ドキドキテン泊デビュー! マイテントで涸沢へ(>_<)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 955m
- 下り
- 949m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 2:57
- 合計
- 10:24
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 7:47
天候 | 8/7(木) 曇り時々通り雨 8/8(金) 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
往路 / 22:30 新宿発 さわやか信州号 上高地行(9000円) 福路 / 15:00 上高地発 さわやか信州号 新宿行(割引?8500円) ※マイカー利用時については昨年の山行をご参照ください。 (消費税率の変更に伴い、価格が変更している可能性があります。) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-350646.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
<上高地バスターミナル〜徳沢> 平坦な歩きやすい林道が続きます。 早朝は観光客も無く、静かでペースも維持しやすいです。 所々ぬかるみがあり、大雨の後などは道幅いっぱいに水溜りになりそうでした。 木陰の道なので日差しのある時でも涼しく歩けます。 <徳沢〜横尾> 若干傾斜がついた道となりますが、道幅は広く歩きやすいです。 徳沢まではストックは要りませんが、いつもここから先はストックを使用します。 ※下り時は、足が疲れているので河童橋まで平坦な道もストックを使います。 <横尾〜本谷橋> 林道から笹の生い茂る樹林帯を抜け、道幅も狭くなり、岩の多い山道を過ぎると、小さなつり橋が架かった本谷橋に出ます。 <本谷橋〜涸沢> ここから先は本格的な登山道となり、谷沿いに狭い急登が続きます。 途中沢崩れのようなガレ場を横断する箇所があるので、落石に注意。 特に危険箇所はありませんでしたが、涸沢手前の沢道に僅かに雪が残っていました。 アイゼン無しで歩けますが雨が降った時などは、下りで足を滑らせないように注意が必要です。 自分は雨天の下りの最初の一歩で尻餅をつきました(^▽^; *前回の穂高縦走の山行記録もご参照ください* http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-137355.html ■トイレ 上高地バスターミナル、河童橋、明神、徳沢、横尾に各チップトイレ(100円程度)。 涸沢のテン場は、涸沢ヒュッテのトイレを使用(チップ100円程度)。 ペーパーはトイレに流さず別途くずかごへ、女性の場合はペーパー以外ものはエチケット袋に入れて持ち帰るように。 |
その他周辺情報 | 沢渡の市営第2駐車場に足湯があって、マイカーで来る時は下山後いつもリフレッシュできたのだけど、直通バスだとそれらの施設を利用できなくて残念。 |
写真
装備
個人装備 |
【グッズ】
ザック28ℓ
国土地理院1/25000地図(地形図)
山と高原地図1/50000地図(注釈・コースタイム記載)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ライター
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
日焼け止め
化粧品
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ゴミ袋
ティッシュ
ウェットティッシュ
レインウエア
予備靴紐
グローブ
Wストック
【食関係】
飲料(水:ハイドレーション1ℓ ポカリ500ml)
行動食(パン・カロリーメイト・干し梅・黒糖飴)
おやつ(リッツ・ベビーサラミ・チーズ鱈)
フリスク
※2日目の飲料は山小屋で調達
【衣料/基本】
半袖Tシャツ
UVアームカバー
2WAYパンツ
スパッツ
ゲイター
帽子
防風軽量パーカー
【衣料/替え・就寝時・その他】
半袖Tシャツ(2)
替え靴下
長袖Tシャツ
寝るとき用レギンス
フリース
ダウンウエア
レッグウォーマー
【テント】
ポール
テント
テントマット
ペグ
シェラフ
シュラフカバー
サンダル
|
---|---|
備考 | ・アームカバーは半袖にプラスすれば長袖Tシャツになるので気温による着替え要らずで便利。 ・同様に2WAYパンツ&レッグウォーマーも気温差の衣料調整に便利。 ・標高が高いところで頭を低くすると気持ち悪くなる。ピローは必要。買い足し。 ・フライシート用のサブロープ買い足し。 ・カロリーメイトよりクラッカー(リッツなど)の方が食べやすい。 ・ベビーサラミとチーズ鱈は小腹がすいた時に意外と有効。 ・晴れて気温が高い時は、水は1.5ℓ必要と思われる。 ・体力に余裕があればストーブとコッヘルにドライフードを持っていきたかった。今回は療養後のリハビリなので断念、荷物を軽くするために食事はすべて山小屋に頼った。 |
感想
リハビリ登山3回目。
今回は、テント泊の練習を兼ねて、
初心者でも安心してテン泊できる涸沢へ行ってきました。
購入したテントとシュラフは「軽量コンパクト」を重視。
詳細は日記をご参照ください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/10400-detail-77792
初めてのテン泊なので、目的に集中して余計な消耗が無いように工夫。
マイカーを諦めて新宿→上高地直行バス往復を予約、
食事も自炊ではなく小屋に頼ることで荷物を軽くしました。
場所は、唐松・燕・涸沢・白馬大池で悩みましたが、
台風が近づいているため、風の強い尾根を避け
雨が降っても水捌けの良さそうな涸沢に決定。
涸沢までは、以前穂高縦走で行ったことがあるのと、
上高地も毎年のように歩いているので勝手がわかっていて安心。
心配なのは、延々歩けるだけ体力が戻っているかどうか。
無理そうだったら横尾でキャンプして帰るくらいのつもりで
超マイペースで歩きます。
結果、のんびりのつもりだったけど
そこそこのペースで歩けていたのと充分な余力があったので
予定通り涸沢に上がりました。
ところが、途中で雷雨に遭い、雨宿りをしたり
レインウェアを着たりしていて時間を取られ
本谷橋から涸沢までが思いのほかはかどらなかった。。。
もう少し体力を付けて急登の訓練もしなくちゃです。
到着してまずはテン泊許可証を貰いに行き、早速設営。
いちど自宅で練習しておいたので、わりとサクサクと完了。
ただ、地面が固くてペグが使えなかったので
イキナリ石を利用したロープ張りをすることに。
石に直巻きはうまく出来なかったので、
流木の枝にロープを通して枝を大きめの石でガッチリ固定してみました。
初めてにしては、まずまずの出来でしょうか(^^;
室内は、床面の冷え対策にエマージェンシーシートを敷いてみました。
夜中に雨が降って結構保温効果アリと判明。
床面からの冷気をある程度遮断してくれます。
1人用のテントでしたが、
ちびっ子だから広さも余裕があって思ったより快適♪
何より着替えが堂々とできるのが良い(^^)
前室もちょうど良い感じ。
でも、自炊するにはやや狭いかな?
雨が降りそうなので登山靴はコンビニ袋に入れて室内へ。
ひととおりのチェックをして落ち着いたところで
テン泊申請時に予約しておいた夕飯を食べにヒュッテまで。
信濃新聞の涸沢支局(?)の方々と同じテーブルでした(^^)
奥のテーブルでは遭難防止対策協会の
涸沢夏山常駐パトロール隊の皆様がお食事されてました(^^)
平日の山は、「普段の静かな様子」でとても良い雰囲気です。
やはり山行は平日が良い(*´∇`)
夕食を終えテラスに出てみると
風は強くないけど空気が冷たく変わって雨がきそうな雲行きです。
テン場から雨の夜中にここまで来るのは遠いし悲しいので、
入念にトイレを済ませておきました(>_<)
テン場を眺めつつ自分のテントを探すもなかなか見つからず。
フライシートの色が目立たないなぁ。。。
万が一の事を考えて目立つオレンジにすれば良かったか。
あと、実際にスタンダードな状態でテン泊したら
追加の買い足しは何が必要で、何が要らないかがわかりました。
やはり経験を重ねることが一番ですね(^^)
涸沢のテン泊は夜中まで煩いと聞いたことがありましたが、
平日はマナーの良い方ばかりで騒ぐ人も無く静かでした(^^)
自分はテントの中で快適空間の工夫を研究しながら21時半には就寝。
夜中に一瞬雨が強くなって目が覚めたけど、
雨漏りや底冷えの心配をすることも無く熟睡できました(^^)
テントに当たる雨粒の音を聞きながら眠るのも心地よいもの。
その雨音は、愛車:ロードスターの幌を打つ雨の音と同じで
だから聞き慣れていて安心したのかもしれません(^^*)
ツーシーターの狭いオープンカーの幌も、テントも、
所詮はただの雨露凌ぎのアンブレラってことですね(^^)
「快適」を追及するより「不便を楽しむ」のが正解☆
翌朝は4時半に目が覚めたけど、雨が降ってるので二度寝(笑
5時半に起床して着替えて支度、6時ごろ雨がやんだ隙に撤収。
濡れたテントを拭きつつの作業はわりと手間取った(>_<)
荷物を詰めてヒュッテへ向かい、
朝ご飯はテラス売店のカレーを食べました♪
雨だったので下山時の写真は、ほぼ無し。
時間の記録のためカメラが出せなかったところはスマホで撮影。
いつもの左膝が痛んで
横尾に来るまでにけっこう時間が掛かってしまった。。。
あまりおなかが空かないので昼食は手持ちのパンとリッツとチーズ鱈。
バスの発車時間が心配なので、食事20分&休憩10分ほどで出発です。
徳沢へは50分で到着。雨のせいかどうもペースが上がらない。
ザックを下ろさず10分ほど休憩して出発。
途中で雨が本格降りになってきてザックカバーを掛けたけど
木陰の道で雨除け出来るのでレインウエアは出さず、とにかく先を急ぐ。
明神までは平坦な道になったおかげで
わりといいペースで来れました。
休憩がてらレインウエアを上だけ着込んで体の冷えを防ぎます。
バスに間に合うためには、ここからターミナルまで
50分切らないとギリギリになっちゃう(>_<)
明神でも10分程度の休憩でそそくさと出発です。
サクサク歩いて河童橋もスルー、
バス発車の30分前位にターミナルに到着しました。
膝の痛みと筋肉痛でも明神からここまで30分で来た私偉い!w
すぐにスマホで乗車予約を確認。
バスは発車10分前から乗車なので、トイレと荷物の梱包直しをして
時間通り15時発新宿行きのバスに乗車できました。
行程を急いでお昼を食べていなかったので
ターミナルの売店でとうもろこしを購入、
諏訪SAでハチミツソフトを購入してたいらげました♪
ひと眠りして、談合坂SAで夕飯代わりの焼きそばとコーラ。
あとは新宿まで爆睡w
好きなタイミングで食べたり眠ったり。。。
渋滞運転が無いのってなんて楽なんだ!\(^o^)/
案の定いつものように中央道上りは大渋滞。
予定より1時間ちょっとオーバーして新宿に到着、
湘南新宿ラインで帰還です。
荷物かさばるし金曜の夜は満員状態なので
初めてグリーンシート乗っちゃった☆
夜行バスは寝ている間に目的地に着くのでとても楽。
惜しむらくは、横浜発着便が昨年から無くなってしまったこと。
新宿まで大きなザックを背負っていくのはけっこう難儀デス(^^;
帰宅してまずはお風呂!
・・・でも、湯船に浸かる前に
風呂場で雨に濡れた荷物や道具類をメンテナンス。
その後、ゆっくり自分もメンテナンス(笑
深夜2時にようやく就寝できました☆
初めてのテント泊をしてみて、
いろいろと発見もあり、何よりとても楽しかったです。
体の回復を見ながら山行の目的に合わせて
山の楽しみ方の選択肢がひとつ増えたように感じました(*´∇`)
お疲れ様です。テント泊楽しそうなので羨ましいです。
私は 8月6〜7日で奥穂高に登りました。
私もテントを購入しましたが小屋泊で行きました(;_;)
写真13の方には私も出会いましたよ。登山靴でしたがあのスタイルで登ったって凄いですよね
横尾のラーメンは有名なんですね。知らなかったけど私もラーメンを食べましたよ。
実は、xxxSeixxxさんの2011年白馬のレコを見てそのルートで白馬大雪渓に挑戦を考えていましたが、他の連中からは「穂高」の声が大きかったので穂高にしました。でも、穂高にして良かったです(*^^)v
CLRさまはじめまして。
コメントいただきありがとうございます(^^)
8/6-7ですと、私の1日前から行かれていたのですね。
山行記録を拝見いたしましたが、初の北アルプスで奥穂高登頂、とても感慨深い山行になられたのではと思います。
自分は以前、涸沢→北穂→奥穂と縦走したので、ザイテン経由でまた行ってみたいです。
今年の冬に体調を崩し、一時寝たきりとなり復帰するのに数ヶ月療養していたので、今回の涸沢は登山のリハビリを兼ねてのものでした(^^)
体力的に穂高まで上がれないので、テント泊の練習をしようかなと思いまして。。。
山ガール風の山メンズさんは、実はかなりの熟練者様なのかも???
横尾のラーメンは、自分的にどうしても食べたいメニューなのです(笑
おすすめの山小屋ラーメンは、槍ヶ岳山荘が絶品だと思います(*´∇`)
>2011年白馬のレコを見て
ありがとうございますm(_ _)m
後立山連峰の魅力が詰まった、とても素敵なルートでした。
お天気がよければ本当におすすめですが、大雪渓の落石だけはご注意くださいね(>_<)
私も地道に体力を付けて、また3000mの峰々を縦走したいです(^o^)/
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