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記録ID: 49324
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ハイキング
中央アルプス

木曽(西)駒ヶ岳〜聖職の碑ルート

2009年10月18日(日) [日帰り]
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sptaka その他1人
GPS
09:50
距離
9.7km
登り
1,678m
下り
289m

コースタイム

前日 東京・昼=伊那・夕方
当日 桂小場P450〜1612m600〜大樽小屋710=730〜(休憩20分)西駒山荘1050〜濃ヶ池1130=1150〜宝剣山荘1400〜千畳敷駅1440
天候 快晴〜ガス〜あられ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
下山後の車の回収 ロープウェー下山1時間半待ち1600〜しらび平〜駒ヶ根駅1720〜飯田線〜伊那市〜タクシー桂小場1800 ロープウェー・バス2200円くらい+230円+タクシー3600円
評価☆☆☆☆(ロープウェーがある限り5つ☆にはならない)
伊那ではこの山を西駒ヶ岳という。それを登るのに、ロープウェーを使うか、自力で登るか、下山だけに使うか? その違いは何だろうの発見
2009年10月18日 06:14撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 6:14
2009年10月18日 06:21撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 6:21
標高1700mくらいの植林カラマツの紅葉が最盛期でものすごくきれい。
2009年10月18日 06:27撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 6:27
標高1700mくらいの植林カラマツの紅葉が最盛期でものすごくきれい。
ちょうど明け方から晴れ始めた天気で、真っ青な空に紅葉が映える。
2009年10月18日 06:36撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 6:36
ちょうど明け方から晴れ始めた天気で、真っ青な空に紅葉が映える。
2009年10月18日 07:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 7:03
白っぽい幹の松ってあるんだろうか?
2009年10月18日 07:17撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 7:17
白っぽい幹の松ってあるんだろうか?
茶臼山。
2009年10月18日 07:20撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 7:20
茶臼山。
伊那では、木曽駒を西駒ヶ岳というんです。で、東駒ヶ岳というのは、甲斐駒のこと。木曽と甲斐に挟まれて、肩身が狭かったんだと思うけど。
2009年10月18日 08:12撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 8:12
伊那では、木曽駒を西駒ヶ岳というんです。で、東駒ヶ岳というのは、甲斐駒のこと。木曽と甲斐に挟まれて、肩身が狭かったんだと思うけど。
2009年10月18日 09:44撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 9:44
2009年10月18日 09:52撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 9:52
西駒山荘の稜線が、将棋頭山で、これがおおらかなピラミッドで実に格好がいい。
2009年10月18日 10:09撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:09
西駒山荘の稜線が、将棋頭山で、これがおおらかなピラミッドで実に格好がいい。
遠方の甲斐駒ケ岳も雪をかぶっています。
2009年10月18日 10:12撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:12
遠方の甲斐駒ケ岳も雪をかぶっています。
稜線に出ると向こう、木曽駒も宝剣も冠雪。
2009年10月18日 10:16撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:16
稜線に出ると向こう、木曽駒も宝剣も冠雪。
茶臼山の行者岩。
2009年10月18日 10:20撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:20
茶臼山の行者岩。
木曽駒(西駒)には昨日も雪が降りました。
2009年10月18日 10:21撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:21
木曽駒(西駒)には昨日も雪が降りました。
巻き道たどって山荘へいく。
2009年10月18日 10:44撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:44
巻き道たどって山荘へいく。
西駒山荘。
2009年10月18日 10:49撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 10:49
西駒山荘。
山荘のすぐ上からは、宝剣〜木曽駒稜線からこちらに大カールが落ち込んでいて、けっきょくそこ登ることに。
2009年10月18日 11:08撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 11:08
山荘のすぐ上からは、宝剣〜木曽駒稜線からこちらに大カールが落ち込んでいて、けっきょくそこ登ることに。
聖職の碑遭難碑。
2009年10月18日 11:12撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/18 11:12
聖職の碑遭難碑。
濃ヶ池は半分凍ったままで、水が流れ出ているってことは、湧水あり?
 今日は北風季節風がすでに強くて、木曽駒の馬ノ背稜線を歩く気力がなくなって、カール底へのトラバース道を行くことに。
2009年10月18日 12:07撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 12:07
濃ヶ池は半分凍ったままで、水が流れ出ているってことは、湧水あり?
 今日は北風季節風がすでに強くて、木曽駒の馬ノ背稜線を歩く気力がなくなって、カール底へのトラバース道を行くことに。
カール底に出ると、昨晩の積雪5センチ。さくさく言わせながら、気持ちよく登る。
2009年10月18日 13:14撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 13:14
カール底に出ると、昨晩の積雪5センチ。さくさく言わせながら、気持ちよく登る。
向こうの稜線に、宝剣山荘、天狗荘。
2009年10月18日 13:16撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 13:16
向こうの稜線に、宝剣山荘、天狗荘。
ガスが切れて直射が当たると、なんか3月の雪なのかと錯覚。雪山楽しいです。五センチ積雪でも。
2009年10月18日 13:22撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 13:22
ガスが切れて直射が当たると、なんか3月の雪なのかと錯覚。雪山楽しいです。五センチ積雪でも。
木曽駒方面もすでにガス。
2009年10月18日 13:52撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 13:52
木曽駒方面もすでにガス。
ところが千畳敷きは雪がない。北もしくは北西の季節風は、木曽駒の馬ノ背稜線に当たって、そのこちら側の黒川大カール(北東面)に雪を積もらせるのです。そのために千畳敷きカール(南東面)に風が行く頃には、もう雪を含んでいないんでしょう。
2009年10月18日 14:25撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 14:25
ところが千畳敷きは雪がない。北もしくは北西の季節風は、木曽駒の馬ノ背稜線に当たって、そのこちら側の黒川大カール(北東面)に雪を積もらせるのです。そのために千畳敷きカール(南東面)に風が行く頃には、もう雪を含んでいないんでしょう。
ありきたりの、看板真上の宝剣岳。
2009年10月18日 14:43撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10/18 14:43
ありきたりの、看板真上の宝剣岳。

感想

予報は晴れなんて言っているのに、新潟の山まで本当に晴れるのかと言うと、そこまで天気予報の元気はない。だから長野の南の方のリストの、木曽駒ヶ岳なんてものに行ってみる。ひと月前にokiと計画して実行できなかった再挑戦。前日を現地のホテル泊という豪華版。しかし前日雨で、明け方にガスだけどクルマ移動していたときに、上部のガスはすでに晴れていて満天の、北斗七星とオリオン座はすぐに分かった。
 聖職の碑は、長いルートだと思っていたが、最初の100mだけは急登だったが、以降は案外登りやすい道だった。このなだらかな斜面を、ある時代に全部伐採して、クソ杉植林した山師の道が登山道になっている。
 小一時間進んで1612mを回り込むと、樹林の向こうに将棋頭が見えて、あそこまでいくのかとちょっと絶望的に。今度はカラマツ植林畑になって、それの紅葉が綺麗だ。
 その先は林道出しものが多くて気がまぎれる。権兵衛峠からの道が合流し、木曽の奈良井からの道も合流し、避難小屋に出る。その先では信州大学の直進ルートとも合流する。山が大きい。茶臼と将棋頭の稜線が目の前に迫ってくる。登りやすい道を上がって稜線に出ると、向こうに本峰の木曽駒がいきなり見えてきた。冠雪していて迫力がある。
 将棋頭の稜線で、北からの季節風があまりに強くてがまんできずに、濃ヶ池のトラバースルートに逃げた。こちらは穏やかである。雪が降るシーズンになれば、予定通りの夏道行動が出来なくなる。知っているから不愉快でもない。その池からトラバースして、カールの底にでれば、5センチくらいの雪が積もっている。スキーはまだできないが、さくさくと歩くだけでもそれは楽しいものだ。山は雪が降り始めてこそ価値が出る。
 千畳敷きの大カールは、宝剣の頂上にいても、ロープウェーの整理券を受け取れだのという、世俗なお粗末で男従業員の下品なアナウンスが聞こえてきて、それがうるさくて、自然破壊になるし、エコからは本当に遠い。60年代にこの施設が出来て、独占企業は何の反省もなくて、スピーカーの騒音で中央アルプスを上野のバッタ街と同程度にしてしまった。山は静かで穏やかなものがいいと思っても、中央アルプス観光という業者がそれを許さない。私はそれが下品だと言っているだけだ。静かにしてくれ。整理券の配布なんて、スピーカーでかなりたてることじゃないだろう。
 木曽駒ヶ岳はこんな薄汚れた観光業者には負けるはずがないのだが、足が遠のくのは仕方がない。

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