鳳凰三山 (夜叉神〜青木鉱泉)
- GPS
- 11:48
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,692m
- 下り
- 2,734m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara2.htm 青木鉱泉〜韮崎 http://www.y-c-k.com/tozan.html (バス代1500円に加えて荷物料 200円が必要です) |
その他周辺情報 | 【登山後の温泉】 青木鉱泉 入浴のみで1,000円。シャンプーなし。 |
写真
感想
台風の影響で夜叉神〜広河原間は通行止めが続いているため、夜叉神峠登山口から南御室小屋に一泊し、青木鉱泉側に抜けるルートを選びました。
前線が停滞し、不安定な天気でしたが、太平洋高気圧に頑張ってもらって少しでも前線が北上することを期待しての山行出発です。
登山口から夜叉神峠までは急な上りですが、そこから先は概ねなだらかな道となり、距離を稼ぐことができます。時折小雨がぱらつくものの本格的な雨にはならず、霧で煙った樹林帯の中を進みます。展望はないものの、幻想的な感じの樹林帯歩きも良いものです。
花や木を愛でながら杖立峠、火事場跡、苺平と進み、予定より早く南御室小屋に到着することが出来ました。小屋は日曜日から平日の月曜日にかけての宿泊ということでさほどの混雑ではありません。寝場所は二階だったのですが、屋根の張りで仕切られたようになっており、ちょうど二人で個室にいるような感じで快適でした。
翌朝は晴れていたもののまだやや不安定な天候。小屋から少し戻ったところに東側が開けている場所があり、朝焼けの見事な雲海を見ることができたのですが、ちょうど日の出の時刻頃に雨が降り出し、ご来光は見られませんでした。
朝食を済ませて出発。雨がひどくなることはありませんでしたが、樹林帯の中は終始ガスがかかっていました。
ところが、森林限界を抜けて尾根に出たころから太陽が現れ、青空が見えてきました。富士山こそ見えませんでしたが、風もあまりなく気持ちのいい稜線歩きを楽しむことができました。
そして岩の陰にはたくさんのタカネビランジが身を寄せ合うように咲いていました。
薬師岳、観音岳と歩みを進めます。いつまでも、どこまでも歩いていたいと思わせるような稜線。赤抜沢ノ頭を経由して、地蔵岳オベリスクの元に。岩に取りつき、祠のあるところまでは私も登ってみました。
その後は鳳凰小屋を経由してドンドコ沢ルートをひたすら下りました。標高差1,700mの下りはさすがにきつくて脚力と忍耐力が試されます。後半はかなりペースが落ちましたが、鳳凰小屋からのトータルの時間としてはほぼコースタイム通りに下りたようです。
15:00のバスまでは余裕がありましたので、青木鉱泉で汗を流して帰路に着きました。
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