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Yamareco

記録ID: 488398
全員に公開
ハイキング
比良山系

武奈ケ岳(イン谷口・青ガレ・山頂・八雲が原・イン谷口)

2014年08月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:16
距離
12.3km
登り
1,165m
下り
1,160m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:27
合計
7:17
距離 12.3km 登り 1,165m 下り 1,165m
10:02
24
比良管理事務所
10:26
10:27
39
11:06
57
12:03
12:13
64
13:17
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4
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15
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10
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15:50
72
17:02
17
17:19
比良管理事務所
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
琵琶湖国定公園比良管理事務所横の空き地に駐車させていただきました。10台位駐車可能スペースがあります。到着時には2台駐車されていましたが、下山時にはわたしの車だけでした。管理事務所より山寄りに駐車可能な広場もあります。いずれも無料です。
コース状況/
危険箇所等
イン谷口〜金糞峠
この区間の困難箇所は青ガレです。大きな岩が幾層にも積み重なった急斜面を登ります。足元を確認しながら慎重に進みましょう。所々に赤ペンキの矢印が書かれています。これが青ガレの登山路と言えます。
金糞峠直下の急坂に注意!しましょう。
金糞峠〜中峠
自然のままでまったく整備されていません。途中、武奈ケ岳に中峠経由より短時間で行ける道を分岐で紹介していましたが、そちらに行っても踏み跡がなく引き返してきました。
中峠直下の標高1,000mあたりから樹木の間隔が広くなりシダ類が足元の繁茂しています。
中峠〜武奈ケ岳山頂
コヤマノ岳を過ぎたあたりまで気持ちよい山道が続きます。イブルキノコバ方面からの道との合流点から山頂までガレ道です。
武奈ケ岳山頂〜八雲が原
コヤマノ岳への分岐まで来た道を戻ります。分岐から先は狭い山道を下ります。ところが八雲が原に着いたとたん広がるので、下る道が分からなくなりました。テントを張って休息を取っていた男性に道を聞くと正面の斜面道を登っていけばよいとのこと。
この八雲が原はスキー場だったらしく、よく見るとスキー場には丁度よい斜面でした。
八雲が原〜イン谷口
八雲が原から北比良峠まで自動車が十分に通過できるくらいの道幅です。
「北比良峠」の標識があるあたりにロープウェーの山上駅があったようです。スキー場を作ったものの閉鎖した。施設は撤去されたが地形はそのまま。まったく先のことを考えない経営者の資質を疑いました。
途中の大山口まで展望のない山道をひたすら下ります。気の長さを求められる下り道です。
今回は琵琶湖国定公園比良管理事務所をスタートしました。初めて登山届をだしました。
2014年08月02日 10:07撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 10:07
今回は琵琶湖国定公園比良管理事務所をスタートしました。初めて登山届をだしました。
管理事務所横の空き地に車を止めさせて頂きましたが、山方向に進むと駐車スペースがありました。管理事務所横の空き地より広いです。
2014年08月02日 10:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 10:18
管理事務所横の空き地に車を止めさせて頂きましたが、山方向に進むと駐車スペースがありました。管理事務所横の空き地より広いです。
さぁ!山道に入ります。
2014年08月02日 10:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 10:24
さぁ!山道に入ります。
大山口。ここから青ガレ方面に向かいました。
2014年08月02日 10:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 10:28
大山口。ここから青ガレ方面に向かいました。
青ガレしたの堰堤。大きな岩をブロックしています。
2014年08月02日 10:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 10:40
青ガレしたの堰堤。大きな岩をブロックしています。
青ガレに向かいます。
2014年08月02日 10:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 10:45
青ガレに向かいます。
青ガレ直下の渡渉。
2014年08月02日 11:11撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 11:11
青ガレ直下の渡渉。
いよいよ青ガレです。
2014年08月02日 11:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 11:12
いよいよ青ガレです。
大人がひとかかえでは無理なくらいの岩がゴロゴロしています。赤矢印の方向が安全に進める道のようです。
2014年08月02日 11:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 11:14
大人がひとかかえでは無理なくらいの岩がゴロゴロしています。赤矢印の方向が安全に進める道のようです。
青ガレからびわ湖を望みました。
2014年08月02日 11:17撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 11:17
青ガレからびわ湖を望みました。
金糞峠。堂満岳方面に下ることも考えましたが、気を取り直して中峠方向(この写真では左下方向)に向かいました。
2014年08月02日 12:07撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:07
金糞峠。堂満岳方面に下ることも考えましたが、気を取り直して中峠方向(この写真では左下方向)に向かいました。
金糞峠まで急坂を登ってきましたが、下ります。
2014年08月02日 12:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:16
金糞峠まで急坂を登ってきましたが、下ります。
2014年08月02日 12:19撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:19
2014年08月02日 12:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:20
完全に破壊されています。
2014年08月02日 12:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:24
完全に破壊されています。
気持ちよい渓流です。
2014年08月02日 12:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 12:45
気持ちよい渓流です。
この区間「南比良森林組合」の看板がありましたが、この看板が正規の山道を表してしるようでした。
2014年08月02日 12:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 12:53
この区間「南比良森林組合」の看板がありましたが、この看板が正規の山道を表してしるようでした。
渡渉を繰り返し・・・
2014年08月02日 13:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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渡渉を繰り返し・・・
この看板があると安心します。
2014年08月02日 13:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 13:08
この看板があると安心します。
深い緑が雨に洗われてキレイです。
2014年08月02日 13:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 13:16
深い緑が雨に洗われてキレイです。
GPSで見るとこの付近は標高1,049mでした。1,000mを越えると樹木の間隔が疎らになり、足元にはシダ類が繁茂していました。

2014年08月02日 13:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 13:22
GPSで見るとこの付近は標高1,049mでした。1,000mを越えると樹木の間隔が疎らになり、足元にはシダ類が繁茂していました。

中峠。コヤマノ岳から武奈ケ岳を目指します。
2014年08月02日 13:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 13:28
中峠。コヤマノ岳から武奈ケ岳を目指します。
2014年08月02日 13:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 13:50
2014年08月02日 13:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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イブルキノコバからの道が合流します。
2014年08月02日 13:59撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 13:59
イブルキノコバからの道が合流します。
合流点から山頂までのガレ場。
2014年08月02日 14:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 14:02
合流点から山頂までのガレ場。
西南稜がはっきり見えました。
2014年08月02日 14:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 14:09
西南稜がはっきり見えました。
まもなく山頂。数人のハイカーがおられました。
2014年08月02日 14:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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まもなく山頂。数人のハイカーがおられました。
頂に一本。山頂標識としては最高です。
2014年08月02日 14:11撮影 by  SO-01F, Sony
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8/2 14:11
頂に一本。山頂標識としては最高です。
お地蔵様に今回の山行きを感謝しました。
2014年08月02日 14:11撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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お地蔵様に今回の山行きを感謝しました。
三等三角点にタッチ。
2014年08月02日 14:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 14:12
三等三角点にタッチ。
先に来られていた女性ハイカーの方にシャッターを切っていただきました。ありがとうございます。
2014年08月02日 14:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 14:13
先に来られていた女性ハイカーの方にシャッターを切っていただきました。ありがとうございます。
頂上はガスが下方向から吹き上がり、強風で体感気温も下がってきたので、早々に退散しました。イブルキのコバまでの道はこんなガレ場が続きます。
2014年08月02日 14:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 14:46
頂上はガスが下方向から吹き上がり、強風で体感気温も下がってきたので、早々に退散しました。イブルキのコバまでの道はこんなガレ場が続きます。
木板の橋、こんな橋を設置された方に感謝です。
2014年08月02日 15:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
8/2 15:02
木板の橋、こんな橋を設置された方に感謝です。
イブルキのコバ。どういう意味なんでしょう。
2014年08月02日 15:04撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 15:04
イブルキのコバ。どういう意味なんでしょう。
八雲が原湿原に着きました。これから先の道が分かりにくく男性ハイカーに尋ねるとこの写真の右手の道を進むようです。写真では緩く見えますが、疲れた脚には堪えました。
2014年08月02日 15:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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8/2 15:23
八雲が原湿原に着きました。これから先の道が分かりにくく男性ハイカーに尋ねるとこの写真の右手の道を進むようです。写真では緩く見えますが、疲れた脚には堪えました。
北比良峠。この近くにロープウェー山上駅があったようです。
2014年08月02日 15:48撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 15:48
北比良峠。この近くにロープウェー山上駅があったようです。
大山口まで忍耐の山下りです。こんなガレ場・・・
2014年08月02日 15:57撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 15:57
大山口まで忍耐の山下りです。こんなガレ場・・・
こんな急坂・・・
2014年08月02日 15:57撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 15:57
こんな急坂・・・
緩やかな歩きやすい道もあります。
2014年08月02日 16:07撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 16:07
緩やかな歩きやすい道もあります。
V字状に削られた道
2014年08月02日 16:31撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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V字状に削られた道
この橋を渡ると・・・
2014年08月02日 17:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 17:02
この橋を渡ると・・・
大山口に戻ってきました。ここから管理事務所まで15
分。
2014年08月02日 17:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 17:03
大山口に戻ってきました。ここから管理事務所まで15
分。
今回はスタート・ゴールとも管理事務所です。
2014年08月02日 17:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8/2 17:18
今回はスタート・ゴールとも管理事務所です。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 台風12号の影響で降雨が心配だったので、雨具(ポンチョ)を持って行ったのはよかったです。雨はほとんど降りませんでした。

感想

ヤマレコを見ているとみなさんの投稿で以前から「武奈ケ岳」は一度は登ってみたい山と思っていました。今回たまたま時間があいたので、マイカーを駆って自宅の神戸市垂水から3時間半かけて麓のイン谷口までやってきました。
今回はどんな山行きになるかとワクワクしていましたが、予想通り手応え(脚応え?)のある山でした。
青ガレを登りきったあと下腿部に張りが出てきたと思ったら小雨が降りだして雨が強くなったらこの先はあきらめようかな、とも思いました。その時すれ違った男性が堂満岳から下ってきたとのことだったので、堂満岳に回りイン谷口へ下ることも考えました。とりあえず金糞峠まで行こうと気持ちを奮い立たせました。
金糞峠に到着したら雨もやみ、晴れ間も見えてきたので、折角ここまで来たのだから武奈ケ岳山頂まで行く決心をしました。
山頂では強風でガスが下から吹き上がっていましたが、10名くらいのハイカーがおられました。北方向を見ると山々の向こうに海が見えるではありませんか。方向から見ると日本海としか思えないのですが、滋賀県から日本海が見えるとは思いもよりませんでした。地図で確認すると福井県の小浜市あたりのようでした。
山頂は強風で寒いくらいだったので、そそくさと撤退しました。
その後イブルキノコバから八雲が原、大山口、イン谷口と下りましたが、標高差1,000mを降下するのは大変でした。体力ではなくいつまで続くのかという気持ちの長さを求められることでした。以前同じ比良山系の蓬莱山から下った時も同じように感じた経験があります。これは比良山系特有のことでしょうか。
日頃居住地の関係で六甲山系を登ることが多いのですが、今回六甲山とは違う山歩きができたことは収穫でした。機会があれば比良山系の違う山にチャレンジするつもりです。

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コメント

Re:武奈ヶ岳
buntyan さん、今日は。

 「イブルキのコバ」の地名の意味は、「イブルキ」・・燻る木、つまり炭焼きの事だと思います。
 
 「コバ」・・・木場と書き、山間の、山で伐った木を集めて置く、小さな広場、山仕事の場所、と言った意味です。

 昔からこの辺の山仕事と言えば、炭焼きでした。炭焼き用の木や、薪用に集めた木を積んで、保管していたのではないでしょうか。
 または、山仕事の基地と言った意味の作業場でもあったと思います。

 北小松あたりでは、この「木場」で共同作業する時の歌が残っているようです。各地に残っている「歌垣」なども、これと似たものだと思います。
2014/9/5 14:34
「イブルキのコバ」は「燻す木の木場」?
mesnerさん コメント投稿ありがとうございました。

「イブルキのコバ」の意味は“燻(いぶ)す木の木場”。すなわち、焼いた炭またはこれから炭焼きする木を集めて置く山間の狭隘な平地、という意味になるのでしょうか。
どうりで「イブルキのコバ」あたりは炭や木を一時的に置けるような広場になっていました。
ありがとうございました。
2014/9/6 9:22
プロフィール画像
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