【神室山〜小又山周回】あと5kg痩せてからやれば良かった・・・
- GPS
- 11:54
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,549m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
※過去ログ
てんくら先生はやめとけ(C)って言ってました。
ところが、スマホアプリの登山天気はA。ビビってんじゃねーよってことでしょうか?
頂上の天気は両方とも曇り。まぁ、登っても真っ白だろうなと思いつつも登ってきました。
正解はてんくら先生。終始小雨という天候。
でも雨の山も好きなんですよね。紅葉も間に合った。
それと今回はちょっと試したいことがあったわけです。
今、日帰り登山用に使っている、スポルティバ水陸両用シューズ。
いや、それはボクが勝手に呼んでいるだけで、アプローチシューズというらしいですね。
https://www.sportivajapan.com/product/tx-4.html
登山用品店のマスターのオススメで買ったんだけど、これが良いわけですよ。
軽くて安定性が良くて歩きやすい。
ソールはビブラムで、柔らかいので沢歩きにも使える。
ということは、長時間登山道を歩く泊まりの釣行に使えるんじゃないか?と思ったんですよ。
今まではウェーディングシューズをザックに詰めて、登山靴で登っていたんだけど、それが1足で済む可能性がある。
前回、火打岳の砂利押沢コースで沢歩きも長時間(8時間)でも大丈夫ということが分かった。
問題は重い泊まりの荷物を背負って足首などにどれくらいのダメージが来るか。
先日の月山での泊まりの荷物が15kg。
というわけで、とりあえず10kgの荷を背負って出発です。
※林道は小又山登山口まで徒歩5分くらいのところで通行止め。
※下りの小又山登山道は、途中で間違いやすいところがあります。参考にする方は写真で確認してください。
■根ノ先口コース
スタートから少し沢沿いに歩き、尾根沿いを852ピークまで一気に登る。
今日はなぜか1合目あたりまで辛かった。
先週の月山の疲労が残っているのか、この1週間、仕事が忙しくてウォーキングすらできていなかったからか。とにかく登山道入口から30分くらいのところでいつもより長めに休憩。
十里長峰に入ると緩やかな散歩道が続く。
1160ピークへ少しがんばると、マップに「!熟練者向け」という部分がある。
確かに痩せ尾根だけどそれほどでもないなぁと思いながら歩いていると、本当に危険なところは最後の最後ですね。ここは注意が必要です。
小又山からの尾根道に合流すれば一安心。あとは刈払いされた道をのんびり歩くだけ。
山頂からは素晴らしい眺望が期待できる、はず。天気が良ければ(笑)
■神室山避難小屋
築10年の綺麗な山小屋。
ホント、素晴らしい小屋ですよ。
トイレはバイオトイレだから臭いもしない。
毛布あり、銀マットあり。
ここで泊まる場合は、今の時期でも夏用のシュラフで大丈夫。
水場はちょっと下ったところにあって、冬季はアイゼンをつけた方が良いようなところにあるようだけど、この日は行きませんでした。
居心地良くて1時間休憩してしまった。
■小又山までの縦走路
東北のミニアルプスと言われる素晴らしい縦走路。
さすがにここは天気の良い日に歩きたかったなぁ。
危険箇所は特になし。のんびり歩けます。
ただ、この日は濡れた枯れ草と少しぬかるんだ土が滑る滑る。
根ノ先コースとの分岐からの下りでちょっと派手にコケました。
アップダウンはプラスマイナス150mくらいででてきます。
天狗森の頂上は、登山道からちょっとだけ離れたところ。
とつぜん分かれ道が出てくるので、見過ごさないように。
■小又山登山道
最初は少しザレた道が続く。
低木の道を進んでいくと、やがてブナの森になる。
このあたりも雨の日は滑りやすくて注意が必要。
さらに、倒木や木の根など、歩きづらいところが多く、さながらアスレチック。
しかし、下りが緩やかになり、小さなアップダウンが続く。さらに50mほど登って西ノ又沢コース分岐。この辺りのブナの森が素晴らしい。樹齢200〜300年のぶなが出迎えてくれる。
分岐を過ぎると本格的な下り。もうオジサンのガラスの膝は崩壊寸前。
さらに濡れた土で滑らないように気をつけながらなので神経も使う。
ロープも出てくるが、ないところは周りの木の枝がロープがわり。
5合目から4合目の間で道を間違える。
登山道のよくあるちょっとしたぬかるみかと思いきや、ズブズブと膝まで沈む沼。
なんとか脱出して先に進むも行き止まり。
GPSを確認すると登山道から外れていた。
沼の脇を慎重に歩いて戻ると、登山道は左に続いていた。
あそこはまっすぐ行っちゃうよなぁ。
3合目でちょっと休憩して、少し進むと最後の難関の急な下り。
しかしここはかなり長い間ロープが続いていたので助かった。
逆に言えば、登りの場合、標高差200mくらいはひたすらロープが続く急登です。
この周回は厳しかったですね。
あと5キロくらい痩せてからチャレンジすれば良かった(笑)
ボクは10時間以上かかったけど、これを8時間くらいで周れると楽なんだろうな。
神室山までの登りで4時間、小又山からの下りで3時間かかったけど、登り3時間、下り2時間で歩ける人なら、そう大変ではないのかも。
水陸両用シューズは、さすがに足首に少し疲労がきたけど大丈夫そうな感じ。
今年行った和賀川ならこれで行けますね。
月山の念仏ヶ原小屋までも大丈夫かな。肘折コースで6時間。
かなり使える靴だと思う。
ちなみに、ハイカットもあるので、そちらの方が安定感はありそうだけど、ゴアテックスになっちゃうんですよね。それだと沢をジャバジャバ歩くと水が抜けなくなるはず。
沢歩きの機能も加えたハイカット出してくれないかな?
そうなるともう万能シューズかも。
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