夜叉神峠〜北岳

2023年01月08日(日) ~ 2023年01月09日(月)

• GPS: 13:51
• 距離: 32.2km
• 登り: 3,478m
• 下り: 3,474m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:14

距離 13.0km 登り 1,935m 下り 685m

6:54 スタート地点
7:13 7:13 崖澤橋
7:17 西口登山口
7:22 7:22 御野立場
7:28 7:29 大崖沢橋
8:08 8:08 鷲ノ住山
9:10 9:25 アルキ沢橋BS
11:09 11:09 池山
11:16 11:35 池山御池小屋
12:19 12:19 城峰
13:12 宿泊地

2日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:57
• 合計: 9:20

距離 19.1km 登り 1,575m 下り 2,814m

6:00 宿泊地
6:33 6:55 ボーコン沢ノ頭
7:44 7:44 八本歯のコル
8:02 8:03 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:14 8:17 吊尾根分岐
8:35 8:59 北岳
9:07 9:08 吊尾根分岐
9:13 9:14 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:23 9:24 八本歯のコル
10:00 10:01 ボーコン沢ノ頭
11:35 11:35 城峰
11:53 11:53 池山御池小屋
12:01 12:01 池山
12:46 12:54 アルキ沢橋BS
14:12 14:12 鷲ノ住山
14:46 14:47 大崖沢橋
14:49 14:50 夫婦滝
14:53 御野立場
14:59 14:59 西口登山口
15:04 崖澤橋
15:26 ゴール地点

天候

☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠に駐車

コース状況／危険箇所等

夜叉神ゲートは冬季閉鎖のため徒歩でロードを歩く。林道は一部凍結がある。いくつかのトンネルは暗く長いため要ヘッドライト。鷲ノ住山を経由して野呂川まで400m下降し、奈良田-広河原の県道に合流。再びロードを歩き、あるき沢橋バス停から吊り尾根へ登る。ここ最近は降雪がなく、年末年始で入山者も多かったためトレースは明瞭で雪もしまって歩きやすいためペースを上げられた。ボーコン沢の頭や吊り尾根分岐では融雪して夏道が露出している箇所もある。
この日の八本歯は比較的難しくない状態でしたが、冬季ですので降雪状況やその日の天候で難易度は大きく変わると思います。

写真

1/8 6:52

夜叉神峠駐車場から出発。30台くらい駐車されていて驚く。冬季トイレあり(このときはペーパーもあった)。駐車場すぐ横のゲートを通過する。

1/8 6:52

狭いので大型ザックに外付けしていると通らない可能性あり。その場合はゲート上から通すしかないかも。

1/8 6:59

歩いてすぐ夜叉神トンネル。この日はシャッターが上がっていたけど帰りは閉まっていた。

1/8 7:38

白峰三山がチラ見え。西農鳥、間ノ岳、北岳。

1/8 7:52

1時間弱歩いて鷲ノ住山に入る。登りはほとんどなく、野呂川に向かって400mくだる。

1/8 8:10

雪は少ないが急な下りもあるのでチェーンスパイクをつけた。

1/8 8:20

野呂川が見えてきた。

1/8 8:36

野呂川発電所の吊り橋。定員1名。けっこう揺れる。

1/8 8:40

橋を渡って県道へ合流する。ピンクテープがありそれほど迷わないが、岩場に乗りあげるように進む箇所もある。

1/8 9:11

またロードを歩いて、ようやく吊り尾根の登山口へ。

1/8 9:40

積雪は薄い。チェーンスパイクがちょうどよい。急登。ピンクテープはある。この日はトレースもあって歩きやすい。

1/8 11:15

池山につくと少し平坦な道になり、すぐに2050mの池山御池に着く。3連休ということもありテント、避難小屋泊の方が多い。2泊行程の方が多かったようだ。

1/8 11:18

小屋の中をちらり。こじんまり。

1/8 12:35

2372mの城峰から先にも幕営適地は点在している。3連休には10組以上が入山していたようだ。

1/8 14:06

私は砂払の手前2600m付近に幕営した。整地されていて苦労せずに済む。ここはDocomoの電波が2本立った。

1/8 17:03

歩いてすぐ展望のよい場所があり、夕暮れを眺めることに。

1/8 17:07

農鳥岳、間ノ岳。夕日は稜線の向こうに沈む。

1/8 20:03

透湿性のない生地のシェルターなので結露がすごい。少し風で生地が揺れてシェルター内に結露の雪が降る。水ではないのであまり問題ない。

1/9 6:19

翌朝も好天。ボーコン沢の頭で日の出を見ることにする。日の出30分前の東の空が異様に赤い。

1/9 6:35

日の出15分前。青と赤のグラデーションが綺麗。

1/9 6:49

出てきた

1/9 6:53

うおお😭最高の日の出だー

1/9 6:55

北岳バットレスと月。

1/9 6:56

朝焼けの北岳バットレス

1/9 6:56

農鳥〜間ノ岳も赤く染まる

1/9 6:57

甲斐駒

1/9 7:06

どんどん明るくなってくる

1/9 7:11

雪は少ないけど迫力あるなあ

1/9 7:33

八本歯の頭から

1/9 7:37

八本歯のコルへの下降。積雪は少なく岩が見えるので難しくはない。

1/9 7:40

ここはかなり垂直に下降するので、雪で岩が隠れると難しくなりそう。ガイド本なんかだと条件によってはロープを出すべしと書いてある。

1/9 7:45

コルから振り返って見上げる八本歯の頭。

1/9 8:02

トラバース分岐、吊り尾根分岐は岩が露出している。

1/9 8:16

吊り尾根分岐から稜線の西側に入る。強い西風が吹き始める。

1/9 8:22

トラバースして頂上へ向かう。ここもコンディションによっては要注意。

1/9 8:28

山頂が見えた。

1/9 8:32

山頂部は少しだけ風が弱まった。

1/9 8:40

無事に到着。最高の展望。

1/9 8:41

仙丈ヶ岳

1/9 8:41

甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳

1/9 8:41

鳳凰三山

1/9 8:47

リモートシャッターで自撮りを試してみる。難しくて何度も撮り直しました。風が弱かったからバッテリーが落ちずに済みました。

1/9 8:58

白峰三山縦走路と南ア南部。すげー綺麗。歩きたいー。

1/9 9:03

下山はピストン。トラバース箇所は転んだら死ぬ。

1/9 9:23

八本歯の登り返し。

1/9 9:34

午前中はずっと晴れていました。

1/9 9:54

ん、なんかいた❗️

1/9 9:55

足元に来るまで気づかず。真冬の雷鳥は初めて見ました。全部で３羽を発見。去年生まれた兄弟かな。白くて丸い。

1/9 9:56

急にダッシュしてびっくり。夏より走るの速い❗️

1/9 9:57

隠れたつもりなのかな❓かわいい。

1/9 11:15

撤収して下山します。雪もしまって歩きやすいのでハイペースで下りました。

1/9 13:50

鷲ノ住山への400mの登り返しがキツイです。野呂川は深い谷間にあるんだなあ。

1/9 15:09

地獄へ至る道、ではなく夜叉神トンネルです。長すぎ。

1/9 15:20

いくら歩いても出口の光が見えないと思ったらシャッターが閉まっていました。右のドアで外に出ます。

1/9 15:26

無事に下山完了。夏によく行く芦安の金山沢温泉は冬季休業だそうで、他は探さずそのまま帰路に着きました。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

きょんしー

大晦日に聖岳を登り、積雪が少ないのに驚きました。最近は降雪もないし、あまり厳冬期っぽくないコンディションになるのでどうかなあと悩みましたが、せっかくの三連休なので北岳を狙ってみることに。
予想通り入山者が多く、登頂しやすい状況でした。そこは物足りなかったのですが、好天で最高の景色が見られたり雷鳥に出会えたりしたので最終的には大満足の山行になりました。