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Yamareco

記録ID: 4908901
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

ど根性ドンちゃん八ヶ岳(赤岳)に登るの巻

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
13.1km
登り
1,377m
下り
1,368m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
1:20
合計
8:51
距離 13.1km 登り 1,377m 下り 1,376m
6:05
5
6:10
77
8:30
8:47
77
10:04
10:11
5
10:16
10:19
41
11:00
11:01
7
11:08
11:34
5
11:39
11:42
3
11:45
11:49
4
11:53
11:54
10
12:56
10
13:06
13:18
40
13:58
13:59
54
14:53
3
14:56
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
赤岳山荘の駐車場。美濃戸口からここまでの悪路はなかなか。
2022年11月12日 06:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 6:05
赤岳山荘の駐車場。美濃戸口からここまでの悪路はなかなか。
赤岳山荘(右)。トイレは画像左側の奥
2022年11月12日 06:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 6:05
赤岳山荘(右)。トイレは画像左側の奥
登り始めるとすぐに美濃戸山荘
2022年11月12日 06:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 6:11
登り始めるとすぐに美濃戸山荘
右側の南沢コースへ
2022年11月12日 06:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 6:11
右側の南沢コースへ
岩あり、ガレありで思いのほか歩きにくい
2022年11月12日 07:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 7:04
岩あり、ガレありで思いのほか歩きにくい
おー、頭がみえてきた。この辺りがバリ寒で氷点下に
2022年11月12日 08:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 8:04
おー、頭がみえてきた。この辺りがバリ寒で氷点下に
行者小屋手前で雪が
2022年11月12日 08:20撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 8:20
行者小屋手前で雪が
赤岳と
2022年11月12日 08:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 8:38
赤岳と
阿弥陀岳(右)
2022年11月12日 08:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 8:38
阿弥陀岳(右)
行者小屋。冬場はテン場のみ
2022年11月12日 08:46撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 8:46
行者小屋。冬場はテン場のみ
地蔵尾根は梯子や階段の続く急登。雪もだいぶ残る。ドンちゃん、しんどそう…
2022年11月12日 09:16撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 9:16
地蔵尾根は梯子や階段の続く急登。雪もだいぶ残る。ドンちゃん、しんどそう…
ふり返るとアルプスが
2022年11月12日 09:21撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 9:21
ふり返るとアルプスが
ドンちゃんいわく、あまり覚えていない区間
2022年11月12日 09:41撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 9:41
ドンちゃんいわく、あまり覚えていない区間
地蔵ノ頭手前のお地蔵さま
2022年11月12日 09:47撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 9:47
地蔵ノ頭手前のお地蔵さま
赤岳が近づいてきた
2022年11月12日 10:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 10:02
赤岳が近づいてきた
地蔵ノ頭。横岳、硫黄岳の稜線を撮り忘れて大失敗
2022年11月12日 10:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 10:04
地蔵ノ頭。横岳、硫黄岳の稜線を撮り忘れて大失敗
裏に回ると富士さーん
2022年11月12日 10:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 10:09
裏に回ると富士さーん
行けるかな、赤岳山頂に…
2022年11月12日 10:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 10:09
行けるかな、赤岳山頂に…
富士山と赤岳とドンちゃんの図
2022年11月12日 10:12撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 10:12
富士山と赤岳とドンちゃんの図
阿弥陀岳への稜線
2022年11月12日 10:13撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 10:13
阿弥陀岳への稜線
待ってろ、いまいく(力なく…)
2022年11月12日 10:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 10:49
待ってろ、いまいく(力なく…)
間ノ岳と甲斐駒と仙丈ケ岳
2022年11月12日 11:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 11:05
間ノ岳と甲斐駒と仙丈ケ岳
富士さーん
2022年11月12日 11:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 11:06
富士さーん
やっと、やっとついた・
2022年11月12日 11:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 11:09
やっと、やっとついた・
山頂標
2022年11月12日 11:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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11/12 11:09
山頂標
じつは二人とも青い顔している
4
じつは二人とも青い顔している
まだ、下りがあるなぁ…
3
まだ、下りがあるなぁ…
下りの文三郎尾根のガレ場
2022年11月12日 11:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 11:45
下りの文三郎尾根のガレ場
いや、この尾根もきついっす
2022年11月12日 11:51撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 11:51
いや、この尾根もきついっす
阿弥陀岳に行きたいかったけど、ちょっと無理
2022年11月12日 12:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
4
11/12 12:02
阿弥陀岳に行きたいかったけど、ちょっと無理
赤岳山頂をふり返る
2022年11月12日 12:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 12:02
赤岳山頂をふり返る
行者小屋までやっとこさ
2022年11月12日 13:01撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 13:01
行者小屋までやっとこさ
ここのテン場
2022年11月12日 13:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
2
11/12 13:02
ここのテン場
くぅ〜、しんどかったぁ…
2022年11月12日 14:56撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
11/12 14:56
くぅ〜、しんどかったぁ…
鹿の湯
2022年11月12日 16:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
3
11/12 16:06
鹿の湯
撮影機器:

感想

東北に住むまで「蔵王」という山があるのだと思っていた。(蔵王は熊野岳を主峰とする宮城から山形の連峰。)八ヶ岳もそう。その主峰・赤岳(2,899m)に雪のシーズン前のラストワンチャン、この週末に。

ただ、私もドンちゃんも今週、公私にわたりかなり忙しくお疲れモードが大不安材料。

このところ定着した車中前泊を赤岳山荘駐車場で。美濃戸口からここまでの林道は噂通りの悪路でフリードスパイク4WDで超スローペース。轍、凸凹、尖った石で車高の低い車、お高い車はおススメしません。

駐車場はフラットで、トイレ(100円。赤岳山荘の真正面奥、駐車場の斜め向かい側。ボットンタイプできれい。水場あり)もあり、疲れのため爆睡するも朝方車内は6℃で少し寒く目が覚めた。登山届は赤岳山荘の正面にポストで用紙あり。駐車場代は帰りに山荘に持参(1000円)。

6時登山開始、すぐに美濃戸山荘。ここから行者小屋へ向かう南沢コースへ。沢沿いの緩やかな樹林帯だが、ガレと岩、山荘手前からは雪がでてきて思いのほか歩きにくい。それ以上にザックが重く感じて思うようなペースで足が進まない。ドンちゃんの口がパクパクしていて重症で、後から聞くと山頂手前まで登りのことをほとんど覚えてないそうな。途中、-0.2℃くらいまで気温が下がり、指先が痺れたため冬グローブを装着。

行者小屋までCTよりだいぶ時間がかかり到着。ここで進退を協議するも、ど根性ドンちゃんは撤退を拒否。トイレ(100円。小屋裏でボットン)と行動食を摂り、稜線に直登する地蔵尾根に進む。地蔵尾根には雪がだいぶ残っているがチェーンスパイクなしで。梯子、階段の雪は要注意。

ドンちゃんとペースを大幅に落としてゆっくり登る。途中でドンちゃん、あくびが多く体調不良により高山病の症状が早めにでて頭痛も。「戻ろうか?」と促すも、ウンと言わない。天気は最高で振り向くと、北アルプスの北側(五竜岳など)や南側(槍穂)、御嶽山が冠雪しているのがよく見える。

お地蔵さんを過ぎて稜線の地蔵ノ頭に辿り着くと、今度は富士山がドーンと。そして横岳、硫黄岳の稜線と目前の阿弥陀岳が大迫力。赤岳天望荘から先、赤岳の威風堂々の姿が。最後の最後、山頂山荘までの一歩一歩は雪もついていてなかなか進まない。ドンちゃん、金魚のよう(パクパク)だが、なんとか5時間で山頂到着で感激の大展望!

甲斐駒から見えた八ヶ岳連峰は格別の存在感だったが、赤岳山頂から見える甲斐駒ヶ岳は仙丈ケ岳のお隣に寄り添う感じ。富士山、間ノ岳にもうっとりドンちゃんで、少し長居。

下りは文三郎尾根を。ここで失敗。下り始めは雪がほぼなかったが、途中から雪がついていたのにチェーンスパイク装着を後回しにして、何度かずっこけた。手間を惜しまず着けるべきだった。文三郎尾根も結構な急坂で雪が少し多く、精神的にも疲れがましまし。

下りの行者小屋から先はなかなか歩きにくく、結局9時間近くの山行に。最高の天気だったが、日陰で結構冷えるところ、稜線の風、残雪などあるため、冬装備は万全に。疲れと体調不調でキツかった(特にドンちゃん)けど、ど根性で最高の展望をゲットしたのでした。

コース定数はヤマケイのヤマタイムで31

帰りは小淵沢ICへの途中、八峯苑鹿の湯(700円)に寄り道。露天、水風呂、泡風呂ありです。

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