赤岳・横岳・硫黄岳（絶景は束の間・美濃戸から周回）

2014年08月19日(火) [日帰り]

• GPS: 11:58
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,453m
• 下り: 1,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:53
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:03

5:12 やまのこ村
7:12 7:27 行者小屋
9:12 9:52 赤岳
10:07 10:27 赤岳天望荘
11:57 12:12 横岳（三叉峰）
12:25 横岳（奥の院）
13:05 13:15 硫黄岳山荘
13:35 13:45 硫黄岳
13:59 赤岩の頭
15:20 15:40 赤岳鉱泉
17:15 やまのこ村

ルートは手書きなので、距離の信憑性はない。

天候

曇り～晴れ～ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・中央道諏訪南ICから美濃戸へ。美濃戸口から美濃戸間のダート道は例年どおりの状況。ユックリ走れば普通車で大丈夫。
・やまのこ村に駐車(1日1000円)。平日朝5時で半分以上空いていた。

コース状況／危険箇所等

（美濃戸～南沢～行者小屋）
南沢はかなり増水しているが通行に支障はなかった。渡渉箇所も靴の底が濡れる程度。
（文三郎尾根）
最後の岩場はそれなりの注意は必要も、登りやすい尾根。
（赤岳～赤岳天望荘）
この下りは歩きにくい。落石（小石）注意。鎖場で指負傷。展望荘でバンドエイドを貰う。手袋不携帯を反省。ファーストエイドキットも忘れてきた。
（赤岳天望荘～横岳～硫黄岳山荘）
ここからはガスで展望なし。横岳は楽しい岩峰。花畑満載。ガスなければ高度感で怖い場所もありそうだが、なにしろガスで見えない。
（硫黄岳山荘～硫黄岳）
ガスの中をケルンを頼りに登る。危険箇所なし。
（硫黄岳～赤岳鉱泉）
樹林帯をひたすら下る。耐えるのみ。
（赤岳鉱泉～北沢～美濃戸）
南沢より歩き易い。楽。途中から林道歩き。

その他周辺情報

温泉は諏訪南IC近くの「ユートロン水神の湯」。800円。露天風呂が広いが取柄。

写真

そろそろ行者小屋か

稜線に赤岳天望荘が見える

ヘリポートまで来た。赤岳出現。

行者小屋

茅野方面

赤岳～阿弥陀の稜線に出ました。

ガスってきた。

阿弥陀どころか中岳も見えないぞ。

赤岳だけは晴れている。

ムム。甲斐駒かい。北岳かな。

赤岳へ最後の登り。

キレットの尾根。権現は？

権現岳・ギボシ現る。南アルプスも。

富士山

茅ケ岳、金ケ岳がくっきり見える。御坂黒岳から三ツ峠も見えている。

権現より東ギボシが高く見える。遠くは甲斐駒。北岳は雲の中。

阿弥陀は？

到着

アップで。

右端が御正体山。遠くは大菩薩連嶺。

金峰山・朝日岳。手前が横尾山か。

頂上小屋・横岳方面

頂上を振り返る

チシマギキョウ

コマクサ

タカネツメクサ

美し森方面

南沢・北沢

横岳へ

ここからガスのため植物観賞に移行。
ダイモンジソウ

ヤマハハコ

イブキジャコウソウ

タカネニガナ

イワオウギ？

タンポポ？

ウサギギク

ミヤマシオガマ

蝶は？

タカネナデシコ

ウメバチソウ？

コゴメグサ

コゴメグサ群落

三又峰はガス

横岳頂上

硫黄岳頂上

ケルンが頼り

赤岳鉱泉に到着

北沢。あと少し。

帰ってきました。

感想

tamabito

・8月になって初めての登山。本日天気がよさそうなのは甲州方面なのだが。8月になっても太平洋高気圧の張りだしが弱く山まで好天が届かない。甲府は晴れていてもお山はガスかもしれない。とはいえソロソロ出掛けないと夏が終ってしまう。
・美濃戸から赤岳・横岳・硫黄岳を周回することにした。赤岳は過去2度ともガスで展望ナシ。相性は良くない。
・南沢途中の天気は冴えなかったが、行者小屋手前でいきなり晴れて赤岳が姿を現した。文三郎尾根にかかるとまたガスが出てきたが、赤岳頂上は晴れていた。
・頂上直下では奥秩父から大菩薩連嶺・富士山に至る大展望が出現した。目の前に権現岳・ギボシも姿を現した。今日の赤岳はチョット劇的だ。
・だが幸せは長くは続かなかった。10分もするとガスで富士も金峰も何も見えなくなった。横岳に取りつくと一段とガスが濃くなり、あとは硫黄岳までガスの中。
・横岳は登って面白く、花が豊富ないい山だ。7月の花の盛りに杣添尾根から登ってみたい。硫黄岳は噴火口さえ確認できず残念。今度は天狗岳と合わせて登ることにしよう。