ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 492888
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 〜息子2人と台風直後の暴風雨で飛ばされそうでした!!〜

2014年08月11日(月) ~ 2014年08月12日(火)
 - 拍手
yamasemi Dai0713 その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
15:01
距離
42.0km
登り
2,811m
下り
2,607m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

12日の山頂往復は入っていません。
下山後ひらゆの森までの車移動も入っています
切り忘れました^^
天候 11日 雨のち暴風雨(朝まで)
12日 暴風雨(稜線から2,700mくらいまで)のち雨
   下山後入浴中に晴れてきた!
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場に4時ごろ着きましたが、8割以上埋まっていたかな!?
その後もどんどん入ってきていたようなので、満車になったかもしれません。
天気が良ければ、この時期この時間(4時)には満車だったと思いますが!?
コース状況/
危険箇所等
滝谷など沢の水量が多かったが、渉る場所に困りはしませんでした。
雨のため登山道が小川になっていました。
その他周辺情報 槍ヶ岳山荘テント場 1,000円/1人
ひらゆの森で入浴 大人500円
ロッカー 100円
予約できる山小屋
槍平小屋
台風通過後の無料駐車場
たくさんの車と準備、出発をする人が多い
雨がやむことを期待して、上だけ雨具を着て出発する
2014年08月11日 04:39撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
23
8/11 4:39
台風通過後の無料駐車場
たくさんの車と準備、出発をする人が多い
雨がやむことを期待して、上だけ雨具を着て出発する
情報センターで雨具の下をはいて穂高平まで来ました
いつもならここから槍が見えるけど今日は雲の中
2014年08月11日 05:34撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
8/11 5:34
情報センターで雨具の下をはいて穂高平まで来ました
いつもならここから槍が見えるけど今日は雲の中
白出沢に到着
2014年08月11日 06:17撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
9
8/11 6:17
白出沢に到着
チビ谷に水が!
沢になっていました
2014年08月11日 06:57撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
8/11 6:57
チビ谷に水が!
沢になっていました
滝谷の橋は大丈夫!
2本目の沢の水量が増えていたので慎重に渉り対岸へ
2014年08月11日 07:14撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
8/11 7:14
滝谷の橋は大丈夫!
2本目の沢の水量が増えていたので慎重に渉り対岸へ
レリーフの所に前回来た時
は無かった落石がありました
2014年08月11日 07:24撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
8/11 7:24
レリーフの所に前回来た時
は無かった落石がありました
エゾシオガマ
2014年08月11日 07:57撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
8/11 7:57
エゾシオガマ
トリカブト
2014年08月11日 07:57撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
8/11 7:57
トリカブト
クロトウヒレン
2014年08月11日 07:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8
8/11 7:58
クロトウヒレン
雨の中槍平小屋に到着
2014年08月11日 07:59撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
8/11 7:59
雨の中槍平小屋に到着
最終水場を過ぎ高度を上げ
2014年08月11日 08:48撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
8/11 8:48
最終水場を過ぎ高度を上げ
千丈乗越の分岐に着くと
風も強くなってきました
この先たくさんの高山植物が咲いていましたが、雨が強くなりコンデジの不調&レンズ曇りが心配で撮影はしませんでした
きれいな花がたくさんありました
2014年08月11日 09:44撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
8/11 9:44
千丈乗越の分岐に着くと
風も強くなってきました
この先たくさんの高山植物が咲いていましたが、雨が強くなりコンデジの不調&レンズ曇りが心配で撮影はしませんでした
きれいな花がたくさんありました
暴風雨の飛騨乗越に到着
凄い風に飛ばされそう
台風の中みたい
2014年08月11日 11:08撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
8/11 11:08
暴風雨の飛騨乗越に到着
凄い風に飛ばされそう
台風の中みたい
やっとの思いで山荘へ
カメラのカバーが湿気で
開かなくなってきた
2014年08月11日 11:21撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
8/11 11:21
やっとの思いで山荘へ
カメラのカバーが湿気で
開かなくなってきた
小屋の前は風がしのげるので
それだけで暖かいが
かなり体が冷えている
この後テントを設営しました
この日は山頂アタックは諦め
撮影も終了
2014年08月11日 11:21撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
19
8/11 11:21
小屋の前は風がしのげるので
それだけで暖かいが
かなり体が冷えている
この後テントを設営しました
この日は山頂アタックは諦め
撮影も終了
スマホで撮影
テントで夕食タイム
今日は地元のグルメ
“けいちゃん” です
美味しかった
2014年08月11日 17:35撮影 by  SC-04E, SAMSUNG
25
8/11 17:35
スマホで撮影
テントで夕食タイム
今日は地元のグルメ
“けいちゃん” です
美味しかった
そして翌朝!
やっぱり暴風雨
山頂アタックは悩みましたが
行ってきました!
撮影のみですぐ下山
お盆の時期でしたが
待ち時間等無し^^;
当り前か!?
2014年08月12日 08:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
57
8/12 8:58
そして翌朝!
やっぱり暴風雨
山頂アタックは悩みましたが
行ってきました!
撮影のみですぐ下山
お盆の時期でしたが
待ち時間等無し^^;
当り前か!?
山頂にいるときに視界が開け
小屋周辺の景色が見えました
下山後も穂先が見えました
凄い速さでガスが移動!
2014年08月12日 09:21撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
15
8/12 9:21
山頂にいるときに視界が開け
小屋周辺の景色が見えました
下山後も穂先が見えました
凄い速さでガスが移動!
登下降の人が見える
ここは静かだが山荘の壁が無くなると風と雨が物凄い
下山中は暴風と顔に当たる雨が痛くて大変でした
2014年08月12日 09:22撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
14
8/12 9:22
登下降の人が見える
ここは静かだが山荘の壁が無くなると風と雨が物凄い
下山中は暴風と顔に当たる雨が痛くて大変でした
下山届を提出
曇っているのは
カメラのレンズです
2014年08月12日 14:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
8/12 14:38
下山届を提出
曇っているのは
カメラのレンズです
無事帰ってきました
雨も上がっています
2014年08月12日 14:39撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
14
8/12 14:39
無事帰ってきました
雨も上がっています
無料駐車場への道
曇ってみえない
帰ってからドライヤーで
乾かして無事復帰しました
2014年08月12日 14:44撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
8/12 14:44
無料駐車場への道
曇ってみえない
帰ってからドライヤーで
乾かして無事復帰しました

感想

台風一過!! 天候の回復を期待して、槍ヶ岳へ!!
でも、、、結果は二日間とも暴風雨の中の山行となってしまいました。

2〜3ヶ月前より9〜11日の三日間で次男との山行を予定しており、半月ほど前に長男も行けるとの話になり、どこに行きたい? などとワクワクしながら計画を立てていたのに…
山行予定日が近付くにつれ台風11号の動きが気になりだします。
結局9、10の二日間は台風接近のため断念!!
通過後の影響が心配な11日でしたが、予備日の12日を入れ11〜12日の二日間で近場の槍ヶ岳に行くことに決定しました。

11日の午後から晴れマークだった天気予報も前日には雨or曇マークに変わり、12日も良くなさそうな感じに!?
それでも、槍に行きたいという長男の願いを叶えてやろうと、天気予報が外れることを期待しつつ、台風の影響が残る深夜に自宅を出発し新穂高温泉の無料駐車場を目指しました。
まだ暗い駐車場に着くと、雨の降る中既に出発していくグループや、準備を進める人たちがたくさんみえました。
駐車場はこの時期にしては珍しく2段目に駐車することができ、7割〜8割程度の状況だったと思います。
台風や天候の関係もある割には多めだったと思います。
増水や雨が心配でしたが、準備をして出発しました。

まずは雨具の上だけ着て駐車場を出ましたが、思ったより雨が多いので情報センターで下も着用!
ここまでは予定を、新穂高→南岳→槍ヶ岳→西鎌尾根→小池新道→新穂高 のつもりでしたが、雨とテント場の確保、長男の体力が未知数なため、早目に山荘に着ける槍ヶ岳山荘直行コースに予定変更。
登山届を提出し槍ヶ岳に向け元気に!? 出発です。

林道を歩くうちも雨は一向に止む気配がありません。
時折空が明るくなり、止むかなーと期待もしますが、徐々に雨も強く!?なってきます。
普段は水が無いチビ谷、滝谷の橋の先にはもう一本の沢、槍平の小屋を過ぎると登山道が小川状態になったところもあったり、千丈乗越の分岐を越えると雨風ともに強まってきて、行く気満々だった長男も何度か心が折れそうになったようです!
次男は何度か登ったこともある道で、日帰りもしたこともあるため余裕な感じです。
ただ、高度があがるにつれ気温も下がり、強い風でさらに体感温度は低く感じます。今回が初の飛騨沢挑戦の長男にはかなりきつい山行になりました。
強風と雨、寒さで体力が限界に近づいたころ、ようやく飛騨乗越に到着です。暴風雨で吹き飛ばされそうになるほどで、すぐに山荘へ向かいました。
ここから山荘への登りも台風の中を歩いているような感じでした。
汗と雨、おまけに強風、気温も低く山荘に着いた時はホッとしました!
3人とも体は冷えていましたが、テントの手続きを済ませると “すぐに張ろう” と言うのでそのままテント場へ向い、吹きつける暴風雨の中テントを2張設営しました。
昨年デビューのドマドームの中は暖かく、子供2人もすぐに着替えてすっきりです。私は1人古いテントで寝る予定でしたが、今回サイドフライを忘れるという致命的なミスに加え、あまりの暴風に古いテントの中は寒くて雨もポタポタ落ちてきます。
たまらず子供のテントに戻り、2人用テントに3人で寝ることに。
古いテントは、ザックと使わない荷物を置く倉庫に変更!
ザックにカバーをかけて暴風雨の中に放置です^^;
このテント場では一度痛い目に遭っているので、設営はかなり頑丈に念入りに行いましたが、夜中に何度か倉庫!?の状態を確認しました。
暴風雨のため周りのテントもバサバサとすごい音がしていました。

結局この日は山頂アタックを諦めてテントでのんびり過ごすことに。
夕食には地元の人気グルメ “けいちゃん” を食べて明日に備えます。
夜、私はよく眠れませんでしたが、子供2人は良く眠れたようです^^

朝早くに目覚ましで起きましたが、相変わらず外は暴風です。
日の出も期待できそうにないし、この調子では西鎌尾根も歩けそうにないので再度眠ることに。 ウトウトしているとテントを叩く雨音が・・・
結局二日目も朝から、と言うか昨日からずっと暴風雨! 最悪です!!
長男には可哀想ですが山頂も断念かな!? と話しながらとりあえず朝食。
その後、暴風雨の中急ぎテントを撤収し山荘に逃げ込みます。
これから山頂へ向かう方や下りてきた方の会話が聞こえ、子供に確認すると “行こう!!” との返事! じゃあ行けるとこまでと言うことでアタック開始!
山荘の陰を出ると物凄い暴風雨です。気温も低く、指先も冷たい。
慎重に慎重にと声をかけながら山頂へ向かいます。
通常この時期なら往復数時間はかかりそうですが、さすがにこの天候のため先行者は1名のみ。
山頂に着くとそれまで視界0でしたが、山荘付近までのガスが晴れ周りが見えてきました。
登ってきたルートも見え長男も喜んでいました。
山頂では写真を撮りすぐに下山にかかります。
下りも慎重に下りていきます。途中山頂へ向かうたくさんの方とすれ違いました。

山荘に戻るとデポしたザックを背負い新穂高温泉に向け下山開始!
天気が良ければ歩こうと思っていた西鎌尾根は諦めました。
山荘からしばらくは顔に当たる雨が痛く、体がふらつくほどの暴風に耐えながら下りました。
徐々に風は弱まりましたが、白出沢手前くらいまで雨は降り続いていました。白出沢で昼食のラーメンを食べたあとは駐車場まで歩き続けます。
結局行きから帰りまで雨具を着たままでした。
最悪の山行でしたが、長男は穂先の登下降が面白かったと喜んでいました。
次男は3回目(山頂は4回目)の槍で今回は今までで最悪の天候でしたが、お兄ちゃんと一緒に登れて楽しかったようです^^
なにはともあれ無事に下山できて良かったです。

自宅に戻ると夕食後にそれぞれの住処に帰っていってしまいました(T_T)
今日(13日)は1人で一日中濡れた山道具の手入れをしました。
また親子で行けると嬉しいなぁ〜と思いながら^^

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2221人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら