酒匂川水系世附川沖ビリ沢下降・樅の木沢遡行
- GPS
- 06:45
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:41
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沖ビリ沢:トラロープが残置されているところはスリップ注意。 樅の木沢:ゴルジュの巻きが核心部。要注意。 今回のルートだと詰めが大変だった。 踏み跡は薄かったので、普通は他のルートを通るのだと思う。 |
その他周辺情報 | 下山後は道志の湯へ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
ロープ
|
感想
1 樅の木沢出合まで
今回もトンネルの北側の登山口から登った。
南側の道も知っているが、権利者との間でのトラブルが頻発しているようなので。
水の木分岐までは、体が動かなかったことを除けば問題なし。
水の木分岐からは廃登山道へ。
過去2回の沖ビリ沢下降時は笹藪の手前から降りたが、
今回は笹藪を過ぎたあたりの踏み跡から下降。
笹藪を抜けた辺りに赤テープの巻かれた木があり、その手前に踏み跡あり。
これまでのルートはトポにいう4m滝の懸垂下降
/クライムダウンが必要であったが、今回のルートは必要なし。
沖ビリ沢の下降は特に問題なし。
フリクションは効くので、ゆっくり降りれば問題はない。
ただし、トラロープが残置されている2つの滝はやや滑りそう。
出合の滝を降りて、少し金山沢を下れば左岸に林道。
金山沢には堰堤があるので、上がりやすいところでさっさと林道に上がるのがよいと思う。
林道をしばらく下り、最初の立派な橋が樅の木沢にかかる樅の木橋。
右岸側の上流側から歩いて沢床に降りられる。
2 いわゆるミニ両門の滝まで
出合からすぐに滝。簡単に登れる。今回も右側から。
滝を登ってからしばらく歩くと西沢出合。
いずれも堰堤がかかっている。
前回西沢を遡行した時(当初予定は樅の木沢遡行)は、
樅の木沢の堰堤をよじ登った(namemaniaはお助けを出してもらった。)が、
今回は右側を巻いた。普通に歩いて巻ける。
堰堤を越えてからゴーロが長い。
いい加減飽きてきたころにゴルジュ。
最初の4m滝は、釜につかることを厭わなければ簡単に登れる。
「ウォーターウォーキング2」には右から登れるとあったが、今回は左から。
なお、同書掲載の写真はお尻くらいの水深の写真が載っているが、
一番深いところで肩くらいまでつかった。
その次の8m滝はかなり難しいとの話をよく聞くので、挑戦せずに最初から巻く。
大高巻きにならないようにと考えながら低い位置を巻こうとしたが、
かなり悪いので、結局踏み跡まで高巻き。
踏み跡までの高巻きが一番の核心部。
踏み跡にたどり着けば、そのままトラバースして支沢から歩いて降りられる。
ゴルジュを通過してからしばらく進めばいわゆるミニ両門の滝。
3 駐車スペースまで
ミニ両門の滝は左へ。
下の方はバンドを斜上して一段上がり、水流を横断して右側を登ってみた。
特に問題なし。
そこから少し歩くと二俣。
元々は「東京起点沢登りルート120」にしたがって左俣に進む計画であったが、
想定よりも早く進んでいたこととや右俣もなかなか立派なナメがあるという話から、
是非はともかく、急遽予定を変更して右俣へ。
というのは半ば建前で、masabonnは左俣を見逃し、
namemaniaは自信が持てなかったので、選択の余地がなかったともいう。
左俣に進むときは、注意して右岸を観察されたい(ほぼ直角に流入してくる。)。
右俣へ進んだ後の5m滝は、最初の一手がよろしくない模様。
masabonnが苦労していたので、横着して右岸を巻いた。
巻きもホールドやスタンスがよいわけではないが、問題はないと思う。
三俣は左へ。この辺りからナメが立派。
次の二俣とその次の二俣は右へ。その後は水流が多い方を選択。
気がつくと「ウォーターウォーキング2」の最後の写真の箇所にいたので、
そこから中間尾根を、立木や笹を頼りによじ登る。
ごく薄い踏み跡はあったが、あまり通りたいとは思えないルート。
登山道まで抜けると、油沢の頭のすぐ東。
油沢の頭からは東海自然歩道をそのまま辿る。
細かいアップダウンが続いて疲れるが、登山道であって特に問題なし。
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