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Yamareco

記録ID: 4896180
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川連峰馬蹄型縦走 〜時計回りに1泊2日〜

2020年10月31日(土) ~ 2020年11月01日(日)
 - 拍手
SHAKATAK その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
32:55
距離
22.8km
登り
2,111m
下り
2,730m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:42
休憩
0:50
合計
7:32
7:29
12
8:19
8:26
35
9:01
9:02
27
9:29
9:30
16
9:46
9:53
10
10:03
10:10
28
10:38
10:38
4
10:42
10:43
21
11:04
11:10
48
11:58
11:58
18
12:16
12:22
66
13:28
13:28
36
14:04
14:18
38
14:56
14:56
5
2日目
山行
10:02
休憩
0:32
合計
10:34
5:47
14
6:01
6:02
36
6:38
6:38
34
7:12
7:12
21
7:33
7:33
11
7:44
7:53
117
10:32
10:33
113
12:26
12:27
7
12:34
12:35
58
13:33
13:46
41
14:27
14:33
102
16:15
16:15
6
天候 10/31(土) 快晴
11/1(日) 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口駐車場(無料)
・50〜60台停められそうな駐車場です
・トイレはありません
・携帯(docomo、au)は問題なく利用できます
コース状況/
危険箇所等
・危険箇所、不明瞭箇所はありません
・積雪はありますが、チェーンスパイクで問題なく歩けます
その他周辺情報 <谷川岳ロープウェイ>
・片道 1250円
・土日は7時から営業開始(平日は8時〜)
・豪雨による送電線故障で運休していましたが、ちょうど再開しました

<避難小屋>
蓬ヒュッテ 2,000円
・有人小屋としての営業は終了しましたが、避難小屋として利用できます
・料金(2,000円)は料金箱へ投函
・以前は30人泊まったこともあるらしいですが、普通に寝れるのは10人程度です
・小屋のトイレは、冬季は利用できません
・本来は幕営禁止らしいですが、小屋前に10張以上張れるスペースがあります
・携帯は使用不可でした(docomo、au)

<水場>
縦走コース上で水場は3か所あるらしいです(全て未確認)
①蓬ヒュッテ(蓬峠)
→蓬新道を10分ほど下ったところ
②白崩避難小屋(清水峠)
→東電小屋の北側に4〜5分下ったところ
③朝日岳
→宝川ルートとの分岐付近(湿原の水そのまま?)

<日帰り温泉>
谷川温泉 湯テルメ谷川 630円
・近くて人気の温泉ですが、駐車場が狭いので注意(入場に20分くらい待たされました)
・泉質は肌ざわりの良いアルカリ泉で、露天風呂は広くて寛げます
ロープウェイで天神平に到着。
谷川岳が真っ白ですが、とりあえずアイゼンなくても行けそうです。
2020年10月31日 07:28撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 7:28
ロープウェイで天神平に到着。
谷川岳が真っ白ですが、とりあえずアイゼンなくても行けそうです。
50分ほどで穴熊沢避難小屋に到着。中は駅の待合室のようなベンチなので、泊まりには向きません。
2020年10月31日 08:24撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 8:24
50分ほどで穴熊沢避難小屋に到着。中は駅の待合室のようなベンチなので、泊まりには向きません。
避難小屋から谷川岳山頂までは後1.8km。
2020年10月31日 08:25撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 8:25
避難小屋から谷川岳山頂までは後1.8km。
この辺りはまだ何も付けずに歩けます。
2020年10月31日 08:46撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 8:46
この辺りはまだ何も付けずに歩けます。
谷川岳肩の小屋に到着しました。有人営業は終了しましたが、避難小屋としては利用出来ます。また、屋外のトイレも利用可能でした。
2020年10月31日 09:46撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 9:46
谷川岳肩の小屋に到着しました。有人営業は終了しましたが、避難小屋としては利用出来ます。また、屋外のトイレも利用可能でした。
この日は土曜で、ロープウェイが復旧したこともあり、山頂付近は多くの登山者で賑わっています。
2020年10月31日 09:48撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 9:48
この日は土曜で、ロープウェイが復旧したこともあり、山頂付近は多くの登山者で賑わっています。
朝から快晴で、遠くの山並みがよく見えます。
2020年10月31日 09:48撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 9:48
朝から快晴で、遠くの山並みがよく見えます。
遥かに続く谷川連峰主脈縦走路。主脈の方もいつか縦走してみたいですね。
2020年10月31日 09:46撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 9:46
遥かに続く谷川連峰主脈縦走路。主脈の方もいつか縦走してみたいですね。
既に十分な景色を堪能していますが、馬蹄型縦走はまだ始まったばかり…。
2020年10月31日 09:46撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 9:46
既に十分な景色を堪能していますが、馬蹄型縦走はまだ始まったばかり…。
谷川岳(トマの耳)に到着しました。双耳峰の低い方ですが、(県境の関係か)「ぐんま百名山」に選定されているのはこちらです。
2020年10月31日 10:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 10:05
谷川岳(トマの耳)に到着しました。双耳峰の低い方ですが、(県境の関係か)「ぐんま百名山」に選定されているのはこちらです。
谷川岳(オキの耳)の山頂から、明日歩く白毛門の方面を眺めます。
2020年10月31日 10:23撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 10:23
谷川岳(オキの耳)の山頂から、明日歩く白毛門の方面を眺めます。
一ノ倉岳の山頂に人が見えます。この後は北側斜面で下りになるので、チェーンスパイクを付けました。
2020年10月31日 10:24撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 10:24
一ノ倉岳の山頂に人が見えます。この後は北側斜面で下りになるので、チェーンスパイクを付けました。
谷川岳から30分ほどで一ノ倉岳(1974m)に到着。この登りは結構しんどかった…。
2020年10月31日 11:55撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 11:55
谷川岳から30分ほどで一ノ倉岳(1974m)に到着。この登りは結構しんどかった…。
まだまだ先は長い…。
縦走路は続くよどこまでも。
2020年10月31日 11:55撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 11:55
まだまだ先は長い…。
縦走路は続くよどこまでも。
一ノ倉岳の山頂も360度展望で眺めが素晴らしいです。ここで昼休憩にしました。
2020年10月31日 11:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 11:56
一ノ倉岳の山頂も360度展望で眺めが素晴らしいです。ここで昼休憩にしました。
3座目の茂倉岳(1978m)に到着。今回の縦走の最高地点がここです。(谷川岳より1m高い)
2020年10月31日 12:17撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 12:17
3座目の茂倉岳(1978m)に到着。今回の縦走の最高地点がここです。(谷川岳より1m高い)
この日4座目の武能岳(1760m)に到着。この日一番のキツい登りでした。
2020年10月31日 14:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 14:05
この日4座目の武能岳(1760m)に到着。この日一番のキツい登りでした。
歩いて来た茂倉岳方面を振り返ります。逆回りだともっとキツそう…。
2020年10月31日 14:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 14:09
歩いて来た茂倉岳方面を振り返ります。逆回りだともっとキツそう…。
この日は午後になっても快晴。風も穏やかです。
2020年10月31日 14:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 14:09
この日は午後になっても快晴。風も穏やかです。
紅葉はだいぶ色褪せてますが、これはこれで味があります。
2020年10月31日 14:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 14:09
紅葉はだいぶ色褪せてますが、これはこれで味があります。
これから向かう蓬ヒュッテ方面。上越のマッターホルン(大源太山)の尖った山頂が見えます。
2020年10月31日 14:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 14:09
これから向かう蓬ヒュッテ方面。上越のマッターホルン(大源太山)の尖った山頂が見えます。
蓬峠に到着しました。本日の行程はここまでです。
2020年10月31日 15:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 15:04
蓬峠に到着しました。本日の行程はここまでです。
蓬ヒュッテは、有人小屋としての営業は終了しましたが、避難小屋として利用出来ます。ヒュッテというイメージからすると、だいぶ小さい建物でした。
2020年10月31日 15:04撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 15:04
蓬ヒュッテは、有人小屋としての営業は終了しましたが、避難小屋として利用出来ます。ヒュッテというイメージからすると、だいぶ小さい建物でした。
到着したときは2番手でしたが、この日は5組(10人)が宿泊しました。
2020年10月31日 15:07撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 15:07
到着したときは2番手でしたが、この日は5組(10人)が宿泊しました。
小屋の少し上から谷川岳方面を臨みます。
なお、テントはこの日10張ほどでした。(規則上は幕営禁止)
2020年10月31日 15:07撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 15:07
小屋の少し上から谷川岳方面を臨みます。
なお、テントはこの日10張ほどでした。(規則上は幕営禁止)
水場は蓬新道方面に10分ほど歩くとあるらしいですが、みなさん雪を溶かしたりして水を作ってました。
(この黄色いタンクにも雨水が溜まっていました)
2020年10月31日 15:13撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/31 15:13
水場は蓬新道方面に10分ほど歩くとあるらしいですが、みなさん雪を溶かしたりして水を作ってました。
(この黄色いタンクにも雨水が溜まっていました)
2日目の朝を迎えました。6時前に出発しましたが、七ッ小屋山(1674m)の山頂で、朝日を迎えました。こういう瞬間が見れるのも、山中泊の醍醐味ですね。
2020年11月01日 06:39撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 6:39
2日目の朝を迎えました。6時前に出発しましたが、七ッ小屋山(1674m)の山頂で、朝日を迎えました。こういう瞬間が見れるのも、山中泊の醍醐味ですね。
上越のマッターホルン(笑)大源太山が近付いてきました。
縦走路からは外れていますが、いつか登ってみたいですね。
2020年11月01日 06:40撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 6:40
上越のマッターホルン(笑)大源太山が近付いてきました。
縦走路からは外れていますが、いつか登ってみたいですね。
清水峠の白崩避難小屋に到着しました。蓬ヒュッテより小さく、中もキレイとは言い難いですが、小屋内のトイレが使用可能です。
2020年11月01日 07:34撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 7:34
清水峠の白崩避難小屋に到着しました。蓬ヒュッテより小さく、中もキレイとは言い難いですが、小屋内のトイレが使用可能です。
避難小屋より立派な東京電力の管理建物(施錠されていますが…。)
管理建物の右手(北側)を4〜5分下ると水場があるらしいですが、場所が分かりませんでした。
2020年11月01日 07:34撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 7:34
避難小屋より立派な東京電力の管理建物(施錠されていますが…。)
管理建物の右手(北側)を4〜5分下ると水場があるらしいですが、場所が分かりませんでした。
初日よりは少し雲がありますが、この日も良い天気です。
2020年11月01日 09:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 9:27
初日よりは少し雲がありますが、この日も良い天気です。
アップダウンの連続なので、重いザックを背負って歩いてると暑いくらいでした。
2020年11月01日 09:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 9:27
アップダウンの連続なので、重いザックを背負って歩いてると暑いくらいでした。
北側斜面の状態がやや心配でしたが、ガチガチに凍結している箇所はありませんでした。
2020年11月01日 09:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 9:27
北側斜面の状態がやや心配でしたが、ガチガチに凍結している箇所はありませんでした。
少し気を遣うトラバースはありますが、チェーンスパイクで問題なく歩けます。
2020年11月01日 09:27撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 9:27
少し気を遣うトラバースはありますが、チェーンスパイクで問題なく歩けます。
少し撮影地点が遠かったけど、今回の最大目標である「日本三百名山」朝日岳(1945m)に到着しました。
2020年11月01日 10:19撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 10:19
少し撮影地点が遠かったけど、今回の最大目標である「日本三百名山」朝日岳(1945m)に到着しました。
来た道をを振り返ります。山頂付近は湿原が広がっていてなだらかですが、清水峠からの急登は今回の縦走で一番体力を削られました。
2020年11月01日 10:16撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 10:16
来た道をを振り返ります。山頂付近は湿原が広がっていてなだらかですが、清水峠からの急登は今回の縦走で一番体力を削られました。
この縦走路は本当に景色が良いです。アップダウンはキツいけど、それ以上の価値はあります。
2020年11月01日 10:16撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 10:16
この縦走路は本当に景色が良いです。アップダウンはキツいけど、それ以上の価値はあります。
迫力のある谷川岳の山容。24時間前はあの山頂からこちらを見ていたと思うと、少し不思議な気分です。
2020年11月01日 10:17撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 10:17
迫力のある谷川岳の山容。24時間前はあの山頂からこちらを見ていたと思うと、少し不思議な気分です。
余りゆっくりもしていられないので、朝日岳を出発。ここまで2日間で6座に登頂しましたが、まだ2座残っています。
2020年11月01日 10:17撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 10:17
余りゆっくりもしていられないので、朝日岳を出発。ここまで2日間で6座に登頂しましたが、まだ2座残っています。
昼休憩を挟んで、7座目の笠ヶ岳(1852m)に到着。雪はなくなってきましたが、疲労の蓄積で脚力を消耗し、ペースが悪くなってきました。
2020年11月01日 12:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 12:31
昼休憩を挟んで、7座目の笠ヶ岳(1852m)に到着。雪はなくなってきましたが、疲労の蓄積で脚力を消耗し、ペースが悪くなってきました。
朝日岳方面を振り返ります。昼休憩した笠ヶ岳避難小屋が小さく見えます。(実際に小さい)
2020年11月01日 12:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 12:31
朝日岳方面を振り返ります。昼休憩した笠ヶ岳避難小屋が小さく見えます。(実際に小さい)
これから歩く白毛門方面。下って登っての行程に溜め息が出ます…。
2020年11月01日 12:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 12:31
これから歩く白毛門方面。下って登っての行程に溜め息が出ます…。
8座目の白毛門(1720m)に到着しました。⚪︎⚪︎山とか⚪︎⚪︎岳と付かない山名も珍しいですね。
2020年11月01日 13:30撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 13:30
8座目の白毛門(1720m)に到着しました。⚪︎⚪︎山とか⚪︎⚪︎岳と付かない山名も珍しいですね。
既にスタートから8時間近く経過。午後になって少し雲が出てきました。
2020年11月01日 13:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 13:31
既にスタートから8時間近く経過。午後になって少し雲が出てきました。
改めて谷川岳方面を臨みます。あそこからよく歩いて来たな〜
2020年11月01日 13:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 13:31
改めて谷川岳方面を臨みます。あそこからよく歩いて来たな〜
さて、ここから土合(駐車場)まで145分…長い!
2020年11月01日 13:30撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 13:30
さて、ここから土合(駐車場)まで145分…長い!
白毛門から3時間近くかけて下山しました。
途中は写真を撮る気力もなく、ひたすら急坂を下りました。
しかし、目標だった谷川連峰馬蹄型縦走をこの時期に達成出来たことは、非常に良い経験になりました。
2020年11月01日 16:19撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
11/1 16:19
白毛門から3時間近くかけて下山しました。
途中は写真を撮る気力もなく、ひたすら急坂を下りました。
しかし、目標だった谷川連峰馬蹄型縦走をこの時期に達成出来たことは、非常に良い経験になりました。
撮影機器:

感想

「谷川連峰馬蹄型縦走」は、その行程の長さ、アップダウンのキツさから、かなりタフなコースに位置付けられています。
しかし、日本百名山、三百名山を含め、「ぐんま百名山」に選定されている山を6座も踏破する重厚なコースであり、眺望も「非常に良い」ことから、いつか縦走してみたいと思っていました。
この馬蹄型縦走上に「朝日岳」という日本三百名山に選定されている山があり、三百名山を目指している山友から誘われたので、一緒に縦走してきました。

世の中には、日帰りする猛者もいますが、標準行程は1泊2日。我々も有人小屋である「蓬ヒュッテ」に宿泊するつもりでしたが、10月の下旬で営業が終了…。
その後は、避難小屋としての利用は可能ですが、寝具や食料など、重量増になりました。
また、前日(金曜)に一気に気温が低下して、降雪があったとのことで、急遽、防寒対策の見直しを行った結果、ほぼテント泊装備と変わらない重量になってしまいました。

それでも、「この時期の雪なら大したことないだろう」と思っていましたが、当日の朝に谷川連峰を眺めると、まるで冬山の様相でした。
ロープウェイのチケットを買う時に、「往復で買ってそのまま下りてこようか」と相談したくらいです…。

結果的には、チェーンスパイクで歩き切れましたが、無雪期に比べると脚の疲労が大きく、当初の想定よりもハードな山行になりました。
2日目に白毛門に辿り着いた時には、既に脚力に余裕がなく、最後はヘロヘロになりながら下山しました。
もう少しペース良く歩けると思っていましたが、色々と力不足を痛感する結果となりました。

なお、2日間とも天気は非常に良く、風も穏やかだったので、森林限界を超えた稜線からの絶景を見渡しながら、気持ちよく歩くことができました。
また、避難小屋では、他の登山者の方と、食事をしながら楽しく歓談することができました。
コロナ禍で、山小屋泊が色々と制約を受けていますが、このような一期一会の場も登山の魅力の一つだと思うので、早く世の中が正常化して欲しいところです。

なお、ソロだったら、この時期に馬蹄型縦走は計画しなかったと思います。このような機会を与えてくれた山友の方に改めて感謝です。

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