関東百シリーズ 天目山〜蕎麦粒山〜棒ノ嶺〜岩茸山

2022年12月18日(日) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,062m
• 下り: 2,424m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:49

距離 26.5km 登り 2,062m 下り 2,443m

8:05 東日原バス停
9:07 9:08 滝入ノ峰
9:22 横篶山
9:51 一杯水避難小屋
10:18 10:30 天目山
11:01 棒坑尾根分岐
11:04 棒杭ノ頭
11:18 11:19 仙元峠
11:30 11:41 蕎麦粒山
11:56 桂谷ノ峰
12:07 オハヤシの頭
12:11 12:13 日向沢ノ峰
12:37 50号鉄塔-落合下降点
12:53 山なし山
13:01 クロモ山
13:30 13:31 長尾丸山
13:50 13:54 槙ノ尾山
14:06 14:12 棒ノ嶺
14:20 権次入峠
14:33 黒山
14:47 逆川ノ丸
14:50 雨沢山
15:14 興越山
15:25 名坂峠
15:31 15:41 岩茸石山
15:52 馬ぼとけ峠
15:57 馬仏山
16:08 16:09 沢井尾根分岐
16:54 御嶽駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

●バス（休日）
奥多摩駅 → 東日原 7:28発　＠472円
http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042103&course=0000430702&stopNo=1

●ホリデー快速おくたま（休日）
奥多摩 → 御岳 → ・・・・ 新宿 → 東京
奥多摩　16:53発　　御岳　17:09発
奥多摩・御岳から東京都心まで快速運転（中央線内は特快運転）

この便のほかに15時台、16時台にもある。乗り換えいらずで速くて便利

コース状況／危険箇所等

標高900mを超えると着雪があり標高1500mの上部で積雪5〜6cm

・東日原 → 天目山
無雪時にはなんてことない道に見えても雪があるときわどいトラバースがある。（写真11）

・蕎麦粒山 → 棒ノ嶺
日向沢ノ峰から棒ノ嶺方面はかなりの急降下。着雪状態ではツボ足ではかなり危険。　
チェーンスパイク装着が安全だし効率も良い

写真

12/18 4:29

今回も電車でGo！で奥多摩へ
眠い目をこすり始発電車にのる

12/18 7:26

・・・御茶ノ水〜立川〜青梅・・と電車を乗り継いで3時間。
電車で来ると奥多摩は遠いなぁ・・

12/18 8:01

奥多摩駅からさらにバスで30分。スタート地点の東日原からハイキングスタート

12/18 8:03

前夜の雨は山では雪だったようだ。うっすら着雪している。

12/18 8:12

数件の民家（跡？）の横をすり抜け

12/18 8:13

水道局の配水施設前を通過し

12/18 8:18

登山道へ。歩きやすい道だけどなかなかの急登です。

12/18 8:34

標高970m辺り。登山道に雪がつきはじめた。

12/18 8:53

杉と広葉樹の境界線を進む

12/18 9:07

雪の下には落ち葉。落ち葉の下には根っこがあり。根っこに滑ってコケました・・

12/18 9:13

標高1270m辺り。なんてことない急斜面（というか崖）のトラバースだが雪があると緊張する。慎重に通過しました。

12/18 9:15

積雪は5〜6cmほどか。すっかり雪山の景色

12/18 9:25

この辺りで風を感じる。風がふくとさすがに寒い・・

12/18 9:51

一杯水避難小屋。今回は覗かずスルー

12/18 9:56

稜線まで直登するコースへ行く予定が誤って西谷山方面への巻き道に入っているのをアプリからの警告で知る。

12/18 10:15

戻るか迷ったがそのまま巻き道を進み適当なところで稜線に直登することにした。

12/18 10:18

回り込むようなルートどりで天目山とうちゃく。
天目山は百名山シリーズには不含だが、雲取〜酉谷・・の赤線接続用に上りました。

12/18 10:19

奥多摩といえば二百名山・大岳山

12/18 10:21

奥多摩駅から雲取山まで繋がる石尾根縦走路の稜線。中央は鷹ノ巣山。状況良ければその左奥に富士山が見えるはずだが今回は拝めず・・

12/18 10:21

鷹ノ巣山

12/18 10:21

七ツ石山〜雲取山〜芋ノ木ドッケ。来年は雲取山から西谷山経由で今回歩いたラインまで繋げたい。その時は電車じゃなくて戻りチャリ作戦かな

12/18 10:27

中央の蕎麦粒山をめざして縦走スタート。
右に見える川苔山も関東百シリーズだが今回は行かない。川苔山はちゃんまとゆるハイクで行こうと思ってます。

12/18 10:39

天目山まではツボ足で来たが、若干不安なポイントも何点かあったので天目山からの下りはチェンスパを装着して進む

12/18 10:46

天目山まではうっすらあったトレースは完全になくなった。
チェンスパには雪と落ち葉の塊がついて歩きにくい・・

12/18 10:48

ついているのはアニマルトレース

12/18 11:00

トレースないけど稜線歩きなので道を外す心配はあまりない

12/18 11:13

この縦走路はけっこう小ピークの巻き道が多い印象

12/18 11:27

天目山から1時間ほど上ったり下ったりしがら稜線を進んで蕎麦粒山への最後の上り

12/18 11:30

蕎麦粒山とうちゃく！
関東百山、関東百名山（2019）です。ここまではほぼ予定通り来れた。

12/18 11:32

先はまだ長い。補給をして次の山へ。
正面に見えているのは今回は行かない川苔山。このエリアではメジャーな山だけあり存在感ありますね。

12/18 11:41

歩きにくいチェンスパ外して稜線を進む

12/18 11:52

振り返って蕎麦粒山

12/18 12:01

この辺りは蕎麦粒山で会った反対方向から来た人のトレースがありフォローするように進む

12/18 12:12

日向沢の峰1356mとうちゃく

12/18 12:12

蕎麦粒山（中央）から歩いてきた稜線

12/18 12:15

日向沢の峰を過ぎて少し進むと今回山行で一番の難所の急降下が始まる・・

12/18 12:20

はじめはツボ足で慎重に下っていたが、それでも2〜3回しりもちをついた。時間もすぎていくのでたまらずにチェンスパを再装着。ここの通過で多くのタイムロス・・

12/18 12:36

タイムロスを取り返すべく急ごうとするが雪の痩せ尾根は
思うように進めない・・

12/18 12:38

お決まりの送電鉄塔

12/18 12:52

正規ルートかわからないが小ピークの巻き道（林業の作業道？）があるので使わせてもらった。

12/18 12:54

この辺りもチェンスパないとてこずったかな・・

12/18 12:55

ここも急降下。チェンスパ効かせて慎重に通過

12/18 13:03

標高1000mくらいまで下ってきてだいぶ雪もなくなってきた

12/18 13:10

もう大丈夫だろう。この辺りでチェンスパ外しました。

12/18 13:17

予定より遅れているいそので急ぐ（汗）

12/18 13:27

長尾丸山は行かずに巻き道で時間を稼ぐ

12/18 13:36

この辺りは小走りに通過

12/18 13:53

槙ノ尾山とうちゃく。予定より15分遅れ

12/18 14:01

棒ノ嶺に向けてダッシュ！

12/18 14:07

予定より11分遅れで棒ノ嶺とうちゃく
関東百山、関東百名山、関東百名山（2019）

12/18 14:08

東京都心が近い！

12/18 14:10

大持山と武甲山
来年は今回のラインとの接続で奥武蔵エリアに進出予定

12/18 14:20

今回はもう一座、関東百シリーズの岩茸石山をめざす

12/18 14:25

棒ノ嶺を後にしてガツンと下る

12/18 14:30

上り返しのこの階段キツかった・・

12/18 14:32

黒山とうちゃく。14分遅れ・・焦る・・

12/18 14:33

岩茸石山へ

12/18 14:35

振り返って棒ノ嶺

12/18 14:42

次のピークは逆川ノ丸

12/18 14:46

逆川ノ丸（さかさがわのまる）とうちゃく
予定より9分遅れ。もうひとふんばり・・

12/18 14:48

大岳山がよく見えた

12/18 15:06

岩ゴロを乗り越えて進む

12/18 15:13

岩茸石山ロックオン

12/18 15:14

岩茸石山まで0.7km。でもここからが長かった

12/18 15:20

岩茸石山まではちょっとキツめのアップダウン・・

12/18 15:22

上り返しが思いやられる下りを進む

12/18 15:31

キツい上り返しをクリアして岩茸石山とうちゃく！
関東百山、関東百名山、関東百名山（2019）
予定より1分遅れ

12/18 15:32

蕎麦粒山から歩いてきた峰々が一望できた

12/18 15:33

東京都心はすぐそこって感じ

12/18 15:34

筑波山も見えました

12/18 15:43

岩茸石山をとって山行の主目的は果たした。
あとは時間までに御岳駅に下山できればOK

12/18 15:50

なんかコースを外したのかかなり危ないクライムダウンで通過するところがあった。

12/18 15:59

ピークとしてはまだ惣岳山が残っているけど・・

12/18 16:02

16時を過ぎてだいぶ黄昏てきた

12/18 16:04

惣岳山はパスして巻き道を行くことに

12/18 16:08

振り返って蕎麦粒山〜棒ノ嶺〜岩茸石山の今回とった関東百シリーズの山たち

12/18 16:17

樹林帯に入るともうかなり暗い・・

12/18 16:23

まだ少し明るさが残っているうちに早めのヘッデンオン
暗がりの下りは怖いから急ぎつつも慎重に進む

12/18 16:33

あとは下りオンリーだと思っていたらまだ上り返しあるの？
もう勘弁してくれ〜・・とここで足がつってしまい焦る（汗）

12/18 16:44

足がつっているのをごまかしながら進み最後の下り。
電車の音が聞こえる

12/18 16:54

安全圏に入って安堵

12/18 16:56

予定時間どおりに御岳駅にとうちゃく

12/18 16:56

間に合ってよかった〜

12/18 17:07

ホリデー快速おくたま号。どうしてもこの電車に乗りたかったんです。行きは3時間かかった電車時間が帰りは2時間で戻れました。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

ほやん

今回も電車でGo!で奥多摩へ
電車で奥多摩まで来たのは初めてだが、やはり千葉からだと遠い。乗り換え待ち時間も含めて電車移動だけで3時間かかった。今回はさらにそこからバスに30分ゆられてやっとスタート地点の東日原に着いた。移動だけでけっこう疲れた。

東日原を8時過ぎにスタート。登山道は歩きやすい。標高1000m近くまでくるとうっすら雪景色に。前夜から未明に降ったものでまだきれいで美しい山の雪景色を拝めた。積雪は上部で5〜6cm程度といったところか。乾いた雪を踏みしめて進むが、雪の下には落ち葉がありその下には根っこがある。天目山までで根っこに滑って2回コケました。

避難小屋を過ぎて直登で稜線に出るつもりが道を間違えて西谷山方面への巻き道に入ってしまった。結局そのまま巻き道を進み適当なところでショートカットして稜線にあがり天目山に登りました。天目山から富士山を拝むことを楽しみにしていましたが富士山は雲に隠れて見えなかった。残念・・。その代わり奥多摩・奥武蔵の峰々が一望できた。来年は赤線繋ぎで奥武蔵エリアに入りたいと思っております。

この先は下りメインになるので天目山でチェーンスパイクを装着。軽快にといきたいところだがまだ雪が少なくピンに落ち葉が絡んで歩きにくい。なんども木をけったりしてチェンスパについた落ち葉を落としながら進みました。

関東百シリーズの蕎麦粒山からは標高も下がり雪も少なくなると見込んで落ち葉が絡むチェンスパを外してツボ足で進む。日向沢ノ峰峰までは順調にこれたが、日向沢ノ峰から先の急下りはツボ足ではかなり危険なレベル。落ち葉も絡んでとにかく滑る。おっかなびっくり歩行ながら2度おしりをついてたまらずチェンスパを再装着。結局ここで大きくタイムロスをしてその先は時間に追われる山行になった。

標高1000mを切ると雪もなくなりチェンスパを外した。そこから先は歩きやすい局面では小走りを入れて、また小ピークの巻き道ルートがある所では巻き道を使いタイムロスを取り返すべく進みました。最大20分位の遅れ時間は槇ノ尾山で15分→棒ノ嶺で11分→岩茸石山で1分とほぼタイムロスを取り返すことができた。（安堵）

棒ノ嶺は広々とした山頂で都心から奥武蔵方面の眺望がよかった。武甲山などの峰々を見ていると未踏の奥武蔵進出意欲を駆り立てられる。来年のお楽しみの一つだな。

岩茸石山からは東京都心がすぐそこのように近く東京の山を歩いていることを実感。
また筑波山も拝めて低山ながら存在感のある姿に百名山に相応しいと改めて納得した。

タイムロスを挽回すべく頑張りすぎたのか御岳駅まで1kmを切ったところで足がつり焦ったがなんとか予定時間に御岳駅に下山できて安堵。なぜこれほど時間を気にしていたかというと疲れた中での闇の下山は危険が増すからなのはもちろんだが、この時間に発車するホリデー快速おくたま号に乗りたかったから。行きは自宅最寄駅から奥多摩駅まで乗り換え3回で3時間かかったが、ホリデー快速に乗車できれば御岳駅からなら乗り換え1回の2時間で行ける。予定時間に下山できたおかげで着替えて汗臭さを消して気兼ねなく爆睡しながら自宅最寄り駅まで2時間で帰れました。