い踏み跡を見失い易く、少し不安な感じもしますが、方向を大きく間違えたり尾根筋を外したりしなければ大丈夫です。 踏み跡を見失っても、暫くすると、それらしい踏み跡やテープが見つかります。ただ、不明瞭なのでよく注意する必要はあります。 大ダオからの徳和川沿いの下りも、ルートを見失いそうなところが何ヵ所かあります。特に沢の渡渉を繰り返すあたりは要注意です。 ルートを見失っても、基本的に沢沿いに下れば大丈夫ですが、歩き難くくスリップや転倒に気をつける必要があるので時間もかかります。なるべく踏み跡を探して復帰するようにします。 |
写真
感想
乾徳山は実に40年ぶりです。高校生の頃、丹沢以外で初めて登った山が乾徳山でした。
その時の計画は、オソバ沢から扇平経由で乾徳山に登り、黒金山、大ダオを経て国師ヶ岳へ向かうというものでしたが、4人用家型テントで飯盒炊爨という装備の詰まったキスリングの重さと、夜行列車での睡眠不足による体調不良で、乾徳山の山頂でギブアップ、水ノタルから国師ヶ原へ降りてテント泊、やる気を無くしたので翌日そのまま下山という、情けない結果に終わりました。
今回は、その時のリターンマッチという訳ではないですが、日帰りで道満尾根経由で乾徳山から黒金山へ登り、大ダオから下山。ついでに、そのうち歩こうと思っている石楠花新道まで足跡を繋ぐために、ゴトメキまで往復しておくというものです。
乾徳山までは昔の記憶もあり、思っていたような道でしたが、その先の踏み跡が薄かったのは以外でした。昔はもっと通る人が多くてしっかりした道だったように思っていましたが、今はマイナールートのようです。
黒金山は、そこまでの道行きから展望の無いピークかと思いきや、北側の眺めは、広い西沢渓谷の向こうに堂々とした国師ヶ岳が見えて、なかなか良い山頂でした。
大ダオも気持ちの良い草原という感じで気に入りました。
ゴトメキは、ふるい日地の地図ではカタカナ表記しかなく、昔から名前の由来が気になっていました。漢字では御止木と書くようなので山仕事から来た名前ではないかと思います。展望はないけど平らな静かな山頂で雰囲気の良い所でした。ただ、そこに至るまでの道が不明瞭だから、天気が悪くガスっている時などは道迷いの心配がある所です。
大ダオからの下りも道が不明瞭で、もっと早く下れるかと思っていたら予想外に時間がかかりました。
黒金山やゴトメキなど、要所要所でのんびりしたのもあるけど、全般的に時間がかかり、下山するのが想定していたより2時間ちかく遅くなりました。
乾徳山から黒金山、大ダオの周回コースは良いところが多いので、もっと人気があっても良さそうですが、少し長いのが難点なのでしょう。いいコースなんだけどなぁ。
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