記録ID: 48754
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
間ノ岳、北岳
2009年10月12日(月) [日帰り]
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- GPS
- 09:13
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,205m
- 下り
- 2,203m
コースタイム
6:00広河原−7:15二俣−8:24八本歯ノコル−(トラバース道)−9:08北岳山荘−10:20間ノ岳山頂(休憩20分)
10:40間ノ岳下山開始−11:35北岳山荘(給水5分)−11:23北岳山頂(休憩7分)
11:30北岳下山開始−12:48北岳肩ノ小屋(給水4分)−13:08小太郎尾根分岐点−13:58二俣−15:13広河原
10:40間ノ岳下山開始−11:35北岳山荘(給水5分)−11:23北岳山頂(休憩7分)
11:30北岳下山開始−12:48北岳肩ノ小屋(給水4分)−13:08小太郎尾根分岐点−13:58二俣−15:13広河原
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
この3連休は、塩見岳、仙丈ヶ岳、間ノ岳−北岳の4山を巡る遠征。 2日目の仙丈ヶ岳http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48745.html に続き、最終日は間ノ岳と北岳。 今回の山行はC-chanさんやkankotoさんの記録を参考にしてルート計画をしたが、朝一に乗り合いタクシーで入り、16:00のバスで下るきつめのスケジュールは、2山分の疲れもあり、撤退リミットを含めタイム管理には気を遣った。 ちなみに、休日の乗り合いタクシーの最終は17:00であるが、それを前提に計画するのは少々危険であり、定員オーバーや多少の遅れであれば、通常のタクシー(8千円程度らしい)が広河原で待っていることもあるが、それがNGの場合は林道を4時間歩くしか当日の下山方法は無くなる。 5:10発の乗り合いタクシーは2台のみ。バスも2台出たが客は殆どなかったらしい。 夜叉神峠で芦安から荷物だけ預けてマイカーで来た客を一人拾い、ゲートを数分早めに通過した。何でも芦安のタクシーは時間前でも通過OKで、甲府のタクシーはきっちり5:30からだという。このあたりに自然保護を目的にマイカー規制をしつつも、地元への利益誘導の本音が見え隠れする。 |
写真
広河原に到着した乗り合いタクシー。かつてはトロッコの軌道だったという細い道をクネクネと走り、広河原には6時前に到着。
確かにトンネル形状は鉄道用の馬蹄形が殆どだった。
車内では揺れて食欲が出なかったので軽い行動食を食べて出発する。
確かにトンネル形状は鉄道用の馬蹄形が殆どだった。
車内では揺れて食欲が出なかったので軽い行動食を食べて出発する。
二俣。ここから大きく左にトラバースして左俣コースに入る。上から男女の下山者が降りてきたが、明らかにルートでない場所を下っていた。先頭の年寄りは沢で滑って大ゴケしていたので、単なるおっちょこちょいのルート外れだろうと思った。
バットレスを見上げる。
バットレスとは建築用語で扶壁の意味である。私は以前の仕事柄、ダムの建築方法として馴染みがある言葉だが、岩壁の固有名詞の様な使われ方には少々違和感を覚える。確かに今にもこちらに倒れてきそうなイメージはピッタリだとは思うが。
バットレスとは建築用語で扶壁の意味である。私は以前の仕事柄、ダムの建築方法として馴染みがある言葉だが、岩壁の固有名詞の様な使われ方には少々違和感を覚える。確かに今にもこちらに倒れてきそうなイメージはピッタリだとは思うが。
木製のハシゴを数多く登ると八本場ノコルに到着する。
左俣コースはハシゴの多い急登であるが、高度感は無いのが救いである。
薬師岳から見たコース全景
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=32330&pid=051b25cbc68c221b4a04cb236c495a81
本当に信じられない急登ですw。
左俣コースはハシゴの多い急登であるが、高度感は無いのが救いである。
薬師岳から見たコース全景
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=32330&pid=051b25cbc68c221b4a04cb236c495a81
本当に信じられない急登ですw。
間ノ岳山頂。遠くにはお決まりで富士山。良く晴れているが東側は雲が多い。
ここの山頂も中白根山同様に広い平坦地の上にちょこんとあるイメージ。先に見える2名は山頂に荷物を置いて、富士山を撮影しに広い山頂の東端まで行っていた。戻ってきたときに記念撮影をお願いする。
ここの山頂も中白根山同様に広い平坦地の上にちょこんとあるイメージ。先に見える2名は山頂に荷物を置いて、富士山を撮影しに広い山頂の東端まで行っていた。戻ってきたときに記念撮影をお願いする。
山頂にいた2名は間ノ岳山頂からは先に下山したが、途中で追い付いたため、山荘まで話しをしながら降りてきた。昨日に肩の小屋泊まりで、ここにザックをデポして間ノ岳をピストンし、本日17:00の最終タクシーで下山するとのこと。
ヤマレコの宣伝もしておきました。
肩の小屋で給水予定であったが、手持ちの水が少なくなったので、山荘で200ccだけ給水をした。1リットル100円だが、ケチなことはせず、しっかり100円を料金箱に入れた。
ヤマレコの宣伝もしておきました。
肩の小屋で給水予定であったが、手持ちの水が少なくなったので、山荘で200ccだけ給水をした。1リットル100円だが、ケチなことはせず、しっかり100円を料金箱に入れた。
北岳山頂。
富士山に次ぐ国内第2位の標高であるが、2位以下は大差が無い。3193mは先ほどの間ノ岳(3189m)とは僅かに4m程度の差しかない。
ここで朝同じタクシーに乗っていたご夫婦と再会した。本日は肩の小屋泊まりらしい。
富士山に次ぐ国内第2位の標高であるが、2位以下は大差が無い。3193mは先ほどの間ノ岳(3189m)とは僅かに4m程度の差しかない。
ここで朝同じタクシーに乗っていたご夫婦と再会した。本日は肩の小屋泊まりらしい。
山頂で休憩しているとやはり東側から雲が湧いてきた。富士山もガスで隠れかかっている。16:00のバスまでには未だ時間はあるが、膝痛防止でゆっくり下りたいので、写真数枚を撮って行動食を口にしたら下山を開始した。
広河原に到着。休日にも拘わらず、河川敷では河川改修工事が行われていた。
この直ぐ手前でやたらとストックに体重を預けて下山している危なそうな2名がいる4名のパーティーを抜いたが、バス乗り場に行ってみると、丁度乗り合いタクシーが待っていて、先ほどの4名は8名のパーティーの後発隊であり、この方たちの下山を待っていたとのこと。私も便乗して16時を待たずにタクシーで下山した。芦安に到着すると、15:00のバスに追い付いたので、タクシーはバスより相当速いことが判る。100円を余計に払ってもタクシーを利用した方が良い。
この直ぐ手前でやたらとストックに体重を預けて下山している危なそうな2名がいる4名のパーティーを抜いたが、バス乗り場に行ってみると、丁度乗り合いタクシーが待っていて、先ほどの4名は8名のパーティーの後発隊であり、この方たちの下山を待っていたとのこと。私も便乗して16時を待たずにタクシーで下山した。芦安に到着すると、15:00のバスに追い付いたので、タクシーはバスより相当速いことが判る。100円を余計に払ってもタクシーを利用した方が良い。
感想
下山後は甲府昭和インター近くの、国母温泉(400円)で入浴した。サウナの水風呂もあり、温泉としても雰囲気があって良かった。芦安からは少し離れているが、登山後の入浴には是非お勧め。
帰路の中央自動車道は大月から30キロの大渋滞。途中のサービスエリアで23時頃まで寝て帰京した。
3日間の連チャンの中で最終日の行程が一番ハードで非常に疲れたが、充実した山行を楽しむことができた。
百名山も残り僅かだが、達成期間の短さを自慢する訳ではないので、来年まで百名山のピークハントはしばらくお休みして、これからは丹沢等の近場をもう少ししっかり歩きたいと思っている。
でも、美ヶ原と車山もまだ残っているので、気が向いたら今年中に行くかも。
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目が点になってしまいました。。凄い凄い!
下山してからの移動や準備も含めて、なんちゅう山行でしょうか。。
MATSUさんの基礎体力は、長時間の山行を重ねていくうちに、、
どんどん向上していくような…
プラス4座ゲット…本当にお疲れ様でした。
出勤前なので、帰ってからゆっくりと拝見します。
基礎体力が向上したというより、体脂肪が減ったというのが正しいと思います。
何しろ今年の1月から10Kg以上体重を落としていますから。
デブのみに許された奥義の必殺ワザです。
「登山でダイエット」は難しいかもしれませんが、「登山のためのダイエット」は目標が明確なので頑張れると思います。
MATSUさん、こんにちは!
レコ楽しみにしてました
しかし3日で4山ですか
車での移動距離も含めて、「凄い!」
としか言いようがありません
最終日は天気も良く、体は疲れていても
気分は爽快ではなかったのではないでしょうか。
北岳山荘から北岳山頂の登り、私もきつかったです。
ゆっくり疲れをとって下さい。
次回の山行も楽しみにしています
交通費を切り詰めるために忙しないスケジュールになってしまいましたが、決してこういう山行
北岳は次回は山中に泊まって、夕暮れと夜明けの風景を見てみたいと思える場所でした。
今回はkankotoさんのコースタイムが一応の目安になりました。もちろんkankotoさんに比べればタイム的には相当遅いですが、ペース配分は参考になりました。
有り難うございました。
間ノ岳からの稜線歩きは、気温は低かったものの風も弱い晴天で、非常に気持ち良かったです。
ただし、北岳山荘に近づくにつれて目の前に高くなる北岳には正直覇気を削がれ、実際に登ってみても息絶え絶えでした。
また山行記録を参照させて頂きますので宜しくお願いします。
毎度のように凄いと言われるMATSUさんは本当に凄いです。
3連休私はキャンプをしていましたが、晴天の中キャンプ場から見える山々が気になって仕方がありませんでした。
予定通り今週末の山行を狙っていますが、気圧の谷が通過するということもあり、高層天気図を見る限りでは風(18m/s)との戦いのような感じです。
私は無雪期の一般ルート登山なので、そろそろ低山に移行していきたいと思います。冬の間は家から近い蛭のいなくなった丹沢をメインに山を楽しみたいと思います。日によっては丹沢の麓の早戸川でトラウトを狙っているかもしれませんが。
ちなみにMATSUさんは体重の話題を良くされますが、私の見たMATSUさんは贅肉の無い、とてもたくましいパワフルな方でした。
タイトなスケジュールは予算的な理由だけで、決して自慢できるような事では無いと思っています。
でも、時間もお金も限られたサラリーマンが百名山を効率的に踏破するには、ある程度の集中山行は必要で、その加減が難しいところですね。
いえいえ、まだ贅肉だらけです。ウエストと太ももは今でもタプタプです。標準体重まであと5Kgは落とせると思います。
この時期風速18mは確かに戦いですね。
お気を付けて!
私もこれから丹沢がメインになると思います。
またお会いすることがあるかもしれませんね。
MATSU さま
甲斐駒に続き南ア主峰踏破の行動力とチャレンジに
「ブラボー!!、ブラボー!!、ブラボー!!」っす
なんたるパワー、何を食していらっしゃるのでしょうか?(私はご飯、味噌汁、納豆、酢の物が好き)
自主トレもどんなんでしょうか?
ブログでメタボ対策ってありますが、甲斐駒でお会いしたときAraさん書いてらっしゃるように全くその気配なしです。
私の方が腹は出てるは(この1年は完全に飲みすぎ食べすぎ)、顎下は弛んでるはでメタボッチョっすよ。
次回から横縞から縦縞Tシャツでカモフラージュしよっと
私もこれからは丹沢、奥多摩が中心になりますのでよろしく!
チャレンジこれからも楽しみにしています。
でも無理なさらないように(MATSUさまへも登山前後のお参りで77円お祈りいたしやす)。
では!
いえいえ、77ms1ksbさんを見たときには私などよりずっと筋骨隆々で「パワフルな人だなあ」と思いました。
甲斐駒の帰りの温泉でお見かけしたときも、そう思いましたよ。
(私と入れ違いで脱衣所に入るなり凄い勢いで脱ぎ始めて
サラリーマンはどうしても宴会等でお酒の量が増えるので摂生が大変ですね。
昨年は山行を冬季中断して不摂生したとたんに10キロ以上一気に太ってしまったので、今年は暴飲暴食を慎みたいと思います。
私ももうすぐ50才になりますので、あまり無理をしない様にしたいと思います。
またお会いしましょう。
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