初冬の北八ヶ岳へ 渋の湯〜北横岳〜蓼科山〜白樺湖

2022年11月26日(土) ~ 2022年11月27日(日)

• GPS: 13:27
• 距離: 36.1km
• 登り: 2,258m
• 下り: 2,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:46

10:15 スタート地点
10:33 10:33 渋御殿湯
12:06 12:07 賽ノ河原地蔵
12:25 12:54 高見石小屋
13:15 13:15 白駒分岐
13:17 13:17 白駒の池
13:18 13:20 白駒荘
13:25 13:25 白駒の池
13:34 13:35 白駒の池 駐車場&バス停
13:51 13:51 茶水の池
14:00 14:00 大石峠
14:11 14:11 オトギリ平
14:22 14:25 出逢の辻
14:41 14:49 五辻（東屋）
14:52 14:52 五辻
15:21 15:25 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
15:33 15:33 坪庭
15:59 16:00 三ツ岳分岐
16:05 北横岳ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:42

16:05 北横岳ヒュッテ
6:17 6:46 北横岳（南峰）
6:47 6:55 北横岳
7:48 7:48 亀甲池
8:04 8:05 天祥寺原
8:12 8:17 天祥寺原・将軍平分岐
9:14 9:14 将軍平
9:16 9:19 蓼科山荘
9:20 9:28 将軍平
9:29 9:42 蓼科山荘
10:09 10:10 蓼科山頂ヒュッテ
10:12 10:28 蓼科山
10:28 10:28 蓼科山頂ヒュッテ
10:43 10:43 蓼科山荘
10:49 10:53 将軍平
11:22 11:22 馬返し
11:30 11:31 蓼科山７合目登山口
11:42 11:42 ゴンドラリフト頂上駅
11:58 12:00 蓼科牧場
13:16 13:17 池の平ホテル
13:45 西白樺湖バス停

天候

26日:くもりのち腫れ
27日:快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

(行き)
新宿18:00(あずさ)20:07茅野9:20(バス)10:10渋の湯手前1km
(帰り)
西白樺湖14:53(バス)15:45茅野16:20(あずさ)18:43新宿

コース状況／危険箇所等

23日に30cm前後のまとまった積雪あり。標高2000m以下では同日雨に変わりその後の冷え込みによりザクザクの残雪とカチカチのアイスバーンに。樹林帯や北斜面は要注意。チェーンスパイク必携。

写真

11/25 18:01

新宿よりあずさで茅野へ。
いつものおつまみセットで安全祈願。

11/26 10:09

道路工事のため渋の湯1km手前が終点

11/26 10:34

渋の湯より入山します

11/26 11:01

苔むす森は北八ヶ岳のシンボルだ

11/26 11:43

岩と雪と氷。日陰の随所に見られた。とても歩きづらい。

11/26 11:57

塞ノ河原で視界が開ける

11/26 12:26

高見石小屋。とっても雰囲気が良い。

11/26 12:44

山ガールに人気の小屋名物の揚げパン。一度食べてみたかった。

11/26 12:47

揚げパンメニュー詳細

11/26 12:59

白駒池へ向かう。緩やかな下り斜面は油断禁物。

11/26 13:20

白駒山荘。辺りには誰もいない静寂さ。夏の賑わいが嘘のようだ。

11/26 13:24

白駒池。全面結氷の日も近い。

11/26 13:41

メルヘン街道(国道299号線)は冬期通行止め

11/26 14:05

茶臼山はパスして巻き道へ進路を取る

11/26 14:07

人気も起伏もないトレイルを黙々と歩く

11/26 15:17

北横岳(中央)が見えてきた

11/26 15:20

整備点検のため運休中の北八ヶ岳ロープウェイ。12/17運転再開予定。

11/26 15:52

夕暮れ感たっぷりの縞枯山

11/26 15:57

北横岳へ向かう樹林帯。早くも雪山シーズン到来。

11/26 16:03

今宵のお宿。
本日の宿泊者は我々のみ。

11/26 16:25

貸し切り自炊室にて宴会スタート。もちろん仲間と全部飲み干す。

11/26 16:43

ワインに生ハムとカマンベールチーズは欠かせない

11/26 16:44

おでんもワインに合う

11/27 6:40

翌朝、北横岳南峰にて御来光

11/27 6:43

山麓のガスが次々と沸き上がる。とても幻想的な光景だった。

11/27 6:48

ガスに煙る北横岳北峰の山頂

11/27 6:54

北横岳の北斜面もスノーパラダイス

11/27 7:28

標高2000m付近はスケートリンク。ヒヤヒヤしながら下る。

11/27 7:44

亀甲池。池なのに水はない。

11/27 8:05

蓼科山がチラリ。ここから高度600mの登りが待ち構える。ひえー。

11/27 9:16

将軍平に到着。ここでザックをデポし蓼科山頂へ。

11/27 10:00

樹林帯を抜けると真っ青な空と真っ白な雪が出迎えてくれた

11/27 10:19

蓼科山頂に到着。中ア・御嶽山・乗鞍岳をバックに

11/27 10:20

八ヶ岳連峰(左)と南アルプス(右)

11/27 10:21

中央アルプス

11/27 10:21

御嶽山

11/27 10:22

乗鞍岳。
スマホの限界(悲)

11/27 10:22

槍穂高連峰

11/27 10:23

立山・劔(左)と鹿島槍ヶ岳(右)

11/27 11:03

ツルツルテカテカの下山ルート。チェーンスパも歯が立たず油断すると滑る。

11/27 11:37

明るい樹林帯を駆け下りる

11/27 11:50

広大なスキー場を駆け下りる

11/27 13:42

無事下山。天気に恵まれ北八ヶ岳をたっぷり楽しむことができました。

撮影機器：

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

感想

yamapapa784

今週末も八ヶ岳へ。
当初南ア塩見岳を予定したが、23日に首都圏で降った冷たい本降りの雨はきっと南アは結構な降雪だったことだろう。樹林帯のつぼ足歩きは嫌だし岩場のフワフワ雪も時期的にまだ岩に十分固着せず不安定で危険。現地長野の山仲間と相談し入山直前に急遽計画変更。小屋泊で北八ヶ岳の森をのんびり歩くことにした。

初日、渋の湯より入山。今宵の泊地は北横ヒュッテ。16時までに到着できる行程を立てた。
まずは高見石小屋名物の揚げパン狙いで樹林帯をゆるゆる登っていく。
時々揚げパンやってない話を聞いていたので少々心配したが全種類購入し山仲間と分け合う。揚げたてフワフワで美味しかった。

高見石小屋からは一旦白駒池へ下りて麦草峠より北上。揚げパン休憩で時間も食ってしまったので茶臼・縞枯山はパスし並走する平坦なコースを歩き予定通り北横ヒュッテに到着。
それにしても今日は週末なのに登山者がいない。高見石小屋で一人見かけたのみ。それもそのはず一昨日から北八ヶ岳ロープウェイが設備点検のため12/17まで運休。北横ヒュッテも宿泊者は我々のみで貸し切りの自炊室では気兼ねなく酒を酌み交わした。

二日目、日の出前に出発。北横岳南峰で御来光を迎える。西側山麓からのガスが次々と沸き上がり、ガスで刻々と表情の変わる幻想的な日の出を見ることができた。
登山道は日陰や北斜面中心にガリガリ雪とコチコチ氷のミックスでチェーンスパイクが効かない箇所があり手こずった。亀甲池への標高差500mの激下りと蓼科山への600mの激登り。今回の山行最大の難所だった。いやーキツかった。

視界の開けたひろーい蓼科山山頂。山頂からは北・中央・南アルプスをはじめ御嶽山、乗鞍岳、浅間山まで見渡せた。
下山は白樺国際スキー場を一気に掛け下りた。バスまで時間があったので、バス停近くの食堂でジンギスカン定食とアルコールで反省会。山仲間と２日間の苦楽を振り返り、茅野駅で各々帰路の列車に乗り込んだ。