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Yamareco

記録ID: 5019698
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

20001126御坂山塊縦走:毛無山→十二ヶ岳→節刀ヶ岳→黒岳→御坂山

2000年11月26日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.2km
登り
1,727m
下り
1,557m

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:12
合計
7:25
8:29
0:00
62
稜線
9:31
9:42
54
10:36
10:48
21
11:09
0:00
8
11:17
0:00
3
11:20
11:30
3
11:33
0:00
28
12:01
12:04
6
12:10
0:00
24
12:34
0:00
18
12:52
13:04
12
13:16
0:00
8
13:24
0:00
20
13:44
0:00
3
13:47
14:00
2
展望台
14:02
14:04
21
黒岳
14:25
14:27
21
14:48
14:50
16
15:06
0:00
8
15:14
15:19
7
15:26
0:00
25
15:51
約1080mヒッチハイク地点
天候 快晴
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
品川442−503新宿518−613高尾615−652大月704=800河口湖808=タクシー\2570=821文化洞トンネル

約1080mヒッチハイク地点1551=1554三ツ峠入口=1559富士健康センター1659=タクシー=1728河口湖1738=バス\2390=1925新富士1948−コダマ481−2124名古屋2129−ヒカリ261−2239新大阪
その他周辺情報 富士健康センター

感想

2000年11月26日(日)
 前日宿泊した品川のホテルを4時20分頃チェックアウトし、山手線の始発に乗り込む。新宿、高尾で乗り換え大月で富士急に乗り込み、終点河口湖到着。雲海のため曇。この日は河口湖マラソンのための交通規制で、黒岳登山口までは行けず、当初とは逆コースで文化洞トンネルまでタクシーで行った(\2570)。
 トンネル東口の駐車場には既に何台かの車が止まっており、1パーティが出発の準備をしていた。簡単に準備をし、写真を撮ってそそくさと出発。
 短いが急な斜面をジグザグに登り切ると稜線で足和田山方面への分岐。ここは右折し、毛無山に向けて樹林の尾根を登っていく。8時半に河口湖マラソンのスタートを告げる花火の音がはっきり聞こえた。以後もアナウンスの声が時々聞こえてきた。登るにつれて、樹林の間から時々西湖、河口湖、そして富士山をチラチラと見ることができた。今日は快晴、でも日陰にいると少し寒い。途中男性何人かのパーティと男性単独行者を追い抜いた。しかし、三日前の福知山マラソンの疲れが残っていて、ふくらはぎがきつい(;_;)。ペースはあがらず、騙し騙しの登りが続いた。
 樹林がとぎれて笹原になり、眺望が開けたらすぎに毛無山頂上に到着(^_^)。しばし、休憩。富士山が真っ正面に白い。追い抜いた男性単独行者が来て、次に追い抜いた男性パーティが来て、写真を撮ってもらい、先は長いのでそそくさと出発。
 しばらく行くと「一ヶ岳」の道標、早くも十二ヶ岳の稜線の一角に入ったようだ。ここからは小さなアップダウンが続く。ガイドブックにあるように四ヶ岳は眺望良好。九ヶ岳は頂上は通らず左側を道は巻いていく。しかし、ちょっとした藪を抜けて頂上を踏んできた。十一ヶ岳で男女混成パーティが休憩していた。ここからは急降下で吊り橋が掛かったキレットである。そこからは鎖場の急登を登り切るとようやく樹林の中の十二ヶ岳頂上。
 大パーティが丁度出発するところだった。樹林の切れ間から富士山が美しい。岩に登ると南アルプス方面もよく見ることができた。
 10分余り休憩後、縦走再開。途中にロープや鎖のある場所があり、そこで先ほどの大パーティを抜いていく。樹林の中の道を緩やかに登り、着いたピークが金山で御坂山塊の主稜線である。三叉路になった頂上はテントを張ることができそうだ。ここで右折し、まずは節刀ヶ岳を目指す。
 ちょっとしたアップダウンを過ぎ、道標がなくて見過ごしそうな節刀ヶ岳分岐を過ぎると樹林が途切れ、眺望が開ける。そこから一登りで樹林に囲まれた節刀ヶ岳山頂。一部樹林が途切れて富士山を見ることができた。10分程休み、人の話し声が聞こえてくると同時に出発。
 山頂から少し下った所からは東方に黒岳、三ッ峠山に続く御坂山塊の主稜線が見渡せたが、黒岳まではまだまだ遠い。分岐に戻る途中で空荷の大パーティとすれ違った。これは先ほどのパーティか?
 分岐からは左折して、急降下、更に樹林の中のアップダウンが続く。幾つかの緩いアップダウンを過ぎる。金掘山1608mPは気付かずに通過したようだ。
 そうこうする内に草原の大石峠に到着。富士山が真っ正面に大きく美しい。男性パーティが休憩していた。私は先を急いで写真を撮っただけでそそくさと出発。
 この先も時々展望が開ける樹林の尾根のアップダウンが続く。不逢山1562mP、中藤山1665mPを通過し、樹林の中の小さな広場の新道峠到着。しばし休憩し、行動食を採る。
 ここからは破風山1674mPまでは樹林帯の登り、樹林の頂上は富士山方面の樹林が切れていた。一下りしてすずらん峠、そしてようやく黒岳への登りとなるが、この頃になるとさすがに結構きつい。
 やっとのことで樹林に囲まれた広場で崩れた小屋の残る黒岳山頂到着。南方に少し行って展望台で休憩。先客が何人かいて、大型カメラで写真を撮っている人もいる。私もここで記念写真を撮ってもらう。富士山は相変わらず大きく美しく、今日辿ってきた尾根が遥かに長く、感慨深く思える。
 時間はどんどん過ぎていき、あまりゆっくりはしてられない。後ろ髪引かれるが2時丁度に出発。
 黒岳頂上に戻り、更に東方を目指す。どんどん下っていくと20分余りで御坂峠到着。休業中の御坂茶屋があるがしっかりした小屋でもったいない。やはり富士山の眺めが良い。水場への分岐もあるが水場は確認せず。
 御坂峠から10分弱で送電鉄塔、このあたりで一人の男性とすれ違うが小屋関係の人か?更に10分余りの登りで樹林の中の広場となっている神坂山頂上。ここで夫婦連れに追い着いた。とりあえず記念写真を撮ってもらった。
 頂上から木の階段をかけ下り、天下茶屋への分岐で八丁峠へと続く稜線の道を外れ、南側にジグザグに下っていく。10分弱で天下茶屋の近くに下り着いた。この日は河口湖マラソンと言うこともあってか観光客が多かった。
 天下茶屋にはバス停もあったがこの時間帯には既にバスはなく、ここからは舗装道をジョギングモードで駆け下っていく。
 三ツ峠登山口まではまぁ良かったが、其の先は足が動かなくなり歩いてるのか走ってるのかよくわからん状態になりながらも、何とか進んでいった。三ツ峠入口から二つ目の尾根を越える所辺りで車が止まってくれ、そこでヒッチハイク、今日の行程は突如終わることとなった。
 三ツ峠入口までは自動車だとわずか3分程だった。その近くの民宿で入浴可とのことだったが通り過ぎてしまい、結局富士健康センターで降ろしてもらい、時間が押していたので速攻で入浴、¥1000+消費税だった。本当はもっとゆっくりしたかったのだが、道が混んでいそうなので、そそくさと出てきてタクシーを呼び、河口湖駅に向かった。渋滞していたが30分程で駅に到着、10分の待ち合わせでバスに乗り込み新富士駅に出て、こだまとひかりを乗り継いで帰阪した。

 この日は天気が良く、富士山や南アルプスの展望にも恵まれ、長い行程の晩秋の1dayハイクを思いっきり楽しむことが出来ました。今度、御坂山塊に来るときには真冬の雪のある時期にテントを担いで釈迦ヶ岳→黒岳→本栖湖と縦走してみたいです。

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