初のテント泊でまったり仙丈ヶ岳&強風の甲斐駒ヶ岳&林道の色付きなかなかでした
- GPS
- 44:20
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,864m
- 下り
- 2,864m
コースタイム
甲府12:00-13:56広河原
広河原14:25-14:55(遅れて15:10)北沢峠
北沢峠15:15-15:45仙水小屋
10/19
仙水小屋5:40-7:45小仙丈
小仙丈7:50-8:40仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳9:35-10:00大仙丈
大仙丈10:15-10:50仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳11:05-11:15仙丈小屋
仙丈小屋11:25-13:20大平山荘
大平山荘13:55-(北沢峠遊歩道経由)-14:15北沢峠
北沢峠(南アルプス林道)散歩
北沢峠15:40-16:05仙水小屋
10/20
仙水小屋5:40-6:00仙水峠
仙水峠6:10-7:00駒津峰
駒津峰7:10-8:00甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳8:40-9:05真利支天
真利支天9:10-9:40駒津峰
駒津峰9:40-10:15仙水峠
仙水峠10:15-10:35仙水小屋
仙水小屋11:55-12:20北沢峠
北沢峠13:00-13:55戸口台
名古屋の方へご参考
戸口台14:13-14:45(うろ覚え)高遠
高遠15:05-15:32伊那バスセンター
伊那バスセンター16:00-19:15名鉄バスセンター
天候 | 10/18快晴 10/19快晴 10/20曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・仙丈ヶ岳 標高2400mくらいから、積雪あり。アイゼンがあると安心です。稜線は凍ったところと、雪がないところがあり微妙ですが、仙丈小屋付近はカチカチのツルツル。でもこのまま晴天が続けばかなり溶けるかな? 仙丈小屋、大平山荘は営業中。食事は無いようです。要予約。 馬の背ヒュッテは営業終了。長衛荘は食事可。 藪沢ルートは橋が撤去されたようで、沢渡りがあります。凍結時要注意。 ・甲斐駒ヶ岳 山頂に若干積雪あり。アイゼン不要。直登ルートは前半だけちょっと岩登り的要素があります。ルートは明瞭です。 駒仙、仙水小屋ともに営業中。(宿泊は要予約) テント場は平日ということもあってか、閑散としております。水場は各小屋にあり。駒仙のビールの自販機はありがたいです。(19時で販売終了) もう仙水小屋で霜が降りてました。 ・南アルプス林道 広河原〜北沢峠(750円) 土砂崩れの工事があり区間の途中で、工事の関係で道を均しており10分程待ち時間がありました。前半区間の紅葉はなかなかでした。北沢峠に向かうなら右側の席が良いかも。 北沢峠〜戸口台(1200円) 初めて通りましたが、山全体の色付き具合がすばらしかったです。甲斐駒と鋸とのマッチングが最高でした。バスを降りて散歩したいくらいです。行きなら進行方向へ向かって左側、帰りは右側の座席キープ必須です!!運転手さん曰く、午後の方が綺麗に見えるらしいです。私は13時のバスでしたが、16時台のバスで夕暮れ時も綺麗かもです。一週間後がピークかな?? |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
変なタイトルでスイマセン。
海外出張や色々あって山に行けず悶々としておりましたが、テン泊グッズがやっとそろい、代休で連休が取れ、初のテント泊にトライしてまいりました。防寒具に二泊三日で食料も殆ど現地調達は無理だろうと詰め込んだ結果、ザックの重量は20kgに・・(汗)
今回は自分の車も使えず、北アルプスは積雪も多そうで、かつこの重さでは身動きできないだろーということで、北沢峠で甲斐駒と仙丈アタックすることにしました。
初日は完全移動日。JRで甲府〜広河原経由で北沢峠へ。天気は最高で行動できないのは残念ですが、まぁ仕方ない。ザックを背負って少し登山道も歩きたかったので、駒仙でなく仙水小屋へ。家でシミュレーションしていたので、設営は10分もせず設置完了。私の他にテントは3つ。さっそくビール。ラジオでCSを聞き、勝利を確認して就寝。しかし寒いです。U.L.ダウンハガー#3でしたが、寒さで何回も目が覚めます。朝、霜が降りてました。どうりで寒かったワケだ・・。
寒さに萎え、日が出始めた5時半過ぎに出発・・。今日は仙丈へ。誰にも会わず、稜線でやっと人に会えました。稜線はすごい強風でしたが、去年の常念ほどではないかと先に進み、まったり登った割には8時半に登頂。ラーメン食べたり、まったり。北東方面の展望は小仙丈の方が良いかもですね。1時間で7〜8人の方が登ってきたでしょうか?寒さもあってか皆さん居なくなり、時間に余裕があるので大仙丈にも行ってみることに。後方より一人来られ、その方は両俣小屋か大門を目指す、と言ってました。私は大仙丈でもまったり・・。仙丈で再びまったり・・。林道でも散歩しようか、とやっと下山開始。
登りでは感じませんでしが、仙丈小屋に向かう登山道はけっこうツルツル。軽アイゼンを装着し、仙丈小屋で再びまったり・・。馬の背ヒュッテから下りた辺りで目線を感じ上を見ると、カモシカが。しばし見つめ合いました。沢や滝は所々凍ってます。大平山荘に着くも、まだ1時台・・。少し行動食を補充しようと山荘の方としゃべっていると、山荘に招きいれられ、30分ほど話こんでしまいました。帰りも甲府経由の予定でしたが、伊那経由のバス時間まで調べていただき、交通費が半額近くになることも分かり、お礼を言って山荘を出発。時間はまだまだあるので、北沢峠遊歩道や、林道を散歩。特に収穫なし(笑)
テン場に戻ると2つのテントは撤収されてました。食事を作っていると、残りの方も昨日の寒さに耐え切れず今夜は小屋泊にするそうで、撤収していきました。貸切です。が、日が落ちて徐々に風が強くなり始め、もの凄い強風に。台風のような風きり音が。かなり怖いです。このままテントが吹っ飛ぶんじゃないかと思いました。風の音でなかなか寝付けず、寝てないのか寝たのかよく分からない状況で朝に・・。
朝になっても強風は止まず、今日は停滞して下山するか・・と弱気の虫と格闘しつつも、仙水峠まで行って無理そうならテントでDSでもやって下山しようと決意し、出発。すると仙水峠方面は晴れてます。仙水峠でご来光も見れました。相変わらず呼吸ができないほどの強風でしたが、峠に先に居た方は登るようで、私も行けるとこまで行くことに。甲斐駒はガスの中。駒津峰を登るにつれ、風は強くなるばかり。しかし駒津峰の山頂に立つと甲斐駒も顔を出し、登頂を決意。仙水峠で会った方もほぼ同じペースでついて来られます。直登コースで一気に登頂を狙いますが、山頂付近の強風は本当に凄かった・・。一歩進めると風で勝手に足が進みます(危)
おかげで(?)無事に登頂。風で巻き上がる砂が顔に当たり痛いですが、ときどき晴れたりして景色はなかなか良いです。ちょうど黒戸尾根を登って来られた方も来て、三人。お二人は先に下山。私はラーメンを食べ、強風で悩みつつも真利支天に立ち寄って下山。すると、真利支天を少し進んだところで足場が崩れ、手をついたら親指を裂傷してしまいました・・(汗)
流血具合に萎えつつも、テーピングして下山を続行。相変わらず右膝も痛くなってきましたが、気合で無事にテントへ到着。少し寝転がります。余裕こいてたら、撤収に手間取り、慌てて北沢峠へ。1時のバスには余裕を持って乗車。寝不足だったので、寝るか?と思ってましたが、林道の戸台口までの景色に圧倒されました。まだ完全には色付いていませんが、様々に色付いた山々に感動しました。右側の席ならもっと楽しめたのですが、運転手さんのサービスもあり、左側に居た私もだいぶ景色を楽しめました(謎)
今回も非常にすばらしい山行になりました。マイカー登山も良いですが、高速バスもゆったりできてなかなか良いものですね〜。今年はあと2本くらい(?)で終了かなぁ。せっかくテントが来たのに、今年はもう使う機会なさそー・・(泣)
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