関東ふれあいの道を行く~東京編【3.富士見のみち】


- GPS
- 06:58
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,208m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR五日市線武蔵五日市駅より西東京バスにて上川苔BSへ 6:22発、6:56着 【帰り】 陣馬高原下BSよりJR中央線高尾駅へ 14:25発、15:08着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【全般】 ハセツネのコースの一部ということもあり、トレランさんが非常に多い印象です。 全般を通して特に危険な箇所もなく歩きやすい道ですし、出会いがしらにぶつかるような死角もほぼ無いのでそれほど気を遣う必要はないと思いますが、やはり登山とはペースが違いますので早めに道を開けるなどしてあげたほうがお互い気持ちよく歩けるかも知れません。 トレランさんは我々とは逆方向に走ってくる人が大多数でした。 なお、関東ふれあいの道としても本来は逆ルートです(陣馬高原下からスタート)。 【上川乗バス停~浅間峠】 バスを降りて進行方向へ少し歩いてすぐ左手の橋を渡り、S字カーブの道を登ったところで左手に登山口があります。 沢沿いに山に入り、新しい木橋を渡ってさらに少し登ると道は沢から離れ、九十九折れに斜面を登っていきます。 奥多摩山域らしい樹林帯の急斜面です。途中道幅が細いところも。 九十九折れを登り切って枝尾根の鼻先に乗ったところに小さな祠があります。 枝尾根に沿って登っていくと、尾根の北側から南側に乗り越した先で笹尾根に合流、浅間峠に到着します。 【浅間峠~熊倉山】 笹尾根を行きます。細かいピークを登ったり下りたり。滑りやすい粘度の高そうな土面の登りもあります。 迷うような分岐も危険な箇所もなく、これから涼しくなってきた季節にはちょうど良いお散歩登山が楽しめそうな静かな道でした。 熊倉山山頂にはベンチがあって休めます。 【熊倉山~生藤山】 道の様子は引き続き代わり映えしません。地味で落ち着いた尾根道です。 アップダウンが続くのも同様で、基本的にはずっと展望無し。 軍刀利神社では一部展望が開けて上野原市方面が見えます。天気が良ければ富士山が見える方角ですが、この日は真っ白けでした。 軍刀利神社からの下りはやや急な木段あり。生藤山へ向かうと巻き道との分岐があります。 生藤山への最後の登りは岩が混じるやや急な道となります。生藤山山頂はベンチで一休みできます。 一部展望があるようでしたが今回は雲しか見えず。方角から思うに晴れてれば多分富士山です。 【生藤山~醍醐丸】 生藤山からの下り道が今回のルート中では一番危険と言える場所かと思います。 傾斜が急で岩、木の根が入り混じっています。滑り落ちればひどい怪我をする可能性があるので慎重に。 醍醐丸までは相変わらずのアップダウン尾根道が続きますが、基本的に全てのピーク(茅丸、連行山など)に巻き道があり、体力的にきつければスルー可能です。 なんなら醍醐丸自体も巻けちゃいます。この辺りの巻き道の充実っぷりはトレラン向け? 醍醐丸への登りはやや滑りやすい土の道となっています。 【醍醐丸~和田峠~陣馬高原下バス停】 地味な下り道です。面倒な箇所もなく歩きやすい道でした。 和田峠の茶屋は本日閉まっていました。 陣馬高原下BSまでは舗装道の下りで、時折車が通るので注意です。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]ある意味お約束[/color]
結局夏山らしい夏山に登る前に夏山シーズンの終わりを迎えてしまった感がある。
実は今年はまだ梅雨明けをしておらず、これから梅雨が明けて本格的な夏山シーズンが始まるんじゃないかという妄想を抱くほどに、今年の夏は天気に恵まれなかった。
全国的にも大雨による災害が多発、例の震災以来、何十年に一度という大雪やら大雨やらが続き、日本の気候はどこか壊れてしまったようにさえ感じる。
そんな中、今週末は比較的天候に恵まれたと言える。
すでに涼しげな秋風を感じさせる空は、快晴とはいかなくとも土砂降りの中をとぼとぼ歩く羽目にはなりそうもない程度には落ち着いた天気だった。
今週も一日しか休みが取れないので遠出は避け、近場の関東ふれあいの道の続きに出かけてみた。
洞窟と滝のみちか、富士見のみちかで迷ったものの、もしかしたら間違って晴れちゃったりするかもという期待を込めて富士見のみちへ。
富士見のみちは陣場高原下から和田峠を経て笹尾根を辿り、桧原村へ抜けるコースである。
今回は帰りのバスの便を考えて逆方面から歩くことにした。
予想通りの涼やかな空気の中、地味で落ち着いた笹尾根は良いハイキング路だと感じた。
ハセツネのコースということもあり、すれ違う人はほぼトレイルランナーだ。
適度なアップダウンも良い。
開放感のある展望や雄大な景色は皆無ではあるものの、のんびりとお散歩ハイクするのにはもってこいの道だった。
何と言っても印象的だったのはキノコの群れだろう。
やつらは条件さえ整えばどんだけでも巨大化するという見本のような成長っぷり。
赤や黄、白のキノコがニョキニョキモサモサ立ち並び、さながらスーパーマリオの世界のようだった。
和田峠に下りたあと、陣場高原下までの舗装道歩きにはやや辟易するものの、山中に関しては気持ちよく歩くことが出来た。
“富士見のみち”と名付けられた道を歩いたものの、富士山の影も形も見当たらなかった点については、
「関東ふれあいの道とは、そういうものだ」
と、もはや達観している。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]きのこ天国[/color][/b]
PlanBで関東ふれあいの道。
天候に恵まれず計画していた山行が流れまくって8月が終わってしまいました。
雨上がりの後だし【鍾乳洞と滝のみち】がいいかな?と迷ったけれど、低い所なら長めに歩きたいと【富士見のみち】に。
富士山の見える時に行こうと後回しにしていたけど結局雲多めで富士山みえなかった。
でもいいんです!
道に茸さえあけば景色なんてどーでもいいんです!
今までで一番きのこが生えている道だ。
ヒイロウラベニイロガワリ,ヘビキノコモドキ,コシロオニタケ,シロタマゴテングタケ,タマゴタケ,ウスムラサキタマドリタケ,シロマツタケモドキ
ホオベニシロアシイグチ,ニセアシベニイグチ,ススケヤマドリ,アワタケ
,アミタケ,アカヤマドリ…etc(*゜∀゜*)ムハー!!
テングタケ科やイグチ科の茸さん達一杯。
動画やブログで「自然の木の実・山菜・きのこ狩り」的なモノを公開している方がいるけど許可ないと泥棒になっちゃうんだね。
人が行きかうメジャールートであれだけ食べられ茸も一杯生えまくっているという事は里の人もきのこ泥棒も採りに来ないんですね。
茸一杯観れて超ご機嫌のあたし。
「普通に山歩きしたって感じ」
と思うように夏山に行けなくて退屈気味のMiz。
気が向いたら散歩しに通いたい道だけど行きと帰りのバス移動がね…。
また富士山が見えている時に歩かなきゃだね。
期待せずに行かなきゃ、何せ『湖のみち』のしょんぼり感があるからね。
スゲガサと申します。
私も、同じコースを、同じく逆走しました。
私が歩いたときに一番の富士見だったのは、軍刀利神社前の展望台(ベンチ)でした。
そこから進むにつれて、どんどん富士山が遠くなったことを覚えています。
私は奥多摩の道が好きですから、また歩きたいと思っています。
どもです。
起点がどちらもバス停からのスタートでバスが苦手な私は
ちょいとアクセスがなんですが…散歩的な山歩きが出来き
すれ違う人が多かったけれどトレランさんなので一瞬で
静かに歩けて良い道でした。
あれだけ人が通るのにキノコが一杯でびっくりです。
陣馬高原下からスタートするとじょじょに富士山が見えて
軍刀利神社前で富士山クライマックスなのですね。
確かにあそこが一番視界が開けてました。
陣馬山方面へ行くのでてっきり陣馬山並みに良く見晴らせるのかと思ってましたが…木が多いので周りに何もない陣馬山のようには見えないのでしょうね。
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