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Yamareco

記録ID: 7904831
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

土合~土樽縦走

2025年03月15日(土) ~ 2025年03月16日(日)
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
11拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:28
距離
14.0km
登り
1,512m
下り
1,655m
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20 km
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:14
休憩
0:08
合計
6:22
距離 8.4km 登り 1,488m 下り 764m
12:17
12:18
50
13:08
13:09
15
13:31
13:32
14
13:46
13:47
4
14:08
14:15
24
14:41
24
15:06
9
15:15
15:16
56
16:12
2日目
山行
5:35
休憩
0:00
合計
5:35
距離 5.7km 登り 24m 下り 891m
16:12
327
6:30
0
6:30
ゴール地点
天候 曇りのち20時ごろから強風と霰が吹く
日曜朝には小雪が小雨に変わる
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
全体的にトレースあり。
西黒尾根のラクダのコルから上部はクラック多数あり。
ロープを跨いで登山開始
2025年03月15日 09:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 9:49
ロープを跨いで登山開始
雪面は締まっていて、もう残雪期の装い。
2025年03月15日 11:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 11:00
雪面は締まっていて、もう残雪期の装い。
この辺りから風が少し出てきた。
シェルを羽織って進む。
厚手のフリースを選んで正解だった。
2025年03月15日 12:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 12:09
この辺りから風が少し出てきた。
シェルを羽織って進む。
厚手のフリースを選んで正解だった。
ラクダのコルから先はクラックが多数出てくる。
時には小さなものを跨いで進む場面もある。
2025年03月15日 12:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 12:14
ラクダのコルから先はクラックが多数出てくる。
時には小さなものを跨いで進む場面もある。
今年の雪の多さを感じる厚み。
2025年03月15日 12:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 12:38
今年の雪の多さを感じる厚み。
もう少しで全層で雪崩そうな感じ。
2025年03月15日 12:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 12:42
もう少しで全層で雪崩そうな感じ。
ようやく天神尾根と合流。
時間がかかって少し落胆する。
2025年03月15日 13:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 13:23
ようやく天神尾根と合流。
時間がかかって少し落胆する。
エビの尻尾と呼んでいいのか?
変な付きかた。
2025年03月15日 13:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 13:24
エビの尻尾と呼んでいいのか?
変な付きかた。
数年前は2時間半で登れたけど…
荷物の重さと、体調が違うものの複雑な気持ちになる。
2025年03月15日 13:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 13:29
数年前は2時間半で登れたけど…
荷物の重さと、体調が違うものの複雑な気持ちになる。
今日は天気が良くないせいか人が少ない。
この先は誰とも会わなかった。
2025年03月15日 13:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 13:45
今日は天気が良くないせいか人が少ない。
この先は誰とも会わなかった。
一ノ倉までは今日のものと思われるスノーシューの足跡があったが、その先には数日前のワカンのものしかなかった。
2025年03月15日 15:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 15:01
一ノ倉までは今日のものと思われるスノーシューの足跡があったが、その先には数日前のワカンのものしかなかった。
一ノ倉の登り返しが少し辛かった。
平らな山頂にクラックが走ってるのが嫌な感じ。
2025年03月15日 15:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 15:05
一ノ倉の登り返しが少し辛かった。
平らな山頂にクラックが走ってるのが嫌な感じ。
土樽へと続く稜線。
終わりが見えると気持ちが軽くなる。
2025年03月15日 15:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 15:20
土樽へと続く稜線。
終わりが見えると気持ちが軽くなる。
茂倉岳の下りに入る。
時間も時間だし、そろそろ泊地を決めたい。
2025年03月15日 15:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 15:22
茂倉岳の下りに入る。
時間も時間だし、そろそろ泊地を決めたい。
万太郎北尾根は遠目に見て悪そうに感じた。
2025年03月15日 15:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 15:39
万太郎北尾根は遠目に見て悪そうに感じた。
日の当たりが良さそうな斜面は、こんな感じでクラック多数あり。
全層で雪崩れて地面が全てのぞいている斜面もあった。
2025年03月15日 16:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 16:01
日の当たりが良さそうな斜面は、こんな感じでクラック多数あり。
全層で雪崩れて地面が全てのぞいている斜面もあった。
泊地から足拍子が見える。
ボールのような雪塊を抱えた木があった。
2025年03月15日 16:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
3/15 16:03
泊地から足拍子が見える。
ボールのような雪塊を抱えた木があった。
矢場の頭手前のコルで宿を作成。
少し下れば樹林帯だし、この先に細いリッジも無くて安心だし、ここなら風はマシになるかなと思っていた。
夜20時ごろから突風が吹くようになってきた。
2025年03月15日 18:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/15 18:39
矢場の頭手前のコルで宿を作成。
少し下れば樹林帯だし、この先に細いリッジも無くて安心だし、ここなら風はマシになるかなと思っていた。
夜20時ごろから突風が吹くようになってきた。
絶え間なく続く強風により隙間から吹き込む雪に悩まされて隙間を塞いだり、タープを外側にかけてみたりと夜を快適に過ごそうとする努力をしたけど、風に煽られたタープを固定しようと雪塊を置いたらイグルーの天井が崩落した。タープを回収して天井の無くなったイグルーの中でどうするか考えた。意外と風は防げているのでイグルーの中でテントを張るか、天井の無いイグルーの中で過ごすか、下山するかを考えて0時過ぎに下山を決定した。
矢場の頭手前で体が煽られる風に、初めて耐風姿勢を実践で使った。
気温はマイナス9度ほどだけど、それほど寒さは感じなかった。
樹林帯に入ると風は収まってひと心地つくことができた。
意外と冷静に判断して行動できた。一カ月前だったらパニックになってたかも。
2025年03月16日 01:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/16 1:19
絶え間なく続く強風により隙間から吹き込む雪に悩まされて隙間を塞いだり、タープを外側にかけてみたりと夜を快適に過ごそうとする努力をしたけど、風に煽られたタープを固定しようと雪塊を置いたらイグルーの天井が崩落した。タープを回収して天井の無くなったイグルーの中でどうするか考えた。意外と風は防げているのでイグルーの中でテントを張るか、天井の無いイグルーの中で過ごすか、下山するかを考えて0時過ぎに下山を決定した。
矢場の頭手前で体が煽られる風に、初めて耐風姿勢を実践で使った。
気温はマイナス9度ほどだけど、それほど寒さは感じなかった。
樹林帯に入ると風は収まってひと心地つくことができた。
意外と冷静に判断して行動できた。一カ月前だったらパニックになってたかも。
途中で小イグルーを作成しビバークごっこをして時間を潰す。
雪面を掘り下げてもザラメ雪が多くて重い。切り出したブロックを持つと指がめり込んで崩れそうになる。
最後はダッシュして土樽始発に何とか間に合った。
2025年03月16日 06:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
3/16 6:02
途中で小イグルーを作成しビバークごっこをして時間を潰す。
雪面を掘り下げてもザラメ雪が多くて重い。切り出したブロックを持つと指がめり込んで崩れそうになる。
最後はダッシュして土樽始発に何とか間に合った。
イグルーで朝まで過ごしたとして、予報どおりの風だったら下山は危険だっただろうな。
温泉に入って、ご飯を食べて帰宅する。
イグルーで朝まで過ごしたとして、予報どおりの風だったら下山は危険だっただろうな。
温泉に入って、ご飯を食べて帰宅する。

感想

数年前からやってみたいと思っていた計画を実行に移してみた。雪の西黒尾根は何故か苦手意識が強い。
前日は悪夢に悩まされたのか、寝てて自分でわかるイビキをかいたり寝不足っぽく、コンディションは良くなかった。圏央道の事故で始発に間に合わなかったり、水上駅でのバス乗り換えの際に電車にピッケルを忘れてしまいダッシュで取りに戻ったりバタバタした始まりとなった。
天気はいいものと言えないけど残り少ない積雪期を楽しみたい。

◾️指導センター~ラクダのコル
鉄塔までは雪が緩くてトレースを追っても踏み抜きが多いけど、そこから上は雪面が締まって歩きやすい。ラクダのコル手前から弱い風が出てきた。
先週と違って身体が重い。

◾️ラクダのコル~トマの耳
ロープウェイ側にクラック多数あり、時には跨いで進むことも。状況によってトレースを追うのは危なそうなところがある。

◾️トマの耳~茂倉岳
オキの耳からは踏み跡が顕著に減る。雪面は締まってアイゼンがザクザク決まる。特に危険なところはない。一ノ倉の登り返しが少し体力を使う。茂倉岳の登りはすぐに終わった。

◾️茂倉岳~矢場の頭
緩やかな斜面ながら、雪庇がありそうなところがあって油断禁物。あれだけ大きな茂倉岳避難小屋が雪に埋もれていることに驚愕する。
日当たりの良い斜面は全層で雪崩れている箇所もある。

◾️矢場の頭~土樽
夜半から風が強くなり間断なく吹きつけてくる。イグルーの隙間から入る雪が顔に降りかかって不快感が強い。
イグルーにタープを這わせて雪の侵入を防ごうとするが、風下側を上手く固定できない。
天井の崩落を受けて迷った挙句に下山を決めた。
森林限界下では風がおさまり快適に下山できたが、稜線が広くなるところがあってわかりにくく感じるところがある。


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