ヨコスズ尾根〜酉谷山避難小屋〜タワ尾根（2022）

2022年12月07日(水) ~ 2022年12月08日(木)

• GPS: 11:32
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,461m
• 下り: 1,505m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:08

距離 8.8km 登り 255m 下り 1,245m

9:53 東日原バス停
12:13 横篶山
13:00 13:24 一杯水避難小屋
13:56 ハンギョウノ頭
14:10 14:11 ハナド岩
14:19 14:20 大栗山
14:58 14:59 七跳尾根分岐
15:31 坊主山
16:01 酉谷山避難小屋

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:21
• 合計: 5:01

距離 11.4km 登り 1,218m 下り 266m

7:56 酉谷山避難小屋
7:57 7:59 酉谷峠
8:20 8:21 行福のタオ
9:23 カラ滝ノ頭
9:39 大京谷ノ峰
9:48 9:56 大京谷ノクビレ
10:08 10:14 ウトウの頭
10:54 篶坂ノ丸
11:30 金袋山
11:49 人形山
11:53 11:57 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
12:12 一石山
12:57 一石山神社

天候

晴・無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・平日でも多くの利用者が見られるようで、今回は4人。
・冬場で荷物も多く板の間は4人が限界か。
・板の間か外でのビバークも想定した装備も検討の余地あり。

写真

こちらは何とも思わなくても、地元の方にとっては不審車。

しばらくぶりの山登り、東日原から出発します。
都内の大渋滞により2時間30分の遅れです。

予報では寒くなく、風もないようです。

ウールのロングスリーブ・Tシャツ姿ではすぐに汗だくになってしまいます。

今回も70ℓのザックがパンパンで重いです。

植林地帯を抜けると左側は開放的な広葉樹林帯で、テンションが上がります。

しかし登山最盛期だった60歳前半のころのふくらはぎの筋肉は、今は無残に減っているので足が重たいのです。

蕎麦粒山に登ってきたという方が下りてきました。

三つドッケに登ってきたと言う人にあいさつ。酉谷山避難小屋に泊まるという2人が先を行っているとのことです。

平日だから人はいないと思ったのは間違い。一杯水避難小屋を借りて休憩します。

長沢背稜に乗りました。

先行者の足跡は、微妙ながら3人分あるように感じます。

ところどころに残り雪がありますが、アイゼンが必要な場面はありません。

ハナド岩は通過します。

好ましい風景が続きます。

ようやく七跳尾根分岐です。大殿筋でしょうか。その辺の筋肉が痛くなったので意識的に内股で歩きます。

どうにか酉谷峠に到着しました。
（この少し手前の秩父側が見えるところに立つと電波が届いているので現在位置を知らせます。）

小屋には先着の方が3人。皆さん、物静かでno会話.

酉谷山避難小屋という小さな小屋で大きなツェルトを張ってこもっている人を初めて見て、新鮮な感覚でした。

3人とも5時には就寝体制に入ったので、夕食の後は読みたかった本を。

【2日目朝】ISUKA　Air 630 EX（-15℃まで対応）のシュラフ、R値の高いサーマレスト使用で、完熟！

夜が白じむと同宿者3人とも出発し一人になった。

小屋は本当にきれいだった。

でも掃除はしました。

ゴミと言えるものはマンゴーの缶詰の空き缶のみ。

トイレもきれいですが、念のためマジックリン塗布＋バケツで水をまきブラッシング後水切りワイパーで排水。

【糞と微生物】
投入する微生物資材「汲み取りトイレバイオ消臭」により糞が分解され無臭になる仕組みです。

水場は順調。レコユーザーが奉納された水は6本そのまま。2袋奉納されたラーメンは4個消費されている。「卑しい・さもしい」

毛布も健在

すっかりお世話になりました。

またいつか。

樹氷の塊はケガするサイズ、登山道のあちこちにある。

富士山

タワ尾根

朝の小屋の風景

日陰には雪

この本の先で📶あり

Silent night,holy night

僕もがんばる根！

タワ尾根分岐で休憩

頭のよさそうな人を偲ばせる山名板

ウトウの頭

この先篶坂ノ丸

金袋山

ミズナラの巨樹方向を振り返る。下山時右手に植林帯、左手に自然林となっていなければ×

新しくなった一石山の山名板

ようやく一石神社。バスに間に合わないとチンタラ歩いていたらバスが停まっている。あと1分30秒。走ってジャスト13：10　00″に乗車。マスクの着用を確認してからバスは動く。

青梅まで車を走らせて「かつや」でカツ定をいただく。店員さんが明るくきびきびと働いている。元気を出せよ若者！「求めよさらば与えられん」

感想

老少年

老人ほど頻繁に山歩きをして足腰を鍛えないといけないと実感した2日間でした。足の速い人ほど荷は軽く、足が遅いのにあれこれザックに詰め込んで苦しい思いをする。そうは理解していても、酒も食べ物も潤沢、暖かい睡眠環境のための装備・・・。おかげで小屋ライフは快適至極でした。