南八ヶ岳を時計回りに周回! 赤岳山荘〜硫黄岳〜横岳〜中岳〜赤岳山荘
- GPS
- 12:42
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,733m
- 下り
- 1,732m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:42
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:24
【1日目】
7:00 赤岳山荘出発
9:00 赤岳鉱泉(15分休憩)
11:05 硫黄岳山頂(10分休憩)
11:30 硫黄岳山荘(昼食 : 40分休憩)
13:20 横岳(奥の院)
14:40 赤岳天望荘到着(宿泊)
【2日目】
5:45 赤岳天望荘出発
6:30 赤岳頂上山(20分休憩)
6:55 赤岳山頂
8:10 行者小屋(10分休憩)
10:10 赤岳山荘到着
天候 | 22日 快晴 23日 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘の駐車場を利用(1,000円/日) 赤岳山荘までのルート : ・中央道諏訪南ICから美濃戸高原別荘地にある八ヶ岳山荘まで約20分 ・八ヶ岳山荘から赤岳山荘までは、車1台分しか通れない未舗装林道 → 段差も数多く、日中は登山者も多いために運転には注意が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは、赤岳山荘 〜 (北沢コース) 〜 赤岳鉱泉 〜 硫黄岳 〜 横岳 〜 赤岳天望荘(宿泊) 〜 中岳 〜 分三郎尾根 〜 行者小屋 〜 (南沢コース) 〜 赤岳山荘 【赤岳山荘 〜 赤岳鉱泉(北沢コース)】 途中にある堰堤広場までは未舗装林道の砂利道を歩く 堰堤広場を過ぎると山道となるが、全体的に整備されいて砂利の林道よりも歩きやすい 北沢沿いを橋や渡渉でわたっていく 全体的に緩やかな登りのため、コースタイム通りに進めると思う ただし、水量が多い時の北沢は要注意であり、迂回路も設定されているようだ 針葉樹と苔が多く、雨の日でも楽しめそう 【赤岳鉱泉 〜 硫黄岳】 八ヶ岳の稜線までつづら折りで登りあげるコース 土と石で少しガレ気味だが、斜度がそれほどきつくないので比較的歩きやすい 個人的には下りよりも登りの方があるきやすそうだ 森林限界を超えると稜線に出て白い砂地のオーレン小屋への分岐点に到着 目の前のザレた急坂を登ると硫黄岳に到着 硫黄岳頂上は少し開けた場所でした・・・と思ったら火口跡地だった模様 火口跡地の断崖絶壁はスリル満点 【硫黄岳 〜 硫黄岳山荘】 石が敷き詰められた稜線上の道で、整備されているものの浮き石が多いので足元は要注意 晴天時でもかなり風が強い 悪天候時は視界が悪く道迷いに要注意だが、設置されているケルンを目印に歩けば大丈夫だろう 晴天時は眺望よく、南アルプス・中央アルプス・北アルプス・浅間山・奥秩父が一望できて、楽しい稜線歩きとなる 【硫黄岳山荘 〜 横岳 〜 赤岳天望荘】 硫黄岳山荘南側の斜面を登りあげると稜線の景色が一変し、岩稜地帯となる 荒々しい岩場のアップダウンが続くが、危険な場所には鎖や梯子もあって素手で三点確保ができれば全く問題ない 足元のザレた場所にはコマクサや高山植物を観察できる 奥の院(横岳山頂)あたりからは目指す赤岳と遠くに富士山を望むことができる ただ、岩稜地帯のアップダウンはかなり体力を消耗させられる 【赤岳天望荘 〜 赤岳山頂】 横岳あたりと同様に岩稜地帯の急斜面を登る 尾根筋は多少広いので、つづら折りのコース取りも可能なので、ストックでも登れる どちらかというと登りよりも下りに難儀しそうなコースに感じた 【赤岳山頂 〜 文三郎尾根 〜 行者小屋】 山頂付近は岩稜地帯の急坂だが、三点確保できればそれほど難儀しない ガイドロープと案内標識が整っているので、視界が悪くてもルートミスは少ないと思う 岩稜地帯を過ぎると整った登山道となり土と石のコースとなる 危険そうなところも木段等が整備されていて非常に歩きやすい 有名なマムート階段があるところ(笑) 森林限界まで降りると行者小屋となる 【行者小屋 〜 赤岳山荘(南沢コース)】 赤岳登山のメインコースだが、全体的にガレた感じで、歩きにくい 途中の渡渉地点などでは複線化しているところもあって道迷いもおきやすいのでは? 下りの標準コースタイムは1時間40分だが、もう少し見ておいたほうがよいだろう 全体的に針葉樹と苔に覆われているので、こちらも雨天時でも楽しめる 【トイレ】 各山小屋にはチップ式のトイレあり 水洗かどうかはリサーチ不足(笑) 【コンビニ】 最寄のコンビには、諏訪南インター近くが最終か? |
その他周辺情報 | 温泉 : 富士見高原八峯苑鹿の湯を利用(600円/人) |
写真
感想
最後の夏休み。
futoが金曜日にお休みが取れたのですが、またもや週末はお天気が不安定。
せっかくだから山荘泊にして、ゆっくり夕日や朝日、星空を楽しめたらなぁと、個室が充実している八ヶ岳にしました。
結果的には金曜日夕方から急激にガスが発生し、夕日なんて、ましてや朝日なんてどこ?状態でした。
ただ、金曜日の日中はすばらしい晴天で、南八ヶ岳の稜線を楽しめました。
もうちょっと朝の出発を早くすべきでしたが、大阪からの道中はいろいろあり、睡眠優先にしてしまいました。
土曜日はガス、霧雨、強風の中スタートしましたが、1番の強風は展望荘だったかもしれません。少し登ると問題なくいけました。
さすがの週末。続々と登ってこられました。
金曜日と土曜日の早朝に出会う人は、山に慣れたかたが多く、お話しも楽しくさせてもらいました。土曜日の少し遅い時間は若い人がどっさり!
関東から近いので人気なんですね。私がしゃべると『関西の方?』と聞かれてしまいました…。
写真に書けなかったことを。
八ヶ岳山荘から赤岳山荘までの道は悪路です。下を擦っている車あり、パンクされている車あり。すれ違いも面倒なので、覚悟がなければ歩くほうが無難でしょう。
実際、多くの人が歩いてました。
赤岳展望荘を選んだ理由は、個室があるからです。
八ヶ岳の山荘はどこも立派で、個性があるので、自分のお好みを探すのもいいですね。
展望荘のトイレは、ちょっと香りがしました。女子トイレも調整中が多く、朝は混みそうでした。
硫黄岳山荘のトイレはすばらしい!!頂上山荘はトイレまで音楽が流れていて、和式のぼっとんでしたが、香りがほとんどしませんでした。
これで夏の遠征登山はひとまず終了。
朝晩は秋の空気も感じました。9月のお天気は安定してほしいですー。
今週末も太平洋高気圧が弱く、北アルプスは天気がイマイチだったので、比較的に天気がよさそうな八ヶ岳にしました
南八ヶ岳の周回ですが、日帰りは当然脚力がないので、赤岳天望荘での一泊です
ただ、22日(金)は天気が持つものの23日(土)は天候の悪化が見込まれたので、多くの人は反時計回りにしていましたが、今回は眺望がよい稜線歩きができそうな時計回りとしました
赤岳山荘への道ですが、あまり調べていなかったので、まずは美濃戸の別荘地で赤岳山荘への分岐で間違ってしまい、別荘地をぐるぐるしてしまいました(笑)
八ヶ岳山荘から赤岳山荘への道は、皆さんのレポの通り、未舗装林道なので注意が必要です
ただ、谷側がガケではないので、祖母山よりはマシでした(笑)
今回は、遅めの朝7時に出発でしたが、早朝の気配は少し涼しげで、朝陽もやわらかくなってきて、すでに晩夏・初秋な感じがしました
赤岳山荘から赤岳鉱泉や行者小屋までの沢沿いのルートは、いかにも八ヶ岳!という感じで、樹木と苔に覆われたやさしい雰囲気で、楽しく歩けました
この日は多少風があったものの八ヶ岳稜線上はドピーカン!の大当たり!
稜線上まで出ると、周りをキョロキョロしながら、眺望を楽しみました
特に、今回は反時計周りだったので、横岳あたりからは前方左側に常時富士山がバーンの状態で、これが疲れた体に最高の栄養剤でした
赤岳天望荘に着いてしばらくすると予報通りの雲と強風、夜から雨まで降ってきたので、期待していた夕焼けも星空も残念でした
翌日も天候は回復せずなので、朝は雲と強風の中を赤岳山頂まで登り、いそいそと下山してしまいました
下山後、温泉に入ってから八ヶ岳方面を見ると、稜線がくっきりと見え、赤岳山頂付近だけが多少ガスっている程度・・・まぁ、しかたありませんね
硫黄岳山頂から見る火口跡のスケールに圧倒され、稜線歩きでは周囲の山々の眺望を楽しみながらコマクサ他の高山植物に癒され、横岳のアップダウンで疲労困憊、赤岳山頂での強風に難儀しましたが、楽しく過ごした2日間でした
最後に、八ヶ岳の小屋はどれも整備が行き届いており、あのような厳しい山の上でサービスを受けられることには感謝でした
お金を払って受けるサービスなのですが、それでも代価以上のものがあるとつくづく思いました
コメ頂きましたのでお邪魔しに参りました。
うちらと同じくご夫婦で登られているのですね。
八ケ岳は東京からは近いので行きやすいのですが、大阪からは少し遠いですよね。
でも初めて来られて初日のあの展望GETとはツイておられましたね 富士山 もバッチリでしたし。
他にも魅力的なルートがたくさんありますので、ぜひまたいらして下さい。
拙いレポにコメントいただき、ありがとうございました。
22日の稜線歩きは富士山を見ながらでしたので、とてもラッキーでした。
われわれはまだまだひよっこですので、素敵で楽しいレポで勉強させていただきたいと思います。
個人的には、奥さんに置いていかれてヒーヒー言っている姿に共感を覚えます(笑)
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