五百円紙幣の🗻に会いに🥾ペンションすずらん〜雁ケ腹摺山〜姥子山〜桑西🚏


- GPS
- 11:18
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 2,049m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 11:17
天候 | 朝、零下の寒さ、日が昇るにつれ、暖かくなる。風も冷たかったが、徐々に和らぐ、 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
11:20 西国分寺JR中央線・高尾行 11:44 高尾(東京都) 13:09 高尾(東京都)JR中央本線・松本行 14:03 甲斐大和 徒歩 14:50 甲斐大和駅 永和交通大菩薩峠上日川線 15:16 すずらん昆虫館前 帰り:17:17 桑西 富士急バス 18:41 大月駅 徒歩 17:45 大月JR特急あずさ44号・新宿行 18:21 立川JR中央線快速・東京行 18:31 西国分寺JR武蔵野線・海浜幕張行 18:34 新小平 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯ペンションすずらん〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山(3.5km):標高1,340mにあるペンションすずらんから実際の登山口に辿り着くまでが長い。登山道と林道が重なり合っている。登山口では紅葉の時期を終え、落ち葉が凄い。もう既に霜が下りている。道は整備されているが、滑りやすく、パノラマ岩に向かう道で壊れた柵越えがあり、越えていいものか、悩む。道標は大まかなので、要注意。 ◯牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳(2.1km):甲州アルプスオートルートチャレンジが前日まで開かれており、その道標の名残があったが、全て取り払われており、残テープを追う形になる。牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂標の黒岳方面を示す方向は全く違うので要注意。あらぬ方向へ導かれる。道らしきものが見えるので話をややこしくする。これが怖い!黒岳までは尾根沿いの道、起伏が激しく、距離を長く感じる。道は整備されている。一本道で迷うことはない。 ◯黒岳〜雁ヶ腹摺山(3.5km):標高差427.5m大峠まで下り、雁ヶ腹摺山山頂まで314m登る。下り坂は落ち葉で道が覆われ、滑る、倒木が多く、乗り越えて下る。危険。ただ一本道で下るので、道に迷うことはない。雁ヶ腹摺山の登山は急登。岩が道を塞いでいて、登り道が消え、分からなくなる箇所がある。 ◯雁ヶ腹摺山〜姥子山(2.1km):このルートで一番親切。様々な色のテープが、ルートを示している。迷うことはまずない。姥子山は小さな岩山なので、滑ると危険。テープを見逃すと道に迷う可能性があるので、要注意。 ◯姥子山〜西桑バス停(8.7km):このルート全体で一番長く、山はほぼないが寧ろきつい。半分は林道で楽。途中で抜け道となる痩せ尾根に入る。時間があれば、林道をそのまま下りた方がいい。距離と時間はかかるが寧ろ走って下りれば早くバス停に着くに違いない。痩せ尾根ルートは急坂で、落ち葉に覆われ、滑落の危険性があり。尾根を渡り歩くので、ルートを間違えるととんでもないところに下り、元ルートへの復帰に骨を折る。急がば回れかも知れない。 |
その他周辺情報 | ペンションすずらん:バス停のすずらん昆虫館のあるペンション、標高1,340m にある一軒家。ここにある昆虫館はオーナーが建てたもの。キノコ鍋が名物。山菜がお薦め。泊まるだけでなく、目でも楽しませてもらえる珍しいペンション。食堂に飾っているものを見るだけでも飽きない。そして、是非お泊まり頂き、湧水の味、料理の旨さ、お風呂も堪能してほしい。http://p-suzuran.com/ |
写真
装備
個人装備 |
コンプレッションインナー
短パン
スポーツウェア
靴下
帽子
手拭い
ザック
スマホケース
携帯
バッテリー
ケーブル
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
飴
栄養ゼリー
補助食
財布
タオル
マスク
ハンカチ
ウォーターバック
グローブ
ストック
アイゼン
着替え
登山靴
おにぎり2
|
---|---|
備考 | アイゼンを一番使うべき箇所でしまってしまった。下りるまで手にぶら下げる用心さが必要。 |
感想
今は使われなくなった五百円紙幣。裏面に印刷されていたのは雁ヶ腹摺山から見る富士。一度は拝んでみたいが、余りに駅からもバス停からも遠い。正に陸の孤島。どう攻略すべきか。山は単に登るだけではない。登山口まで行って、登って、下りて、家に帰らなければならない。ルート取りが一番大切。無理をすれば、破綻を呼ぶ。最悪の状況を想定し、そうなってもまず帰り着けることを優先する。基本は朝一で登り、お天道様がまだ拝めるうちに帰ることだ。しかし、実際は難しい。雁ヶ腹摺山に一番近いのはバス停だが、本数は限られ、朝一で登り始めることがまず難しい。電車とバスの乗り継ぎでどうしても遅くなる。今回の選択は初めての前泊とした。登山口近くのペンションすずらんを見つけた時は嬉しかった。まず足掛かりこそ命、あとは無理なき登山ルートを探し。遅くなっても帰れるバスの本数の多い停留所を探した。ハマイババス停が最適だった。今回無事帰れたのもルート取りが功を奏したからだ。しかも今回、大月市・秀麗富嶽十二景の山20座のうち3座を踏破できた。牛奥ノ雁ヶ腹摺山は2番山頂で、雁ヶ腹摺山と姥子山は1番山頂になる。全て富士山を拝めたことが嬉しい。特にマイナーな姥子山こそ魅力的なことを知ったのが収穫だ。360度の眺望は素晴らしかった。
総距離19.7kmは私にとって限界に近い。一度派手に転んだが、怪我もせず、山を後にした喜びは格別だった。山の神に感謝すると共に前泊したペンションすずらんで作って頂いたおにぎりのもう美味しかったこと。汲んでいただいた湧水の美味しかったことが忘れられない。
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