白馬岳、2007年10月
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- GPS
- 08:25
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2007年10月18日
白馬岳
白馬岳は人気の山ということで、行くのを避けてきた。大勢過ぎる登山者は好まない。昨年は10月の連休に、冬型の気圧となって、吹雪となり、白馬山荘手前で力尽きて数人が遭難した記憶も生々しい。
大雪渓では、落石もあるという。自宅からも遠い。なかなか踏み切れずにいた。今年も駄目か。初雪もあった。でも意を決して、白馬岳に登ることにする。白馬山荘のホームページでも初雪のことに触れていた。白馬山荘も21日で閉まる。頂上山荘は、既に閉まっている。
この白馬山行では、正確な記録を取っていないので、山行記を登録するようになってからの記憶で記す。時間的な記録はなしとする。
まず、自宅から高速で豊科ICへ。そこから、ひたすら一般道を走る。長野オリンピックのジャンプ台も見えた頃に猿倉へ向けて、左折。わかり易い道で難なく猿倉に到着。
駐車場と書かれたところに駐車。2台。
猿倉を出発。白馬岳のほうはガスに隠れたり、晴れ上がったり、雪が見える。緊張が走る。
白馬尻。小屋がない。小屋があると聞いていたのに。既に営業を終えて、雪崩を避ける為に取り壊されていたのだ。
雪渓。すごい。アイゼンをつけるかどうか、迷ったが結局つけなかった。一部、わかりにくいところもあったが、無事に通過。見上げると初冠雪の雪もはっきり見える。
さらに高度を稼いで行くと凍てついたところも。でも登り難い訳ではない。
小雪渓のところで、少し道を外れてしまい、ここで初めてあった下山者に間違いを指摘される。小雪渓も消えていた。この下山者は昨日、白馬山荘に宿泊したという。6名だったとのこと。結局、この下山者とは、猿倉でまた会うことになる。かなりゆっくり下山されたようだ。左右に目をやる。高い山に登っている感じが良く出るいい道だ。
登山者に会わないので、耳を澄ますと落石の音が頻繁に聞こえてくる。自分も落石に遭遇しないよう、上も見ながら進む。でも本当に落石の時は、うまくかわせるのか。回りはガスが支配的になってきた。
頂上小屋。既に営業を終了している。
白馬山荘も見える。
大きい。
稜線。雪もあるが、わずかだ。
白馬山荘。
白馬岳頂上へ。
誰かが、先をリュックも背負わず、歩いていた。頂上について、すぐに、その女性が頂上を少し過ぎたところから戻ってきた。白馬山荘のスタッフだった。既に回りはガス。30分も話をしたか。山荘に来る様々なお客さんの話をした。なぜ風呂がないのか、とか、お酌を求める客、予約したのに、こんなに混んだと文句を言う客、色々いるらしい。その中で、下山時に猿倉で再会する下山者の話がでた。足が遅く、携帯電話もないので、白馬山荘が、その下山者の為に、3:00PMに猿倉にタクシーを予約しておいたという。
それにしてもガスがなかったら、それだけすばらしい景色か。
名残惜しいが、山頂をあとにする。先ほどのスタッフに聞いたことだが、昨年の遭難は、白馬山荘のわずか手前であったという。白馬山荘には、ちっちゃな雪だるまも作られていた。しばらく下ると、昨年の遭難場所を通過した。小屋から5分もかからない。でも吹雪であればどんなであっただろう。
本来なら、白馬三山を縦走して、猿倉に下りたいところだが、時間がないので、そのまま頂上山荘から猿倉へ下る。
下りでは、合計で4人の登山者に会った。テントを担いでいる人もいた。雪渓では、難渋した。アイゼンをつけたが、一度途中で外したのが良くなかった。一部雪渓ではなく、高巻きを歩いたが、ずーとアイゼンをつけて雪渓を下るのが良かったと思う。
白馬尻。
安心だ。
あとは、普通の登山道を下るだけ。
猿倉に到着すると、登りであった、例のおじさんにあった。ということは、3:00PMごろに付いたということか。正確な記録が取っていないので大変だ。
白馬に登った言う満足感はあるが、景色がなかった分、白馬三山を回っていない分、未消化な山となった。そのため、記録もちゃんと残さなかったかもしれない。
からだを拭いて、着替えをして、さて出発。
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