夏から秋へ 大日三山縦走


- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 680m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
2日目:6:36雷鳥荘―6:54浄土川―7:45室堂乗越―9:29奥大日―11:27七福園―11:42中大日―12:14大日小屋12:30―12:42大日岳13:00―13:13大日小屋
3日目:5:51大日小屋―8:02大日平山荘―8:51牛首―9:26猿ヶ馬場―10:19大日岳登山口―10:35称名滝駐車場
天候 | 1日目 雨のち晴れ 2日目 晴れ 3日目 霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山ICから称名滝まで:快適な片道1車線道路でスムース。 称名滝駐車場から立山駅までバス。 立山駅からケーブルカー、バスを乗り継ぎ室堂へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥大日からの下り、一回道迷いしました。 トラバース気味の下りですが、落ちたら称名谷です。 七福園、中大日と特に問題はありません。 大日小屋からの下りは大岩ごろごろの急坂です。 慎重に下ります。梯子もあり、助かります。 登山道に水が流れています。雨の日は大変でしょう。 大日平の木道、小屋までの古い木道は滑りやすいので要注意です。 小屋からは新しい木道で大丈夫です。 新しい木道の先には古びた木道や丸太の土留め階段があります。一度、尻餅をつきました。 牛首からは急坂。登山道が崩壊しているところもあり、気を引き締めて下ります。所々、登山道が崩壊していますが、巻き道がつくられていますので大丈夫です。 |
写真
立山フェスの関係でしょうか、雷鳥荘にお泊りです。
感想
ひと月前、台風で断念した大日三山縦走です。天気予報では雨、雲、晴れマークが混在しています。前回は公共交通機関で室堂まで行きましたが、今回は車です。称名滝の駐車場に車を置いて、バスで立山駅まで逆走。立山駅からケーブル、バスを乗り継いで室堂に行きました。
雨の中、室堂を散策し、ひと月前と同じ雷鳥荘の203号、同じベッド。乳白色の温泉、ぬるめのいい湯、いつまでも浸かっていられます。
翌朝は晴れ、室堂乗越までは前回来た道。前回全く見えなかった剱岳ですが、今日はこんなによく見えます。奥大日に登るにつれ、山々が姿を現してきます。深く切れ込んだ称名谷、その向こうに弥陀ヶ原、バス道路がくねくね。薬師が頭を出し、やがて、笠、黒部五郎、槍、穂高。剱の右手に五竜、続いて左手に白馬。なんてまた幸運、青空の下、360度、山また山、南アルプス、八ヶ岳まで見渡すことが出来ます。夏の花、秋の花、始まりかけた草もみじ。奥大日でゆっくり、中大日でゆっくり、そして大日岳でたっぷり時間を過ごします。
一服剱、前剱、そして剱岳。大きい、鋭い岩峰、あんな山、どうやって登ったのだろう。左手に続く早月尾根、一度は登ってみたかったのですが、あそこを登ることはもう無いでしょう。
大日小屋、外に出て、正面の剱を眺めながらビールとブランデー。谷から湧き上がる雲、移り変わる剣の姿を眺めながら夕食までの時間を過ごします。ゆったりゆったり、時が流れます。大日小屋に泊まって良かった。
大日小屋からの下りは、大岩ゴロゴロの急坂。登山道に水が流れ、何度か渡渉もありますが左程のことではありません。立山カルデラ、大日平はラムサール条約加盟の湿地。木道を歩きます。大日平小屋からは、つけられたばかりの真新しい木道が続きます。良〜い・・・。
カルデラ台地から流れ落ちる落差日本一の称名滝。大日平、弥陀ヶ原の高さを思い知らしめる滝でした。
う〜ん・・・、夏から秋へ移り行く大日三山縦走。良かった。
コメント
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素晴らしい景色ですな。立山カルデラ、見てみたい。
大日小屋での移り変わる剣岳の眺めもお酒片手に最高でしたね。
ずっとそこにいたくなりますな。
お尻大丈夫ですか?
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