ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 492370
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

北海道第2弾、羅臼岳

2014年08月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:00
距離
13.1km
登り
1,450m
下り
1,431m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:40
合計
9:10
4:50
5
4:55
5:00
80
6:20
6:30
5
6:35
6:40
20
7:00
7:10
25
7:35
7:40
40
8:20
25
8:45
8:50
20
9:30
10:00
0
10:10
45
10:55
25
11:20
11:30
10
11:40
11:50
0
11:50
40
12:30
12:40
75
13:55
5
14:00
0
14:00
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩尾別温泉無料駐車場、午前3時頃到着、夜中雨が降っていたので駐車スペースが1台開いていました。路肩には2台ばかし駐車してましたが、週末にしては空いていました。
コース状況/
危険箇所等
頂上直下の岩稜帯では、大きな岩を這いつくばって登るので岩の間に滑落しないように注意が必要!コースミスすると崖もあるので、ガスに包まれると行く手が話から憎くなり、少々不安を感じました。登山慣れしていない方や高齢者の方は、少し苦労されてました。
その他周辺情報 岩尾別温泉駐車場の下には、無料の露天温泉があり、湯加減も最高!但し、観光客も多く見に来られるので水着を持ってきた方が良いかもしれません。もちろんおじさんは、裸です。
木下小屋を出発、登山ノートに記載した先行者は5名くらいか?
2014年08月09日 04:55撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 4:55
木下小屋を出発、登山ノートに記載した先行者は5名くらいか?
最初は、整備された樹林帯を進みます
2014年08月09日 04:59撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 4:59
最初は、整備された樹林帯を進みます
オホーツク展望台、ここからがヒグマストリートの始まり
2014年08月09日 05:35撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 5:35
オホーツク展望台、ここからがヒグマストリートの始まり
熊笹!ヒグマが現れる雰囲気ムンムン!
2014年08月09日 05:55撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 5:55
熊笹!ヒグマが現れる雰囲気ムンムン!
木の枝が覆いかぶさり、頭を数度ぶつける
2014年08月09日 05:57撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 5:57
木の枝が覆いかぶさり、頭を数度ぶつける
出た、この看板イヤ!!現地で見ると臨場感が増します
2014年08月09日 06:04撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 6:04
出た、この看板イヤ!!現地で見ると臨場感が増します
まだ危険地帯!
2014年08月09日 06:04撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 6:04
まだ危険地帯!
少し、眺望が開けてきました
2014年08月09日 06:04撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 6:04
少し、眺望が開けてきました
この辺は、積雪が多く、木は高く離れません
2014年08月09日 06:12撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 6:12
この辺は、積雪が多く、木は高く離れません
サシルイ岳?
2014年08月09日 06:17撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 6:17
サシルイ岳?
オッカバケ岳?
2014年08月09日 06:17撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 6:17
オッカバケ岳?
弥三吉水、何人かの登山者がたまってました
2014年08月09日 06:23撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 6:23
弥三吉水、何人かの登山者がたまってました
弥三吉水、ここの水は飲めませんが、顔を洗ってリフレッシュ!
2014年08月09日 06:23撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 6:23
弥三吉水、ここの水は飲めませんが、顔を洗ってリフレッシュ!
極楽平、羅臼岳か!?
2014年08月09日 06:38撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 6:38
極楽平、羅臼岳か!?
銀冷水、ここにも多くの登山者がいました
2014年08月09日 07:26撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 7:26
銀冷水、ここにも多くの登山者がいました
冷たい沢に水で顔を洗ってリフレッシュ!
2014年08月09日 07:16撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 7:16
冷たい沢に水で顔を洗ってリフレッシュ!
大沢入口、雪渓はまだか?
2014年08月09日 07:39撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 7:39
大沢入口、雪渓はまだか?
上部に雪渓が見えました
2014年08月09日 07:40撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 7:40
上部に雪渓が見えました
チシマノキンバイソウ?
2014年08月09日 07:41撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 7:41
チシマノキンバイソウ?
雪渓?これだけですか?残念!!
2014年08月09日 07:53撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 7:53
雪渓?これだけですか?残念!!
雪渓の場所はお花畑になっています
2014年08月09日 07:53撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 7:53
雪渓の場所はお花畑になっています
エゾツツジ?
2014年08月09日 08:06撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 8:06
エゾツツジ?
チシマギキョウ?
2014年08月09日 08:08撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 8:08
チシマギキョウ?
チシマクモクサ?
2014年08月09日 08:10撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
1
8/9 8:10
チシマクモクサ?
これぞ羅臼岳!
2014年08月09日 08:13撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 8:13
これぞ羅臼岳!
羅臼平分岐
2014年08月09日 08:20撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 8:20
羅臼平分岐
弥三吉レリーフ
2014年08月09日 08:21撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 8:21
弥三吉レリーフ
羅臼平から望む羅臼岳
2014年08月09日 08:23撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
8/9 8:23
羅臼平から望む羅臼岳
三ッ峰
2014年08月09日 08:23撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 8:23
三ッ峰
フードロッカー、羅臼平のキャンパー御用達
2014年08月09日 08:27撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 8:27
フードロッカー、羅臼平のキャンパー御用達
羅臼岳、羅臼温泉分岐
2014年08月09日 08:28撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 8:28
羅臼岳、羅臼温泉分岐
ハイマツ帯を羅臼岳に向かいます
2014年08月09日 08:39撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 8:39
ハイマツ帯を羅臼岳に向かいます
石清水分岐、おいしい水があります
2014年08月09日 08:47撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 8:47
石清水分岐、おいしい水があります
コップが雫の下に置いてあり、飲めます
2014年08月09日 08:51撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 8:51
コップが雫の下に置いてあり、飲めます
急登の岩稜帯を登ってようやく頂上!
2014年08月09日 09:32撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8
8/9 9:32
急登の岩稜帯を登ってようやく頂上!
眼下は、雲でしたが、達成感があります
2014年08月09日 09:39撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 9:39
眼下は、雲でしたが、達成感があります
途中一緒になった方に記念写真撮って頂きました
2014年08月09日 09:48撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/9 9:48
途中一緒になった方に記念写真撮って頂きました
二等三角点
2014年08月09日 09:54撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 9:54
二等三角点
小さな秋、見つけました
2014年08月09日 11:33撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 11:33
小さな秋、見つけました
ヒグマにも合わず、無事下山
2014年08月09日 13:53撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
8/9 13:53
ヒグマにも合わず、無事下山
今回の愛車、新型ヴィッツ
2014年08月09日 13:58撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
2
8/9 13:58
今回の愛車、新型ヴィッツ
露天風呂でほっこりと汗を流しました
2014年08月09日 14:05撮影 by  FinePix Z33WP, FUJIFILM
3
8/9 14:05
露天風呂でほっこりと汗を流しました

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

北海道遠征第2弾として、この旅のメインターゲットである羅臼岳を計画した。天候は曇りだが、次の日から台風11号の接近に伴い下り坂であるため、本日の登らないと3山制覇には難しい。(昨日登った雌阿寒岳、明日予定の斜里岳)雨の降りしきる中、曇りとの天気予報信じて午前1時過ぎ、登山道に向かった。

 登山道へ向かう道中、山に入ると猫かと思ったらキタキツネに何度も道を横切られた。流石知床、自然が深い。感銘を受けると同時に、一人で朝靄の羅臼岳に登り、ヒグマちゃんに遭遇したらという想像を描かずにはいられない。そこでファイティング・ニモに出てきたセリフをもじって「人間は友達!餌じゃない!!」と念じたが、ヒグマに通じるかどうか…。

 無事に午前2時過ぎに岩尾別温泉駐車場に到着。駐車スペースもラッキーなことに1台分あった。仮眠をとり、4時半頃起床。雨も止み、明るくなったが、1番乗りを警戒してか出発する人が少ない。でも行くしかないので支度を整えて出立する。木下小屋の辺りにも登山準備の方がまばらだったが、登山ノートに記載して登山を開始した。最初の内は、年配の方とご一緒したが、ペースが合わずに先行することになり、1時間足らずでオホーツク展望に到着。いよいよ、ヒグマ多発地帯、ヒグマストリートに歩を進めることになった。

 オホーツク展望にはガイドさん付のおばちゃん達、いやお姉さま達の5人組が到着しており、これは朗報である。ガイドさんは、熊撃退スプレーも携帯しているし、ヒグマもこのにぎやかな集団は、敬遠するに違いない。団体が先行するのを待ち、追いかけて出発。これで露払いはできたと思ったら、追いついた途端、先を譲られてしまった。この瞬間、囮が自分になってしまったことを知り、愕然としたが、「怖いので先に行ってください」とは言えずに先行することになった。

 ヒグマストリートを歩いていくと熊笹があり、雰囲気抜群!後方の声も熊鈴も聞こえなくなると口笛を吹きながら、自分アピールをしながら進んで行く。メロディーはもちろん「森のくまさん!」、もしヒグマが出たら「お嬢さんは後から沢山来ますよ!」と言ってやりたい。そうこうしている内、弥三吉水に到着。登山者も数人おり、ホット一息。冷たい水で顔を洗ってリフレッシュ!何の自信だか、もう大丈夫と安心してしまった。

 銀冷水、大沢、羅臼平と前後に登山者を認識し、快適登山開始。時々差す日差しにテンションは、上がって行った。大沢の急登では、雪渓は消えていたが、お花畑に変わり、のんびり写真を撮りながら登って行った。羅臼平に出ると羅臼岳がドーン!頂上からの眺望が楽しみになってきた。しかし、岩清水で喉を潤している頃から、頂上にガスがかかりだし、あっという間に見えなくなってしまった。視界の効かない中を岩稜帯を詰めていき、やっとのことで登頂を果たした時には、山頂は雲の中に入っていた。あと30分早ければ…。

 山頂での眺望は良くなかったが、標高1,660mの羅臼岳もハイマツ帯、岩稜帯を越え、標高差1,430mも登ってきた感覚は、アルプス3,000m級にも匹敵する達成感でもあった。時折姿を見せる周囲の山々を眺めながら、のんびりと昼食を採り、眺望を諦めて下山した。

 下山途中、ポリスのヘルメットをかぶった3人組の警官が、ものすごい早歩きで登って来るのと遭遇した。なんでも外国人2人組の行方が分からないための捜索するらしい。無事だったのだろうか?自分はというとㇶグマストリートの辺りで左ひざが痛くなり、前後の登山者の気配もなくなり、ピンチ!早く、オホーツク展望に到着せねばと必死に足を動かした。足の着き方や膝に負担のかからないようにペースを落としてようやくオホーツク展望到着し、無事下山することができました。
 
 下山後、道中一緒になった方に誘われて駐車場下の露天温泉風呂へ入浴。ぬるめの気持ちの良いお湯で、川のせせらぎを聞きながらの入浴は最高でした。但し、観光客の方も見に来られたりするので、裸を見られることに抵抗のない方は、そのままで…そうでない方は、水着を持ってこられると良いと思います。結局、3日目の斜里岳は、疲労と膝痛のため断念。4日目の天候も悪いとのことで1日繰り上げて帰京することにしました。でも、北海道の山旅に大いに満足、素晴らしい自然と食べ物に感謝し、また登り残した斜里岳を目指して戻ってきたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:897人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら