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Yamareco

記録ID: 487705
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳〜子供たち初の3000m超え〜

2014年07月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 sun_clear その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
5.8km
登り
425m
下り
427m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00 乗鞍観光センター --(シャトルバス)-- 7:50〜8:44 畳平 -- 9:32〜9:42 肩の小屋
-- 10:47〜10:53 頂上小屋 -- 11:01〜11:33 乗鞍岳山頂(剣ヶ峰) -- 12:00 蚕玉岳
-- 12:46〜13:38 肩の小屋 -- 14:41 畳平
天候 晴れ、とはいえ雲多し
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
乗鞍は通年マイカー規制が敷かれているため、乗鞍観光センターに車を停め(無料)
シャトルバスで乗鞍山頂畳平へ向かいます。
往復料金:大人2,500円 小学生1,250円 幼児無料
※復路、降車時にチケットは回収されます
⇒アルピコ交通 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/
コース状況/
危険箇所等
バスを降りるとそこはもう2702mの高地。高山病にならないよう、すぐに
歩き始めずにしばらく体を高地に慣らした方がいいでしょう。

畳平〜肩の小屋:(未舗装だが整備された)車道歩きとなるので
危険個所はありません。

肩の小屋〜山頂:ここからが登山道。傾斜もこれまでより急になり足元は
大小の石・岩がごろごろしています。子供たちには「ぐらぐら石に注意!」
と声をかけ続けました。

山頂は狭いです。人気の山なのでシーズン中はたくさんの登山者で山頂は
ごった返しています(山頂標に写真待ちの列ができます)。
山頂から少し下った所にのんびり食事等をできる場所を探せます。
その他周辺情報 観光センターの隣の湯けむり館など日帰り入浴のできる施設があります。
シャトルバスの中から
雲の上にいることが
不思議そうな2人
2014年07月28日 07:47撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 7:47
シャトルバスの中から
雲の上にいることが
不思議そうな2人
畳平
おにぎりを食べながら体を
慣らします
2014年07月28日 08:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
7/28 8:13
畳平
おにぎりを食べながら体を
慣らします
畳平
晴れ!
2014年07月28日 08:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/28 8:43
畳平
晴れ!
コイワカガミ
2014年07月28日 08:52撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 8:52
コイワカガミ
イワツメクサ
2014年07月28日 08:55撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 8:55
イワツメクサ
お花畑を通るルートから
バスターミナル方面を
振り返る
2014年07月28日 09:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
7/28 9:00
お花畑を通るルートから
バスターミナル方面を
振り返る
コマクサ
2014年07月28日 09:07撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/28 9:07
コマクサ
コロナ観測所と不動岳
そして下には不消ヶ池
2014年07月28日 09:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
7/28 9:09
コロナ観測所と不動岳
そして下には不消ヶ池
肩の小屋が見えました
そして正面左から目指す
乗鞍岳剣ヶ峰、蚕玉岳、
朝日岳
2014年07月28日 09:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
7/28 9:27
肩の小屋が見えました
そして正面左から目指す
乗鞍岳剣ヶ峰、蚕玉岳、
朝日岳
肩の小屋から先
ようやく登山道らしく
2014年07月28日 09:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
7/28 9:38
肩の小屋から先
ようやく登山道らしく
稜線に出ました
山頂まであと少し
2014年07月28日 10:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/28 10:38
稜線に出ました
山頂まであと少し
そして山頂!
チビ達がんばりました。
こちらは朝日権現社
2014年07月28日 11:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
3
7/28 11:00
そして山頂!
チビ達がんばりました。
こちらは朝日権現社
山頂より権現池
雲が多くて残念
2014年07月28日 11:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/28 11:03
山頂より権現池
雲が多くて残念
ごった返す山頂の様子
2014年07月28日 11:33撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/28 11:33
ごった返す山頂の様子
山頂から少し下った、ちょうど
頂上小屋の屋根の上の辺りが
休憩しやすいです
2014年07月28日 11:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/28 11:43
山頂から少し下った、ちょうど
頂上小屋の屋根の上の辺りが
休憩しやすいです
肩の小屋まで下り
チビラーメンで腹を
満たす2人
2014年07月28日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
7/28 13:14
肩の小屋まで下り
チビラーメンで腹を
満たす2人
ヨツバシオガマ
2014年07月28日 13:42撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 13:42
ヨツバシオガマ
チングルマ
2014年07月28日 13:43撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/28 13:43
チングルマ
コマクサ
2014年07月28日 13:54撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/28 13:54
コマクサ
ハクサンイチゲ
2014年07月28日 14:17撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/28 14:17
ハクサンイチゲ
ミヤマキンバイ
2014年07月28日 14:26撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 14:26
ミヤマキンバイ
15:05に出る乗鞍高原行の
バス待ちの列
2014年07月28日 15:00撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
7/28 15:00
15:05に出る乗鞍高原行の
バス待ちの列
帰りの車内、チビヲ
熟睡。
よく頑張りました
2014年07月28日 15:24撮影 by  XZ-1, OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/28 15:24
帰りの車内、チビヲ
熟睡。
よく頑張りました

感想

平成24年の大菩薩嶺、25年の木曽駒ヶ岳に続き3年目となったファミリー夏山登山。
今年はいよいよ5歳のチビヲもショイコを降り自分の手足だけで山に挑みます。
初めて全行程自分の力で登る山に選んだのがこの乗鞍岳と翌日に登った霧ヶ峰(車山)です。
これでもうチビ達にも登ることが出来る日本百名山は美ヶ原くらいしか無くなってしまったか・・

今年は2泊3日で計画しました。初日は乗鞍高原の温泉宿に前泊、2日目に乗鞍岳登山をし
下山後白樺湖近くの宿へ。そして最終日に霧ヶ峰をのんびり歩く。こういった計画でした。

登山前日、乗鞍の宿から見上げた星空は美しく登山日の天気に期待。
さて登山当日。観光センターを7時に出発するバスに乗りぐんぐん高度を上げていき気付けば
眼下には雲海が広がっていました。
雲海の上に南アの甲斐駒が見えました。畳平が近づくと今度は槍・穂高がその厳かな姿を
現してくれました(静かに興奮)。
結局この日槍や穂高を見ることが出来たのはこのバスの中からだけでした。

畳平で朝食をとりながら体を高地に慣らし歩き始めます。鶴ヶ池の方へは行かずに
お花畑に降りるルートを選択。ひと登りすると富士見岳の西側で鶴ヶ池方面からの
道に合流。
この辺りはコマクサの群生地、昨年の木曽駒ヶ岳では終わりかけの数株しかコマクサを
見ることが出来なかったのでこれは嬉しい。
肩の小屋から上にはトイレがないので念のためママとチビ達はトイレ(チップ制)へ。
ここからようやく登山道らしくなります。ザレ場、ガレ場が続き下山者が何人かスリップしていました。
滑落や転落の危険は少ないもののスリップや浮石で足を痛めたりといったことにならないよう
慎重に子供たちには道を選ばせました。
下山時は(今回は短時間)いつものようにスリングの簡易ハーネスでチビを確保しました。
滑落防止というよりは砂走り状態になってスピードをコントロールできないまま転ぶ、
というのを防ぐためでした。

福岡からいらしたグループの方たちには本当に感謝しています。肩の小屋から先、チビたちに
常に声をかけ鼓舞し、行動食も分けていただきました。チビ達もすっかり慣れて始終纏わり
ついていました。きつい登山もこれでずいぶん楽しくなったことでしょう。

チビヲは途中からザックを背負うことを拒否しましたが、全行程歩き通すことが出来て
自信がついたのではないでしょうか。
※途中で長いこと座りこんだり、ぐずったりするのはまだまだ大目に見なきゃね。


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