木曽(西)駒ヶ岳〜聖職の碑ルート
- GPS
- 09:50
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,678m
- 下り
- 289m
コースタイム
当日 桂小場P450〜1612m600〜大樽小屋710=730〜(休憩20分)西駒山荘1050〜濃ヶ池1130=1150〜宝剣山荘1400〜千畳敷駅1440
天候 | 快晴〜ガス〜あられ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
下山後の車の回収 ロープウェー下山1時間半待ち1600〜しらび平〜駒ヶ根駅1720〜飯田線〜伊那市〜タクシー桂小場1800 ロープウェー・バス2200円くらい+230円+タクシー3600円 評価☆☆☆☆(ロープウェーがある限り5つ☆にはならない) 伊那ではこの山を西駒ヶ岳という。それを登るのに、ロープウェーを使うか、自力で登るか、下山だけに使うか? その違いは何だろうの発見 |
写真
感想
予報は晴れなんて言っているのに、新潟の山まで本当に晴れるのかと言うと、そこまで天気予報の元気はない。だから長野の南の方のリストの、木曽駒ヶ岳なんてものに行ってみる。ひと月前にokiと計画して実行できなかった再挑戦。前日を現地のホテル泊という豪華版。しかし前日雨で、明け方にガスだけどクルマ移動していたときに、上部のガスはすでに晴れていて満天の、北斗七星とオリオン座はすぐに分かった。
聖職の碑は、長いルートだと思っていたが、最初の100mだけは急登だったが、以降は案外登りやすい道だった。このなだらかな斜面を、ある時代に全部伐採して、クソ杉植林した山師の道が登山道になっている。
小一時間進んで1612mを回り込むと、樹林の向こうに将棋頭が見えて、あそこまでいくのかとちょっと絶望的に。今度はカラマツ植林畑になって、それの紅葉が綺麗だ。
その先は林道出しものが多くて気がまぎれる。権兵衛峠からの道が合流し、木曽の奈良井からの道も合流し、避難小屋に出る。その先では信州大学の直進ルートとも合流する。山が大きい。茶臼と将棋頭の稜線が目の前に迫ってくる。登りやすい道を上がって稜線に出ると、向こうに本峰の木曽駒がいきなり見えてきた。冠雪していて迫力がある。
将棋頭の稜線で、北からの季節風があまりに強くてがまんできずに、濃ヶ池のトラバースルートに逃げた。こちらは穏やかである。雪が降るシーズンになれば、予定通りの夏道行動が出来なくなる。知っているから不愉快でもない。その池からトラバースして、カールの底にでれば、5センチくらいの雪が積もっている。スキーはまだできないが、さくさくと歩くだけでもそれは楽しいものだ。山は雪が降り始めてこそ価値が出る。
千畳敷きの大カールは、宝剣の頂上にいても、ロープウェーの整理券を受け取れだのという、世俗なお粗末で男従業員の下品なアナウンスが聞こえてきて、それがうるさくて、自然破壊になるし、エコからは本当に遠い。60年代にこの施設が出来て、独占企業は何の反省もなくて、スピーカーの騒音で中央アルプスを上野のバッタ街と同程度にしてしまった。山は静かで穏やかなものがいいと思っても、中央アルプス観光という業者がそれを許さない。私はそれが下品だと言っているだけだ。静かにしてくれ。整理券の配布なんて、スピーカーでかなりたてることじゃないだろう。
木曽駒ヶ岳はこんな薄汚れた観光業者には負けるはずがないのだが、足が遠のくのは仕方がない。
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