ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 505021
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

特別な山、富士山

2014年09月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:17
距離
18.9km
登り
1,735m
下り
1,734m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:11
休憩
2:06
合計
9:17
1:48
15
スタート地点
2:29
2:29
14
3:57
3:58
20
4:18
4:22
69
5:31
5:48
1
6:48
6:48
7
6:55
6:55
5
7:00
7:11
6
7:17
7:17
5
7:22
7:27
8
7:35
7:36
9
7:45
8:12
9
8:21
8:21
5
8:26
8:26
5
8:31
8:33
3
8:36
8:37
9
8:46
8:47
16
9:50
9:52
18
10:24
10:24
12
11:05
ゴール地点
富士スバルライン五合目〜久須志神社 4h30min
久須志神社〜剣ヶ峰〜下山口(時計回り) 1h53min
下山口〜富士スバルライン五合目 1h55min
※休憩、トイレ、剣ヶ峰待ちを含む
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士スバルラインのマイカー規制が9月から解除されました。9月は24時間通行可能のようです。
夜11:30、五合目駐車場は満車で1キロちょっと手前の駐車場に停めました。
夜中でもガードマンが誘導してくれて助かります。
コース状況/
危険箇所等
危険な個所はありませんでしたが、高山病が危険です。
初めてなのでゆっくりゆっくりを心掛けて登りました。
3200mを越えたところですこーし頭が痛くなり、それ以降は呼吸が苦しいのでゆっくりと。
七合目から八合目は溶岩の岩場登りで、あちらこちらで人が座り込んでました。
満点の星空を見ながら出発です。
2014年09月06日 01:46撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 1:46
満点の星空を見ながら出発です。
入山料を支払うとバッジをもらえました。
2014年09月06日 02:17撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 2:17
入山料を支払うとバッジをもらえました。
はるか上のほうに山小屋の灯りが連なって見えます。
2014年09月06日 03:19撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 3:19
はるか上のほうに山小屋の灯りが連なって見えます。
ウッドデッキの山小屋。ここは七合目。
2014年09月06日 03:57撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 3:57
ウッドデッキの山小屋。ここは七合目。
八合目の手前で、人生初の3000m超え!
2014年09月06日 04:11撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 4:11
八合目の手前で、人生初の3000m超え!
八合目。深呼吸をしながらゆっくりと登ってきました。
2014年09月06日 04:16撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 4:16
八合目。深呼吸をしながらゆっくりと登ってきました。
少し空が明るくなってきた。雲の切れ間から下界の夜景が少し見えたのがきれいでした。
2014年09月06日 04:38撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 4:38
少し空が明るくなってきた。雲の切れ間から下界の夜景が少し見えたのがきれいでした。
本当に山小屋がいっぱい。休憩しながら行くので便利です。
2014年09月06日 05:01撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 5:01
本当に山小屋がいっぱい。休憩しながら行くので便利です。
雲海からご来光です。
2014年09月06日 05:24撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 5:24
雲海からご来光です。
あっという間に出てきました。
2014年09月06日 05:26撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6
9/6 5:26
あっという間に出てきました。
山肌も赤く照らされます。
2014年09月06日 05:27撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4
9/6 5:27
山肌も赤く照らされます。
真っ暗な中、登ってきた道。ここから見る緑がすごく綺麗でした。
2014年09月06日 05:45撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
9/6 5:45
真っ暗な中、登ってきた道。ここから見る緑がすごく綺麗でした。
山頂が見えてきました。
2014年09月06日 05:51撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 5:51
山頂が見えてきました。
九合目。もうすぐ。ひゃー苦しい。
2014年09月06日 06:27撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 6:27
九合目。もうすぐ。ひゃー苦しい。
息苦しくてゆっくり登るけど、みんなも苦しいのか、抜かしていく人はいませんでした。
2014年09月06日 06:27撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 6:27
息苦しくてゆっくり登るけど、みんなも苦しいのか、抜かしていく人はいませんでした。
山頂手前の鳥居。写真を撮る人がたくさん溜まってたので急いで通過。
2014年09月06日 06:47撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
9/6 6:47
山頂手前の鳥居。写真を撮る人がたくさん溜まってたので急いで通過。
やったー!!!初登頂。おめでとう。
2014年09月06日 06:48撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
9/6 6:48
やったー!!!初登頂。おめでとう。
反対側の剣ヶ峰を目指します。
2014年09月06日 06:52撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 6:52
反対側の剣ヶ峰を目指します。
御殿場からのゴール地点まで来ました。剣ヶ峰までもう少し!
2014年09月06日 07:22撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 7:22
御殿場からのゴール地点まで来ました。剣ヶ峰までもう少し!
噴火口には雪が少し。噴火口に降りられるんだよね。
2014年09月06日 07:23撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 7:23
噴火口には雪が少し。噴火口に降りられるんだよね。
エプソンのGPSウォッチは正確。剣ヶ峰にて。
2
エプソンのGPSウォッチは正確。剣ヶ峰にて。
とうとう日本一に立ちました。
2014年09月06日 08:10撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6
9/6 8:10
とうとう日本一に立ちました。
南アルプス。甲斐駒は北岳より高く見えた。
2014年09月06日 08:31撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 8:31
南アルプス。甲斐駒は北岳より高く見えた。
こちらは八ヶ岳。
2014年09月06日 08:32撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 8:32
こちらは八ヶ岳。
一周まわって、戻ってくると西湖がきれいに見えた。
2014年09月06日 08:41撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 8:41
一周まわって、戻ってくると西湖がきれいに見えた。
帰りは味気ない砂礫の道をひたすら下ります。
2014年09月06日 08:56撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/6 8:56
帰りは味気ない砂礫の道をひたすら下ります。
ようやく六合目まで戻ってきました。足痛い!
2014年09月06日 10:09撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 10:09
ようやく六合目まで戻ってきました。足痛い!
途中からずっと馬車の後ろをついて行きました。
2014年09月06日 10:31撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 10:31
途中からずっと馬車の後ろをついて行きました。
五合目は霧に包まれましたが、大勢の観光客でにぎわってました。
2014年09月06日 10:48撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 10:48
五合目は霧に包まれましたが、大勢の観光客でにぎわってました。
駐車場まで歩く途中、少し霧の中から山頂が見えました。
2014年09月06日 11:00撮影 by  EX-ZR200 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/6 11:00
駐車場まで歩く途中、少し霧の中から山頂が見えました。

装備

個人装備
マスク
備考 ゴーグル

感想

8月も終わりに近づいたころ、「山登りをしているのにどうして富士山に登らないの?」と妻に言われました。
どうして?って、人がやたら多いし、高山病が怖いし、日帰りじゃきつそうだし。
一番の理由は人が多いことかな。自分も人なのに。
でも、妻に言われてから、「確かに。眺める富士山は大好きなんだし、一回登っておけば、また今度、眺めるときにも感慨深くなるだろうな」と思ったので、シーズンも終盤でしたが毎週末の天気を睨んでチャンスをうかがってました。
それから、毎週土曜の天気予報は傘マークで、今週も傘マークでしたが、崩れるのは夕方か夜からだったので、思い切って行動に移しました。

初めてなので、一番お気楽と言われている富士吉田口から目指します。

金曜日の夜、9時過ぎに自宅を出発、中央高速でスバルライン五合目を目指します。
8月だとマイカー規制のため、麓に駐車してバスで行かなければなりません。そうすると、早くても五合目を出発するのは5時半ころになってしまいます。
9月に入りマイカー規制が解かれ、しかも24時間通行出来たので、早出早帰りを基本とする自分にとってはスタート時間に縛られないので良かったです。

夜の11時半、既に五合目は満車とのことでガードマンの指示に従って1kmほど手前の駐車場に駐車しました。
ご来光には特に興味は無く、4時頃に出発、と考えていたので、さて、寝よう、と横になると、後から来た人たちがドタバタと準備をして次々出発していくのに驚きました。この人たち、寝ないのかい?と。そうか、ご来光が目的か、とこのとき初めて気づきました。
30分くらいして、ようやく外の人が出発して静かになり、うとうとするも、次々と下の方からも歩いて登って行く人がいて、気持ちも落ち着かなくなり、今からでも出発すれば途中でご来光が拝めるかもしれないし、と出発することにしました。

深夜1時45分、満点の星空を眺めながら歩き始めます。既にご来光目的の人たちはみんなスタートした後なので、誰もいない車道を五合目に向かいました。

五合目からは真っ暗な道を六合目までゆっくり登ります。とにかく高山病にならないようにゆっくりと。でも六合目までは比較的早く感じました。

六合目から本格的な登りですが、しばらくは砂礫と階段の道が続きます。斜度はそれほどでもありません。でもズルズルの地面なので少し歩きにくいです。
ご来光はまだかな、と、何度も水平線の方向を振り向きながら登って行きます。

七合目に到着、バナナを食べて少し休憩。ここから溶岩の急な岩場が始まります。真っ暗な中、慎重に足場を探しながら登って行きました。深呼吸を繰り返しながら、でも時々呼吸が荒くなると立ち止まって息を整えながら行きます。
だいぶ明るくなってきたのでヘッドライトを外しても、なかなか太陽は顔を出しません。

標高3200m越えたあたりで少し頭が痛くなってきたので、さらに呼吸を深く、ゆっくりと登ることを意識します。でも、一人だと会話も無く黙々と歩けるので、自分を抜いて行く人はいませんでした。

七合五勺、標高3300m、5時25分、ようやく日が出ました。ご来光には興味ないと思っていたけど、ちょっと嬉しかったです。やっぱり富士山からのご来光は特別です。

その後も息苦しく、空気が薄いのを感じながらゆっくりゆっくり登って行きます。幸い、頭の痛みは激しくなることはなく、落ち着いて行きました。

そして、9合目を過ぎると、殺伐とした光景の中に山頂がはっきりと見えてきました。自分だけでなく、みんな苦しいのか、みんなの足取りも重いようでした。そして、あちらこちらにうずくまって休んでいる老若男女。やっぱり富士山は楽ではないな、と思い知らされました。

6:48、山頂。
人が多いのでバッジだけ購入すると、すぐに剣ヶ峰を目指しました。
アップダウンはそれほどでもありませんが、それでも少しあるくと息が乱れます。
初めて見る噴火口はとても迫力がありました。
昔はみんなこの中にゴミを捨てていたようでしたが、今はきれいになっているのでしょうか。上から見る限りゴミはありませんでした。

剣ヶ峰への急な砂道を登り切ると、写真撮影の行列ができていました。20分くらい並びました。並びながらカレーパンを食べていたのは私です。

山頂をぐるっと回って、下山です。下山は登りとは大違いの変化の無い砂礫の道をひたすらジグザグに下ります。長い長い、下っても下っても終わらないように思いました。六合目が見えてきたときは山頂に着いた時と同じくらい嬉しかった。
日ごろから一応少し訓練しているので足腰は何ともなかったけど、やっぱり靴が合わず、靴擦れが痛かった。。。

徹夜で歩くなんて自分には絶対無理、と思っていましたが、出来てしまうものです。下山して知りましたが、これを弾丸登山というんですね、自分としては早出早帰りで何の問題も無いと思うのですが、登山経験の無い人はやめた方がいいですね。

富士山はやっぱり特別の山でした。高尾山がそのまま大きくなったような、いろんな人が登っていて面白かったです。やっぱり外人さんは軽装でした!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:686人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 富士・御坂 [日帰り]
富士山(吉田口〜お鉢巡り〜吉田大沢滑走)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山(吉田口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら