土合~土樽縦走


- GPS
- 10:28
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 6:22
天候 | 曇りのち20時ごろから強風と霰が吹く 日曜朝には小雪が小雨に変わる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にトレースあり。 西黒尾根のラクダのコルから上部はクラック多数あり。 |
写真
矢場の頭手前で体が煽られる風に、初めて耐風姿勢を実践で使った。
気温はマイナス9度ほどだけど、それほど寒さは感じなかった。
樹林帯に入ると風は収まってひと心地つくことができた。
意外と冷静に判断して行動できた。一カ月前だったらパニックになってたかも。
雪面を掘り下げてもザラメ雪が多くて重い。切り出したブロックを持つと指がめり込んで崩れそうになる。
最後はダッシュして土樽始発に何とか間に合った。
感想
数年前からやってみたいと思っていた計画を実行に移してみた。雪の西黒尾根は何故か苦手意識が強い。
前日は悪夢に悩まされたのか、寝てて自分でわかるイビキをかいたり寝不足っぽく、コンディションは良くなかった。圏央道の事故で始発に間に合わなかったり、水上駅でのバス乗り換えの際に電車にピッケルを忘れてしまいダッシュで取りに戻ったりバタバタした始まりとなった。
天気はいいものと言えないけど残り少ない積雪期を楽しみたい。
◾️指導センター~ラクダのコル
鉄塔までは雪が緩くてトレースを追っても踏み抜きが多いけど、そこから上は雪面が締まって歩きやすい。ラクダのコル手前から弱い風が出てきた。
先週と違って身体が重い。
◾️ラクダのコル~トマの耳
ロープウェイ側にクラック多数あり、時には跨いで進むことも。状況によってトレースを追うのは危なそうなところがある。
◾️トマの耳~茂倉岳
オキの耳からは踏み跡が顕著に減る。雪面は締まってアイゼンがザクザク決まる。特に危険なところはない。一ノ倉の登り返しが少し体力を使う。茂倉岳の登りはすぐに終わった。
◾️茂倉岳~矢場の頭
緩やかな斜面ながら、雪庇がありそうなところがあって油断禁物。あれだけ大きな茂倉岳避難小屋が雪に埋もれていることに驚愕する。
日当たりの良い斜面は全層で雪崩れている箇所もある。
◾️矢場の頭~土樽
夜半から風が強くなり間断なく吹きつけてくる。イグルーの隙間から入る雪が顔に降りかかって不快感が強い。
イグルーにタープを這わせて雪の侵入を防ごうとするが、風下側を上手く固定できない。
天井の崩落を受けて迷った挙句に下山を決めた。
森林限界下では風がおさまり快適に下山できたが、稜線が広くなるところがあってわかりにくく感じるところがある。
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